コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。
日本だけでも6000万人以上の利用者数を誇るインターネット通販の大手Amazonは、食料品や日用品からコアな一点物まで、家にいながら様々なものを購入できます。
アクアリウム関連の商品も充実しており、餌やろ材といった消耗品、水槽や飼育機材に生体も販売されているため、Amazonだけで必要なものを揃えてアクアリウムを始めることも夢ではありません。
また、Amazonは他の店舗や通販サイトに比べて価格が安く設定されていることが多く、その点も多数のユーザーに支持される理由となっています。
しかし、一方では昔ながらのアクアリウムショップに通い、自分で商品を吟味して購入したいと考える方もいるでしょう。
今回のコラムでは、Amazonと店舗を比較した価格例をもとに、それぞれで購入するメリットや水槽用品・生体の最もお得な購入方法を解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにAmazonと店舗の価格差と水槽用品のお得な購入方法を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
思い立った時にすぐに商品を購入できるAmazonは、忙しいアクアリストの強い味方です。
価格が他に比べて安いのも大きな魅力ですが、ではなぜ同じ商品でも店舗とAmazonで価格差が生まれるのでしょうか。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、Amazonと店舗の価格差と水槽用品のお得な購入方法を解説します。
Amazonと店舗の価格に差が出る理由
購入方法に様々な選択肢がある現代では、商品を購入する際に店舗や通販サイトの価格を比較するのが当たり前になりつつありますが、値段を見比べてみると、Amazonが最安値という光景を目にすることもしばしば。
では、なぜ新品で同じ条件の製品でありながら、Amazonと店舗で価格差が生まれるのでしょうか。
ここでは、Amazonの販売価格が安い理由と、実店舗がお得になるタイミングをご紹介します。
Amazonは最安値を基準にしている
Amazonが安い最大の理由が、複数の出品者(店舗)がそれぞれ独自に販売価格を設定していることにあります。
これは他のECサイトにも言えることですが、
- 複数のネットショップが同じ商品を独自の値段で出品できる
- 商品の一覧で表示でショップごとの値段差が明確
といったことからサイト内での価格競争が激しくなり、各社ができるだけ安い値段で販売するようになるという仕組みです。特にAmazonは出品側のユーザー数も多いので、最安値に近い価格が付きやすくなります。
また、Amazonの出品者は大量一括仕入れを基本としている点も、商品の値段が下がる要因です。
餌などの需要が高い消耗品ではそれが顕著で、例えば熱帯魚の定番人工餌である『テトラミンNEW 52g』は税込みの定価が1,463円ですが、Amazonでは税込価格714円で販売されています。
さらにAmazon定期便を利用すれば1個643円で継続購入が可能です。
同じ商品でも、楽天市場では最安値税込799円で、実店舗では税込約1,000〜1,200円ほどで販売していることが多いため、Amazonがお得であることが分かります。
ただし、Amazonの価格は出品者がその都度変更することが出来るため、価格が変動しやすい点にはご注意ください。
欲しいと思った商品が最安値で見つかったなら、すぐに購入するのがおすすめです。
適材適所で上手に活用しよう
Amazonをはじめとする通販サイトは、必要になった時に曜日や時間を問わずいつでも利用できたり、実店舗に比べて安価で販売されていたりと何かと便利なものですが、一方で実物を確認できないことに不安を感じる方もいるでしょう。
特に個体差が大きい生体などは、この傾向が強いです。
もちろん通販で購入した生体も問題なく飼育できることが多いですが、もし気になるときは、品質が均一な消耗品や使ったことがある製品のリピートで利用すると、安心して活用できます。
実店舗は週替わり品や生体がお得
安価で手軽なAmazonの販売システムを考えると、アクアリウムショップの実店舗に足を運ぶ必要性を感じないという方もいるでしょう。
しかし、実は店舗には店舗の良さや使いどころがあるため、通販と上手に切り分けて利用するのがおすすめです。
例えば、実店舗では週替わりセールなどのお得なイベントが定期的に開催されていて、対象となった商品はAmazonよりも安く販売されていることがあります。
また、生体については実店舗の方がお得なことも。
例えば、人気の熱帯魚であるベタ・ギャラクシー(オス)は、Amazonでは税込5,980円、楽天市場では税込6,000円ほどですが、実店舗では税込3,980〜4,980円前後で販売されているケースが多いです。
生体に関する価格差は、Amazonなどの通信販売だと生体のストック費用に加えて運送費などが上乗せされるためで、実店舗のセール個体ならさらに安く購入できるでしょう。
Amazonと店舗・それぞれのメリット
Amazonと店舗で価格差が生じる理由を掘り下げていくと、それぞれの特徴が見えてきます。
それぞれに得意分野があるため、商品に応じて上手く使い分けることが大切です。
ここでは、商品をよりお得に購入するため、Amazon、店舗それぞれの特徴とメリットをご紹介します。
すぐに必要ならAmazonがおすすめ
Amazon最大のメリットは、いつでもどこでも水槽用品や生体が購入できることです。
翌日配送が可能な商品も多く、忙しくてアクアリウムショップに足を運べない場合や急ぎで必要なものができた場合にもすぐに商品を届けてくれるので、とても重宝します。
また、大型水槽や機材、底砂などの重量があるものでも玄関まで届けてくれるので、持ち帰るのが大変なものは通販で購入するというのも方法です。
実店舗はレアな魚種やこだわりの品揃えが魅力
実店舗の大きなメリットは、生体や製品を自分の目で見て購入できる点です。
特に生体は顕著で、個体の体調や柄の出方、発色などを直接確認できるため、より自分好みの良い個体を選んで飼育することができます。
アピストグラマなどのシクリッドや大型魚は、同じ魚種でも個体によってかなり差があるので、実物を見れるのは大きな安心材料になるでしょう。
飼育機材についても実物をみてサイズ感を確認することができますし、機材のスペックや選定方法などを生き物に詳しい店員さんに相談しながら考えられるのも強みの一つです。
また、生体やレイアウトテーマに沿った飼育用品が一か所にまとめらて売られているので、飼い忘れが無く、ネット通販より効率よく買い物ができる可能性があります。
水槽用品・生体のお得な購入方法
Amazonでも店舗でも安全にお得な商品を購入するには、いくつかのポイントを押さえるのが一番です。
ここでは、水槽用品や生体のお得な購入方法と安全に通販を利用するポイントをご紹介します。
季節のセールを狙う
Amazon、通販サイト、実店舗いずれの購入場所でも年に数回あるセールは見逃せません。
Amazonではシーズンイベントに合わせたセールがコンスタントに実施されており、特にブラックフライデーセールは1年の間で最もお得に商品を購入できる目玉イベントです。
楽天ではポイントアップキャンペーンが定期的にありますし、実店舗では初売りやGWなど長期休暇のタイミングでセールがよく行われます。
水槽・飼育セットを買う
水槽セットや飼育セットは、魚や熱帯魚の飼育に必要な機材をまとめて揃えることが出来る上に、単品でバラバラに買うよりも価格が安めに設定されているお得な商品です。
メダカなどの人気生体はアクアリウムメーカー各社から飼育セットが販売されているので、お好みのセットを選ぶことができます。
出品者を選ぶ
先程も触れた通り、Amazonにはたくさんの出品者がおり、それぞれが自由に価格を設定できます。
同じ商品でもAmazonの中で価格差が出ていることがあるので、値段を確認、比較しながら目的に合った業者を選ぶようにしましょう。
Amazon以外の通販サイトでは、商品価格が安いかわりに送料が多めにかかる場合があるため、送料を含めた価格で比較すると正確な金額がわかりやすいです。
また、価格が安くても評価が低かったり、購入者のレビューが良くなかったりする出品者には注意してください。
出品者の評価は、ネットオークションやフリマアプリでも安全性を確認する重要な指標となります。
中古水槽を買う
中古水槽や中古機材は、多少の使用感を許容できるのであればかなりお得な商品です。
新品ではなかなか手が出せないハイスペックな機材や、特注品が中古になっている場合があるので、必要に応じて中古品も候補に入れてみてください。
アクアリウム専門店では、お店で使用していた中古水槽やお客様からの引き取り品といった中古アイテムがお得な値段で販売されていることがあります。
Amazonや通販サイトでは中古品はあまり見かけないかもしれませんが、「箱無しや汚れあり」などの商品がアウトレット価格で販売されていますし、オークションやフリマサイトでは中古品が盛んに取引されているので覗いてみるのもおすすめです。
中古アイテムは1点物なので、欲しい商品が見つかったらすぐに購入しましょう。
ただし、あくまで中古品なので、水槽用クーラーなど厳密な稼働が必要な機材は、新品を購入するのがベストです。
廃盤・在庫処分を狙う
Amazon・店舗ともに、廃盤品は在庫処分で定価よりも安く販売される傾向があります。
廃盤品は再入手が困難であったり、保証期間が短かったりなどのデメリットがあるものの、機能には問題ない場合がほとんど。求める条件を満たしているのならば、お得に購入できる狙い目の商品です。
まとめ:Amazonと店舗の価格差とは!価格例や水槽用品・生体のお得な購入方法
今回は、Amazonと店舗の価格差ということで、Amazonが安い理由や店舗と使い分けるコツについて解説しました。
同じ商品の価格を比べてみると、Amazonが最安値となるケースをよく目にします。
Amazonは複数の出品者が商品の値段を自由に決めることが出来るので価格競争が起こりやすく、また大量仕入れをしている場合が多いので、比較的低価格で購入できます。
一方実店舗は、店舗ごとにお得なキャンペーンやセールを行っているほか、実物を目でみて購入できるのが利点です。特に生体は配送料がかからない分、通販よりも安く購入できることがあります。
いずれの購入方法でも、季節ごとのセールを利用したり中古品や廃盤品を狙ったりすることで、よりお得に商品を購入できます。
Amazon・店舗それぞれにはメリットがあるため、商品に応じて適切に使い分けるのがおすすめです。
お問い合わせ
水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
お手持ちの水槽をプロのアクアリストがメンテナンスしてくれる水槽メンテナンスサービス、
水槽リニューアルサービスや水槽引っ越しサービスなど様々なサービスがございます。
お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。