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今では100円ショップにたくさんの種類の造花(人工水草)が売られています。
本物の水草と比べて、安価であり枯れもしないので水槽レイアウトに使用したいと思う方も多いのではないでしょうか。
季節のレイアウトを楽しみたいけれど、地上で咲いているお花を水槽に入れるわけにはいきません。
そんな時に造花は重宝します。
ただ、人工物なので水槽の中に入れてお魚に影響がないかと考える方もいます。
今回はそんな疑問にお答えしようと思います。
そもそも人工水草ってなに?
一般的に人工水草と呼ばれているものは、プラスチックで出来た造花のことを指します。最近では100円ショップ等で販売されています。
人工水草とはその名の通り人工的に作られた水草のこと。当たり前ですが本物の水草とは違い飼育の必要がなく手軽に扱えるのが最大の特徴です。
一昔前のイメージでは、明らかに偽物と分かる低クオリティで、あまり印象は良くなかった人工水草ですが、最近の人工水草は見た目もかなりリアルに再現されているものが多く、人工水草だけでも十分に美しい水槽をつくり上げることができます。
もちろん本物の水草の魅力には劣りますが、取り敢えず手っ取り早く綺麗な水槽を立ち上げたい人や、水草飼育の手間を軽減したい人、初心者には人工水草はもってこいの選択肢なのです。
季節によってさまざまなものが販売されていますので、季節ごとに水槽の中身を変えるのも楽しいでしょう。
人工水草のメリット・デメリット
次に人工水草のメリット・デメリットを紹介します。
いくつかあるのでしっかり把握してレイアウトに臨みましょう。
メリット
- 水草に比べて値段が安い
- 枯れることがない(劣化することはあります)
- 交換が簡単で楽
- 季節ごとにレイアウトを変えられる
- 水質や光量を気にする必要がない
このように取り扱いのしやすさ、手軽にレイアウトできるところがメリットです。
デメリット
- よく見ると本物ではないとわかる
- 汚れるので定期的に交換が必要
- バラバラになってしまうものもある
- 水草が持っている水質浄化能力がない
- 先が鋭利なものはお魚のケガの原因になる
やはり本物の水草ではないので、水質浄化力などはありませんし、やや人工的な印象を与えるでしょう。
ここまでメリット・デメリットを並べましたが、値段は安いものの見た目がやはり本物の水草には劣ってしまうというところがネックです。
人工水草は枯れることはないですが、本物の水草も良い状態を保つことが出来るのであれば枯れることはないですし、成長してどんどん増えていきます。
人工水草どういう時に使うべき?
今まで紹介してきたことからまとめると、人工水草を使用するのは、初心者や時間のない人、季節ごとに水槽のレイアウトを変えたい人などでしょうか。
逆にしっかり水槽を作りこみたい人や、水草の成長を楽しみたい人には不向きといえるでしょう。
デメリットでも紹介しましたがものによっては水にインクが溶け出してしまうものや接着剤等が溶けてバラバラになってしまうこともありますので使用前に1日水に浸けておくことをお勧めします。
この時、インクが溶け出したりバラバラになってしまうものは使用しないほうが良いでしょう。
まとめ:100均の人工水草は水槽レイアウトに使えるのか?メリット・デメリットをご紹介
さて今回は100円ショップの人工水草について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
結論、100円ショップの人工水草を水槽のレイアウトの使用することは可能です。
ただし、紹介した通りデメリットや使えない場合もあるので気を付けましょう。
残念ながらアクアリウムのレイアウトとしては邪道な方になってしまいますが、用途に合わせてレイアウトに使用する分には私は全然ありだと思います。
特に初心者の人は水草を上手く育てるのが難しいと思います。
水草が枯れてモチベーションが下がり、そのままアクアリウムをやめてしまうことになるのであれば、人工の水草から初めて見てもいいかもしれません。
それではよりよいアクアリウムライフをお過ごしください。
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