撮影・短期水槽レンタルの料金とは！お得なケースと事例・価格も紹介

人の注目を集めたいときや空間の雰囲気作りに最適なアクアリウムは、スタジオ撮影の小道具や期間限定イベントの目玉として、季節を問わず人気があります。

しかし、たとえ短時間・短期間でも水槽を設置する手間は変わりません。
むしろ短時間だからこそ生き物のコンディションやアクアリウムのクオリティを上げるのが難しく、個人で用意するのには限界があることも。

そんな時はぜひ、水槽レンタルサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
実際、イベントや撮影で短期レンタルを利用して水槽を設置される事例は多く、プロが手掛けた美しいアクアリウムは各現場で大変ご好評いただいております。

このコラムでは、撮影・短期水槽レンタルの価格感や、お得に利用できるケース、実際の設置事例と参考価格などをご紹介します。

撮影・短期水槽レンタルの料金とは

短期水槽レンタルと言われると、高級なサービスというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

そこではまずは、短期水槽レンタルサービスの価格感について、東京アクアガーデンのケースを例にご紹介します。

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短期水槽レンタルのお見積り

短期水槽レンタルは設置日数や内容の自由度が高く、ケースごとに価格が大きく異なるため、一概にこの価格と明言することが難しいです。

ただもちろん基準はあり、東京アクアガーデンの場合は、資材費（水槽一式、生き物など）・人件費・搬入費・日数などをお伺いしたうえで、ご依頼ごとに個別にお見積りを行っています。

短期水槽レンタルの基本料金

短期レンタルできる水槽の種類は以下の通りです。

• 海水魚水槽
• サンゴ水槽
• 淡水魚水槽
• 金魚水槽
• メダカ水槽
• アクアテラリウム水槽
• いけす水槽
• タッチプール

短期レンタルの料金は貸し出す水槽や内容によって変化しますので、お問い合わせの際に細かな情報を頂けると、お見積りがスムーズです。
また、ご予算にあわせて水槽サイズや設計、レイアウトを提案することもできますので、お気軽にお問合せください。

短期水槽レンタルの料金が上がる要素

水槽の内容以外で短期水槽レンタルの値段が上がる大きな要因に、人件費や運搬費があります。
特に人件費は、ご依頼内容により大きく左右されるポイントで、

具体的には

• 水槽サイズが大きい
• 本格的なレイアウトが必要
• ご利用場所が遠距離
• 搬入経路が複雑
• 早朝か深夜しか作業できない　など

といったケースでは、スタッフの人数や作業時間が増えて思ったよりも高額になってしまうことも。
また、水槽のサイズやデザイン、機能をオーダーメイドで製作する場合、スケジュールがタイトだとスタッフの人数を増やして対応せざるおえないため、価格が上がる原因になります。

もし、少しでも価格を抑えたいときはスケジュールに余裕を持ってお問い合わせいただくと、ご希望に合わせた内容、価格感のすり合わせができてスムーズです。

短期水槽レンタルがお得なケース

短時間・短期間だけ水槽を設置する場合、水槽レンタルと共に候補になるのが『水槽の購入』です。
水槽を購入して自分で設置すれば即日展示を開始できますし、人件費やサービス料などがかからないため費用の節約になると考える方もいるでしょう。

しかしその一方で、水槽の内容を考えて準備し設置しなければならない、展示を終えた後の水槽や生き物の処遇、といった問題に手を取られることも少なくありません。

そこでここでは、短期水槽レンタルを利用したほうがお得になるケースを解説します。

中～大型水槽の場合

90cmや120cm以上の中型サイズよりも大きな水槽をご希望の場合は、短期水槽レンタルの利用価値が高いです。

このクラスの水槽になると、空の状態でも10kgを超え、水を入れたときの重量は200kgを超えるため、一人で移動したりセッティングしたりするのがかなり難しく、設置にも専用の水槽台が必要となります。
水槽やろ過フィルターなどの水槽機材の購入価格も高額になってくるので、展示に必要な水槽一式＋生き物を揃えると予算が膨れ上がってしまう可能性も。

また、運用中の水槽管理は慣れていないときれいなアクアリウムを維持することができませんし、展示後の片づけや処理も大変です。

このような理由から、中型水槽以上のサイズを短期設置する場合は、楽にお得に印象的な水槽を楽しめる水槽レンタルサービスがおすすめです。

生き物も一緒にレンタルしたい場合

アクアリウムにも様々な種類がありますが、熱帯魚や金魚などの生き物を短期間展示する場合は、水槽レンタル業者に依頼することをおすすめします。

生き物を扱うとなると、展示期間中ベストな状態を保つには経験に裏打ちされた管理術が必須ですし、魚種によっては専用の設備が必要など知識も必要不可欠です。
また、展示が終わった後に生き物をどうするかといった問題が発生する可能性もあります。

その点水槽レンタル業者ならば、水槽の内容に応じて希望の魚種を必要な分だけ用意してもらうことができますし、展示が終わったら生き物も一緒に撤収してくれるので、管理に頭を悩ませることがありません。

熱帯魚をよりよく見せる水槽レイアウトなども一緒にお願いできるので、トータルでクオリティの高いアクアリウムを楽しめます。

水槽の保管場所がない場合

水槽は、ガラスやアクリル製といった硬くて繊細な素材で作られており、保管する際はしっかり梱包しておかないと破損してしまう危険があります。
もちろん折りたたむことができないので場所を取りますし、さらに、水槽台や水槽機材も一緒に保管するとなると、かなり広いスペースを確保しなければならないでしょう。

このような条件の保管場所を用意するのが難しい、展示終了後の水槽の処遇が決まっていないという時も、水槽レンタルならば心配いりません。
使用後は水槽一式をすべて撤去してもらえるので、保管方法などを気にすることが無く気軽にアクアリウムを設置できます。

撮影・短期水槽レンタルの事例と価格

ここからは、アクアガーデングループの短期水槽レンタルを利用して、撮影やイベントなどに水槽を設置した実例を参考価格とともにご紹介します。
予算感の参考になれば幸いです。

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撮影イベントに小型水槽を短期レンタル

携帯バッテリーの発表記者イベントで、1日の短期水槽レンタルをご利用いただいた事例です。
バッテリーのデモンストレーションということで、実際にバッテリーを水槽に繋いでろ過フィルター等の機材を動かしています。

こちらは、60cm水槽と底面式フィルターに、淡水の熱帯魚や水草といった生体、砂利などを一式レンタルで設置しています。
比較的小型のアクアリウムですので、設置費用やスタッフの派遣費を含めても10万円～ほどと、価格も控えめです。

夏のイベントへタッチプールを短期レンタル

ショッピングセンターで開催された夏の短期イベントに、タッチプール水槽を設置しました。
カブトガニやネコザメ、ヤドカリなど海の生き物を触ることができる、体験型のアクアリウムで、お子様やファミリー層をターゲットにしたイベントで特に人気です。

今回は水を汚しやすい大型の生き物が多かったため、ハイパワーのプロテインスキマーという海水専用の機材で水をきれいに維持しました。
タッチプールは形状や内容が特殊で、水槽自体もかなり大型であることから、複数人のスタッフで作業を行います。そのため、価格はやや高めの45万円ほどが想定されるでしょう。

シーフードショーで養殖魚を展示

シーフードショーで展示する養殖魚『クエタマ』の水槽を、短期レンタルしました。
水槽は120cm規格のものを用意し、生体の発育を促す曝気装置とともに展示しています。

水槽内を泳ぐ生体はお客様がご用意されたものを使用しておりますので、価格の内訳は水槽一式のレンタル費と設置作業費などです。
このケースでは作業時間が限られた大型イベント会場への設置であったため、25万円ほどの価格感となっています。

ドラマ撮影にサンゴ水槽2台を短期レンタル

テレビドラマの撮影用に設置した、2台のサンゴ水槽です。
サンゴはとてもデリケートな生き物で、美しい姿を鑑賞するには安定した適切な環境が必須。撮影時にベストな状態を提供できるのは、プロならではの業といえるでしょう。

ストーリーに関わる水槽ということでしたので、サンゴが印象的に見えるよう意識しました。
登場人物がサンゴを飼育しているという設定があったことと、カメラに写り込むような位置にサンゴを配置する必要があったため、サンゴ飼育ではポピュラーなライブロックをふんだんに使用して、高さのあるダイナミックな水槽に仕上げています。

サンゴ水槽は専用機材が必要で管理にも手間がかかるため、他のアクアリウムに比べて価格が上がりやすいです。今回のケースではさらに水槽を複数台設置しているため、40～50万円程度の価格感となりました。

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まとめ：撮影やイベントでは短期水槽レンタルをお得に活用しよう！

水槽短期レンタルは、撮影やイベントなどで本格的なアクアリウムを展示したい場合に便利なサービスです。

価格は水槽の規模やレイアウトの有無、スケジュールや必要なスタッフの人数などで変動します。
ご予算にあわせて、水槽の設計をご提案することもできますので、ご入用の際にはお気軽にご相談ください。

限られた時間・期間に素早く美しいアクアルムを設置するのは、経験を積んだアクアリストならではの技術です。
水槽設置でお悩みの場合は、ぜひ東京アクアガーデンまでお問い合わせください。