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アクアリウムに観葉植物を植えてみよう!コケが減る?種類の選び方・使い方

アクアリウムの観葉植物を使用することで、コケを抑制する効果があることをご存知でしょうか。

最近は、水中だけでなく水上の植物も同時に楽しむオープンアクアリウムの水槽が増えてきていることもあり、コケ対策として観葉植物を使用する例も増えつつあります。

陸上植物は水草と比較し栄養吸収能力が高く丈夫で育成しやすくいため、多くの方にとってコケ対策に大きな効果をもたらすと考えています。

筆者もオープンアクアリウムには、水上植物を使用したことがありますが、コケを抑制しながら自然感あふれる美しい水槽レイアウトを観賞することができましたので、メリットが豊富だと実感しています。

しかし、当然メリットばかりではなく、勘違いしてはいけないのはその使い方です。

観葉植物を水中に沈めて使うわけではないからです。

あくまで、水上で使用することとなりますので、この点は注意となります。

では、アクアリウム水槽に似合う観葉植物にはどんな種類、特徴があるのでしょうか。

ここでは、筆者がおすすめするアクアリウムにマッチする観葉植物をご紹介いたします。

アクアリウムのおすすめの観葉植物

筆者が、実際に観葉植物をアクアリウムに使用してコケ対策として効果があった、または美しいハイレベルなアクアリウムを楽しんでいる観葉植物を紹介いたします。

なお、アクアリウム水槽で陸上植物を配置する場合、水槽照明を工夫して設置しなければ上手に育てることがそもそも難しくなってきます。

吊り下げ式の照明や、クリップ式の照明を使うなど陸上と水中の両方にしっかり光が当たるように照明を選択、設置しましょう。

ブレクナム シルバーレディー

観葉植物 西洋シダ植物:ブレクナム シルバーレディー*プラポット

筆者が最もおすすめするのが、このブレクナム シルバーレディーです。

シダ植物の仲間で、非常にお洒落でかつ鮮やかな南国をイメージする雰囲気を醸し出す観葉植物です。

冒頭でも解説しましたが、完全に水中に沈めるのではなく陸上で植物を管理しつつ根を水中に垂らして育成させるとうまくいきやすいと感じています。

根のところへウィローモスを巻きつけて、陸上に飛び出した流木へ固定して管理してみましょう。

ただし、アクアリウム以外でも非常に人気があるため、見つけたら即購入することをおすすめします。

ポトス

ポトス グローバルグリーン 斑入り 観葉植物

アクアリウム以外でも大変人気のある観葉植物の1つがポトスです。

そんな人気のポトスが、じつはアクアリウムのコケ対策に非常に有効です。

育成も簡単で非常に生長も早いため、はじめてアクアリウムのコケ対策として陸上に観葉植物を配置してみたい方に、とてもおすすめです。

ちなみに、毒性があると言われていますが、アクアリウム水槽にポストを使用し、致命的な問題が発生したといった声を聞いたことがないため、そこまで気にしないくても大丈夫ではないかと考えています。

ヤマサキカズラ

(水草)ヤマサキカズラ(水上葉)(無農薬)(1本)

アクアリウム水槽の陸上部へ観葉植物を使用するとコケ対策になると話題となった中で、このヤマサキカズラが代表植物として、SNSなどで話題となっていました。

ヤマサキカズラ、私は使用したことがありませんが、非常に水槽内の栄養吸収能力が高くコケの抑制効果が優秀で人気があります。

育成も簡単で美しい、生長も早いと非常に人気がありますが、ただこちらもなかなかアクアリウム専門店では見かけにく種類です。

どうしても欲しいという方は、園芸店やネット通販で購入すると良いかとおもいます。

セローム

木製4寸セローム

観葉植物としても非常にお洒落で人気がある、それがセロームです。

筆者はアクアリウム水槽ではなく、インテリアの一部としてセロームを今現在も育てています。

セロームは非常に大型となるため、大型水槽で使用するまたは、大きくなることを見越した水槽レイアウト制作をすることをおすすめします。

なるべく水槽上部が広く余裕のあるスペースを設けることが望ましいでしょう。

ワイヤープランツ

(観葉植物)ワイヤープランツ 3号(3ポット) 北海道冬季発送不可

(観葉植物)ワイヤープランツ 3号(1ポット) 北海道冬季発送不可
charm(チャーム)

ワイヤープランツはアクアテラリウム水槽に使用する方は非常に多いのですが、アクアリウム水槽に陸上部に配置する方は少ないかもしれません。

値段も安く育成も簡単、見た目も良いのですが、栄養吸収をどこまでするのかがやや疑問です。

筆者もアクアテラリウム水槽で使用し増やしたことがあります。

生長が早いということは、それだけ水中の栄誉を吸収しているとはおもいますが、はっきりとした効果を実感したわけではないので、今後調査をしてみたいと考えています。

まとめ: アクアリウムに観葉植物を植えてみよう!コケが減る?種類の選び方・使い方

いかがでしたか。

ここでは、アクアリウム水槽に観葉植物を置くメリットから、おすすめの観葉植物の種類まで解説しました。

水草を数多く植栽しコケの抑制対策をすることも良いのですが、枯れるリスクを減らすためにも、そして効果を高めるためにも陸上に観葉植物を使うことを視野に入れると良いでしょう。

水中のコケを抑制することで、水槽の観賞面だけでなく水草に付着するコケを減らすことにもつながるため、メリットは大きいものです。

もし、今現在水槽のコケに悩まされている方は、一度チャレンジしてみてはいかがですか?