
水槽と手袋!魚飼育で手袋を使うタイミングとは!おすすめ5選も紹介
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アクアリウムは見て癒やされるだけでなく、レイアウトや生体の世話、掃除などの作業をする「手を使う趣味」でもあります。
そんな中で意外と見落とされがちなのが、手袋の存在です。
素手で作業できることもたくさんある一方、魚や水質への配慮、そして自分自身を守るためにも、手袋が役立つ場面は多くあります。
今回のコラムは、水槽で手袋を使うべきタイミングや魚飼育で使える手袋の種類、おすすめの手袋5選を紹介します。
アクアリウムにおける手袋の使用について、考えるきっかけにしてみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽と手袋について解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水槽を持っていると、手袋を使うタイミングは意外に多いものです。
また、アクアリウムで使う手袋といっても、多種多様の製品があります。
手袋を上手に選んで活用することで、水槽管理がグッと楽になり、アクアリウムがより楽しいものになるでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽と手袋について解説します。
水槽を持っていると手袋を使うタイミングがある!
水槽を持っていると、手袋は何かと重宝するアイテムです。
ここでは、アクアリウムにおける手袋を使うタイミングを紹介します。
今までは素手で作業していたという方も、手袋があるととても役に立つので、ぜひ参考にしてください。
水槽掃除のとき
水換えやコケ取り、フィルター掃除など、水槽のメンテナンスは手を水に入れて行う作業が多くあります。その際、手袋を使用すれば、手が水に濡れたり汚れたりすることを防げるため、重宝するでしょう。
特に、大型水槽や高さのある水槽をメンテナンスするときは、腕まで水に入れる必要があるため、袖が濡れるといったトラブルも起こりやすくなります。このような場合には、肘の上までカバーできるロング手袋が便利です。
また、水槽内で嫌なにおいを感じたり、アオコ・寄生虫・ミズミミズなどが発生していたり、手を直接入れることに不安を感じるケースもあるでしょう。こういった場合にも、手袋を使用するのがおすすめです。
見た目の不快さだけでなく、雑菌などが付着している可能性も考慮して、清潔に作業する意識を持ってみてください。
レイアウトを行うとき
石組みや流木、底砂の配置、水草の植栽など、水槽のレイアウトは長時間手を水中に入れる作業が続きます。また、冬場や長袖の季節には、作業中に袖が濡れてしまうことも気になりますよね。
このように長時間のレイアウトや、気になることがある時は、手袋の着用がおすすめです。
また、手に付着しているハンドクリームや、衣類に残った洗剤の成分が水質に悪影響を与える可能性も考えられます。このような点でも、レイアウト作業では手袋を使用した方が安心です。
繊細な生体を飼育している場合などは特に、化学物質の混入をできるだけ避けるよう、工夫をしましょう。
トゲや毒を持つ生体を飼育しているとき
コリドラスやプレコなど、ポピュラーな魚でも、実はヒレにトゲや軽い毒を持つ種類がいます。また、海水魚ではミノカサゴやハオコゼなど、毒性を持つ魚も少なくありません。
注意して作業をしていても、作業時に魚が驚いて暴れ、予期せぬ事故を引き起こす可能性があります。
このような事故を防ぐため、トゲや毒を持つ魚種の水槽をメンテナンスする際は、厚手の手袋を着用すると安心です。
また、サンゴやクラゲを扱う場合も注意しましょう。皮膚炎やアレルギー反応を引き起こす種類もおり、素手での接触はなるべく控えた方が良いです。
毒のある生き物については、こちらのコラムも参考にしてください。
手に怪我をしているとき
水槽内には、バクテリアや細菌が多く存在しています。手に傷がある場合は感染症のリスクを減らすためにも、水槽作業時に手袋を着用しましょう。
深い傷でなく、あかぎれやささくれなどの小さな傷口でも、水中の細菌が侵入することで炎症やかゆみを引き起こすことがあります。自分では気が付いていない、小さな傷があることも考えられます。
このようなリスクを想定し、常に手袋をする習慣をつけると安心です。
また、アレルギー体質の方は水質や生体が原因でかぶれることもあるため、あらかじめ手袋をして予防すると良いでしょう。
魚飼育で使える手袋の種類
アクアリウムで使用されるのは、ゴム製の長手袋が主流です。
布製の軍手などは、繊維に含まれる成分が水質に影響を及ぼすおそれがあるので注意してください。また、水中での作業にも不向きです。
ゴム手袋であれば、このような心配もないでしょう。
また、手を濡らさないだけであればビニール手袋でも代用可能ですが、素材が薄く破れやすいです。ビニール手袋は、岩や流木など、尖った部分に触れる作業には適していません。
ただし、ゴム手袋でも粉付きのタイプは、水が濁る原因になるため避けましょう。
手袋を選ぶ際は、作業がしやすいかどうか、水質に影響がないかを考えて選びましょう。
魚飼育におすすめの手袋5選
魚飼育におすすめの手袋を5種類紹介します。
それぞれ特徴がありますので、ご自宅の水槽環境や用途に合わせて選んでみてください。
みずものコム 水槽おそうじ手袋
『みずものコム 水槽おそうじ手袋』は、製品名通り水槽お掃除専用に開発された手袋です。
ロングタイプや超強力タイプ、クリアタイプなどラインナップも豊富で、用途に応じて選べるのが嬉しいですね。ロングタイプは肘までしっかりカバーできるため、大型水槽や深い水槽でも濡れを気にせず、安心して掃除できるでしょう。
内部は滑りにくくフィットしやすいので、手が動かしやすく、水中の細かい作業にも対応しています。
ショーワグローブ No.774 ニトローブ TYPE-R 65
『ショーワグローブ No.774 ニトローブ TYPE-R 65』は、業務用レベルの高耐久素材を採用している、ロングタイプの手袋。
そのため、淡水エイなど、トゲや毒を持つ魚を飼育している水槽のメンテナンスにおすすめです。
厚手ながら柔軟性があり、装着感も良く作業しやすいでしょう。表面には滑り止め加工が施されているため、岩や器具を扱う際のグリップ力も抜群です。
宇都宮製作 シンガー 天然ゴム 厚手手袋 スーパーロング L
『宇都宮製作 シンガー 天然ゴム 厚手手袋 スーパーロング L』は、厚手の天然ゴムでできた、シンプルなゴム手袋です。
しっかりとした作りで耐久性がありつつ、価格も手頃なのが嬉しいポイントでしょう。
ロングタイプのため手首から肘まで広くカバーでき、袖を濡らすことなく快適に掃除やレイアウト作業が行えます。
また、サイズがワイドに作られているのも特徴で、Lサイズは体格が良い人もはめやすいです。
クセが少ない天然ゴム素材のため、水槽内で使用しても水質への影響が出にくいといったメリットもあります。
オカモト サーモ発泡 腕カバー付
『オカモト サーモ発泡 腕カバー付』は、低水温での作業時におすすめの手袋です。内部にサーモ発泡素材を使用しており、外気や水温の冷たさを感じにくい構造になっています。
水温が低い時期の屋外ビオトープや冬場のメンテナンス時にも、手がかじかむのを和らげてくれ、長時間でも快適に作業できるでしょう。
さらに、肘上まで覆うロングデザインの腕カバー付きで、袖口の濡れや冷気の侵入も防止できます。
寒い時期の水槽メンテナンスを強力にサポートしてくれる、おすすめのアイテムです。
チシマ コケ取り手袋 取MAX ファイブミトン
『チシマ コケ取り手袋 取MAX ファイブミトン』は、コケ掃除に最適な、手袋型クリーナーです。ほかの手袋とは用途が異なります。
ミトン部分がスポンジ状の素材になっており、水槽の壁面に生えたコケや汚れを手で直接こすり落とせるのです。水草に生えた糸状コケなども優しく落とせるので、生体やレイアウトに負担をかけたくないときにも重宝するでしょう。
また、配管の内側や装飾品の隙間など、通常のクリーナーでは届きにくい部分にも柔軟に対応できます。
手で感触を確かめながら、隅々まで掃除したい方におすすめです。
まとめ:水槽と手袋!魚飼育で手袋を使うタイミングとは!おすすめ5選も紹介
水槽と手袋について解説しました。
水槽の管理には、手を水に入れて作業するタイミングがたくさんあります。掃除・レイアウト・トゲや毒を持つ生体の取り扱い・手の怪我防止など、手袋の出番はさまざまです。
今回ご紹介した手袋5種は、それぞれ特徴やメリットが異なり、用途によって使い分けることでより便利になります。
適切な手袋を選ぶことで、水質や生体、そして自分自身を守りながら、安全かつ快適に作業を進められるでしょう。
アクアリウムの快適さをワンランクアップさせるために、ぜひ水槽用手袋を取り入れてみてください。
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