ハマクマノミはワイルドが多く流通しており、気が強いため複数飼育には向きません。
クマノミを複数匹飼育したい場合は、ブリード個体のカクレクマノミがおすすめです。ブリードは生まれたときから同種に囲まれているため、混泳に慣れているからです。
とはいえ、ワイルド個体でなくてもハマクマノミは気性が荒いです!
他種との混泳は可能ですが、大人しい魚は攻撃されることがあります。完成されたペアで飼育するのが最も安全と言われるなど、扱いがやや難しい海水魚です。
基本の飼育方法はカクレクマノミと同じで、何でもよく食べますし、イソギンチャクとも共生します。
ところで、ハマクマノミは水槽飼育下でも繁殖が可能です。水族館のような整った飼育環境でなくては難しいですが、近年ブリード個体が増えていることからも、繁殖しやすさがうかがえます。
ブリード化がすすむにつれて、流通するハマクマノミも気性が穏やかになっていくかもしれないですね。