ランチュウは江戸時代より重宝されてきた金魚で、『協会系』『大阪らんちゅう』『宇野系』の3系統が愛好家たちによって品評会が行われているなど、高級で特別な金魚として大切に今日まで受け継がれています。
モコモコとした肉瘤(にくりゅう)を持つ品種が多いですが、江戸時代のらんちゅうには実は肉瘤はありませんでした。元祖である大阪らんちゅうは、あえて肉瘤を発達させず体型・体色・尾の美しさを評価します。
明治時代に入り肉瘤を発達させる改良がおこなわれ人気が過熱、品評会もより盛んになったのです。
愛好家たちの手で守られてきたため、金魚のなかでもランチュウはちょっと贅沢な品種です。
泳ぎと餌食いが苦手なため、飼育にも少し手間がかかります。消化不良にかかりやすく、水深がありすぎると転覆症状になってしまうことも。専用の環境での飼育がおすすめです。
ちなみに、その可愛らしさから海外でも人気があり、SNSなどでも外国で飼育されているランチュウたちの姿を見かけることがあるほど。
時代や国を超えて愛される魅力のある魚と言えますね。



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