マツモのページ

マツモ

No.
002

水草図鑑 マツモ

マツモはメダカ飼育のお供として人気の水草です

柔らかく繊細な葉で、生体を傷つけることがないため、メダカ以外にもベタやグッピーなどヒレの長い熱帯魚の水槽でも取り入れられています。

屋外でも育成できるため、ビオトープや池などにもおすすめです

マツモの基本情報や特徴、向いているレイアウトについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!

マツモの基本情報

水草図鑑 マツモ メインイメージ

水質GH6程度まで、pH7.5あたりまで対応できる
水温は18~28度の範囲で、低めの水温にも強い
サイズ水槽内では約20~30cmほど。最大約1mほどまで成長すると言われている。浮草のような性質がある。
底床材根付かない水草なので、そのまま浮かべて育成できる。沈める場合は重りを付けて固定する。
Co2CO2添加は無くても育つ。照明もそれほど強くなくて良いが、水草育成用照明1灯がおすすめ。
混泳生体メダカなどの小型魚やエビなど。ビオトープでも育成できる。
特徴

マツモは日本にも分布している浮遊性の水草です。
さまざまな魚種と相性が良い柔らかい葉と、環境があっていれば枯れることがほとんどないことから、アクアリウムでは定番種となっています
太陽光や水草育成用照明があるとより良く育ちます。CO2添加はなくても問題ないですが、あるとより美しい若葉色を見せてくれます。

有茎草に見えますが根はほとんど生えず、水に浮かびながら育っていく浮草です。
水中に沈めて固定する場合は、重りを巻き付けます。

草丈は環境が良いと1mに及ぶこともあるなど、水草としては大型種に匹敵するほどよく伸びますが、トリミングは簡単なので長さ調節が可能です。

水質に馴染みやすく、成長が早く繁茂することから初心者でも育成が容易です。
ただし、水温の急変には弱く、急激に温度が下がるなどすると葉がポロポロと外れてしまうことがあります。
成長が早いのでそれほど気に掛ける必要はないですが、水槽導入の際には水温差などに注意しましょう。

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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント

スタッフのコメント

昔から金魚と相性が良いとされる水草は『金魚藻』と呼ばれていますが、その代表格がこのマツモです!
良く見ると細い葉は2つに分かれていて、松の葉を思い起こさせますよ。

水に漂う柔らかい葉と茎は、ヒレが長い金魚の体を傷つけることがありません。金魚鉢に入れればおしゃれで涼しげな、夏にぴったりのインテリアにもなります。

また、レイアウトとしてだけでなく、マツモは実は金魚のおやつとしても優秀です。
金魚はフナを品種改良した観賞魚のため、草食性が強く、水草…特にマツモは喜んで食べてしまいます。でもご安心ください。マツモはとてつもなく成長が早いので、少しかじられたくらいでは枯れません!

さすがに、茎だけになってしまっては枯れてしまいますが…。
このことから、金魚にはおやつ感覚で与える方が多いです。

茎や葉が柔らかいという特性から、金魚だけでなくメダカやエビ飼育でも活躍します。
メダカが卵を産み付ける場所として最適で、基本的に浮いているので回収も簡単です。

その育ちやすさから無農薬栽培されたマツモも多く流通しているため、薬品に敏感なエビ水槽にも安心して導入できます!

熱帯魚ではグッピーやベタなどのヒレが長い魚種と相性が良く、長さが管理できれば美しい水草として楽しめます。

ただ、小型水槽ではあっという間に伸びて水槽がマツモでいっぱいになってしまうことも…。
増えすぎると熱帯魚が泳ぎにくくなることもあるので、ご希望の長さでトリミングして維持するのが良いですよ。

マツモがある水槽事例

マツモは、28度程度の高水温にも耐えられることから熱帯魚水槽や屋外のビオトープなど幅広い環境で育成できます

小型水槽でも育成できますが、成長が早いため繁茂に気を付けながらトリミングします。たくさん生えてくる脇芽は、カットした状態で水に入れておけばそのまま株分けのように増やせます。

ネオンテトラグッピーなどの小型熱帯魚から、メダカや金魚などの観賞魚にも向いています。
無農薬栽培のものも多く流通しているため、ビーシュリンプやチェリーシュリンプヤマトヌマエビなどのエビ飼育にもおすすめです。

強い光が無くても比較的育つため、幅広いレイアウトが可能な水草です。

マツモの育て方・増やし方を動画でご紹介!

マツモの育て方を動画でご紹介しています。

特長や増やすポイントも解説しております。
マツモがうまく育たない・コケがだらけになってしまうなど、育成にお悩みの場合は、ぜひご参考になさってください。

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読みもの

マツモについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。

コラム

マツモの増やし方や相性の良い生体を解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。

アクアリウム情報サイト・トロピカ

トロピカでは、水草についての豆知識を細かく解説しています。

その他の種類の水草や水槽レイアウト・メンテナンスについてのヒントなどをご紹介しています。

ぜひご覧ください!

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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