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身近な生き物であるカエルですが、飼育には保温のためのヒーターが必要です。
飼育下の水槽でカエルの冬眠環境を整えるのは難しいため、冬場でもカエルを安心して飼育するには保温ヒーターを用意するのが一番だと言えます。
このコラムでは、カエルにおすすめのヒーターを7選ご紹介します。
保温機材の選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
カエルにおすすめのヒーターを解説
東京アクアガーデンのなかには爬虫類や両生類を好むスタッフもいます。
「カエル」といってもさまざまな種類がおり、生態はそれぞれ異なります。
しかし、「飼育下で冬眠させるのは難しい」ということは共通しており、カエルを冬眠させないためには保温ヒーターが必要です。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、カエルにおすすめのヒーターを解説します。
カエル飼育にヒーターは必要!
カエルは生活する場所やスタイルによって、地上棲・樹上棲・水棲などさまざまな種類がいます。
気温が15度以下になるとカエルは冬眠する可能性がありますが、飼育下では難易度が高いです。
餌を適度に与えたり、冬眠環境を整えたりできればいいのですが、慣れていない場合は冬眠させずに飼育するのがよいでしょう。
そこで必要なのが、水槽用ヒーターです。日本に住んでいるアマガエルなどを捕まえて飼育する場合でも、寒さの厳しい冬にはヒーターを用意しましょう。
飼育するカエルの生態に合わせて、最適なヒーターを選んであげてください。
カエル飼育におすすめのヒーター7選
水槽用に販売されているヒーターには、水中に沈めるもの・パネル式のもの・壁面に取り付けるものなどさまざまです。
ここでは、カエルの種類やヒーターの設置場所に合わせて選べる、カエル飼育におすすめのヒーター7選をご紹介します。
GEX エキゾテラ レプタイルヒート
『GEX エキゾテラ レプタイルヒート』は、飼育ケージや水槽の下に挿し込むタイプのパネルヒーターです。
ヒーター表面の設定温度は約45度で、爬虫類用のパネルヒーターですがカエル飼育にも転用できます。
パネル本体は6層構造で、飼育容器全体をムラなく均等に保温でき、コンセントに差すだけで使用可能です。
14.5×17.6cmのXSサイズから、30.5×36.5cmのLサイズまで用意されており、飼育容器に合わせて使えます。
みどり商会 暖突
『みどり商会 暖突』は飼育水槽の上部に設置し、上から温めるタイプのヒーターです。
主にヘビやトカゲなどの爬虫類向けに開発された商品で、幅広く水槽全体を保温できます。
カエルに使用する場合は、アメフクラガエルのような暖かい地域のカエルにおすすめです。
ヒーターの表面が過度に熱くならないため、火傷しにくいのが嬉しいポイント。
ただし、設置するためには飼育ケージの上部にネジで取り付ける必要があります。規格が合わない場合には自分で加工する必要があり、その分手間が掛かるデメリットもあるので注意しましょう。
GEX エキゾテラ ヒーティングトップ
『GEX エキゾテラ ヒーティングトップ』も、みどり商会の暖突と同じく上部から温めるタイプのヒーターです。上部から飼育容器全体をムラなく温められるため、樹上性のカエル飼育に向いています。
暖突とは異なり、ケージの上に置くだけで設置できるため、初心者も安心して使えます。
また、ケージの外側に設置するヒーターであり、皮膚の表面が弱いカエルも火傷の心配が少ないのもメリットです。
ヒーターの厚さは2.8cmと薄型で、見た目もスッキリとしています。
15.5×10.0cmのSサイズと、25.6×16.0cmのMサイズがあり、飼育ケージや水槽に合わせて大きさが選べる仕様です。
基本的には爬虫類向けのヒーターですが、いろいろな種類のカエルにも使えます。
SANKO パネルウォーマー
『SANKO パネルウォーマー』は、基本的に飼育ケージや水槽の底面に設置するパネルヒーターですが、軽量で薄型のため水槽の壁面に貼り付けるのにもぴったりです。
床暖房に使用されているヒーターと同じ構造の商品で、約25〜45度の設定範囲から1度単位で設定できるのが特徴です。そのため、カエルの種類や生態に合わせた適切な温度に設定しやすいでしょう。
消費電力に応じて16.0×16.0cmの8Wサイズから、24.0×48.0cmの32Wサイズまで、4種類がラインナップされています。飼育ケージの大きさに合わせて適切なサイズを選びましょう。
ビバリア マルチパネルヒーター
『ビバリア マルチパネルヒーター』も、SANKOのパネルウォーマーと同じく温度調節できるパネルヒーターです。
温度設定はシンプルで、25℃・35℃・45℃の3段階で設定でき、カエル飼育初心者も簡単に使えます。
サイズも豊富に用意されており、16.0×16.0cmの8Wサイズから、24.0×65.0cmの45Wサイズまで全5種類のラインナップです。最大サイズの45Wタイプは、90cm以上の飼育ケージや水槽向けであり、大型ビバリウムを楽しむ際に特におすすめですよ。
みどり商会 ぴたり適温プラス
『みどり商会 ぴたり適温プラス』は、爬虫類・両生類・小動物・鳥類など幅広い生き物に使用できるパネルヒーターです。
愛用者も多く、カエルだけでなくカメや水槽用ヒーターが入らない小型水槽、ボトルアクアリウムの保温にも使えます。
設定温度は約42度と低めの表面温度であり、乾燥に弱いカエルの皮膚にも安心です。
また、地上棲のカエルを飼育する場合には、飼育ケージや水槽よりも小さいサイズのヒーターを選ぶのがポイントです。適度な温度差を生み出し、カエルが最適な温度の場所を見つけられるでしょう。
ぴたり適温プラスのパネルサイズは、18.0×15.0cmの1号から、55.0×25.0cmの4号までラインナップされています。丸形も用意されており、さまざまな形状の飼育ケージや水槽に対応できますよ。
みどり商会 ナイーブ
『みどり商会 ナイーブ』は、パネルヒーターよりも柔らかい素材でできている温熱マットです。
外気温に応じて自動で温度が変化し、マットの表面温度は38〜42度の間で調節されます。生き物にとっての適温が自動で保たれるため、初心者の方におすすめのカエル用ヒーターです。
10.5×25.5cmの縦長のミニサイズも販売されており、小さな水槽でも使えます。
また、生物の成長に欠かせない遠赤外線を放射する製品のため、カエルの成長促進効果にも期待できるでしょう。
カエル用ヒーターの選び方
カエル用ヒーターの選び方には、設置面で選ぶ方法と飼育しているカエルの種類に合わせて選ぶ方法があります。
上面や底面部から温めるだけでなく、飼育ケージの壁面にシート状のパネルヒーターを設置する方法もあり、飼育環境によってサイズや製品を選ぶのがおすすめです。壁面に貼り付けるのはケージ内の空気を温める方法であり、カエルの火傷防止にもつながります。
アメフクラガエルのような暖かい地域で生活するカエルなら、飼育容器全体をムラなく温める上部設置のヒーターで、設定温度も高めの製品を選びましょう。
また、ベルツノガエルなどの地上棲のカエルには、パネルヒーターがおすすめです。
パネルヒーターは、温度勾配を作るために底面全体の1/3程度に敷き、底面部全域を覆わないようにしましょう。こうすることで、カエルに最適な温度環境を作り出せます。
まとめ:カエルにおすすめのヒーター7選!カエル水槽を保温する機材と選び方
今回のコラムでは、カエルにおすすめのヒーター7選やヒーター選びのポイントについてお伝えしました。
カエルの健康を維持しながら飼育するためには、保温ヒーターが必要です。
カエルに使用できるヒーターには、飼育ケージや水槽の上部・底面・壁面に設置できるものなど、さまざまなタイプがあります。
飼育ケージや水槽の設置場所とサイズに応じて、環境に適したヒーターを選びましょう。
また、飼育するカエルの生態に合わせたヒーター選びも大切です。
気温が下がる前に保温ヒーターを用意して、冬場でもカエルを安心して飼育できる環境を整えておきましょう。
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