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『Bioコケクリア』は魚や水質に影響を与えないコケ抑制剤です。
バクテリア剤と好相性なことから東京アクアガーデンでも多くの水槽に使用しており、美しい熱帯魚水槽の維持につながっています。
そこで、アクアガーデン編集部では製造メーカーである株式会社ベルテックジャパン様に、Bioコケクリアについて取材をさせていただきました。
このコラムでは、取材でお伺いした内容をもとに、Bioコケクリアの特長からおすすめの使用方法・注意点などを詳しく紹介します。
目次
Bioコケクリアとは
Bioコケクリアは株式会社ベルテックジャパンから発売されている国産のコケ抑制剤です。
「アクアリウムを小さな子供から高齢者までが楽しめる趣味にしたい」という理念のもと、同社では水槽管理をサポートできる製品を多数開発・販売しています。
池・沼・河川・海等の水質浄化も事業として行っており、製品の中には多くのアクアリストに支持されている、飼育水を改善するバクテリア剤『Bioスコール』があります。
そして、そのシリーズのなかでコケ抑制に特化しているのが『Bioコケクリア』です。
天然成分を使用しており、生き物にやさしくコケを減らします。
100ml、300ml、1000mlの3サイズ展開で、水槽サイズにあわせて必要な量だけ購入できるのも魅力的です。
Bioコケクリア開発の背景
ベルテックジャパン様に、まずはBioコケクリアはどのようにして開発されたのかを伺いました。
アクアリウムショップでは様々な熱帯魚種をストックしていますので、以下のようなコケ抑制剤が望ましいです。
- できるだけ水質・生体に影響がない
- 水槽内のバクテリアの活性を損なわない など
こうした条件をクリアできるコケ抑制剤を開発できないか、と誕生したのが『Bioコケクリア』です。
もともと、発売している『Bioスコール』シリーズなどバクテリア剤と、併用できる成分・効果をベースに開発しました。
基本的には業務用ですが、確かな効果と安全性から、現在ではプロユースアイテムとして高い評価を獲得しています。
Bioコケクリアの使用方法と添加量について
水槽立ち上げ当初は飼育水の全体量分を添加し、水換え時には換水量分を添加しましょう。淡水・海水どちらでも使用できます。
一度添加すると、約1ヶ月間コケを抑制するなど、継続した効果が見込めます。
実はBioコケクリアは、「規定量の3~5倍濃度で添加しても、通常と同じ安全性で効果を得られる」とのこと。
光合成を阻害するという特殊な効果から、10倍でも生体には影響がなく、ネオンテトラや金魚、カクレクマノミなどの魚からシュリンプなど水質に敏感な生体のいる水槽でも使用可能なのです。
「10倍入れるとコケが完全に消えやすいですよ。」とコメントをいただけるほど、安全で使いやすい抑制剤です。
しかし「100倍はNGです。」とも。
100倍となるとさすがに無影響というわけにはいきません。添加量には注意しましょう。
Bioコケクリアの効果と使用感
次に、コケクリアの効果について詳しく伺いました。
実際に、東京アクアガーデンが感じた使用感もご紹介します。
天然成分がコケの光合成を阻害する!
「Bioコケクリアは、すでに生えたコケではなく、新しく生えてくるコケを成長させない効果が高いです。」
- 緑コケ
- 茶コケ
- 藍藻 など
こうしたコケを抑制できますが、成長しきったコケには効果が弱まることから、掃除を行ってからの添加を推奨しているとのことです。
効果には水流を必要としないため、ベタ水槽やボトルアクアリウムなど、ろ過フィルターやエアレーションを使わない止水環境でも使用できます。
また、「時間が経過するほど効果が高まるため、添加し続けること」が使用ポイントと伺いました。
しかしその反面、活発な光合成を必要とする陽性水草やサンゴ・イソギンチャク水槽での長期使用はNGですので、飼育生体によっては使用を控えるようにしましょう。
また、グリーンウォーターやアオコには効果がないため、別の対策を行いましょう。
東京アクアガーデンが感じる実際の使用感
良い意味でマイルドなコケ抑制剤であると感じています。
取材でご回答いただいたとおりに、使い続けることでコケの勢いが弱まるため、水換えや掃除などのメンテナンスのタイミングで適量を添加するのがおすすめです。
即効性ではないので、かえって魚や水草がいきなり調子を崩してしまうこともありません。
水槽のコケに悩んでいる、アクアリウム初心者にも使用しやすい抑制剤でしょう。
従来のコケ抑制剤との違い
従来のコケ抑制剤は、金属(アルミニウム)を使用し、コケの養分になるリン酸を吸着することでコケの繁茂を防ぐ、というタイプの製品が多いです。
Bioコケクリアは天然成分でコケをコーティングし、光合成を阻害することで抑制しますので、根本的な作用が異なる新しいタイプの抑制剤と言えます。
また、金属は生体に対してマイナスの影響を与えることがあり、例えばアロワナが色落ちしたり、小型シュリンプが弱ってしまったり、といったトラブルが起こることも。
Bioコケクリアは、こうした影響を生体に与えないため、よりざまざまな水槽で使用しやすいです。
Bioコケクリアの使用ポイント・注意点
効果を十分に発揮するために必要な、使用上のポイントや注意点も伺いました。
良く振ってから使用しよう!
Bioコケクリアは、液体とパウダーの2層に分かれています。そのため、使用前にはよく振って撹拌するようにしましょう。
また、保管については「直射日光を避け、常温が最適です。低温でも問題ないですが、凍らせるのは厳禁!」とのことです。
Bioスコールと併用すると水質を大きく改善できる
Bioスコールと併用することで、水質改善とコケ抑制が同時に行え、水槽環境をより良くすることができます。
もともと、Bioスコールと一緒に使用することを目的として開発されているので、両方の効果を最大限に活かせるのです。
ちなみに、他のコケ抑制剤も同じですが、活性炭やゼオライトを併用すると有効成分が吸着されてしまい、効果を発揮できません。
Bioスコールと水換えで普段から水質を改善しつつ、使用するのが最良でしょう。
使用に向いていない生き物
Bioコケクリアは、光合成を阻害する作用があるため、光合成を多く必要とする生き物がいる水槽での使用は推奨されていません。
- ウィローモスなどの苔類
- リシアなどの陽性水草
- サンゴ
- イソギンチャク
- ライブロック
- 海藻 など
こうした生体を飼育している水槽では、使用を控えましょう。
海水水槽では茶コケを抑制する効果が高いですが、使用する場合は擬岩(レプリカライブロックなど)をレイアウトした水槽がおすすめです。
まとめ:Bioコケクリアとは!天然成分のコケ抑制剤!メーカーに取材しました
Bioコケクリアは、天然成分由来のコケ抑制剤で、水質や生体に優しく作用します。
開発のきっかけは、メーカーに寄せられたアクアリウムショップの相談でした。
従来の金属を用いたコケ抑制剤とは異なり、コケの光合成を阻害する仕組みを採用しており、特に新しく生えるコケに効果的で、ネオンテトラやシュリンプなどの生体にも安全です。
Bioスコールとの併用で大幅な水質改善も期待できます。
水槽のコケに悩んだら、Bioコケクリアを使用してみましょう。
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