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家族や友人と海水浴に行ったり河川敷で遊んでいて、カニを捕まえてくることありますよね。しかし捕まえて連れ帰ったのはいいものの、餌に困る方は意外と多いです。
カニは雑食性で何でも食べてくれますが、おすすめは市販のザリガニの餌です。市販の人工餌なら、必要な栄養がバランスよく配合されているのでカルシウムなどもしっかり摂ることができます。ただしずっと人工餌だけだと、栄養の偏りがでてくることもあるので、おやつ程度にイトミミズや冷凍アカムシなども与えてあげましょう。
今回はカニのおすすめの餌と、餌の与え方のポイントについてお話ししていきます。
目次
カニは雑食性です!
カニは小魚などを食べるため、肉食性だと思っている方が多いようですが、実際は何でも食べる雑食性の生物でお米も食べることがあります。
筆者の友人は幼少期にサワガニをお米で4年くらい飼育していたそうです。このように小魚や虫以外でも育てることは可能ですが、甲殻類なのでしっかりとした殻を作るためにも、カルシウムやタンパク質が含まれている餌のほうがカニには良いんです。
お肉や野菜・お米などを与えると食べ残しで水質が悪くなるのも早まります。栄養バランスや水質悪化のしやすさなどから考えると、市販の人工餌がおすすめです。
まず自宅で飼育できるカニの種類や、基本的な飼育方法が知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
おすすめのカニの餌
今回はカニにおすすめの人工飼料を6つご紹介していきますが、同じ種類のカニでも1匹ずつ食性が異なるケースがあるので、飼育使用としているカニが好んで食べる餌を探してみてあげてください。
コメット ザリガニのエサ
コメットの「ザリガニのエサ」は、細かなスティック状なので、カニがつかみやすいです。しかしカニの大きさが小さい場合は、割ってあげたほうが食べやすいかもしれません。
ただし入れ過ぎると水が濁ってしまうことがあるので、最初は少な目に与えて、様子を見ながら与える量を増やして適量を探りましょう。
コメット ザリガニ・カニの主食
コメットの「ザリガニ・カニの主食」は、細かなクランブルタイプの餌なので、体格の小さなカニ向きです。沈降性なのでカニが餌を見つけやすいだけでなく、善玉菌も配合していて栄養バランスが整っています。ザリガニやカニだけでなく、ヤドカリも食いつきがよいことが多いですよ。
ひかり ザリガニのエサ
ひかりの「ザリガニのエサ」は、商品名にザリガニと表記されていますが、カニやヤドカリ、エビなど甲殻類全般が食べてくれる餌です。ゆっくりと底に沈んでいく沈下性の餌で、カルシウムの配合を強化しているため、健康的に育ちます。
食いつきが良い餌として人気ですが、ごくまれに全く興味を示さないものもいるので、最初はきちんと食べているか確認するようにしましょう。
水槽のにごりや臭いが気になる方は、同じひかりのザリガニのえさ にごり・ニオイ対策用」もおすすめです。
イトスイ ザリガニのごはん納豆菌
イトスイの「ザリガニのごはん納豆菌」には、納豆菌を含んでいます。納豆菌は人間の体に良い影響を与える菌ですが、意外にカニなどの生物にも健康に良い影響を与えることが多いといわれています。水槽内の水のニオイや汚れを軽減する効果も期待できる餌です。
カルシウム成分も豊富なのでしっかりと硬い殻を作ることができ、ビタミンも配合している栄養豊富な商品です。
キョーリン ビタクリンイトミミズ
キョーリンの「ビタクリンイトミミズ」は、イトミミズにビタミン複合体を取り入れたフードです。病原菌はしっかり殺菌されており、生きた状態で急速冷凍しています。
冷凍状態で水槽にいれると濁りの原因になってしまうので、ある程度溶かしてからカニに与えましょう。
カニは生きたイトミミズだけでなく、普通のミミズまで食べますが、生餌は水が臭うようになったり、水質悪化が早まりやすいという特徴があるので、頻繁に与えるのはおすすめできません。
イトミミズを与えるのであれば、アクアリウム用に販売されている冷凍のものを使用しましょう。
キョーリン ビタクリンアカムシ
カニはイトミミズだけでなく、アカムシも好物です。こちらも水質悪化などを考えると生餌ではなく、アクアリウム用の冷凍されたものを与えましょう。
キョーリンの「ビタクリンアカムシ」も、イトミミズ同様に、病原菌の殺菌処理が行われています。
ビタミン複合体を体内に取り入れているので、栄養満点、超急速冷凍しているので溶けても外に栄養が漏れにくく、水を汚しにくいです。
おすすめはザリガニの餌!
カニは雑食なのでいろいろなものを食べてくれますし、甲殻類用の市販の餌は様々な商品がありますが、その中でもおすすめは「ザリガニの餌」です。
海水のカニの場合は、マリンアクアリウムで使用するライブロックに発生する、コケを食べてもらうのもよいでしょう。コケを餌として与える場合は、水槽内のコケの状況を見ながら人工餌の与える餌の量を調整します。
餌を与える量で悩む方は多いですが、カニも人間と同じで、食べる量は1匹ずつ異なります。そのため飼い始めてからしばらくは、餌を与えてからある程度食べるまで観察し、食べ残さない量をきちんと把握して与えるようにしましょう。
カニへの餌の与え方のポイント
カニも他の生物と同じで、栄養が偏り過ぎると体調を崩してしまいます。雑食性ということは、いろいろなものを食べて栄養を補っているということなので、特定の人工飼料ばかりを与え続けるよりも、おやつ程度にイトミミズなど他の餌を与えてあげたほうが、健康的に育ちます。
また、たまに異なる餌を与えることで、カニが餌に飽きることを防ぐこともできます。
カニの寿命は種類によって異なりますが、長いものだと10年近くも生きることがあるので、カニの嗜好にあったもので栄養価の高いものを食べさせてあげるようにしてください。
まとめ:カニの餌は何がいい?イトミミズ?カニに最適な人工飼料などを解説します
海や川で捕まえたカニは、肉食性ではなく雑食性です。なんでもよく食べますが、長生きさせたいのなら栄養バランスの整っている、市販のザリガニの餌がおすすめ。
しかし長期間同じ餌ばかり与えていると、どうしても不足する栄養素が出てくるので、たまに冷凍アカムシやイトメなど他の餌を与えてあげることも重要なポイントです。
飼育するカニの嗜好や食べる量を把握して、元気で丈夫な健康状態を維持して長生きを目指しましょう。
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