小型美魚ランキング12選!大きくならない・美しい小型熱帯魚をご紹介
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小型魚のなかでも特に美しい小型美魚は、小さなスペースで熱帯魚飼育を存分に楽しみたい方に特におすすめの熱帯魚です。
30cm程の水槽から飼育できますし、大きい種類でも体長3cm前後なので、成長後も小型水槽でそのまま飼育することができます。
1匹1匹の体色や模様が繊細で際立つので、水草の中を数匹泳がせても見応えがありますし、複数で飼育すれば迫力のある群泳が鑑賞することも可能です。
大人しい品種が多いので、複数種の混泳も楽しめます。
飼育しやすく、初心者の方からベテランまで幅広く親しまれている小型美魚。ここでは、成長しても大きくならない、美しい小型熱帯魚を12種類ご紹介します。
目次
小型美魚飼育のポイントとは!プロアクアリストたちの解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
- アクアガーデンおすすめの小型美魚12選小さくて美しい、淡水熱帯魚たちをご紹介!
- 小型美魚は穏やかで混泳向きな種類が多いが、体長差がある相手とはNG小さいので襲われることがある!
- 小型美魚は3匹以上など複数匹で飼育するのがおすすめ群れをつくらせると落ち着いて飼育できる!
- 水草やシェルターで隠れ場所を作ろう!隠れ家があるとストレスを感じさせにくくなるよ
30cm水槽など、省スペースで熱帯魚の群泳を楽しむなら、少数でも見応えがある小型美魚がおすすめです。
小さいので混泳相手は穏やかな性質で、体長差がそれほどない・口が小さい魚種を選びましょう。
このコラムでは、実務経験から得た知識をもとに、成長しても大きくならない小型美魚12選を解説します。
大きくならない!小型美魚12選
さっそく、美しく鑑賞性が高い小型美魚を12種類ご紹介します。
小型魚は比較的飼育しやすい魚が多いですが、中には餌付けがしづらかったり、水質や水温に敏感だったりなど飼育難易度が高い種類もいます。
ここでは、飼育のポイントともに小型美魚をご紹介していきますので、実際に飼育を検討するときの参考にしてみてください。
グリーンネオンテトラ
グリーンネオンテトラは、成長しても3cm程度の小型美魚です。
同じテトラ類のネオンテトラやカージナルテトラに比べて赤色のラインが薄く、代わりにグリーンのラインがひときわ目を引きます。水草や岩などのナチュラルなレイアウトによく映えるため、水草水槽に複数匹入れて群泳を楽しむ鑑賞方法が特におすすめです。
飼育方法はネオンテトラと同じで、購入時の状態が良ければ人工餌にも簡単に餌付きます。
導入当初は若干神経質なところもありますが、10匹以上で飼育すると落ち着きやすく、グリーンネオンテトラ本来の美しい群泳を見せてくれるようになるでしょう。
こちらはネオンテトラの飼育方法をご紹介したコラムですが、グリーンネオンテトラも同じように飼育できますのでご覧になってみてください。
スカーレットジェム
スカーレットジェムはインド原産の熱帯魚で、赤い宝石と呼ばれることもあるほどに美しい赤の縞模様が特徴的な、小型美魚の代表格です。
成長しても3cm程度と小型で、30cmの小型水槽でも余裕をもって飼育できます。
繊細な見た目とは裏腹に、実は厄介なスネールを駆除してくれることでも有名です。同じくスネールを駆除してくれるバジスバジスよりも体が小さく、小型魚を襲うことも無いため、様々な水槽でお掃除屋として活躍します。
しかし、スネールを食べることからも察せられるかもしれませんが、餌の選り好みが激しく人工餌はあまり食べない点には注意が必要です。冷凍アカムシやミジンコなどの生餌がメインとなるため、餌の管理ができるか検討してから飼育にチャレンジしてみてください。
ボララス・ブリジッタエ
ボララス・ブリジッタエは、成長しても2cm程度のとても小さな熱帯魚です。赤い体色に黒のラインが水草によく映えます。
餌の食べが良く、飼育は容易な部類です。ただ体が小さいため、強い水流は苦手。水質や水温の急激な変化にも敏感なので、できるだけ穏やかな環境を維持してあげましょう。
また、導入当初はやや神経質になる面があるため、飼育するならば5匹以上の群れを作ってあげると、落ち着きやすいです。
ボララス・マキュラータ
ボララス・マキュラータは、赤い体に黒のスポット模様が印象的な熱帯魚です。
ボララス系の中では大きく成長する魚種ですが、それでも最大体長は3cm前後。小型水槽でも十分飼育できるサイズです。
先にご紹介したボララス・ブリジッタエよりも神経質な面が少なく、人工餌も良く食べます。
性格は温厚で他の魚種とも問題なく混泳できますが、体の大きな魚には食べられてしまうことがあるため、混泳するならば同サイズ以下の小型種を入れてあげましょう。
ボララス・メラー
ボララス・メラーは、赤い体に黒のスポット模様が入る小型美魚です。ボララス・マキュラータにそっくりな見た目・サイズ感ですが、良く見るとボララス・メラーの方が赤みが少なくスポット模様も楕円に近い形をしています。
飼育方法も他のボララス系と同様で、餌付けにも困ることはあまりありません。
ボララス系は、水槽へ導入してから落ち着きを見せると美しく発色しますが、ボララス・メラーは特に赤みのある美しい色合いを見せてくれます。
底砂にはソイルを使用して弱酸性の水質に調整してあげると、本来の美しい発色を引き出せるでしょう。
ボララス・ウロフタルモイデス
ボララス・ウロフタルモイデスは、体にオレンジとネイビーのライン模様が入る、ごく小型の熱帯魚です。ボララス系の中でも特に小さい種類で、成長しても2cm程度まで。
大きな魚にはいじめられてしまう可能性があるため、混泳するならば同程度のサイズの小型魚限定にするのが安全です。
餌付けに困ることはなく人工餌をよく食べますが、口が小さいため餌の大きさには注意しましょう。
やや神経質な面があるので、5匹以上の群れで飼育すると落ち着きやすいです。
ミクロラスボラ・ハナビ
細かなドット柄にオレンジ色のヒレが目を引く、ミクロラスボラ・ハナビ。夜空に咲く花火のような美しい見た目からこの名前が付けられました。
体長は3cm前後、小型水槽でも飼育が可能です。臆病でやや神経質な性格をしているので同種を10匹ほどの群れで入れてあげると、落ち着いて飼育することができます。
鮮やかな体色しているので、水草をレイアウトした小型水槽に映える熱帯魚です。
ミクロラスボラ・ブルーネオン
ミクロラスボラ・ブルーネオンは、メタリックな輝きを放つグリーンとブルーのボディカラーが目を引きます。
成長しても3cm前後と小型なうえに、安価で人工餌をすぐに食べてくれるので、初めて小型美魚を飼育する方におすすめです。
主張しすぎず、レイアウトに溶け込む密やかな美しさを持った魚なので、岩組や水草がメインのレイアウト重視の水槽によく映えます。
購入時はやや地味に感じることもあるかもしれませんが、水槽照明の種類や当たり方によって発色が見違えて良くなる魚種ですので、色を見せたい時には照明を調節してみると良いでしょう。
ピグミーグラミー
グラミーと聞くと大きくなるイメージがありますが、ピグミーグラミーは3~4cm前後までしか成長しない最小サイズのグラミーです。
メタリックブルーが散りばめられた体色の美しさにも大変魅力があります。購入当初は地味に見えるかもしれませんが、飼いこむことで輝きが増していく魚種です。またオスはヒレが赤く色づくこともあります。
人工餌にもすぐに餌付きますので、初めて熱帯魚を飼育する方にもおすすめです。
小型魚ながら単独でも飼育が可能で、他種が混泳する水槽に1匹入れるだけでもワンポイントになります。
また、グラミー特有の胸ヒレの触覚で色々なものをつついて回る仕草はピグミーグラミーでも観察することができます。とても可愛らしい姿なので、ぜひ一度鑑賞してみてください。
レッドテトラ
小型種のテトラ系の中でも特に小さな体なのが、このレッドテトラです。体長は2cm程度ですが、真っ赤に発色する体は水槽の中でも鮮烈な存在感を放ちます。
飼いこむことで色味が増すその姿は、『ファイヤーテトラ』の異名を持つほどで、赤色の熱帯魚をお探しの方には特におすすめの小型美魚です。
価格は安価で、他種との混泳も可能と初心者の方でも飼育がしやすいです。人工餌も良く食べますが、口が小さいので餌のサイズにはご注意ください。
アフリカン・ランプアイ
アフリカン・ランプアイは、目の上部が青色に光って見えることから名前が付いた小型の熱帯魚です。
体色は薄い灰色で地味に見えますが、光沢のある青みがコントラストになり美しさが映えます。成長しても3.5cm程度と小型で飼いやすいうえに温和なので、混泳に向いています。
臆病な性質があったり、普段から群れで泳いだりしていることを考えると、10匹以上の混泳がおすすめです。アフリカン・ランプアイを群泳させることで、水槽が一気に華やかになります。
クラウンキリー
クラウンキリーは、熱帯に生息するメダカの仲間で、目は青く、体には黒と乳白色の縦縞、尾びれには赤と青の横縞が入るとてもカラフルな魚です。
成長しても3cm前後の小型美魚ですが、水質や高水温に敏感な面があります。
導入時や水換えでは水質が急変しないよう注意して、夏場の水温が30度に迫る場合は水槽用冷却ファンやクーラーなどの使用も検討しましょう。
混泳するときの注意点
小型美魚は基本的に穏やかな性格で、他種との混泳に向いている魚種が多いです。
しかし、混泳相手や環境を整えてあげないと、トラブルになってしまうことがあります。
そこでここからは、小型美魚と他種の混泳を成功させるコツとして、
- 食性と大きさを考慮する
- 隠れ家を用意する
- 複数匹で飼育する
の3点をご紹介します。
食性と大きさを考慮する
混泳相手を選ぶときには、まず食性を考慮しましょう。
特に肉食魚との混泳は、小型美魚が食べられてしまう可能性があるので絶対にやめてください。
また、肉食性でなくても体が大きな魚は、間違えて小さな魚を口に入れてしまうことがあるため、注意が必要です。
そもそも、大型魚と小型魚の混泳では、小さな魚がストレスを感じやすくなります。
ストレスから体調を崩してしまうこともありますので、基本的にはあまり体長差のない魚種同士を混泳させるのがおすすめです。
隠れ家を用意する
小型美魚は臆病な性格の魚種が多いです。特に他種との混泳ではストレスを感じやすくなりますので、いざという時に逃げ込める隠れ家を多めに用意してあげましょう。
シェルターのようなオブジェや石、水草などを入れると落ち着きやすくなります。
複数匹で飼育する
種類にもよりますが、多くの小型美魚たちは群れを成す習性を持っていて、単体だと不安から体調を崩してしまうことがあります。特に他の種と混泳する環境は、ストレスになりやすいので、安心できるよう必ず複数匹で飼育しましょう。
体長3cmの熱帯魚ならば、30cm水槽でも10匹程度飼育できます。他種とのバランスもありますが、少なくとも同種を5匹以上入れてあげるのがおすすめです。
まとめ: 小型美魚ランキング12選!大きくならない・美しい小型熱帯魚をご紹介
今回は、成長しても大きくならない、美しい小型熱帯魚を12種類ご紹介しました。
近年は、小型水槽で気軽にアクアリウムを楽しむ方が増えてきていることから、小さくても映える小型美魚に注目が集まっています。
初心者でも見応えのあるアクアリウムに仕上げることができる小型水槽と小型美魚の組み合わせは、SNSでも支持される傾向が強いです。
小型魚は比較的飼育しやすい魚種が多いのですが、やや神経質で臆病な傾向が強いです。
外観だけでなく魚が落ち着いて暮らせるレイアウト、環境作りを心がけると長期飼育に繋がりやすくなります。
自分のセンスを存分に生かして、美しい小型美魚をアクアリウムに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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