

【完全版】グッピーの種類と人気のある色や形について
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アクアリウム初心者の方にも飼育しやすいグッピーは、昔から不動の人気を保っています。
グッピーは、色鮮やかな色彩と豊富な種類を持つ小型の熱帯魚で、1858年にイギリスの植物学者のレクメア・グッピー氏によって発見され、1859年に学名がつけられました。
今回は、バリエーションが数多くあるグッピーの中から人気のタイプを選んでみました。
目次
グッピーの人気種10種やその理由を動画で見る!
グッピーの人気種10種は、YouTube動画でもご覧いただけます!
人気の柄・体型なども音声付きでご紹介しています。
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アクアリウム用品の解説やアクアリウムの素朴な飼育疑問、水槽レイアウト法まで、続々アップしていきます。
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グッピーの種類について
現在、日本国内で流通しているグッピーは、国産グッピーと外国産グッピーの2種類に分けられます。
昭和初期にグッピーが日本輸入されて以来、日本独自の交配と品種改良が行われ、国産グッピーが誕生しました。
外国産グッピーは、主にシンガポールの養殖池で繁殖したものが多く流通しています。
国産グッピーと外国産グッピーの違いとは?
国産グッピーと外国産グッピーの色や形には、それほど差はありません。
詳しい方であれば、どのブリーダーの作品か、外国産かとひとめで見抜くことも可能ではありますが、初心者の方にはどのグッピーも同じように見えるのではないかと思います。
注目すべきは、適応する水質が真逆という点です。
グッピーは、国産と外国産で適応する水質が違う
■国産グッピー:水質は中性~弱酸性
日本国内で繁殖・作成された国産グッピーは日本の水質に適応しやすいという特徴を持っています。生体の状態は良い場合が多く、丁寧に育成されているものが多い反面、値段は、外国産グッピーよりも高価な場合があります。
■外国産グッピー:水質は中性~弱アルカリ性
外国産グッピーは、国産グッピーよりも安価な種類が多いのが特徴です。
水質は徐々に日本の水に慣らしていけば、さほど神経質になる必要もなく育てやすさに差はないのですが、外国産のグッピーは、グッピーエイズなどの病気の因子を持っている場合があります。また、輸送時のストレスを受けている個体も多いと言われていますので、輸入直後の生体を購入する場合や、国産グッピーとの混泳には、注意が必要です。
様々な通販サイトを比較しても、やはり、国産グッピーである、「ブルーグラス」系の
青色のグッピーの人気が特に高いですが、外国産グッピーに多い、体に赤やオレンジの差し色が入ったマルチカラーのミックス種も人気です。
グッピーの尾びれの色別人気種とは?
ソリッド(単色系の尾びれ)
尾びれが単色系のグッピーはソリッドと呼ばれ、赤、青、黄色、白、黒などの種類がいます。
ソリッド系の中では、赤色の「フラミンゴ」や「フルレッド」が人気種です。
マルチカラー(多色系の尾びれ)
尾びれに多色のまだら模様が入っているグッピーをマルチカラーと呼びます。
マルチカラーの中でも、細かい芝のような模様が入っているものを「グラス」、黄色地に黒いヒョウ柄が入っているものを「レオパード」、大き目の模様が入っているものを「モザイク」と呼びます。
マルチカラーの中では、定番人気は「グラス」タイプですが、見た目でインパクトのある、尾びれに大き目の模様がある、「モザイク」も人気があります。
体色別 グッピーの人気種
体にまだら模様が入る場合は、「コブラ」や「メタル」と呼ばれ、野生に近い地味な体色のものは「グレー」と呼ばれます。その他、鱗に黒い差し色がある「タイガー」や「タキシード」などの分類もあり、尻尾の形も合わせると多種多様な種類のグッピーがいます。
体色別の人気種としては、ドイツ・イエロータキシードリボンなどの国産グッピーが有名です。ブルーグラスと二分する人気と言っても過言ではありません。
グッピーの人気品種2選
グッピーの形とは、主に「尻尾の形」で分類されます。
グッピーの体形別人気種としては、デルタテールやリボンなどがあげられます。
デルタテール
デルタテールは、コンパクトな尾びれと背びれを持っています。一番オーソドックスな形のグッピーです。
リボン
リボンは、長い背びれと尾びれを持つのが特徴です。
最近は見栄えが良いということで、尻尾の形が長く美しいタイプのグッピーの流通が増えていますね。
エンドラーズライブベアラーの人気も高くなっている
上記のグッピーに加え、最近ではエンドラーズ・ライブベアラーの人気が高まっています。
このグッピーは発見されてから、流通に至るまでの経緯がちょっと面白いんです。
国産と表示されて売られていることが多いのですが、原産は中南米のグッピーです。
発見されてから、ブリーダーによってすぐに別の種と掛け合わされてしまったため、本来のエンドラーズ・ライブベアラーとは違う姿で固定されてしまいました。
現在、更に交配と改良が進められ、エンドラーズ・ライブベアラーのハイブリッド種も数多く存在しています。実際は、グッピーとは同属ではあるものの、別の種として分類されたなど、色々と謎の多い卵胎生メダカです。
現在流通している純系のエンドラーズ・ライブベアラーの交雑種は、グッピーとの掛け合わせで、誕生したものだそうです。
まとめ:グッピーの種類と人気のある色や形について
古今東西、グッピーと言っても色々な分類の仕方があります。
姿かたちも多種多様、交配の方法も様々で、気軽に飼育できる種類の熱帯魚としては、なかなか奥の深い魚です。
「熱帯魚飼育はグッピーに始まり、グッピーに終わる」という名言は的を射ている言葉なのかもしれませんね。
比較的飼育のしやすいグッピーですが、殖やす楽しみも持ち合わせている種類の熱帯魚でもあります。お好みのグッピーで、是非、水槽飼育(アクアリウム)を楽しんでみてください。
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