海外のドジョウ特集!可愛い・色鮮やか・個性的なドジョウたちをご紹介!
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ドジョウは日本国内の河川などに生息していてりる在来魚です。最近ではメダカブームから、お掃除生体としてドジョウを飼育する方も増えています。
そんな素朴な印象があるドジョウは海外にも仲間が多数おり、派手な見た目の種類が存在するなど多様です。
その鑑賞性から、海外のドジョウはアクアリウム用の熱帯魚として流通しています。
今回はクーリーローチなどの定番種から小型でかわいいボーシャまで、アクアリウムで飼育可能な海外のドジョウを7種類ご紹介していきます。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに海外のドジョウを解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
海外のドジョウは日本に住んでいる種類よりも個性的な見た目をしている種類が多く、楽しいです。
しかしその反面、気が強い種類も多く混泳は在来のドジョウよりも難しいという難点もあります。
それでも、ユニークな可愛さ・美しさは多くのアクアリストの心をつかんでいます。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、海外のドジョウについてを解説します。
海外のドジョウを動画でご紹介!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
海外にすんでいるドジョウの種類や特徴を音声付きで解説します。
東京アクアガーデンではYouTubeチャンネル『トロピカチャンネル』を公開しています。
海外の熱帯魚から日本でお馴染みの観賞魚のご紹介や飼育方法を動画でわかりやすく解説するチャンネルです。
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飼育できる!海外のドジョウ7選+1!
今回はホームセンター内にあるアクアリウムコーナーで購入可能なものや、通信販売で購入可能なドジョウ7種類+1をご紹介していきます。
クーリーローチ
海外のドジョウの中でもポピュラーなのがクーリーローチです。
アクアリウムショップだけでなく、ペットコーナーでも販売されていることもあります。
愛嬌のある顔とちょび髭がかわいらしく、女性にも人気があるドジョウです。
水槽内にいるときは物陰にいることが多いく、ボトムサンドなどの細かい底砂を敷いていると砂に潜っていることも。
しかし、そこ砂にたまった汚れやえさの食べ残しを食べてくれる優秀なお掃除生体でもあります。
クーリーローチの飼育方法などについては、こちらの記事をご覧ください。
ゾディアック・ローチ
ゾディアック・ローチはインドの熱帯魚で、矢のような模様がとても美しく、つぶらな目とかわいらしい顔立ちから注目されています。
また、流通が少なめなところも、アクアリストたちの興味を引き付けているといえるでしょう。
気性は荒めなので、混泳には注意が必要ですが水槽になじめばごく普通に飼育可能です。
インド原産の熱帯魚はゾディアック・ローチ以外にもたくさんいます。
インド原産熱帯魚については、こちらの記事をご参照ください。
クラウンローチ
クラウンローチはポピュラーでアクアリウムショップでもよく目にする熱帯魚です。
成長すると約30cmほどにまでなる大型のドジョウですので、口に入らないサイズならば小型のポリプテルスとも混泳できます。
とはいえ、普通の淡水魚水槽で飼育してみると15cm以上にはならないことが多いです。
インドネシア原産で流通も安定していますが、気が強いため1水槽に1匹までの導入に控えましょう。
アンジェリカス・ボーシャ
アンジェリカスボーシャはミャンマー原産のドジョウで、2003年と近年アクアリウム界に登場した熱帯魚で、黒いバンドルにうっすらと白い水玉模様が入るのが特徴の美しいドジョウです。
水玉の大きさは1匹ずつ異なるなど、コレクション性もあります。
アクアリウム初心者でも飼育しやすい品種ですが、臆病な性格なので1匹よりは複数で飼育すると落ち着きやすいです。
またその性格ゆえ餌の奪い合いに負けてしまうことが多いので、餌をきちんと食べているかチェックしてあげることも忘れずに確認しましょう。
パキスタン・ローチ
パキスタン・ローチは別名「ボーシャ・ロハカタ」と呼ばれるインド方面が原産のドジョウで、わりと流通量が多く入手しやすいです。
Y字のようなバンドが入り顔にも縦に模様が入るユニークなかわいらしさがあります。
水質にそこまでうるさくないため飼育は比較的容易なのでアクアリウム初心者も飼育しやすいですが、温和な性格ですが時折他の魚などにイタズラすることがある点、また導入当初は白点病にかかりやすい傾向にある点は注意が必要です。
ラオスセカベック・ゼブラローチ
ラオスセカベック・ゼブラローチはその名のとおりラオス原産のドジョウで、流通量はそれほど多くないので、店頭より通信販売のほうが入手しやすいです。
黒いバンド模様は太目ですが、シルバー調なボディカラーでスタイリッシュな印象を与えてくれますよ。水槽内で活発に動く種類で、もともと流れの強い河川の中・上流に生息していることもあり水槽の壁面に張り付くこともあるので、飼育時には飛び出し防止用のフタは必須です。
ドワーフ・ボーシャ
ドワーフ・ボーシャはタイ原産で体長は最大でも4cmほどと小型な品種です。「チェーン・ボディア」や「ドワーフ・ボディア」といった名前で販売しているショップもあります。
格子状に入る黒い模様がとても綺麗で人気があり、遊泳性が高いことと群泳する事から人気があるのですが、近年は生息している地域の環境破壊が進んでしまったことから、流通量が少なくなっています。
比較的飼育しやすい魚ですが、やや気性が荒く混泳魚をつついてしまいやすい傾向にあります。同じ低層を泳ぐ品種との混泳には不向きですし、同種同士で縄張り争いが起きることがあるので、飼育数や水槽サイズには注意しなければなりません。
番外編:パンダシャーク・ローチ
パンダシャークローチは「ローチ」と呼ばれていますが、実のところ中国原産のリザードフィッシュ(タニノボリ)の仲間です。
その名の通りに白いボディに黒いバンド模様が綺麗な小型魚です。
渓流域に生息している魚なので高温に弱く、強い水流を好むという特徴があり、水流に逆らって泳ぐことがあるので飛び出し事故には要注意。飼育時には飛び出し防止のためにネットやフタを用意しましょう。
性質はどことなくドジョウに似ているところがあり、温和で小型エビとも混泳可能です。
同種間だと小競り合いが多いですが、他の品種を襲うことがなので混泳させやすい魚です。
まとめ:海外のドジョウ特集!可愛い・色鮮やか・個性的なドジョウたちをご紹介!
今回はアクアリウムで飼育可能な、海外のドジョウの仲間を7種類+1を紹介しました。
どの種類もちょび髭とくりくりした目、とぼけた顔がとてもかわいらしいです。
しかし、見た目に反して気性が激しかったり、大きく育つ種類もいるので、飼育前にしっかりとその品種の特徴を把握しておきましょう。
特に、クラウンローチは可愛さとは裏腹に気性が荒い魚種としても有名です。
導入前に、飼育している魚との相性は必ず確認しましょう。
ドジョウと他の魚の混泳を考えている人は、こちらのコラムも参考にしてみてくださいね。
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