
アクアリウムの整理術!水槽周りの整理ポイントとおすすめグッズ5つ
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キレイなアクアリウム水槽を部屋に設置しても、コード類や機材、掃除道具などが散らかっていては、せっかくのアクアリウムが台無しになってしまうことがあります。
そのため、水槽やアクアリウムに必要な資材や機材が増えていくほど、水槽周りの整理整頓は大切です。「どうやって整理をしたらいいのか分からない」と悩んでいる人も、水槽周りの整理ポイントとおすすめグッズを活用することで解消できます。
今回は『アクアリウムの整理術!水槽周りの整理ポイントとおすすめグッズ5つ』について詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、より素敵なアクアリウム生活を楽しみましょう。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽周りの整理ポイントやおすすめアイテムを解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
素敵なアクアリウムも、水槽周りがゴチャゴチャしていては本来の美しさを発揮できません。
アクアリウムはポイントを押さえることで、キレイな状態を簡単に維持することができます。また、水槽周りの整理に役立つグッズを併用することで、より理想的なアクアリウムに近づけることができるでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽周りの整理ポイントやおすすめアイテムを解説します。
アクアリウムの整理ポイント5つ
アクアリウムの整理では、以下の5つのポイントを意識しましょう。
- コードを整理する
- 機材は水槽台にしまう
- 水槽内のレイアウトで配管・コードを隠す
- 資材はまとめて収納管理する
- 掃水槽周りの掃除を欠かさない
これらを意識するだけで、今までゴチャゴチャしていた水槽周りもスッキリします。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1:コードを整理しよう!
アクアリウムで使用する機材には、以下のような物があります。
- ろ過器
- LED照明
- エアーポンプ
- 水槽用ヒーター
- 水槽用クーラー
- 電源OAタップ(延長コード)
このように水槽周りは、アクアリウムで必要になる機材のコードによってゴチャゴチャしやすく、水槽周りのコード類をまとめるだけでとてもスッキリしたように見えます。
こちらでは、コードを整理するためにおすすめの『結束バンド』『ケーブルボックス』『ケーブルクリップ』についてご紹介します。
結束バンド
コードが長く余っている場合は『結束バンド』を使ってまとめるとスッキリし、コードに手や足を引っ掛けにくくなるため安全です。結束バンドでコードをまとめる際は、折りたたむのではなく「ふわっと丸く円を描くように」まとめると、蓄熱によるコードの消耗を防げます。
ケーブルボックス
ケーブルボックスは種類が豊富で、部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。ボックスに配線用の穴が開いており、コード類をボックスに収納して使用できるので、見た目がスッキリしておすすめです。また、コードに付着するホコリを防いでくれるので、電気火災の原因の一つである『トラッキング現象』と呼ばれる発火を防ぐ効果もあります。
ケーブルクリップ
ケーブルクリップはコード類を固定したり、束ねたりできる便利なアイテムです。壁などに貼り付ける粘着テープ式のケーブルクリップを使用すれば、コードを固定して配線しやすくなるのでおすすめです。
2:機材は水槽台にしまう!
水槽台にもさまざまな種類がありますが、台にスペースがある場合は、きちんと機材を整理して収納しましょう。
水槽台を使用せずに棚やスチールラックなどの上に水槽を設置している場合は、安全性のためにも水槽台を使用することをおすすめします。また、水槽台の内部に機材を収納する場合もコード類はきちんと配線し、整理しておくことが大切です。
以下のような機材は、水槽台の内部へ収納しましょう。
- 水槽用クーラー
- 外部フィルター
- エアレーション
順番に詳しくご紹介します。
水槽用クーラー
水槽用クーラーは水槽の水を冷却している間、機材から排熱します。そのため、周囲の温度が上がるのでしっかりと排熱を換気できる環境にしておく必要があります。
そのため、エアレーションを行うのに必要なエアーポンプや外部フィルター、水槽用クーラーなどの機材は、適度な間隔を空けて設置しましょう。
水槽用クーラーの周囲に物が密集していると、排熱の換気がうまく行われず熱がこもることで冷却効率が落ち、水槽用クーラーに負荷がかかり故障の原因にもなるため注意してください。
外部フィルター
外部フィルターを使用する際は、水槽との高低差に気をつける必要があります。水槽台内部に収納して使用することが多い床置きタイプの外部フィルターは、水位とフィルターとの間に十分な高低差が必要です。また、横置きタイプの外部フィルターでも、水位よりフィルターが低い位置に設置されていることが基本になります。
エアレーション
他にも、酸素を供給するエアレーションを行うために必要なエアーポンプには、逆流防止弁を使用しましょう。逆流防止弁とは、エアーポンプの電源がOFFになったときに、水槽の水がエアーポンプに逆流するのを防ぐアイテムです。
エアーポンプは水槽より高い位置に設置し、水槽の水が逆流するのを防ぎますが、逆流防止弁を使用すればエアーポンプを水槽より低い位置に設置することもできます。
3:水槽内のレイアウトで配管・コードを隠そう!
水槽内のレイアウトを工夫して、配管やコード・機材(ろ過フィルターの配管や水槽用ヒーターなど)を隠すと、スッキリとした美しいしたアクアリウム空間を造り出すことができます。
バックスクリーンの使用や、流木・岩組・水草など水槽内のアイテムでスッキリとしたレイアウトを目指しましょう。
バックスクリーンを使用
誰でも簡単に水槽背面の配線を隠せるおすすめの方法が、『バックスクリーン』を貼り付けることです。
バックスクリーンとは、水槽に貼るスクリーンフィルムのことです。保温効果や断熱効果の機能性があるものや、糊(のり)で貼るタイプ・テープで貼るタイプなどさまざまな種類があります。また、バックスクリーンの色によっては飼育している熱帯魚や淡水魚などの体色を際立たせ、より美しく見せることが可能です。
水槽内のアイテムを使用
バックスクリーンを貼り付けたくない場合は、流木や岩組、水草などで傾斜や高さをつくり、配管やコードが見えないようにしましょう。流木や水草などでレイアウトするときは、キレイに見える構図を意識し、レイアウトの配色に統一感を出すとよいです。
レイアウトの参考になる記事が、こちらです。ぜひ参考にして美しいアクアリウム水槽を演出してください。
4:資材はまとめて収納管理しよう!
アクアリウムで使用する資材は、まとめて収納管理することで何がどれくらいあるのか把握ができ管理しやすくなるためおすすめです。また、ケースにまとめて収納することで、使用する頻度が高い餌など、必要な物を取り出しやすくなるでしょう。
まとめて収納管理するときは、以下のような種類ごとに分類してみましょう。
- 餌
- 資材(チューブなど)
- 液体
ケースに収納して整理する場合は、すべてのケースの色や形を揃えるとよりまとまりがあり、スッキリして見えるのでおすすめです。また、カルキ抜きや液肥などは、ボトル専用の収納ケースを使用すると便利でしょう。
今では100均でもさまざまな種類のケースがあるので、収納する場所に合ったサイズのケースを試してみてください。ケースごとに分類することで、必要な物をすぐに見つけやすくなり、探し回ることもなくなります。
5:水槽周りの掃除を欠かさない!
水槽周りの掃除を欠かさないことが、アクアリウムの整理で重要なポイントです。
「1週間に1回は水槽周りの掃除をする」などルーティーンを決めておくことで、いつ見てもキレイなアクアリウム水槽を楽しむことができます。水槽周りをこまめに手入れすることで、ケースに戻さずに散らかっていたアイテムなどを収納するきっかけにもなります。
また、水槽周りはアクアリウムに必要な機材が設置されており、ホコリが溜まると火災の原因にもなるため危険です。そのため火災の原因にもなるホコリをこまめに掃除するようにしましょう。
アクアリウムの整理におすすめなグッズ5選
アクアリウムの整理で役に立つおすすめのグッズは、以下の5つです。
- 結束バンド
- 収納ケース
- S字フック・金具
- つっぱり棒
- ワイヤーネット
どのグッズもネットショッピングや100均で購入することができ、値段も手に入れやすい価格です。自分の水槽周りの環境に合わせて使用することで、美しい水槽周りを手に入れることができるでしょう。
ここからは、それぞれのおすすめグッズについて詳しく解説します。
それぞれのグッズの使用例やおすすめ商品をご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
結束バンド
結束バンドは、コードやチューブなどを束ねるときに使いやすくおすすめです。価格が安いため手に入れやすく、ナイロン製やステンレス製、マジックタイプの結束バンドもあります。
結束バンドは取り扱いが簡単なうえしっかり結束できるので、予備のチューブを束ねて収納したり、コードを固定したりするときに役立ちます。
使い方次第で様々な用途に使用できる、何かと活躍してくれるおすすめグッズです。
収納ケース
収納ケースは整理整頓に欠かせないアイテムで、今では100均でもさまざまな種類のケースが販売されており、十分に活躍してくれます。引き出しが透明なケースの場合は、中に何が入っているのか確認しやすく分かりやすいのでおすすめです。
収納ケースは大きさや形、色などの種類が豊富なため、収納するアイテムの量に合わせてケースの大きさを選ぶといいでしょう。
S字フック、金具
S字フックは大小さまざまなサイズの物があり、ステンレス製やスチール製、はずれにくい製品などもあります。また、金具は粘着テープタイプやピン差し込みタイプがあり、形も大きさなどの種類も豊富なため、使用用途に合ったものを選ぶとよいでしょう。
S字フックでエアーポンプをぶら下げたり、金具でコードやチューブを固定したりできるので水槽周りをキレイに整理でき、どちらもおすすめのアイテムです。
もし水槽台に穴を開けられる場合は、洋灯吊金具(ようとうつりかなぐ)で固定場所を作ると便利ですよ。
つっぱり棒
金具などで穴を開けたくない人におすすめなのが、つっぱり棒です。物を吊り下げたり、2本の使用してワイヤーネットを設置したりすれば簡易的な棚としても使えます。
ただし、つっぱり棒の許容荷重に注意して使用しましょう。しっかり取り付けないとつっぱり棒が落ちてしまう場合があり、危険なので気をつけてください。
ワイヤーネット
ワイヤーネットは水槽台内部の壁面に取り付けたり、収納ケースに取り付けたりして使用すると整理整頓しやすくなる、おすすめのアイテムです。
ワイヤーネットに結束バンドを使用してコード類を固定したり、S字フックを引っ掛けて物を吊り下げて収納したり、使い方次第でさまざまな使い方ができますよ。
まとめ:アクアリウムの整理術!水槽周りの整理ポイントとおすすめグッズ5つ
今回は、アクアリウムの整理ポイントと、おすすめグッズについてご紹介しました。
熱帯魚や淡水魚、水草などがどんなに美しくても、水槽周りがゴチャゴチャしていてはせっかくのアクアリウム水槽も台無しですよね。
アクアリウムの整理では、以下の5つのポイントを意識しましょう。
- コードを整理する
- 機材は水槽台にしまう
- 水槽内のレイアウトで配管・コードを隠す
- 資材はまとめて収納管理する
- 水槽周りの掃除を欠かさない
また、結束バンドや収納ケース、つっぱり棒などアクアリウム専用のグッズ以外でも工夫次第で、さまざまな用途に活用できます。
ぜひ今回ご紹介した便利なおすすめグッズや整理ポイントを参考にして、より素敵なアクアリウム生活を楽しんでください。
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