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白い水草特集!水槽のアクセントになるミルキーで美しい種類をご紹介

水草は緑や赤・黄色がかったものなど、いろいろなカラーありますが、次のような白みの強い水草もあるのをご存じですか?

  • アヌビアス・ミルキー
  • アヌビアス・スターダスト
  • アヌビアス・バリエガータ
  • ブセファランドラ グリーンウェービー 斑入り
  • ホワイトウォーターウィステリア
  • ドルマリア コルダータ 斑入
  • グロッソスティグマ・ホワイト(プラチナ)

班の色が白っぽいものから、全体的に白みがかったものまでさまざまな品種があるんです。

今回は水槽のアクセントになる、ミルキーな水草をご紹介しいていきます。

アクアリウムにおすすめな白い水草7選!

水槽のレイアウトに白い色を入れたいけれど、水草には白がないし…と諦めていませんか??

実は白い班入りのものや、全体的に白っぽい水草はあります。でもレア過ぎて流通量が少なく、ネット通販出も売り切れている品種も多いので、あまり目にする機会がないという人も多いのではないでしょうか。

また赤やオレンジなどと同じように、白い色もしっかり出すとなると光量やCo2、肥料の調整なども考慮しなければならないので、アクアリウム初心者さんはワンステップ上を目指す段階で導入するほうが、失敗しにくいですよ。

水草育成に慣れていない初心者のうちは、こういった品種もあるだと知識にとどめておいて、アクアリウムの経験をしっかりと積んでから水槽レイアウトに取り入れましょう。

それでは、これからミルキーな色合いの水草を7種類ご紹介していきましょう!

水草の基本的な育成方法などについては、このページをチェック!

アヌビアス・ナナ ミルキー

Anubias barteri var. nana ‘Snow White’ #Aquaflora #ECOSCAPE

※こちらの動画はスノーホワイト品種です。

アヌビアス・ナナはアクアリウム初心者さんでも育成している人が多く、市場での流通量は多いです。でもこちらの「ミルキー」は、国内で作られた改良品種で流通量が少ないです。葉脈はグリーン、葉全体が柔らかな黄色みの強い乳白色という特徴があります。

葉先も丸く優しくかわいらしい雰囲気で、水槽のワンポイントにピッタリ!

育成は比較的簡単で基本はアヌビアス・ナナに準じます。増やし方も株分けなので、アクアリウム初心者さんでも比較的育成しやすいですよ。ただし、成長が遅いので葉にコケがつかないよう、気を付けなければなりません。

アヌビアス・ナナについては、このページをチェック!

アヌビアス・スターダスト

アヌビアス・スターダスト(1株) 2ヵ月分栄養素付 無農薬 ◆葉脈部が白くなる小型のアヌビアス◆

こちらもアヌビアス・ナナ ミルキー同様に、アヌビアス・ナナを改良して作出された品種です。ミルキーとの違いは、葉脈も白くなるという点。

アヌビアスナナ・プチと同じサイズの小型の品種なので成長しても葉は2~3cm、小型水槽のレイアウトにも使いやすいですよ。意外に和風庭園風なレイアウトにも合う水草で、環境変化への適応力があるので、アクアテラリウムに使う人もいます。

スターダストも葉先が丸く魚などの生き物を傷つけにくいです。育成の基本はアヌビアス・ナナとほぼ同じです。

アヌビアス・バリエガータ

(水草)アヌビアス・バリエガータ (1株) イイ水草市場

アヌビアス・ナナの白い班入り品種で、葉一枚一枚の班の出方が異なります。全体的に白っぽいものから緑が強い葉など個性豊かで、白の範囲がミルキーよりも広く、シャープな印象を与えます。水槽のイメージや自分の好みの色あいの株を探せば、理想のレイアウト水槽作りに近づけますよ!

ネット通販では自分で株を選ぶことができないので、できれば店頭で実物を見て購入することをおすすめします。

ブセファランドラ グリーンウェービー 斑入り

ブセファランドラsp.グリーンウェービー 斑入り 溶岩石巻き(1個)

表情豊かで水槽の雰囲気づくりにピッタリなグリーンウェ―ビーな葉に、白色が混ざっている品種。一部では激レアともいわれる事も多く、市場への流通量は少な目です。アヌビアス・ナナ同様に成長は遅く活着系、増殖方法は株分け。

渓流域に自生している水草で、育成に使用する水は新鮮かつ綺麗なものが求められるので、水換え回数は多くなります。水中葉の場合は、育成環境が安定していると花が咲くこともありますよ。

ホワイトウォーターウィステリア

(水草)ホワイトウォーターウィステリア(水上葉)(無農薬)(3本)

水上葉で販売されていることの多い、ホワイトウォーターウィステリア。今回ご紹介するのは、葉脈が白いタイプのものです。

地上葉から水中葉への移行に時間がかかる水草なので、水槽レイアウトに使用する場合は水中葉になるまでの時間も考えておきましょう。

葉脈の白さや白色の面積などは栄養状態や光の強弱によって変わります。成長すると葉の大きさが約10cm、輪径が20cmほどになるため、60cm以上の水槽向きです。

ドルマリア コルダータ 斑入

ドリマリアコルダータの突然変異した班入りのものを固定した品種で、「ホワイトドリマリア」と呼ばれることも。

葉は小さく丸みがあって優しい印象の水草で、葉脈沿いに黄色みのあるミルキーホワイトが入ります。

育成難易度はそれほど高くないので、水槽レイアウトに取り入れやすいですよ。ただし栄養分はかなり必要となるので、導入時の肥料はもちろん、様子を見て定期的に液肥などを追加してあげる必要があります。

グロッソスティグマ・ホワイト(プラチナ)

Glossostigma elatinoides 'Platinum' (ホワイトグロッソ)

今回ご紹介するミルキーな水草の中で一番激レアで入手困難といえば、このグロッソスティグマ・ホワイト(プラチナ)でしょう。

グロッソスティグマ・エラチノイデスを改良して色を白色に固定しているのですが、原種と比べると成長速度が遅めで、水槽一面に敷き詰めるとなるとかなりの光量が求められます。

育成方法に関しては一般的なグロッソスティグマに準じますが、綺麗に白い色を出すとなると育成難易度が高いこと、そして繁茂が難しいため、市場での流通量は少ないうえに高額です。

独特な白と繊細さのある形状がとても美しい水草で、水槽レイアウトに明るるさをプラスしてくれますよ。

グロッソスティグマの育成については、このページをチェック!

まとめ:白い水草特集!水槽のアクセントになるミルキーで美しい種類をご紹介

【水草紹介・水上葉】ウォーターウィステリア斑入り

今回は水槽のワンポイントになってくれる、白系でミルキーな色合いの水草を7種類ご紹介いしました。今回ご紹介した品種以外にも、白い色合いの綺麗な水草はありますので、自分で調べてみると気に入った水草を発見できるかもしれませんね。

改良品種の育成方法ですが、基本的は原種に準じます。しかし色をしっかりと出すためには、肥料や光など育成環境維持レベルがちょっと高めになるものが多いです。

また新芽は緑色で、成長するに従って班が出てくることが多いので、「トリミング後や地上から水中に移行したときに白色が出ない!?」と慌てる必要はありません。しかし成長しきって株が古くなってしまうと、緑色の部分が増えるものもあるので白い色を維持したい場合は、適度に株分けして新しいものを残すようにしましょう。

水草でもグロッソスティグマ・ホワイト(プラチナ)のように、レア度が高くなると値段も比例して高くなる傾向にあります。

アクアリウム初心者さんや、水草水槽初心者さんは、レア度の高い水草や育成環境作りの難易度の高いものは、しっかりと経験を積んでからおこなったほうが、トラブルがあったときも対応しやすく失敗しにくくなりますよ。