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人気の飼いやすい海水魚ベスト20!初心者におすすめな魚種・混泳のコツ!

コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。

人気が高く飼育しやすい海水魚ベスト20をランキング形式でご紹介します。

海水魚はアニメ映画で一躍有名になったカクレクマノミやナンヨウハギのように、ユニークな外見で可愛らしく育てやすい種類の人気は特に高く、幅広い年齢層から支持を集めています

海水魚も飼育水槽内で淡水魚のように混泳させることができますが、縄張り意識などが強い種類が多く、同属・同種同士の喧嘩が起こったり、後から水槽に入ってきた魚に攻撃をしたりすることがあります。
そのため、魚種選びは淡水水槽よりも慎重に行うことが大切です。

マリンアクアリウムの初心者からおすすめできる、人気があり飼育しやすい海水魚種と、海水魚の混泳のコツについて解説いたします。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

プロアクアリストたちの意見をもとにご紹介


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

東京アクアガーデンでは、海水魚水槽の設置も数多く行っています。生体には細心の注意を払い『飼育しやすく、ケンカしにくい海水魚』を選んで導入しています。
レンタル水槽の設置場所は、店舗前や受付・エントランスなど人目に触れる機会の多い場所への設置が大半です。ケンカを頻繁に起こすような魚種の組み合わせでは水槽のクオリティと満足度を高めることができません。
そのため、魚種の組み合わせパターンなどを日々、研究しています。

このコラムでは東京アクアガーデンが実際に採用している、飼育しやすい・小競り合いを起こしにくい・かわいらしい海水魚種をまとめました。

ご参考までに、ぜひご覧になってください。

飼育しやすく初心者におすすめな海水魚を動画で見る

このコラムの内容は、YouTube動画でもご覧いただけます。

飼育しやすいおすすめな海水魚を音声付きでご紹介しています。

【Part1】

【Part2】

東京アクアガーデンでは人気の記事動画をYouTubeチャンネルトロピカチャンネルで随時配信しています。
淡水魚・海水魚のご紹介だけでなく、水槽運用すの素朴な疑問から飼育のポイントまで、続々アップしていきます。

ぜひチャンネル登録をお願いいたします。

飼育しやすい海水魚の特徴


海水魚飼育はなんだか敷居が高く感じられ、淡水魚飼育で慣れてから始めるという方がほとんどです。
マリンアクアリウムは、人工海水の維持や作成こそコツがいりますが、水槽管理の基本は淡水魚水槽と同じです。

海水魚たちにも人懐っこい性格のものもいるなど、イメージ以上に親しみやすいアクアリウムと言えるでしょう。

飼育しやすくおすすめの海水魚種には下記のような特徴があります。

  • 丈夫で病気にかかりにくい
  • 大きく成長しすぎない
  • 人工飼料に餌付いている
  • 性格が温厚

■丈夫で病気にかかりにくい

淡水魚でも同じことなのですが、「病気にかかりにくい」というのは最も重視したいポイントです。

海水魚飼育では、淡水魚飼育にはない飼育海水の比重測定やしっかりとした水温管理などが求められるので、飼育開始時はどんな飼育環境がベストなのかが掴みにくいです。

そのため海水魚飼育を初めて飼育する場合は、丈夫な海水魚種から飼育を始めるのが良いです。特に水換のたびに比重と水温は同じに揃える必要があるので、水質の変化に強い種類をおすすめします。

水質の変化に強いということは、環境の変化や病気にも強く、罹りにくいです。
基本的には、ワイルド(野生種)よりもブリード(養殖種)のほうが、水槽飼育に慣れているため飼育しやすいです。

■大きく成長しすぎない魚種

海水魚は中型魚といっても、25cm程度になるものなど大型水槽での飼育が推奨される魚種がほとんどです。
海水魚は回遊性が高いので、水槽サイズは横幅だけでなく十分な奥行きが必要になってきます。

一般的な飼育水槽サイズである60cm水槽などで飼育する場合は、必ず最大体長を確認してから購入しましょう。

■人工飼料に餌付いている

海水魚では人工飼料に餌付いていない個体がいることがあります

ワイルド種は生餌しか口にしないことも珍しくありません。
海水魚飼育に慣れないうちは、人工飼料に餌付けができているかを確認して購入しましょう。

ブリードの個体であっても、環境の変化でストレスを感じ、餌を食べなくなることもあります。その場合は魚の大きさにあった冷凍餌(イサザアミ、ブラインシュリンプ、コペポーダなど)を与えると拒食を回復しやすいです。

■性格が温厚な海水魚

海水魚にも人間と同じように、それぞれ性格があります。

デバスズメダイのように温和で群れを好む魚種もいれば、複数匹で飼育すると縄張り争いや強烈なケンカを起こしやすいルリスズメダイのように、似た名前の魚種であっても性格が全く異なることもあります。

混泳水槽の管理に慣れない間は、気性が激しかったり、縄張り意識が強い海水魚は避けましょう

水槽内の魚同士のトラブルを避けることで、安定した長期間管理が行いやすくなります。

飼いやすく人気の海水魚ベスト20!

マリンアクアリウムでは、鮮やかな体色を持つ魚種の人気が高い傾向にあります。
そのなかでも育てやすいくかわいらしい人気種ベスト20をご紹介いたします。

1位:カクレクマノミ

(海水魚)カクレクマノミ(国産ブリード)(2匹)熱帯魚 北海道・九州・沖縄航空便要保温

サイズ ~9cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 ブリードは比較的温和。ワイルドは縄張り意識が強く、近縁種との混泳はできない。
混泳(複数飼育) 〇(他の魚種との混泳は◎)

アニメ映画がきっかけで一躍、人気魚種となったクマノミの仲間です。
その人気から、人工繁殖したブリードが多く販売されていて、餌付けに困らない・水槽飼育に慣れている個体が多いので、海水魚飼育の初心者からおすすめできる魚種です。

カクレクマノミは、イソギンチャクと共生を行うことでも知られており、名前の「カクレ」はイソギンチャクに隠れることが多いから、に由来しています。
しかし、イソギンチャクは飼育難易度が高いため、海水魚水槽の管理に慣れないうちは、同時に飼育することは控えましょう。

生まれたときには雌雄同体で性別がなく、大人になっていく段階で一番体が大きい個体がメスになり、二番目に強いの個体がオスになりペアが成立するという特徴があります。
一度ペアができると周囲にいる他のカクレクマノミに対して攻撃的になりやすいので複数飼育している場合は、ここでトラブルを起こしやすいです。

このことからカクレクマノミを飼育する場合は下記のことに注意すると、長期安定して飼育しやすいです。

  • カクレクマノミは最大で2匹までにする
  • 3匹入れる場合は、大きな水槽で多くの魚種と混泳させる

カクレクマノミの飼育に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

2位:ハタタテハゼ

(海水魚)ハタタテハゼ(1匹) 北海道・九州航空便要保温

サイズ ~7cm
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 非常に温和。ただし、同種だとケンカすることもある。
混泳(複数飼育) ◎(同種との混泳は△)

ハタタテハゼはホワイトからオレンジレッド、そして赤みのあるパープルへのグラデーションが綺麗な遊泳ハゼです。
「ハタタテ」とは特徴的なピンと立った背びれが、旗を立ているように見えるためです。

とても温和な海水魚ですが、やや臆病なところがあり、混泳相手によっては隠れがちになることもあります。

あまり体格差のある魚種とは混泳させないようにしましょう。

基本的には、餌付きが良く水質の悪化にも強いなど、とても飼育しやすい魚種です。
上記の気弱な性質から、小型~中型水槽でカクレクマノミなどの小型海水魚と一緒に飼育するスタイルが向いています。

地震などでいきなり水槽が大きく揺れたり、大きな音を出したりすると、驚いて水槽から飛び出してしまうこともあるため、飼育水槽には必ずフタを閉めましょう

3位:コバルトスズメダイ(ルリスズメダイ)

サイズ ~8cmほど
飼育の難しさ ★★★☆☆
性格の特徴 気が強く攻撃的、混泳相手に注意。
混泳(複数飼育) △(近縁種との混泳にはテクニックが必要)

コバルトスズメダイは「ルリスズメダイ」とも呼ばれるとおりに真っ青な美しい体をしています。水槽の中に1匹いるだけでもアクセントになるほど鮮やかで、価格がリーズナブルなのもあって初心者の目にもとまりやすい小型海水魚です。

実際に、なんでも良く食べてくれるので餌付けに困ることもなく、初心者の方でも導入しやすいです。しかし、かわいらしい見た目なのですが、気が強く攻撃性があり、混泳相手には少し気を遣う必要があります。

コバルトスズメダイは、体型の異なる他種とは混泳可能ですが、姿の似ている同種や近縁種との混泳はできません。

青い魚をお求めの場合は、比較的穏やかな性質を持つ『シリキルリスズメダイ』がおすすめです。

複数で飼育する場合は大型水槽で、他の魚種を交えて多数で飼育する必要があります。
また、固有の縄張りをつくらないように、回遊性を重視した水槽レイアウトを行うなど、複数飼育にはある程度のテクニックが要求されます。

体の小さな魚種をいじめることもあるので、混泳相手はスズメダイより一回り以上大きな海水魚がおすすめです。

  • ヤッコ(ウズマキヤッコなど)
  • ハギ(キイロハギなど)

スズメダイは小さな幼魚の状態で販売されていることが多いので、最大体長が8cmであることを考慮して混泳相手を選びましょう
ちなみに、コバルトスズメダイは一番大きく成熟した個体がオスに成長します。群れで一番大きな個体がメスに性転換するカクレクマノミとは反対です。

スズメダイに関してはこちらの記事でも解説しています。

4位:デバスズメダイ

(海水魚)デバスズメダイ Sサイズ(2匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

サイズ ~8cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 非常に温和。群泳する性質があり、混泳にも向いている
混泳(複数飼育)

エメラルドグリーンに近い水色の体が爽やかなデバスズメダイは、とても温和な性格で初心者から楽しめる海水魚種として知られています。

スズメダイは縄張り意識が強く群れる種類が少ないですが、デバスズメダイは群れで生活します。このことからも、性格が穏やかだと言えるでしょう。
体色は海水魚のなかでは淡く見えますが、光の当たり具合で微妙な濃淡の変化を楽しめるため、照明次第で印象が変わる魚です。

群泳させると、非常に美しい姿を観賞できます。

餌付きも容易なので、飼育しやすいですが大人しいため、気の強い魚に追いかけられることがあります。
混泳相手は、ハタタテハゼなど温和な魚種がおすすめです。

デバスズメダイは5~6匹ほどで飼育すると落ち着きやすく、群れで泳ぐ姿を楽しめます。

群れで泳ぐ海水魚に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています!

5位:フレームエンゼル

サイズ ~9cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 気性が荒め。同種・近縁種との混泳はできない
混泳(複数飼育) △(同種・近縁種は×)

フレームエンゼルは、目を惹くオレンジレッド~レッドの体が特徴の小型ヤッコです。

ヤッコの仲間はサンゴをつつきがちですが、フレームエンゼルは比較的そうした行動が少なく、サンゴ水槽にも導入されることがあります。
その名の通りに炎のような体色がサンゴの青みに映えて、非常に美しいです。

縄張り意識が高く気が強いため、同種・近縁種との混泳は基本的にできません。
気性が荒い個体の場合は、単独飼育を行います。

他の混泳魚にもケンカを仕掛けることがありますので、複数種の海水魚と一緒に飼育して攻撃対象を絞らせない方法がおすすめです。
レイアウトの岩山も複数個つくり、固定の縄張りをつくりにくくしましょう。

後から海水魚を追加すると縄張り意識が働いて攻撃しやすいので、フレームエンゼルをなるべく最後に導入するのがポイントです。

このように飼育の癖が強い魚種ですが、人工飼料をよく食べてくれるうえ餌付けしやすいため、飼育しやすい一面があります
販売されているのはワイルド種なので高価ですが、見た目の美しさからも魅力に定評のある海水魚です。

6位:レモンピールエンゼル(コガネヤッコ)

サイズ 7~10cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 気性が荒め。同種・近縁種との混泳はできない
混泳(複数飼育) △(同種・近縁種は×)

明るいレモンイエローの体とパープルブルーのラインが特徴的な小型のヤッコです。
海水魚は水槽飼育下では体色が薄くなってしまうことがありますが、レモンピールエンゼルは色あせしにくく鮮やかな体色を維持できます。
体長も10cmほどと程よいため、小型海水魚水槽でもよく飼育されています。

幼魚のころは比較的大人しいのですが、かわいらしい見た目とは裏腹に成長と共に気性が荒くなる魚種です。

同時に神経質な側面も併せ持っていて、混泳にはあまり向いていないと言えます。

しかし、混泳が全くできないわけではありません。周囲が温和な魚種であること・最後に水槽へ導入することである程度は馴染むことができます

また、サンゴの種類によってはつついてしまうことがあるので、導入する場合はウミキノコ類など食べられにくい種類を選びましょう。

7位:ウズマキヤッコ(タテジマキンチャクダイ)

サイズ ~30cmほど
飼育の難しさ ★★★☆☆
性格の特徴 そこそこ温和で混泳可能だが、近縁種には攻撃的
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種との混泳は×)

その名の通り、体の模様がまるで渦巻のようでユニークな海水魚ですが、成長すると「タテジマキンチャクダイ」というストライプ模様の大型海水魚になります。
幼魚である期間が約2年ほどと長く、成長と共に模様の変化を楽しめます。

大型ヤッコのなかでも性格が穏やかで飼育しやすく、混泳も可能です。
ただし、他のヤッコ同様に、同種や近縁種には攻撃的になってしまうため混泳できません。
混泳相手は混泳可能で比較的穏やかな海水魚種にしましょう。

一部のサンゴを食べてしまうため、サンゴ水槽にはあまり向きませんが、トサカ類やウミキノコ類のような食べにくい種類とは比較的共存が可能です。

存在感があるため、大型水槽の中でも華やかに観賞できます。

体長約30cmほどまでに成長する大型魚なのですが、水質変化に弱く、調子を崩すと病気にかかりやすいです。
その点からも水量が豊富な、横幅が広い大型水槽での飼育がベストです。

8位:シマキンチャクフグ

【海水魚・観賞魚・フグ】 シマキンチャクフグ ■サイズ:4cm± (3匹)

サイズ 10~12cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 温和で混泳可能だが、同種には攻撃的
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種との混泳は×)

シマキンチャクフグは、海水フグのなかでも小型で飼育しやすく、混泳が可能な魚種です。

フグ類に共通しますが、エビを食べるのが大好きなので、エビ類とは基本的に混泳できません

貝類もしばしば襲われることがあります。

しかし、ほとんどの海水魚に共通するように同種・近縁種との混泳はできませんが、それ以外の魚種とは問題なく一緒に飼育できる、かわいらしいタンクメイトです。

フグなので皮膚や内臓に毒を持っており、体調を崩すと周りの海水魚に影響を与えることがあるため、体調不良を感じたらすぐに隔離してあげましょう。

海水フグの飼育に関しては、こちらの記事をご覧ください。

9位:クマノミ

サイズ 10~15cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 温和で混泳可能だが、同種には攻撃的
混泳(複数飼育) ◎(同種・近縁種との混泳は×)

茶色が飼ったオレンジの体色で、カクレクマノミよりも少しシックな印象を受ける「元祖クマノミ」です。
体長はオスで約10cm、メスで約15cmほどとカクレクマノミよりも一回り大きく成長します。

こちらもイソギンチャクと相性がよく、同じように一番体の大きな成魚がメス、他がオスに性転換するという特徴があります。
全体的に、ビビッドカラーのカクレクマノミよりも落ち着いた可愛さの海水魚です。

クマノミの例にもれず、同種・近縁種との混泳はできませんが、小型のヤッコやハゼ、ベラといった異なる種類の海水魚やサンゴと相性がよいです。

複数匹飼育する場合は、中型以上の水槽で、様々な魚種と混泳させて縄張り意識を薄めるがおすすめです。

10位:ハマクマノミ

【海水魚/観賞魚/スズメダイ】 ハマクマノミ ※国産ブリード ■サイズ:3cm± (5匹)

サイズ 13cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 幼魚のころは温和だが、成長と共に気が強くなる
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種との混泳は×)

クマノミの仲間のハマクマノミは、体の白いバンドが頭の近くに1本だけで、赤く丸い体型から「トマト」の愛称で親しまれています。
鮮やかというより、強い赤色なのでカクレクマノミよりも、きりっとした印象です。

水温や水質の変化に強いので、マリンアクアリウム初心者でも比較的容易に飼育できる海水魚です。

成長すると13cmほどと、カクレクマノミよりも一回り大きく成長します。イソギンチャクとも好相性ですが、イソギンチャク自体の飼育難易度が高いため、一緒に育てる場合は60cm水槽以上が良いです。

他のクマノミと同様に、同種・近縁種に対しては成長に伴い混泳ができなくなります。成長すると縄張り意識が強くなるためです。
クマノミ類のなかでは気の強い傾向があるため、コバルトスズメダイのような攻撃的な海水魚とはケンカをしがちで、混泳には向きません。

そのほかのクマノミに関してはこちらの記事をご覧ください。

11位:アカネハナゴイ

(海水魚)アカネハナゴイ(1匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

サイズ ~10cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 温和で、群れでの飼育が可能
混泳(複数飼育)

茜色の体色からこの名前がついたアカネハナゴイは、オレンジ~ピンクのグラデーションがとても美しい海水魚です。
顔に青い光沢のラインが入るおしゃれさもあります。

温和なので混泳向きの海水魚ですが、やや臆病な性格で群れでいたほうが落ち着いて泳ぎます。

5匹以上での飼育がおすすめで、群泳させることでストレスを減らすことができますし、美しい姿を楽しむことができます。

成長すると体長が10cmを超えることも多いので、飼育水槽は60cm以上のサイズがおすすめです。

12位:キンギョハナダイ

【海水魚/観賞魚/ハナダイ】 キンギョハナダイ ※メス ■サイズ:4cm± (2匹)

サイズ ~10cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 気が強く同種との混泳は難しい
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種とは×)

キンギョハナダイは丈夫で飼育しやすい魚種です。群れで泳ぐ性質のあるアカネハナゴイに似た姿をしていますが、気性が激しく同種・近縁種との混泳は控えましょう。
自然環境では群れることがありますが、行動範囲が限られている飼育水槽内では、縄張り意識から群れる姿を見るのは難しいです

サンゴと相性が良く、サンゴ水槽の赤い差し色としてアクアリストから好まれています。

産地によって体の色が異なるのですが、マリンアクアリウムではインド洋産のインドキンギョハナダイが、色のコントラストがはっきりしているという点から人気があります。
丈夫さでは国内である沖縄県産がおすすめです。

オスとメスで模様が若干異なり、オスは赤みを帯びていてお腹が淡い黄色、胸鰭に水玉模様があります。メスは全体的にオレンジ色で、目の周りが紫、身体の色が部分的に黄色味を帯びてグラデーションがかっているという特徴があるので、雌雄の見分けはつけやすいです。

13位:イエローコリス

【海水魚/観賞魚/ベラ】コガネキュウセン ■サイズ:4cm± (2匹)

サイズ ~12cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 温和で大人しい
混泳(複数飼育)

イエローコリスは「コガネキュウセン」とも呼ばれることがある、ベラの仲間です。体色の黄色がとても鮮やかで、水槽を明るくしてくれます。
明るいイエローの体色が目を惹き水槽のアクセントとして活躍してくれますし、サンゴとの相性も良く、なにより性格が温和で混泳にほとんど苦労しないことから、アクアガーデンでも定番の海水魚です。

夜は砂の中で寝るという特徴があるので、細かいパウダー状のサンゴ砂を底床に使うと落ち着きます

複数での飼育も可能なので、水槽をにぎやかにしたい人にもおすすめです。

ベラの飼育に関してはこちらの記事もご覧ください。

14位:キイロハギ

サイズ ~20cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 温和で同種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) ◎(同種・近縁種とは×)

キイロハギは、その名のとおり真っ黄色な体色をしたハギの仲間で別名「イエロー・タン」と呼ばれています。

ユニークな顔立ちと発色の鮮やかで人気がある海水魚です。もともとハワイあたりからの輸入が多く、ワイルド個体が流通していましたが、入荷量が減少していて現在販売されているものは養殖ものが多いです。

成長は遅めですが、最大で約20cmほどになります。幼魚のうちは45cmなどの小型水槽でも飼育できますが、遊泳能力が高いので大きめの水槽での飼育をおすすめします。

温和な性格から混泳に向いており、強い草食性を持っているため水槽内のコケをつつくこともあります。
餌は植物性のものを好んで食べるため、動物性の餌とバランスよく与えることで健康に育てられます。

しかし、海藻を飼育している場合は食べてしまいやすいので、海藻類のある水槽への導入は控えましょう

水槽に導入当初は痩せやすいので、水槽に入れてからしばらくはこまめに餌を与えると安定しやすいです。

15位:ナンヨウハギ

サイズ ~30cmほど
飼育の難しさ ★★★☆☆
性格の特徴 落ち着いており、同種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種とは×)

「ドリー」の名前で有名になったニザダイの仲間です。

人気の高い海水魚ですが、最大で約30cmほどまで大きく成長するため奥行45cm以上の水槽で飼育します。

白点病にかかりやすいため、殺菌灯などを用意してあげるのがベストです。

ドリーといえばカクレクマノミと混泳させたくなりますが、中型サイズ以上の水槽が必要なため、ハードルが少し高いです。
混泳させる場合は、十分に余裕があるサイズの水槽をご用意ください

ナンヨウハギの飼育方法は、こちらをご参考になさってください。

16位:ソメワケヤッコ

【海水魚/観賞魚/キンチャクダイ】 ソメワケヤッコ ■サイズ:5cm± (1匹)

サイズ ~15cmほど
飼育の難しさ ★★★☆☆
性格の特徴 やや臆病だが温和で、同種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種とは×)

ソメワケヤッコは紺色と黄色のバイカラーが特徴な海水魚で、1匹泳いでいるだけで水槽内を引き締めることができます。

成長すると体長が15cmほどになりますが、幼魚と成魚、雌雄の外見的な差がほとんどないです。

温和で混泳向きですが臆病な性質があり、慣れない環境では体調を崩したり隠れたりしてしまうことがあります。

その性格からか、人工餌になじみにくいことがあります。また、サンゴをかじるためサンゴ水槽への導入は控えましょう。

水槽に導入してしばらくは姿を見ることができないことがあり、人影を見て逃げることが多いですが、気長に向き合えば慣れて可愛らしい姿を見せてくれる、かわいらしい海水魚です。

17位:アケボノハゼ

(海水魚)アケボノハゼ(1匹) 北海道航空便要保温

サイズ ~8cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 温和で、同種・近縁種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) ◎(同種・近縁種とは×)

アケボノハゼは体長8cmほどのハゼで、ハタタテハゼの近縁種類です。丈夫で元気に泳ぎ回るので、初心者から飼育を楽しめます。

ハタタテハゼ同様に、やや臆病なので、デバスズメダイなどの温和な海水魚との混泳に向いています

他の海水魚と同じく近縁種とはケンカになりやすいため、ハタタテハゼとの混泳は控えましょう。

レイアウトは岩組で隠れ場所を作ってあげると良いです。
サンゴとの相性も良く、サンゴ水槽で問題なく飼育できます。

産地によって色合いが変わりますが、インド洋産のものは黄色味が強いという特徴があります。非常に美しく、品の良さがある海水魚なので水槽に高級なイメージを持たせたい、といったときにおすすめです。

18位:ホンソメワケベラ

(海水魚)ホンソメワケベラ(1匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

サイズ ~8cmほど
飼育の難しさ ★★☆☆☆
性格の特徴 温和で、同種・近縁種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) ◎(同種・近縁種とは×)

ホンソメワケベラは大型魚の寄生虫を食べる「クリーナーフィッシュ」として有名です。
青・黒・白の3色カラーが、水槽内によく映えて目立ちます。

他の魚についている寄生虫を食べますが、白点病などには残念ながら効果はないです。

同種・近縁種以外の海水魚とは問題なく混泳できます。

体長は10cmほどで、遊泳力があるので水槽は大きめなものがおすすめです。
他の魚との混泳をする場合は、最低でも60cm、できれば90cm以上の水槽で飼育してあげましょう。

夜間は岩孔や岩陰に、粘膜で作る「寝袋」を用意して、その中で眠るという習性を持っています。ライブロックを組んで寝床を作ってあげるのも良いです。

ホンソメワケベラについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

19位:カーペンターズラス

【海水魚/観賞魚/ベラ】カーペンターズラス ■サイズ:4cm± (1匹)

サイズ ~8cmほど
飼育の難しさ ★☆☆☆☆
性格の特徴 温和大人しく、同種・近縁種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) ◎(同種・近縁種とは△)

海水魚水槽で赤い魚と言えば「イトヒキベラ」などのベラ類が挙げられます。
カーペンターズラスも、赤色が美しいベラの仲間です。価格も安価で、オスがヒレを広げる「フラッシング」は、美しく目を奪われます。

体長は最大で8cmと程よく、温厚な性格で餌付けしやすいため、マリンアクアリウム初心者でも飼育しやすい魚種です。

やはり同種同士では喧嘩をしやすいため、複数飼育を考えている場合は同じタイミングで導入するのが良いです。
泳ぎが得意なため飛び出し事故も起きやすいです。水槽にはしっかりフタをしましょう。

20位:サザナミヤッコ

【海水魚/観賞魚/キンチャクダイ】 サザナミヤッコ ■サイズ:5cm± (1匹)

サイズ ~40cmほど
飼育の難しさ ★★★☆☆
性格の特徴 落ち着いていて、同種・近縁種以外とは混泳可能
混泳(複数飼育) 〇(同種・近縁種とは×)

「サザナミヤッコ」は大型ヤッコの中でもリーズナブルで、飼育しやすく流通量も多いので、ヤッコ飼育の入門魚としておすすめです。

幼魚の体の模様が、名前の通りに「さざ波」に似ていることからこの名前が付きました。
ヤッコのなかでは最大体長40cmとかなり大型に成長するため、大型水槽で飼育を行います。

幼魚期はウズマキヤッコと似ていますが、こちらの模様のほうが巻き込みが少なく直線的です。

ウズマキヤッコと同じように、成長すると模様が変化していき、体長が10cmを超えたあたりからドット状の模様が出始めます。
20cm近くなったときには、落ち着いた黄色ベースに濃紺ドット模様が浮かび上がる貫禄のある姿に成熟します。
どことなくウズマキヤッコよりクールな目つきをしている点も魅力的です。

サンゴを食べる習性があるので、サンゴ水槽では飼育できませんが、成長を楽しみたいという方におすすめの魚です。

大型ヤッコに関しては、こちらの記事で解説しています。

海水魚を混泳させるコツ

海水魚は、基本的に同種・近縁種、自分と似た姿の魚種を攻撃します。

そのため、混泳を成功させるためには、異なる体型の魚種と一緒に飼育することがポイントです。
また、縄張りを持ってしまうと、途端に外敵(=他の混泳魚)に対して攻撃的になってしまうことがほとんどです。

ライブロックはアーチを複数作るなど縄張り意識が固まらないレイアウトを行いましょう。

飼育しやすく人気のある海水魚も、それぞれに性格が異なるため把握が大切です。
そんな海水魚たちを混泳させるために、3つのポイントがあります。

水槽に入れる魚の順番に気をつけよう!

水槽に海水魚を入れる順番はとても大切です。

気の強い海水魚を先に水槽に入れてしまうと、「自分の縄張りに侵入者が!」と感じてしまい、後から入れた海水魚をいじめることが多いです。
海水魚は淡水魚よりも縄張り意識が強い・気性の荒い種類が多いので、大人しい種類より後から飼育を開始するようにしましょう。

混泳の成功ポイントについてはこちらの記事も参考にしてください。

同属種同士の混泳は要注意!

海水魚は同属・同種同士を水槽内に入れると、縄張り争いや喧嘩をすることがほとんどです。

例を挙げると、カクレクマノミとクマノミを同じ水槽で飼育すると、激しい縄張り争いやいじめが起こります。

なかには、デバスズメダイのような群れを好む温和な海水魚種もいますが、そうでない場合は似た種類の魚を混泳させるのは避けることで、混泳を成功させやすくなります

混泳させる海水魚の組み合わせに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

「出来上がった水槽」に入れるときは要注意!

「出来上がった水槽」とは長期飼育している海水魚がいたり、長い間、魚の入れ替えなどのない落ち着いた環境の水槽のことです。このような水槽に新しい海水魚を入れると、縄張り争いやいじめが起こることが多いです。

先に飼育している海水魚の性質や、新しく入れる海水魚の特徴などをしっかり把握しておくのはもちろんです。どうしても新しい海水魚を入れたいのであれば、相性などをしっかりチェックし、導入後しばらくは、いじめなどがないか、経過を良く観察しましょう。

まとめ:人気の飼いやすい海水魚ベスト20!初心者におすすめな魚種・混泳のコツ!

人気があり飼育しやすい海水魚ベスト20と、海水魚の混泳のコツについて解説しました。どの海水魚も美しく、魅力的な特徴があるので迷う方は多いのではないでしょうか。

海水魚は見た目に反して気性が激しい、縄張り意識が強い魚種も多いです。マリンアクアリウムを始める際には、メインで飼育する海水魚を決めてから、混泳させる種類を考えましょう。

導入魚の優先順位ができるので、水槽に入れる順番で迷ったり、混泳させる海水魚の性格で悩むことが減ります。

ベスト21~40はこちらのコラムで紹介しています!


海水魚水槽は、透明度が高く癒しのインテリアとしても人気です。
ぜひ、飼育に挑戦してください。

飼育しやすい海水魚について良くある質問

初心者が飼育しやすい海水魚を教えてください

丈夫で温和な性格の海水魚がおすすめです。

海水魚は回遊性が高く、サザナミヤッコナンヨウハギのような大型魚の飼育には十分な奥行きが必要ですので、ほどよい体長の魚種が良いです。

ワイルドとブリードはどちらが良いの?

ワイルドは体色が美しく、ブリードは飼育が容易です。
海水魚は人工飼料に餌付けされているかでも飼育難易度が変わりますが、南洋から輸入されたワイルドの個体も多く、まれに人工飼料を食べないことがあります。
初心者は水槽環境に慣れているブリードや沖縄県など近隣で採取された個体がおすすめです。

海水魚のケンカを防ぐ方法とは?

海水魚は自分と同種・姿に似ている魚種・近縁種に対して攻撃を仕掛けやすいです。
異なる種類の海水魚を組み合わせるとケンカを防ぎやすくなります。
また、固有の縄張りを持つと攻撃性が増すため、岩組のアーチを複数配置するなどレイアウトを工夫して、縄張り意識を薄めましょう。

初心者が海水魚を飼育する際の注意点とは?

海水魚は海水で飼育しますので、人工海水の素が必要です。
人工海水の素は飼育水の比重を整える働きがあるため、比重が一定になるように必ず水が透明になるまで溶かし切ってから使用してください。
比重は水温で変化するので、水槽用クーラー水槽用ヒーターを使用して一定水温を保ちましょう。

 

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このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答

  1. 加藤広樹 より:

    サザナミヤッコをペアで飼育することは難しいのでしょうか?
    またそのような場合サザナミヤッコはどのように繁殖するのでしょうか?
    ご回答のほどよろしくお願い致します。

    • アクアガーデン編集部 より:

      飼育は可能ですが、サザナミヤッコは躊躇なく攻撃するので、ペアを狙っても相性によってはケンカが起きます。
      水槽サイズも横幅150×奥行60cm以上が望ましいですし、飼育下での繁殖は非常に難しいです。
      弊社はサザナミヤッコの繁殖を行ったことがないため、このような回答になり申し訳ございません。
      大型ヤッコの種類については下記の記事でもご紹介しています。

      ・大型ヤッコは色彩変化が魅力的! 飼いやすい種類から共存可能なサンゴとは
      https://tropica.jp/2018/11/19/post-23956/
      ※弊社運営の外部サイトが開きます。

      何卒、宜しくお願い申し上げます。

  2. 加藤広樹 より:

    再び質問失礼いたします。
    サザナミヤッコの飼育に関してですが
    単体での飼育の場合120cm以上の水槽が必要となっていますが
    幼魚を愛でることができるのかと疑問を抱きます。
    水槽の大きさに圧倒されてしまわないでしょうか?
    また複数飼うことで魚の存在を際立つようにした場合
    150cm以上の水槽で喧嘩対策の為、隠れ場所を用意するとしたら
    何匹までなら飼うことができるのでしょうか?
    長くなってしまいましたが、ご回答の程よろしくお願い致します。

    • アクアガーデン編集部 より:

      120cm水槽以上が良いというのは、将来的に大型に育つためです。幼魚の頃は臆病なため、隠れ場所を多く作ってあげるのが良いです。
      150cm水槽でしたら2匹ほどがおすすめですが、複数匹で飼育するためには広い回遊スペースがあること、餌が十分に行き渡ること、他種の魚が多く存在していることで攻撃対象を絞らせないように工夫できます。
      水族館の水槽のようなイメージです。

      300cmの水槽をお求めでしたら、弊社でも制作可能です。オーバーフロー水槽から水槽台、濾過槽までオーダーメイドいたします。
      運用に必要な設備も揃えることができますので、ご入用の際はぜひお問い合わせください。

      ・東京アクアガーデンオンラインショップ|ご注文について
      https://tag-store.net/?mode=f4

  3. 加藤広樹 より:

    すみませんサザナミヤッコの飼育についての補足なのですが、複数飼う場合水槽の大きさはどれだけ大きくても大丈夫です。
    300cmくらいで考えて頂けると助かります。
    何度も申し訳ありません。よろしくお願い致します。

  4. 岩崎 拓人 より:

    ここ数回、海水魚を導入すると翌日には死んでしまっています。水槽の現状は、プテラポゴンカウデルニー2匹、マガキ貝3匹、シッタカ貝3匹、ヤドカリが10匹程度おり、サンゴはウミキノコ、タバネサンゴ、スターポリプがありますが、トロロ藻と海藻に覆われてしまっています。
    これらの対策として、コーレタン、トミニエンシスタン、ナンヨウハギの導入を行いましたが、一週間トリートメント水槽で餌食いを確認の後、点滴法で水合わせし、導入したところ、翌日にはヤドカリにつつかれている状態です。
    水槽はオルカのシェル2で、40L程度の水量です。
    水質は、比重1.023、水温25℃、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩は0で、phは8程度です。
    同時期に導入したプテラポゴンカウデルニーは無事に導入できているため、原因を知りたいと思い、問い合わせをさせていただきました。よろしくお願いいたします。

    • アクアガーデン編集部 より:

      実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
      水質や水温には全く問題がないと考えています。
      気になるのは水量と飼育生体です。シェル2は小型水槽ですので、追加で導入した3種には水槽サイズが小さく、水量が少ないです。

      また、ヤドカリが導入したてで本調子ではない・眠っている魚を襲っている可能性もあります。
      これはヤドカリのサイズにもよりますが、体調を崩した魚ですと危険なこともあり要注意です。一度、ヤドカリを取り出して新しい魚を導入してみるのも良いかもしれません。

      藻類対策としては、ヤエヤマギンポなど隠れるのが上手で藻類を積極的に食べる魚種もおすすめです。
      また、サンゴに適切な水流が当たっているかも確認し、必要なら水流ポンプを導入すると解決しやすいです。

      こちらのコラムもご参照ください。
      ・海水魚水槽にヤドカリを入れよう!ヤドカリの特徴からメリット・デメリットを解説
      https://t-aquagarden.com/column/hermitcrab

      ・ヤエヤマギンポとは!海水水槽の可愛いお掃除魚!特徴と飼育ポイント
      https://t-aquagarden.com/column/yaeyamaginpo

      このような回答になりますが、よろしくお願いします。

執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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