魚の餌に虫が発生した!原因や防止方法、発生する虫の種類を解説!

投稿日:2025.10.04|
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飼育する熱帯魚を美しく健康的に育成するには、新鮮で良質な餌を与えることが重要です。
良質という点については、含まれる栄養素や粒の大きさ、食べやすさなどを吟味している方が多いかと思いますが、意外と盲点になるのが”新鮮”の部分。
魚の餌には特有の匂いがあるものが多く、保存方法が適切でないと餌の中に虫が発生してしまうことがあります。
虫が発生してしまった餌は鮮度や質が低下する可能性があるため、気づかずに魚に与えてしまうと、消化不良などの不調の原因になることも少なくありません。
そこで今回のコラムでは、魚の餌に虫が発生する原因と防止方法、発生する虫の種類について詳しく解説します。
コラムの後半では、誤って傷んだ餌を魚に与えてしまったときの対処方法にも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに魚の餌に虫が湧く原因と対処法を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
魚の餌は正しく保存をしないと湿気で劣化したり虫が湧いてしまったりすることがあります。
質が低下した餌は魚に悪影響ですので、管理方法に気を配りましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、魚の餌に虫が湧く原因と対処法を解説します。
魚の餌に虫が発生する原因

市販される人工餌は、虫が発生しにくい成分やパッケージなどが採用されており、適切に管理していればすぐに虫が湧くというようなことはありません。
しかし、パッケージの扱い方や開封後の時間経過など、ちょっとした油断が原因で気づいたときには餌が虫だらけになってしまっていたということも。
そこでまずは、魚の餌に虫が発生する主な3つの原因について解説します。
湿気がある
湿気が多い場所に餌を保管していると、虫が湧きやすくなります。
魚の餌の群がる虫は湿気を好むものが多く、乾燥状態に比べると寄ってきた虫が居ついて繁殖してしまいやすいです。特に、梅雨時期や夏場の蒸し暑い季節は、虫が活性化しているため、餌の湿気にいつも以上に注意を払いましょう。
餌の保管場所を見直すのはもちろんのこと、餌に水をつけないように濡れた手で餌に触れない、餌やりをしたらしっかりパッケージを閉じるなどの日常的な気配りが重要となります。
また、餌に直接手を触れないで給餌ができるガラスフィーダーなどを活用するのも良い方法です。
ちなみに湿気はカビの原因にもなるため、カビ予防の観点でも湿気に注意する必要があります。
保存袋やケースに隙間がある
虫はほんの小さな隙間からも侵入してきます。
餌の保存袋やケースに隙間が無いかどうかを、餌やりのタイミングで意識して確認するようにしましょう。
もし未開封であっても袋に破損があった場合は、タッパーなどの別容器に移すか、餌の劣化が心配ならばそのまま破棄することも検討してください。
破棄するのはもったいない気もしますが、輸送や保管のどのタイミングで袋が破損したのか分からない餌を与えることにはリスクが伴います。
魚の餌は魚の食いつきをよくするために強い匂いがあり、虫を引き寄せてしまいます。保存袋に破損があった餌を与える場合には、目視で虫がいないかしっかり確認してから与えると安心です。
また、餌やりをした後はパッケージに隙間ができないようしっかり閉めることも忘れないようにしましょう。
購入してから時間が経っている
購入してから時間がたった餌は、未開封でも餌が劣化してしまうことがあるため、必ず状態を確認してから与えるようにしましょう。
たとえ未開封であっても保存状態によっては、虫が発生してしまいます。
また、魚用に販売されているほとんどの人工飼料には、消費期限が設定されてるため、購入前に陳列されている餌の消費期限表示を確認しておくとより安心です。
開封後は消費期限内であっても、数か月後~半年以内には使い切るよう心がけてください。
虫の発生を抑えるには

魚の餌に虫を発生させないためには、
- 新鮮な餌をストックする
- 保存容器を工夫する
の2つを意識するのがポイントです。
虫を発生させない防止方法について詳しく解説します。
使いきれる量の餌をストックする
常に新鮮な餌を与えるには、自宅でストックしている期間をできるだけ短くするのがベスト。
このことから、餌を購入するときは、短期間でローテーションできるよう使いきれる量を購入するようにしましょう。
飼育している魚種や飼育匹数にもよりますが、餌の劣化を防ぐならば大袋よりも少量パックが適切です。
ただ、コスパが良いのは圧倒的に大袋のほうなので、複数の水槽で多くの魚を飼育していたり、餌の消費が早い魚種を飼っていたりする場合は、コスパを優先させるのも1つの選択肢でしょう。
保存容器を工夫する
人間の食品を保存するためのタッパーや保存袋は、空気があまり入らす密閉状態を維持しやすいことから、魚の餌の虫予防にも効果的です。
また、冷蔵庫で魚の餌を保管するのもおすすめで、暑い時期の湿気や脂っぽさ、酸化を防止できます。
ただし、急激な温度変化があると保存容器の内部が結露してしまうことがあるので、冷蔵庫で保管していた餌は長時間出しっぱなしにせず、必要量だけ取り出したらすぐにしまうことを心がけましょう。
魚の餌に発生する主な虫

魚の餌につく虫にはいくつか種類があり、それぞれ予防方法や対処方法が異なります。
虫が発生した時は、何の虫が発生しているのか確認し冷静に対処することが大切です。
ここでは、アクアリウムで問題となることの多い魚の餌につく4種の虫について解説します。
ダニ
パウダータイプやフレーク状の餌によくつくのが、ダニです。
一匹一匹は非常に小さくて肉眼では確認するのが難しいですが、餌が粉っぽくなっていたりわずかに動いて見えたりするときは、ダニの発生を疑いましょう。
ダニは、魚への健康被害よりも餌の劣化が問題になります。
また、飼育者にダニアレルギーがある場合は餌に触れたり吸い込むことでアレルギー反応を起こすことがあるため、特に注意してください。
いずれにしろダニが発生した餌は、使用せずに破棄することをおすすめします。
チャタテムシ
チャタテムシは小さな白っぽい虫で、湿気がある場所を好みます。水槽周辺や餌の袋などで目にすることが多く、自動給餌器(オートフィーダー)の隙間から侵入して、住み着いてしまうこともある厄介な虫です。
こちらも魚に対する害は少ないですが、餌の品質低下を招くため、チャタテムシが発生した餌は使用せずに破棄しましょう。
オートフィーダーの内部に発生した場合には、容器内の餌を廃棄して洗浄できる部分をよく水洗いし、十分に乾燥させてから新しい餌に入れ替えます。
シバンムシ
赤褐色の甲虫です。パッケージの素材によっては袋についた傷から、穴を空けて中に侵入し餌を食害することもあります。
パッケージに小さな穴が空いているのを見つけたら、高確率でシバンムシが発生していると考えて良いでしょう。
シバンムシは繁殖力が非常に強くあっという間に餌の中で増えてしまうため、発見したらすぐに餌を破棄してください。
ノシメマダラメイガ
餌の中に繭のようなものを見つけたら、ノシメマダラメイガの可能性が高いです。
ノシメマダラメイガは乾燥餌に発生しやすい昆虫で、幼虫が餌の中で糸を吐き繭になったのち、蛾のような成虫になります。
どの形態でも見た目が不快ですし、餌の中に虫のフンや排出物が混入している可能性が高いため、見かけたら餌ごと破棄するのがおすすめです。
ノシメマダラメイガは、袋が開けっ放しになっている餌に侵入するため、餌の保管袋は必ず毎回閉めるようにしましょう。
傷んだ餌を魚に与えてしまった場合の対処方法

虫の発生や傷みに気づかずに餌を与えてしまった場合は、可能な限り網やクリーナーポンプなどを使って回収してください。
その後で魚たちに異常がないかを確認し、1/3~1/2程度の水換えを行いましょう。
通常、自然下で魚たちは虫を食べているので、虫自体が魚の健康に害を及ぼすことはほとんどないと考えられます。
しかし、虫が発生している餌は酸化・劣化している場合が多く、湿気を含んだ餌には雑菌やカビが発生していることもあるため、餌そのものが原因で消化不良や病気を引き起こす可能性も捨てきれません。
たかが虫と侮らず、餌を与える前には必ず状態を確認すること、少しでも異変があったら使用せずに破棄することを徹底しましょう。
特に、開封してからしばらく経っていて、臭いが強い・臭いが以前と変わったと感じる場合には、廃棄して新しいものに買い替えるのが賢明です。
まとめ:魚の餌に虫が発生した!原因や防止方法、発生する虫の種類を解説!

魚のコンディションは、毎日与える餌の品質と鮮度に大きく左右されます。
与える餌の管理は飼育者の義務です。魚の健康を守るためにも、適切な保存を心がけましょう。
湿気の多い場所に保管していた餌や、密閉されていない餌、購入してから長い時間が経過しているものには、虫が発生しやすくなります。
餌につく虫は、餌を定期的に買い替える、密閉できる保存容器に変えるなどのシンプルな工夫で予防が可能です。
ダニやチャタテムシなど、魚の餌に発生しやすい虫の種類と予防策も把握しておけば、より効率的に対処することができます。
虫の発生していない新鮮な餌を与えて、美しく健康的な観賞魚の飼育を楽しみましょう。
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