

インドの熱帯魚!アクアリウムにおすすめでユニークなインド産の魚10選!
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アクアリウムショップには、世界各地から輸入されてきた色とりどりの熱帯魚が並びます。
メジャーな品種には国内でブリードされた個体も流通していますが、少し珍しい熱帯魚になると、台湾や中国、インドネシアやミャンマーなどの東南アジア、南米などほとんどが外国産です。
その中から今回のコラムでは、インドからやってくる熱帯魚にスポットを当ててみました。
インド産の熱帯魚として真っ先に浮かぶのはスネークヘッドですが、その他にも可愛らしい淡水フグや透明なグラスフィッシュなど、色鮮やかな海水魚などユニークな魚たちが名を連ねます。
そうしたインド便の熱帯魚を10種類ご紹介させていただきますので、是非今後のアクアリウムの参考にしてみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにインド産の熱帯魚10選を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
インドが原産の熱帯魚は、見た目や性質がユニークな魚が多くアクアリウムに多様性をもたらしてくれます。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、インド産の熱帯魚10選を解説します。
熱帯魚のインド便とは
熱帯魚のインド便とは、インド国内やインド洋などインドから日本に輸入される魚のことを指します。
インドといえば美しいモルディブの海の印象が強いことから、色鮮やかな海水魚が多く輸入されるようなイメージがあるかもしれませんが、意外にも一番輸入量が多い魚はスネークヘッドの仲間たち。
日本では雷魚と呼ばれるワイルドな肉食魚は、多くのアクアリストを虜にしています。
また、その他にも可愛らしい淡水魚や珍しいウナギ・ドジョウ、変わった水草など、インド便の生き物はユニークで唯一無二の魅力を持つ物が多いのが特徴です。
インド産のかわいい熱帯魚10選
それではさっそく、インド産の熱帯魚、海水魚として、
- スネークヘッドの仲間
- アベニーパファー
- スカーレットジェム
- バジス・バジス
- レッドライン・トーピードバルブ
- メロン・バルブ
- グラスエンゼルフィッシュ
- ボーシャ・ダリオ
- インドグリーン・スパイニーイール
- インディアンセルフィンタン
今回はこちらの10種類の生き物をご紹介します。
スネークヘッドの仲間
その名の通りヘビのような頭と肉食性の強さから、獰猛なイメージを持たれることの多いスネークヘッド。
しかし実は人懐っこい一面があり、慣れた個体はエサをねだるダンスを披露してくれることもある、魅力的な熱帯魚です。
飼育の際は、品種にもよりますが60~90cmの中型水槽を用意してください。
水質は弱酸性~中性、水温は23~27℃を保ちましょう。
生餌を好みますが、クリルなどの人工飼料に餌付かせることも可能です。
アベニーパファー
世界最小のフグとして有名な、アベニーパファー。
可愛らしい姿と淡水で飼育できるという点から、とても人気が高いです。
南インドに生息しているためか高水温にはかなり強く、30℃くらいまでなら耐えることができます。
一方低水温には弱く24℃を下回ると急に弱ることがあるので、必ず水槽用ヒーターを設置して水温を保ちましょう。
水質は弱酸性~中性、26~28℃の水温を好みます。
スカーレットジェム
“赤い宝石”という異名をもつ美しい小型熱帯魚、スカーレットジェム。
実際赤く発色するのはオスだけで、メスは灰色がかった地味な体色をしています。
寿命が1~2年と短いので、ペアで購入して繁殖させながら長期飼育を楽しむのがおすすめです。
人工飼料には餌付きにくいので、まずはアカムシなどの活餌を与えつつ、様子を見ながら人工飼料に移行していきましょう。
水質は弱酸性~中性、水温は24~26℃が最適です。
バジス・バジス
バジス・バジスのオスは光の強さや水草の色合い、気分などによって体色をガラッと変化させることから、英名では”カメレオンフィッシュ”とも呼ばれています。
かなり人懐っこい性格で飼い主が近付くと餌をねだる仕草を見せる、可愛らしい魚です。
バジス・バジスは優秀なスネールイーターとしても知られ、口に入る大きさのスネールであれば積極的に食べてくれます。
水質は弱酸性~中性、水温は25~28℃を維持しましょう。
温厚な性格なので、混泳にも向いています。
レッドライン・トーピードバルブ
細長い体にスポット状に入る赤や黄色の鮮やかな模様が美しいレッドライン・トーピードバルブ。
名前のバルブとはコイの仲間のことで、この魚もコイと同じように水草へばらまくような形で卵を産み付けます。
温厚な性格な上に丈夫で餌もよく食べるため、初心者でも飼育がしやすいでしょう。
全長は最大で18cm程度、群泳する習性もあるため90cm以上の大型水槽に複数匹で導入するのがおすすめです。
弱酸性~中性の水質、22~26℃の水温を好みます。
メロン・バルブ
オレンジがかった体に黒のバンド模様が特徴のメロン・バルブ。
こちらも先ほどご紹介したレッドライン・トーピードバルブと同様に、コイの仲間です。温厚な性格で水質にもうるさくなく、原産国のインドでは川や池、用水路など様々な場所で見かけることができます。
水質は弱酸性~弱アルカリ性、水温22~26℃と幅広い水槽環境で飼育が可能です。
グラスエンゼルフィッシュ
別名”インディアングラスフィッシュ“とも呼ばれる、透明な体が魅力的なグラスエンゼルフィッシュ。
最大全長は5cm程度で温厚な性格のため、同じくらいのサイズの魚であれば混泳が可能です。体が透明な熱帯魚は何種類か存在するので、透け感をある魚を集めた爽やかな雰囲気の水槽を立ち上げてみるのも面白いでしょう。
餌はアカムシやイトメなどの活餌が中心ですが、水質の変化に敏感なため水槽の掃除をこまめに行なってください。
水質は中性~弱アルカリ性、水温は22~26℃を好みます。
ボーシャ・ダリオ
ボーシャ・ダリオは見た目からもわかる通り、ドジョウの仲間です。
縞模様の多いクラウンローチのような雰囲気がとても可愛らしく、水槽のマスコット的存在として活躍します。
大きさは7cm程度、温厚な性格なので混泳が可能です。
活餌から人工飼料まで何でもよく食べ、たくさんのフンをするため、水質が悪化しないようにこまめな掃除と水換えを心がけましょう。
水質は弱酸性~弱アルカリ性、水温は22~28℃の環境を好みます。
インドグリーン・スパイニーイール
インドグリーン・スパイニーイールは全長18cm程度の細長い体型と、ウツボに似た愛らしい顔が特徴的な魚です。
名前の”スパイニーイール”とはトゲウナギの仲間のことで、ウナギのように砂に潜る習性があります。そのため、飼育する場合はボトムサンドなどの底物の魚に向いた底床を敷いてあげましょう。
水質は弱酸性~中性、20~27℃の水温で飼育が可能です。
インディアンセルフィンタン
インディアンセルフィンタンは、海水水槽に定番のヒレナガハギに似た縞模様が特徴的な海水魚です。
植物性の人工飼料によく餌付き、水槽内のコケも積極的に食べてくれます。
最大40cmと大きく成長するため、大型水槽で広々とした遊泳スペースを確保してやりましょう。
水温は24℃前後、サンゴとの飼育も可能です。
まとめ:インドの熱帯魚!アクアリウムにおすすめでユニークなインド産の魚10選!
今回は、インド便に乗って日本に輸入される熱帯魚や海水魚を10種類ご紹介しました。
肉食性の強いワイルドさを持つスネークヘッドや、体色が格好良いバジス・バジス。不思議で繊細な印象のグラスエンゼルフィッシュや、可愛らしいアベニーパファーなど、インド産の生き物はどれも個性にあふれる品種ばかりです。
水槽に入れることで人とは少し違ったオリジナリティのある水槽に仕上がります。
この機会に皆さんも、インド産の可愛らしい魚たちをご自宅の水槽に迎え入れてみてはいかがでしょうか?
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