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メダカや金魚などを屋外飼育するときに、睡蓮鉢やたらいなどでビオトープを作って飼育を楽しむ人が増えています。
ビオトープでは一般的な水槽飼育で使う水草の他に、睡蓮のような浮草系の水草を使用することも可能で初心者でも育てやすいものが多いです。
水草だけでもかなりの種類があり、浮草系もとなるとどの水草が良いのか迷ってしまう人も多いようです。今回はビオト―プに向いている、人気がありおすすめの水草を10種類ご紹介していきます。ビオトープ作りの参考にしてください。
初心者にもおすすめなビオトープに人気の水草をご紹介!
それではさっそくビオトープで人気があり、かつおすすめの水草をこれからご紹介していきます。どれも人気が高いだけに、とてもきれいなものが多く、アクアリウム初心者でも育てやすいものが多いです。
もちろん、メダカや金魚などとの相性もバツグンです。
水槽内で使用する水草のように、草丈でビオトープのレイアウトを楽しむことも可能です。
ビオトープにおすすめの水草1:ホテイアオイ(ホテイソウ)
メダカの屋外飼育でよく使われているホテイアオイは、ビオトープにピッタリの浮草です。ぷっくりとした肉厚の葉が、七福神の布袋様のお腹のようにみたててこの名前がついています。
ロゼット状の葉が特徴で、割と大きく育つ水草ですが最近はミニホテイアオイのように、品種改良されてコンパクトなサイズのものもでています。
ホテイアオイを浮かべておけば、根はメダカの産卵床にもなりますし、日陰を作るのにもってこいなのでおすすめです。
またホテイアオイは 7月~10月の間にとてもきれいな薄紫の花を咲かせることでも知られています。とてもきれいな花の下でメダカが泳いでいるのは、とてもきれいで心が癒されるものがあります。
ビオトープにおすすめの水草2:シラサギカヤツリ
シラサギカヤツリはとても細めの、湿地で自生する植物です。花びらの先は少し黄色~黄緑がかっており、花が開花した様子は白サギが舞っているかのようだとこの名前が付けられました。
草丈が30cm~60cmと大きいため、ビオトープの水上部分の後景として使われることが多いです。湿地に生えている植物なので水気を好みますが、あまり水深が深いと根腐れなどを起こすことがあるので、水深には注意しましょう。
基本的に丈夫な水草なのでアクアリウムや園芸初心者でも育てやすく、他の水草類と組み合わせて寄せ植えに使われることが多いです。
ビオトープにおすすめの水草3:アマゾンフロッグピット
アマゾンフロッグピットはホテイアオイよりも小さいですが、とても増えやすい植物です。少ない光量でも育つことができベランダでも育てやすいので、アクアリウム初心者やビオトープ初心者でも育てやすいと言えます。
ただし、密集しやすいという特徴があるため、増えすぎた場合水面を覆ってしまうことがあるので、適度に間引きをする必要があります。浮草なので、メダカなどの隠れ家や産卵床に使用することもできます。
ビオトープにおすすめの水草4:ミズトクサ
細長く、真っすぐに伸びる草姿は、まるで稲のような印象を与えます。冬も根が凍らなければ越冬することも可能で、寒冷地以外の地域では一年中育てることができます。
草丈は大きなものだと80cmになることもあり、水上での後景に使われることが多いです。地下茎で増えるので、適度なトリミングや間引きが必要になってきます。
ビオトープにおすすめの水草5:カボンバ
日当たりの良い場所を好みつつも、耐陰性があり育てやすい水草のカボンバもビオトープでは人気があります。冬の寒さに強いことでも知られ、凍らなければ越冬も可能ですが、28度以上になると育ちが悪くなることがあります。
本来は水草水槽のような環境を好むため、水温に注意しつつ管理しましょう。
比較的成長速度が速いため、こまめなトリミングが必要ですが、メダカの産卵床としておすすめできる水草です。
ビオトープにおすすめの水草6:アナカリス
水槽での飼育ではおなじみのアナカリスは、ビオトープにも向いている水草です。
冬は凍らなければヒーターなしでも育つことができ、メダカや金魚との相性もバツグンなことで知られています。
屋内飼育では見ることができませんが、環境がよいと水上に花を咲かせることもあります。しかし茎葉は水上で育てることができません。丈夫で低光量でも育つことができ、生物がいればCO2添加も不要なためビオトープ初心者でも育てやすいです。
ビオトープにおすすめの水草7:ウォータークローバー
ウォータークローバー は四つ葉が特徴の水草です。「抽水植物」と呼ばれる種類で、アクアリウムでは水中で育てる人もいます。しかし日当たり状況によっては茎がかなり高くなって水上に葉が出てしまうこともあるので、最初から水上で育てたほうが綺麗に育ちます。
メダカと相性がよいことでもしられており、ビオトープならそれほどこまめに手入れをしなくてもすむので、ビオトープやアクアリウム初心者でも気軽に育てることができます。
草丈が低めなので、ビオトープでのレイアウトでは前景に使われることが多いです。
ビオトープにおすすめの水草8:アメリカンスプライト
アメリカンスプライトはシダ科に分類される水草で、日本でも水田や水路で自生しています。
カボンバやアナカリスと比べると葉の形状が特徴的なので、ちょっと変わった雰囲気のビオトープを作りたいときにおすすめです。
また水中だけでなく、水上で育てることも可能です。株を水上に浮かべておくだけで、水上葉として育つお手軽さもあります。
成長が早いためこまめにトリミングを行ったほうがよいです。また適温が20度~28度と高めなため、寒冷地など冬の寒さが厳しい地域では、外に出したままだと越冬できないと考えておいたほうがよいです。
ビオトープにおすすめの水草9:ウォーターバコパ
ウォーターバコパは太陽に向かって育つ傾向があり、薄紫色のとても可愛い花をつけることでも知られています。自然環境下だと1m近く伸びることもあるそうですが、ビオトープの中ではせいぜい20cm程度といったところです。
伸びすぎた場合はカットしていけば、脇から新芽がでるので草丈の調整がしやすいという特徴があり、抽水植物なので水上で育てることも可能です。
ビオトープにおすすめの水草10:サルビニア ククラータ
サルビニア ククラータは巻き込み型の葉がずらりと並ぶという特徴的な草姿の浮草です。メダカとの相性も良いことでも知られており、ビオトープ愛好家の中でも人気が高い浮草です。
小型なので小さな金魚鉢などとの相性も良く、やや強めの光と適正な水温を維持することで、増えやすくなります。光量がたりないと葉の色がくすむことが多いです。日当たりの良い場所で育てる必要があり、水温が低い場合も葉が茶色くなることがあるので注意が必要です。
気温が20度を下回ると枯れてしまうため、寒冷地での越冬は厳しいかもしれません。室内で育てる場合も室温を20度以上に保つ必要があります。
浮草がビオトープにおすすめな理由
ビオトープにおすすめな水草は、浮草が多いです。これはなぜかというと、まず浮草は水面を覆うので、メダカや金魚、また卵からかえったばかりの稚魚の隠れ家にピッタリなんです。
そして屋外に設置するビオトープだと、日光や外気温の影響を受けやすく水温が上がりやすいです。しかし浮草を浮かべれば日陰を作ることができ、少しですが水温上昇を防ぐこともできます。
また浮草の根はメダカの産卵床にもピッタリなので、ビオトープでメダカ飼育を考えているのなら、浮草を使ったほうが卵の孵化率も上がるというメリットがあります。
【初心者でも簡単!】ビオトープに人気でおすすめの水草10選まとめ
今回はビオト―プで人気のある初心者にもおすすめな水草を10種類ご紹介しました。ビオトープでは室内飼育ではなかなか使うことのできない浮草を使うことがで可能です。
室内飼育とはまた違った楽しみ方ができますし、メダカの産卵床や隠れ家、日よけにもなるので浮草使うことをおすすめします。
水中・水上といくつかの水草を組み合わせることで、オリジナルのビオトープが完成します。自分の理想的なビオトープをイメージして、水草を選んでみましょう。
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