まるで水晶のようなつぶらな眼が印象的なメダカです。
突然変異的な形質でしたが、最近では累代して固定化率を上げた品種も登場しています。
すべてのメダカ品種から生まれる可能性がある水泡眼ですが、もともと固定率の低い品種では水泡眼が現れる確率はさらに下がるため、美しい体色を持つ水泡眼メダカはレアであることに変わりはありません。
流通が少なく、まだあまり目にすることの少ない品種ですね。
水泡眼といえば、金魚にも同名の品種が存在しますが、あちらは目を覆うのではなく、目の下に水風船のような水泡がつきます。どちらも角膜が肥大している状態なのですが、魚種が違うとその形態も変わるようです。
飼育の注意点としてはやはりケガをさせないことと、水質が悪化すると水泡が白濁りするため、水質管理に力を入れる必要がある点です。
そのため、上級者向けのメダカと言えるでしょう。