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丈夫で安い水草マツモの育て方、増やし方、溶ける対策などすべて教えます

マツモといえば、水槽の水草の定番として、また、安くて丈夫で育てやすい水草として知られています。

たとえば、ホームセンターアクアリウムショップ、夏場に開設される金魚やメダカコーナーの片隅には、必ずマツモが売られている!といってもいいくらいポピュラーな水草です。

マツモの育て方や増やし方、そして、マツモが溶けた場合の対策方法などの情報をご紹介します。

丈夫で安い水草マツモの育て方、増やし方、溶ける対策

水槽の水草 マツモとは?

水槽のレイアウトに使われるマツモは、スイレン目マツモ科の水草の一種で、金魚藻として知られている植物の仲間です。

マツモは、多年生沈水性浮遊植物で、水に浮かべたままでも、沈めても育ちます。

マツモは、枝分かれして増殖ができるため、増やしやすい水草としても有名です。また、増えやすさからかマツモは安価であることから、購入しやすく、アクアリウム初心者向けの水草でもあります。

メダカ水槽金魚水槽との相性がよく、メダカにとっては隠れ場所になり、金魚にとっては、おやつ代わりにもなる水草です。

マツモの金額

マツモは安価、と上述しましたが、果たしてどれくらい安いのでしょうか。

インターネット通販での購入、路面店での購入など、多少の価格のバラつきこそあれど、他の水草と比べると非常にリーズナブルな金額で手に入ります。

後述する頑丈さ育てやすさに、価格の秘密があります。

マツモの育て方

マツモの育て方は、水草の中でも簡単です。

  • 適応水温:18℃~28℃
  • 水質:弱酸性~弱アルカリ性
  • 肥料の添加:特に必要なし
  • 日照:適度な日光があれば育つ

このように、幅広い水質や育成環境に適応することができるので、育てやすい水草だといえます。

成長が早く、水中の養分を吸収することから『水質浄化能力が高い水草』として、ろ過フィルターを使用しないビオトープやメダカ飼育で重宝されています
実際に、マツモを入れると飼育水の富栄養化を防ぎ、水質を良い状態に維持しやすくなりますので、屋外飼育では特におすすめです。

育てやすいことから、無農薬栽培でも安定供給ができるため、リーズナブルな水草として流通できています。

上手にマツモを植える方法

マツモは有茎草にも見えますが、浮草です。
水槽内で固定してレイアウトしたい場合、水草用のおもりを使用します。しかし、重りをきつく巻きすぎると、茎が重さに負けて溶けてしまうことがあります。また、完全に底砂にマツモを植え付けると枯れてしまいます。

もともと浮草なので、水中に浮かせた状態で育てる方法がおすすめですが、水草のレイアウトとして利用する場合は、下記のような柔らかい重りをつけましょう。

■マツモに適した重り

マツモを植え付けたように見せながら育てたい場合は、重りが必須です。

マツモは根を張らないため、重りを付けることであたかも植えられているかのようにレイアウトができます。

しかし、上述のように、やわらかく重りを取り付けないと、茎に傷がついて溶けてしまいます。
とはいえ、多少の痛みは平気なため、リングろ材の穴に茎を通して沈める方法もあります。

マツモの育て方 日光はどのくらい必要か?

光合成を行うため育成には、ある程度の日照が必要ですが、それほど強光である必要はありません。

ビオトープなどの屋外飼育では、日光があればマツモの成長は早まりますが、あまりにも強い光を浴びすぎるとコケが発生し、マツモの成長を妨げることがあります

逆に光量が不足しすぎても、マツモが溶ける原因になるため、直射日光を避けた明るい場所で育成するとうまくいきます。
マツモと相性が良いメダカやエビの飼育環境が、マツモにとっても最適な環境と言えるでしょう。

マツモの育て方!メダカ水槽でマツモを育ててみよう

マツモとメダカ水槽は相性が良いです。

金魚水槽の場合、マツモは金魚にかじられやすく、マツモを育てるのには向かない場合があります。

その点、メダカ水槽であれば、マツモはメダカの隠れ場所や産卵場所になりますし、メダカは小さいのでマツモを食害することもありません。

マツモを育てるには、メダカのような小型の観賞魚や、熱帯魚、小さなエビのいる水槽がおすすめです。

冬は屋外でもマツモは越冬できる!

マツモは冬の寒さに強く、冬芽をつくることができれば、一度枯れたようになりますが屋外でも越冬が可能です。

マツモが冬芽を作る為には、温度の上昇が少ない場所で越冬させることが大切です。

午前中に数時間だけ日が当たるような冬場の環境に、マツモを置いておくようにしましょう。

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屋外でも簡単に増える!マツモの増やし方

マツモは環境適応能力が高いため、屋内の水槽でも、屋外の睡蓮鉢やビオトープでも、容易に増やすことができます。

マツモの増やし方:手順3つ

  1. マツモの脇芽をつけたまま切り枝したり、芽が出ていなくても節のあたりで切り離したり、半分に切り分けておく。
  2. 小分けにしたマツモを、浮かせた状態にしておく。
  3. 養分が足りない場合は、葉が赤くなりやすいので、液肥などを与える

マツモの増やし方と肥料について

マツモを増やす場合や育成中に、葉が変色する場合は、栄養不足が考えられます。

そもそも、マツモは植物ですので、成長には養分が必要です。
メダカや熱帯魚などを一緒に飼育している場合は、そうした生体の排泄物が養分となり成長します。
マツモだけ水につけていても成長は難しいです。

生体がいても変色する場合は、液肥などを添加して様子を見るようにします。
マツモは根から栄養を吸収するタイプの水草ではないため、液肥が向いています。

ただ、肥料は与え過ぎないように加減しましょう。

ペットボトルでマツモを増やす方法

マツモはペットボトルでも増やすことができます。2L程度のペットボトルを横倒しの状態で、側面を半分に切り、底面積と隙間が得られるようにマツモを入れ、風通しの良い屋外に置くようにします。

室内で日光のみの環境で、ペットボトルでマツモを増やそうとすると、コケが生えやすくなりますので、必ず風通しの良い場所に置くようにしてください。

また、ペットボトルを縦置きにすると、マツモを増やすのには逆効果になります。必ずペットボトルを横に倒した状態で、側面の上半分を切りとってから、マツモを入れて増やしてみてください。

屋外でマツモを増やす方法

マツモは日当たりがよく、風通しのいい屋外で増やすのがおすすめです。

屋外でマツモを増やす場合は、置き場所を工夫して、日照不足にならないようにしましょう。しかし、日の当たりすぎは昼夜で水温が急変するなど、マツモに適した環境づくりができません。
光は入るけれど直射日光ではない、玄関や軒先などに容器を配置するのがおすすめです。

■屋外でマツモを増やすのにおすすめな容器3選

  • 底の広い浅めのプラスチック容器
  • メダカ鉢・睡蓮鉢
  • 発泡スチロール箱

屋外での使用に対応している容器ならなんでも問題ないですので、飼育する生体で容器を決めてしまって良いです。

マツモが溶ける原因と対策

丈夫な水草のマツモですが、調子が悪いと葉がパラパラと外れ、溶けて枯れることがあります。
マツモが溶けるときは、水質の悪化や光量不足が原因であることがほとんどです。

■マツモが溶ける原因 5つ

  • 光量不足
  • 栄養不足
  • 栄養過多
  • 水温の急激な上昇
  • 水質の悪化

ビオトープに入れたマツモが溶ける原因は、水質悪化と高温環境です。
水質悪化による水の富栄養化で、栄養がかたよってしまうことがあげられます。

水中の栄養が多すぎても、少なすぎても、マツモは溶けて、枯れてしまいます。

また、夏場などの高温環境でも、マツモの適温を維持できずに、枯らしてしまうことがあります。

マツモの適温は18~28度までです。

あまりにも暑くなる場合は、一緒に飼育している生体にも良くありません。すだれをしたり設置場所を変えるなどの対策を行いましょう

まとめ:丈夫で安い水草マツモの育て方や増やし方、マツモが溶けるときの原因と対策について

水草の中でも、安くて丈夫なマツモは、様々な水槽で活躍できる水草です。
水質浄化能力も高いので、屋外飼育では特におすすめです。

しかし、いくら丈夫な水草といっても、育成する環境や水質によっては溶けて枯れてしまうこともあります。マツモ自体がそれほど高価な水草ではないため、溶けたら買いたすということも可能ではありますが、せっかくなので自宅で繁殖させた無農薬のマツモを楽しみたいところです。

マツモと冬を越えての長いお付き合いを応援しております。

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