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アクアリウムショップでは、カラフルで色とりどりの熱帯魚・観賞魚が販売されています。
その中でも、春の暖かい季節に気になるのは、桜色の魚たちではないでしょうか。
メタリックな輝きを放つ鮮やかな熱帯魚も魅力的ですが、やさしさを感じるほのかな桜色の魚たちは、見る人の心を穏やかにしてくれる素敵さや可愛さがあるのです。
今回のコラムでは、桜色の熱帯魚・観賞魚の中でも特に美しく、飼育しやすい魚を10種ご紹介します。
桜の季節に合わせて、ぜひお気に入りの魚を見つけてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに桜色の魚を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
春と言えば、桜を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。熱帯魚や観賞魚の中にも桜色を持つものがおり、まさに春にぴったりです。
桜色の魚の中には、成長とともに体色を変化させる魚種も多くいます。色揚げによってほのかな色合いと鮮やかな色合いの両方を楽しめる、一石二鳥の魚なのです。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、桜色の魚を解説します。
桜色の魚10選!飼いやすく美しい熱帯魚・観賞魚をご紹介
桜の季節に合わせて、桜色の飼育しやすいおすすめの熱帯魚・観賞魚を10種ご紹介します。
メダカや金魚をはじめ、淡水・海水熱帯魚などジャンルはさまざまです。好みの水質や飼育環境も多種多様ですが、桜色の魚は共通して水槽全体にやさしい印象を与えてくれます。
また、水草との相性も良く、桜色と緑色のコントラストを楽しめるでしょう。
お好みの桜色の熱帯魚・観賞魚を探してみてください。
オーロラホワイトラメメダカ
『オーロラホワイトラメメダカ』は、水面に浮かぶ桜の花びらのような美しさが魅力のメダカです。
厳密に言うと体色はホワイトですが、透明鱗のおかげで透けた体色がほのかな桜色に見えます。背中に乗るラメが鮮やかなので、暗色の底砂を敷いて上から観賞すると、体色のピンク色がより際立って見えるでしょう。
お花見や桜のイメージにぴったりな、やさしい体色の飼育しやすいメダカです。
ダイヤモンドレッドペレズテトラ
『ダイヤモンドレッドペレズテトラ』は、体全体が桜色に染まる、ブラジル・ネグロ川原産のカラシンです。
成長して色が揚がると赤色が強くなってピンクレッドになりますが、購入したての頃はまさに桜色をしています。また、成熟したオスは背びれが伸長して、水草レイアウトの中でも際立つ美しさを表現してくれるでしょう。
キラキラした鱗も美しく、色揚げすることで体色の変化も楽しめる、2度楽しい熱帯魚です。
ハナビラクマノミ
『ハナビラクマノミ』は、柔らかいピンク色のクマノミです。長年飼い込むことで濃いめのオレンジピンクになることがあり、体色の変化も楽しめます
また、性転換する魚としても知られており、大きくなった個体がメス・小さい個体がオスとして成長します。さらに、シライトイソギンチャクやロングテンタクルアネモネなど、イソギンチャクとの共生も楽しめる魚種です。
ほかの海水魚との混泳で問題が発生することはほとんどありませんが、クマノミ同士の混泳には注意が必要です。クマノミ同士で混泳する場合には、隠れ場所を多く入れて、縄張りをそれぞれ持てるように工夫してレイアウトしましょう。
ルビーインプラチナ・ディスカス
『ルビーインプラチナ・ディスカス』は、全体的に白さが際立つ美しい品種ですが、光の加減でほんのり桜色にも見えるディスカスです。照明を工夫することで桜色の強調もでき、さまざまな体色の見え方を表現してくれるでしょう。
ディスカスの中でも高価な部類に入る種類ですが、鮮やかな赤や青などを発色するほかのディスカスとは異なる魅力を持っています。
ルビーインプラチナ・ディスカスは、個体や状態によっても桜色の表れ方が異なるため、実際に個体の状態を確認してから購入するのがおすすめです。
チェリーバルブ
『チェリーバルブ』は、さくらんぼのような赤い観賞魚として有名ですが、購入したばかりの色揚げする前は薄めのピンク色をした魚です。また、エラ蓋のあたりには特に青みがあり、強調された桜色が楽しめるでしょう。
オスは成長とともに色が濃くなり、桜色とは異なるビビッドな発色が強くなります。一方メスはベージュを基本とした体色のため、ほんのりしたやさしいピンク色です。
水草水槽にもよく似合い、オスメスが揃えば水槽内での繁殖も容易なため、さまざまなポイントで飼育を楽しめるおすすめの観賞魚と言えます。
桜和金
『桜和金』は、透明鱗やモザイク透明鱗の形質を持つ更紗和金です。
一般的な更紗和金に比べると紅白の分け目がハッキリしておらず、乳白色に透ける鱗によって体色が桜色に見えることから、その名前が付けられました。透明鱗を持つ金魚の特徴である黒一色の目をしており、柔らかく可愛らしい印象の体色です。
飼育方法はほかの和金と大きな差は無く、餌をよく食べて病気にも耐性があります。
混泳させる場合は、朱文金やコメットなど和金系の体型をしている金魚がおすすめです。
桜錦
『桜錦』は、桜和金と同じく透明鱗の形質を持つ、らんちゅう体型の金魚です。乳白色が強調された体色は、ところどころ淡い桜色に見えます。
飼育方法はらんちゅうと同様ですが、泳ぎが得意ではないため、混泳する魚種には注意が必要です。
泳ぐスピードが速い和金系の金魚と混泳すると、ストレスを感じたり、餌を食べられずに痩せたりしてしまう可能性があります。混泳させる場合は、同じ体型のらんちゅうや江戸錦などでまとめ、ストレスなく餌が行き渡るようにしましょう。
キンギョハナダイ
『キンギョハナダイ』は、最大でも10cm程までしか成長しない、強いピンクの体色を持つ小型海水魚です。鮮やかなピンク色は水槽内でよく映え、水槽を華やかに演出してくれるでしょう。
人工飼料もよく食べ、丈夫で飼育しやすい海水魚で、東京アクアガーデンの水槽でもよく採用される可愛い魚です。
複数飼育をしていると性転換する魚としても有名で、オス1匹に対して複数のメスで構成されるハーレムを作ります。オスは背びれが伸長しとても美しい婚姻色を表すため、桜色だけでなく体色の変化も楽しめるのです。
美しく飼育しやすい、おすすめな桜色の海水魚の代表格と言えるでしょう。
アサヒハナゴイ
『アサヒハナゴイ』は、カラフルで飼育もしやすいおすすめのハナゴイです。
背の赤い斑点に目が行きがちですが、ベースになる体色はまさに桜色で、海水魚ならではの鮮やかなピンク色をしています。キンギョハナダイよりも、インパクトのある魚種をお探しの場合におすすめの海水魚です。
ただし、アサヒハナゴイは流通量が少ないため、高値で販売されています。水槽導入時の魚の状態が最も重要なポイントになるため、魚の健康状態を確認してから購入するのがおすすめです。
ウスモモテンジクダイ
『ウスモモテンジクダイ』は、名前のとおり薄いピンク色の海水魚です。
イトヒキテンジクダイによく似ていますが、透明感のある体色にほんのりとピンク色が乗ります。透明感が強いため、照明の種類を工夫すれば、さらに桜色を強調できるでしょう。
大人しい性格で飼育しやすく、水槽に馴染めばさらに安定します。
透明感のある儚い印象で可愛いですが、流通量は少ない魚種です。そのため、状態がよいかどうか、購入する際にしっかりチェックしましょう。
まとめ:桜色の魚10選!熱帯魚・観賞魚で桜色が美しくおすすめの種類を紹介
桜の季節にぴったりな、桜色・ピンク色の熱帯魚・観賞魚を10種類ご紹介しました。
桜色の魚と言っても、鮮やかなピンク色の海水魚からほのかな桜色のメダカまで、色の強弱や魚の種類はさまざまです。また、成長とともに体色を変化させたり、オスメスで異なる体色を表したりする魚もいます。
今回紹介した魚たちは、いずれも美しく飼育しやすい魚種ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
飼育環境や混泳魚も考慮に入れつつ、お好みの桜色の観賞魚を選ぶことは、桜の季節の楽しみの1つになるでしょう。
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