
1匹100万円もありえる!高価なメダカを紹介!どうしてそんなに高いのか?
メダカと言えば、里山の風物詩の小型の淡水魚として知られています。一般的に素朴なイメージのあるメダカですが、1匹100万円のメダカも存在しています。
品種改良を重ねて、新しい品種として生み出されたメダカの中には、高額になるメダカも存在します。メダカの体の模様や、体型、色合い、眼の形、美しい尾やひれの形、品種としての再現率が次世代以降低いなどの希少性が高いメダカは、高価なメダカになりやすいです。
今回は、高価なメダカについてご紹介させていただきます。
目次
1匹100万円!?高価なメダカを紹介!どうしてそんなに高いのか?
近年は、メダカの飼育が流行しており、人気を集めています。
水槽用ヒーター無しで手軽に飼育できる点もさまざまな層に受け入れられる要因といえるでしょう。
ところで、最近のメダカ1匹の価格帯は、数百円~100万円と幅広い値段設定になっています。
なぜ、メダカに高価な値段がつくようになったのでしょうか。
今回は、高価なメダカの理由と、その種類についてご紹介します。
1匹100万円もありえる!高価なメダカの品種とは?
一昔前のメダカ飼育という存在は、『小学生やメダカ好きなひとが近所の川で捕まえて飼う』方法が主流で、お金を出して飼育するという発想は、以前はあまり見うけられませんでした。
最近では、交配を重ねて作り出された、さまざまな品種のメダカが販売されています。
数多くあるメダカの品種を大まかに分類すると、黒メダカ、ヒメダカ、楊貴妃、白メダカ、三色メダカ、幹之(みゆき)メダカ、ダルマメダカなどが、よく知られているメダカの品種です。
その中で、特に珍しいとされる色柄・体型のメダカはその希少性から価格が高騰しています。人気の過熱を受けて1匹100万円のメダカも登場した、というわけです。
高価なメダカの秘密に迫る!
1匹100万円もするようなメダカには、それなりの理由と特徴があります。
メダカが高価になる理由には、維持管理コストと交配から美しいメダカを作り出すまでにかかる時間、そして、その希少性や体の模様、メダカの体型、目の形などがあげられます。
高価なメダカの特徴とは?
■高価なメダカの特徴 5つ
- 目や黒目の形
- 鰭の形
- 体型
- 鱗の色や模様が美しい
- 市場に流通が少ない希少性の高い
このような特徴を持つメダカの価格は上がりやすいです。
高価なメダカ
ダルマメダカは、丸みを帯びた体型をしているメダカです。泳ぎは得意ではありませんが、その可愛らしい体型が人気をあつめています。
水泡眼メダカ、ビッグアイ、スモールアイ水泡眼やビッグアイ系のメダカは、出目金のように目が大きいのが特徴です。
スモールアイは、黒目の部分が小さく、シャープな印象を与えるメダカですが品種として定着させるのが難しく、希少性の高いため高価です。
三色メダカは、鯉のような三色の模様をしています。幹之メダカは、白く光り輝くラメのような鱗をもつメダカです。
このように、際立った特性があるメダカの価格は上昇します。
高価なメダカの値段が高騰する理由について
一般的に、メダカの新しい品種を作り出す際には、維持管理コストがかかります。
そして、メダカの交配・育成・選別には相当の時間と飼育コストがかかります。
高価なメダカの品種をかけ合わせて交配させたとしても、かならずしも親と同じメダカばかりが生まれるわけではありません。
また、同じ柄のメダカはいないことから、見目の美しい、もしくは珍しいメダカは希少性が高くなります。
そのほかにも、品種として定着したばかりの、市場への流通数がすくないメダカは高額で取引されやすい傾向があります。
高価なメダカの品種5選
それでは、高価なメダカをご紹介します。
100万円のメダカとして有名なのは、天目墨黒透明鱗メダカ(ペアで100万円)が有名です。
インターネットのオークションでも、高額なメダカが販売されることがあります。しかし、オークションの高額なメダカ商品の中には、紹介画像のメダカと実際の商品が違うという場合もあるようなので、高価なメダカを購入するときは、アフターケアのしっかりとしている出品者や店舗から購入するのがおすすめです。
通販サイトにおける、高価なメダカ5選
通販サイトにおける高価なメダカの流通は、幹之(みゆき)メダカが色替えされたラメ鱗系のメダカや、三色メダカと幹之(みゆき)メダカの交配によってつくりだされたメダカ、そして丸い体型が特徴的なダルマメダ、黒という色を追求し、深い黒色を表現したオロチメダカ系にラメの要素を追加した品種が主流です。
目の大きなビッグアイメダカや水泡眼メダカ、黒目の部分が小さいスモールアイメダカなどは、流通数が少ないので、通販サイトでお目にかかることは滅多にありません。
もともと、目に特徴のあるメダカは、品種として定着させることが難しいため、高価なメダカとして販売されています。
まとめ:1匹100万円の高価なメダカ、その理由とは?
1匹100万円という値段にもなりかねない、高価なメダカをご紹介しました。
交配を重ね、品種として定着されたメダカについては、数年たつと流通数が増え、値段が落ち着く傾向があります。
しかし、そこにいたるまでの期間にかかる維持コストや、飼育コスト、そして育成にかかる年月は、相当なものがあります。
品種として定着する前の、美しい希少なメダカは、高価になりやすく、自宅で珍しいメダカを育てたいメダカ愛好家の間では人気のある商品です。
もしも、自宅で飼っているメダカの中に、突然黒目の小さいメダカが現れたら、大事に育ててあげてください。
最初は高価なメダカでなくても、飼っているうちに大化けする可能性もありますので、観察すると楽しみがさらに増えていくでしょう。
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