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水槽レンタルの安全対策!地震・子供・長期設置に!対策事例も紹介

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背丈や重量がある水槽を設置する上で、気になるのが安全性です。

「もし大きな地震で倒れてきたら…」「機材が故障してしまったら…」など、特に小さなお子様がいる部屋や、不特定多数の人が集まる施設・イベント会場などに水槽をレンタルする場合、安全面で不安を持つ方は多いのではないでしょうか。

このような水槽の安全面についても、水槽レンタルはしっかり対策をしてくれるので安心です。

東京アクアガーデンでも安全面は力を入れている項目の一つで、お客様に安全な水槽を楽しんでいただきたいという思いの元、振動に強い水槽設置、不測の事態に即対応できる管理方法を構築しています。

このコラムでは東京アクアガーデンが行っている水槽の安全対策を例に、レンタル水槽の安全対策について解説していきます。

水槽レンタルの安全対策とは


水槽を設置する際に気を付けたいのが「地震」などのいざという時に備える『安全対策』でしょう。

アクアリウム水槽は構造上、上部に重量があって揺れに弱いです。
ここでは、このような水槽を安全に長期維持するために東京アクアガーデンが行っている対策をお話しします。

倒れにくい水槽設計


水槽は、足場にあたる水槽台部分よりも上部の水槽部分のほうが重い構造です。
簡単に言うと足元が軽くて頭が重いアンバランスな状態で、うまく重心を保たないと地震などで大きな振動がかかったときに倒壊してしまう恐れがあるということ。

水槽のこの基本構造は変えられないため、他の部分で対策をして地震にも耐えられるようにするのが水槽の地震対策の考え方です。

東京アクアガーデンでは、揺れに強い水槽を作るためにアスペクト比を意識した水槽設計を行っています。
アスペクト比とは縦横の長さの比率で、東京アクアガーデンではさらに重量や重心のことも加味した適切な「水槽アスペクト比」を編み出しました。

例えば同じ重量を載せていている場合でも、高さがある物だと揺れに弱いですが、横長に調整した物は安定感が増します。
このことを水槽に応用し、安定感のある水槽を作り上げるのです。

ただし、安全性だけに力を入れると鑑賞面がやや下がるので、東京アクアガーデンでは在籍しているプロアクアリストの知識を活かし、見た目と安全性を両立したアクアリウムに仕上げています。

水槽台を工夫する


水槽台を選ぶとき、水槽を置けるように横幅や奥行きにばかり目が行きがちですが、安定性に重きを置くならば「高さ」もしっかり考慮しなくてはなりません。

水槽台の標準的な高さは約70cmで、これは使用する機材の高さ・収納性と揺れへの強さをバランスよく備えたサイズです。
70cmよりも低い・高い水槽台には、以下のようなメリットと傾向があります。

  • 水槽台が低い(H70cm以下):導入できる機材の高さに制限ができるが、揺れに強い
  • 水槽台が高い(H80cm以上):高さのある機材も導入できるが、揺れに弱くなる

このことを念頭に、東京アクアガーデンでは高さ75cmの水槽台を選定することが多いです。
少しの違いですが通常よりも5cmほど高さに余裕を持たせることで、比較的大きなプロテインスキマーなどの機材にも対応できますし、水槽台の中に余白ができるので排熱や湿気なども問題になりにくくなります。

高さ80cmを超える水槽台は、揺れに弱くなります。そのため、安定感や安全性という面ではやや不利です。
このことからも高さ75cmはおすすめのサイズと言えます。

また、特注制作のオプションになりますが『落とし込み加工』と呼ばれる水槽の周囲を板で覆う箱を付けることで、より地震に強い構造に仕上げることも可能です。

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東京アクアガーデンのオーダーメイド水槽台のご案内です。化粧板加工や落とし込み加工など特殊な仕様もアクアガーデンにお任せください。

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設置場所を工夫する


水槽の安全面を考えたときに、重量と床の耐荷重の問題は外せません。

水槽は60cmサイズでも水槽台まで含めると100kg近い重量があります。
一般的な建築における耐荷重の最低基準は『床1平方メートルあたり約180kg』であるため、建物の強度や水槽のサイズによっては床の耐荷重を超えてしまう可能性も。
ただ、上記の基準は1平方メートルあたりの平均値であるため、実際にはそれ以上の重量がかかっても簡単に床が抜けるようなことはありません

しかし、150cm以上の大型水槽を設置するとなると話が変わります。
というのも150cm水槽にもなると、高さや奥行きによっては水槽部分だけで500kgを超えることがあるからです。

このような大型水槽を設置する場合、本来であれば床の補強を行うのが最善ですが、既存の建物に対する補強工事はなかなか難しいので、壁際や梁の上など、建物の中で特に頑丈な部分を選んで設置できるかを検討します。

東京アクアガーデンでは、設置前に現地をスタッフが訪問して最適な設置場所をご提案しております。水槽を設置した結果ご利用者様の動線が悪くなるといったことが無いよう、安全面と生活面の双方からバランスを見て場所を決定します。

また一度設置した水槽でも仕様によっては移動することができますので、水槽の移動が必要な場合にはご相談ください。

定期的な水槽・レイアウトチェック


水槽レンタルサービスでは、水槽設置後も定期的にメンテナンスに伺います

水槽のメンテナンスは水換えや掃除だけでなく、水槽機材の動作確認レイアウトの具合などをチェック・調整する大切な作業。これを行うことで、安全性の高いアクアリウムを維持できるといっても過言ではありません。

メンテナンスが不足していると、

  • 機材の寿命が近づいている
  • 水質が傾き、魚が不調になりかかっている
  • 揺れや衝撃でレイアウトが崩れてかかっている など

こうしたトラブルのもとを感知できないことがあります。

メンテナンスでは機材の故障を察知するのはもちろん、水槽内のレイアウトが崩れないよう定期的に調整することで、魚達の怪我や水槽の破損を防ぎます。


水槽内には岩やオブジェといった硬いものを多数レイアウトしており、それが崩れてしまうと、魚が挟まれたり水槽のガラス面にあたって破損してしまうことも。
このような事態を予防するため、ガラス面とレイアウトアイテムはある程度、距離を保ちながら盛り立てて映えるレイアウトを作り上げます。

このバランスを作り上げるには経験とスキルが必要なため、ベテランアクアリストのなせる業といったところでしょう。

トラブル時の適切な対処サービス


水槽レンタルを行う際に注目したいポイントの一つに「トラブル時にちゃんと対応してもらえるのか」ということがあります。
水槽は水を扱うものですから、不具合があると大きなトラブルに繋がりかねません。

東京アクアガーデンの水槽レンタルでは、ご連絡いただければメンテナンス予定日以外の日程でも、対応いたします
機材の故障なども適切に対処しますので二次的なトラブルに発展しにくく、最小限の不具合に抑えることが可能です。

全国に支店を持つアクアガーデングループならではの丁寧な対応は、ご利用者様からも好評をいただいております。

水槽レンタルの安全対策事例を紹介


水槽レンタルは、子供がメインターゲットの幼稚園・保育園、不調を抱えた人が多い病院、不特定多数の人が集まる商業施設など、特に安全性に配慮が必要な場所にもご利用いただく機会が多いです。

ここではそうした施設に設置した事例から、実際に施されている水槽の安全対策をご紹介いたします。

安全設計の水槽事例

最初は、水槽の構造や設置方法に工夫を施した事例を3つご紹介します。

誰しもが、できるだけ安全なアクアリウムを楽しみたいと思うもの。
アクアガーデングループが設置してきた水槽の中でも特に安全面に力を入れた水槽の設置例ですので、ぜひご覧ください。

地震に強い水槽

保育園に設置されているこちらの円柱水槽には、水槽台の免震構造を採用しており、地震の揺れにも耐えられる安全な水槽を実現しています。

小さなお子様が多い施設への設置ということで、安全に配慮した水槽をご依頼いただき、特注で製作しました。

耐震バンド付きの水槽

こちらも保育園の事例です。
子供たちが見やすい場所に設置する水槽」というコンセプトでのご依頼でしたので、誰もが必ず目にすることのできる玄関脇の通路に設置をしました。

人の往来がある場所に設置する小型水槽ということで、誤ってぶつかったり振動があった時にも水槽が転倒しないように、耐震バンドを装着し安全面に配慮をしています。

チャイルドロック付きの水槽


こちらは老若男女問わず、様々な患者様が訪れるクリニックに水槽を設置した事例です。

水槽台のキャビネットにいたずら防止のチャイルドロックを装着し、簡単に開けられないよう対策をしました。

水槽台の中にはたくさんの機材や消耗品が収納されているため、知らずに触れてしまうと人にも魚達にも影響が出てしまうことも。
このような不特定多数の人が行きかう目が届きにくい場所では、キャビネットのロックも重要な安全対策と言えるでしょう。

設置場所を工夫した事例


続いては、設置場所を工夫して大型水槽を安全に導入した事例です。

オフィスの一画に設置されたこちらのサンゴ水槽は、180cmの大型サイズ床の耐荷重がネックになっていました。
しかし、建物の作りを確認し、フロアの中でも床が頑丈な構造になっている場所を見極めて設置したことで、大きなトラブルなく安全に水槽をご利用いただけております。

まとめ:水槽レンタルは安全で安心!


水槽の安全対策について解説しました。

水槽は水を扱う関係で台よりも重くなりやすく、どうしても揺れに弱い構造になりがちです。
しかし、設計や普段のメンテナンス管理によってその安全性は飛躍的に向上します

すでに設置されている水槽にもできる安全対策もたくさんあるので、いざという時のために対策をしていきましょう。

また、水槽レンタルでは緊急時に即対応してもらえるかどうかがかなり重要です。業者選びの際は、緊急時対応サービスの有無も必ず確認することをおすすめします。
サービスや費用感、水槽の仕上がりなどを総合的に見て、水槽レンタル業者を選ぶのが良いでしょう。

業者によっては現地を確認してから水槽設計を行うことも可能です。
水槽レンタルの安全性が気になる場合は、ぜひ東京アクアガーデンにお気軽にご相談ください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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