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水槽とセットで販売されていることも多い「上部式フィルター」は、数あるろ過装置の中でもろ過能力が高いフィルターです。
上部フィルターはたいていの場合、セラミックろ材の上にウールマットを敷きます。
白いウールマットは約2週間に1回交換し、下部のろ過材は約半年に1回ほどのペースで、飼育水を使って洗浄しましょう。
この記事では上部式フィルターの仕組みや、おすすめの商品等を紹介しています。
目次
上部式フィルターとは
上部フィルターとは熱帯魚や海水魚の水槽を濾過するためのフィルターの1つで、水槽のフレームの上に設置して使用します。
水槽内の水をポンプで吸い上げて、ろ過槽に水を送り、下の水槽へと戻す仕組みです。
水槽の上部に設置されることで空気と触れ合う面積が多く「濾過バクテリアが繁殖しやすい」ことがメリットです。「生物ろ過」の能力が特に高いです。
また、外部フィルターのように水槽の範囲外に場所を取らない点も人気の秘密です。
上部式フィルターの仕組み
上部フィルターのろ過槽には「ウールマット」「セラミックろ材(リング状、ボール状)」「スポンジ」「活性炭」が表記の順に使用されています。目の粗いものから細かいものへ水が通ることで、効率よく目詰まりを防止したり通水性を高めることができます。
「スポンジ」や「セラミックろ材」は目的に応じてカスタマイズすることが可能です。目詰まりを完全に防ぐために「スポンジ」を「セラミック濾材」に入れ替えている人もいます。
セラミックのろ材は「リング状」と「ボール状」の2種類があります。
「リング状」は中央に穴が空いて水が通りやすい形状をしており物理的なろ過の役割を果たします。「ボール状」は小さな穴がたくさん空いている多孔質な材質で、濾過バクテリアが住み着いている場所です。こちらは生物ろ過に大きく貢献しています。
両方使用する場合は「リング状」「ボール状」の順に重ねるのがおすすめです。
その際、ろ材が混ざってしまうのを防ぐために「ネット」に入れて設置することをおすすめします。
半年ほどすると汚れが溜まって濾過能力が落ちるので、新品と交換、もしくは飼育水をバケツなどにためて、ろ材を良く洗浄してください。
また、「活性炭」は細かな汚れを「吸着ろ過」する役割を持ちます。ただ吸着できる汚れに限界があるため、ろ過槽では一番上(最上面)に配置されています。
上部式フィルターがおすすめな熱帯魚は?
ろ過能力が高い上部フィルターは、フンの量が多くて水槽を汚しやすい「金魚」や「アロワナ」の飼育に向いています。
金魚は水を汚しやすく、ろ過フィルターの清掃も大切な管理作業です。
上部にあり、汚れ具合を確認しやすし上部フィルターは、非常にメンテナンスしやすいと言えるでしょう。
アロワナもメンテナンスが大変な熱帯魚ですが、メンテナンス性の高いフィルターを採用することで、掃除にかける時間を短縮できるためおすすめです。
おすすめの上部式フィルター
おすすめの上部フィルターは?
上部式フィルターの中でも「ジェックス」の製品は他社の製品と比べてろ過槽が広く、ろ材が多く入るのでおすすめです。
ろ過槽が透けてみえるのも特徴のひとつで、内部の汚れが確認しやすいです。
セラミック濾材のおすすめはエーハイム!
セラミック濾材は「リング状」「ボール状」共にエーハイムの製品がおすすめです。
長持ちしやすく、手に入れやすいことが理由です。ネットショッピング等で簡単に手に入りますし、耐久性が高く東京アクアガーデンでも使用しています。
粒のサイズ感がちょうどよいので、エーハイムのろ過フィルターだけでなく、さまざまなメーカーの機種に入れやすいです。
上部フィルターへも、無理なく導入できます。
まとめ:上部フィルターろ材の交換時期とは!どんなろ材を入れるのかもご紹介!
今回は上部式フィルターについてまとめましたがいかがだったでしょうか?
多くのアクアリストに愛用されている上部フィルターのろ過能力は「外部フィルター」並みかそれ以上です。
ろ過槽の内部に詰める濾材は自分好みにカスタマイズすることができるので、飼育している熱帯魚にあわせて性能を高めることもできます。
知れば知るほど実は奥が深いフィルターです。
それではより良いアクアリウムライフを!!
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