熱帯魚の餌は毎日与えるべき?与える頻度と飼育魚の健康を見分ける方法!

投稿日:2025.09.25|
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熱帯魚のお世話で一番頻度が多く基本となるのが、餌やりです。
言葉を発しない魚とコミュニケーションが取れる唯一の時間ということもあり、餌やりを毎日楽しみにしているという飼育者さんも多いのではないでしょうか。
餌をつつく可愛らしい姿についつい何度もあげたくなってしまいます。
しかし、実は魚は人間に比べて満腹中枢が未発達と言われており、お腹いっぱいになったと判断するのが苦手。餌があればあるだけ食べてしまうため、食べ過ぎから消化不良や肥満を起こして体調を崩してしまうこともあります。
健康を守るために、餌の量や頻度は飼育する人間がしっかり管理してあげることが大切です。
今回のコラムでは、熱帯魚に餌を与える頻度や量、餌が足りているか判断するポイントなどを解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに熱帯魚の餌やり頻度と健康の見分け方を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
熱帯魚が餌をねだったりつついたりする姿はとても可愛らしいですが、健康に育てるためにもあげ過ぎは禁物。
飼い主が責任をもってしっかり餌量を管理してあげましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、熱帯魚の餌やり頻度と健康の見分け方を解説します。
魚の餌は毎日与えるべきか?を動画で解説!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
魚の餌を与える頻度は、どれくらいがいいのか?という疑問を音声付きで解説します。
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熱帯魚のちょうど良い餌やり頻度とは?

熱帯魚に餌を与える頻度には目安があります。
ただ、すべての熱帯魚が同じように餌を食べるわけではないため、様子を見ながらご自分の水槽に合った回数を見つけていくのが良いでしょう。
まずは、基本となる餌やりの頻度について解説します。
1日1回が基本
熱帯魚の餌は1日1回、3分程度で食べられる量を与えるのが一つの目安です。
慣れないうちは餌を与えてからしばらく様子を観察し、全体にしっかり餌が行き渡っているか、食べ残しは無いかを確認しましょう。
餌を食べきるのに時間がかかっていたり、食べ残しがあったりするときは餌が多すぎることが考えられます。餌が水に浮かんでいる時間が長いと水が汚れやすくなり、水質悪化に繋がるため、次回からは少し量を減らすなどの対策を行ってください。
反対に1分ほどで食べきってしまう時や、餌を食べはぐれてしまう個体がいるときは少し餌を増やしてあげると良いです。
また朝に一度など時間を決めて、できるだけ同じ時間に与えるようにすると魚のバイオリズムが整い健康に飼育しやすくなります。
この時、決まった音を立てるなどの動作を繰り返していると、餌のタイミングを覚えて水面に上がってくる可愛らしい姿を見られるようになるので、ぜひ実践してみてください。
餌の頻度は飼育する魚種に合わせて調整しよう
魚が餌を必要とするタイミングは、魚種によって大きく異なります。
例えば大食漢と言われる大型魚や活発な魚種、増体中の魚などは1日2回程度の餌やりが必要な場合がありますし、反対に体が小さいアカヒレなどは食べる量が少ないため2日に1回程度でも十分なことも多いです。
そもそも魚類は一週間程度ならば餌を食べなくても大きな問題はありません。飼育環境で週に一度のペースではさすがに痩せてきてしまいますが、与え過ぎも肥満や病気の原因になるため、魚に合わせた調度良いペースを見極めて、餌を与えましょう。
魚に餌が足りているかを判断する確認ポイント

熱帯魚の餌は少な目を心がけるというのが定説ですが、あっという間に食べつくされてしまうと、量が足りているのか、もう少し増やした方が良いのかと疑問を感じることもあるでしょう。
そこで、こちらの項では餌が足りているかを判断する確認ポイントをご紹介します。
腹部がふっくらとしているか
餌を食べた後の魚のお腹がふっくらとしていたら、餌の量は十分に足りていると判断できます。
お腹が緩やかにふくらんでいて、元気に泳いでいるときはしっかり餌を食べて健康に過ごせている証拠です。
一方同じお腹が膨らんでいるのでも、苦しそうなほどパンパンで皮膚の色が薄く見えたり、泳ぎに異常が見られたりするときは、満腹ではなく何らかの病気が潜んでいる可能性があるため、注意してください。
腹部に異常が現れる病気としては、内蔵に水が溜まる腹水病、ガスが溜まってお腹が浮いてしまう転覆病、消化不良や便秘などが考えられます。
フンの状態は問題ないか
餌の食べ具合や消化器系の状態はフンの状態を見ることでも判断が可能です。
健康な熱帯魚のフンは、2~3cm程度の長さで太さがあり、色も濃いという特徴があります。
反して消化不良などの不調を起こしているときは、フンが長くて細く、色が薄かったりガスが多くて水面に浮いたりなどの様子が見られることが多いです。
もしも消化不良や病気になってしまった場合は基本的に絶食をした上で、症状に合わせた治療を行います。
先程お話しした通り、魚は1週間くらいは餌を食べなくても大丈夫ですから、病気のときは胃腸を労わり、体力を温存する意味で餌を与えないでください。
餌が全体に行き届いているか
餌が飼育魚全体に行き届いているかも確認したいポイントです。
熱帯魚にも性格があり、同じ魚種でも体が大きくて良く食べるもの、ゆっくりしていて餌を食べるのに時間がかかるものがいます。
特に個体同士に体格差があると、大きくて強い魚に餌を横取りされてしまって、小さな魚が餌を食べられないことが少なくありません。
また、混泳水槽では低層にいる魚に餌が届いていないということも多いです。
弱い魚、低層の魚が気づいたら痩せてしまっていたということのないよう、すべての魚が餌を食べられているかどうかをよく観察し、必要に応じてピンポイントで餌を与えるなどの工夫をしましょう。
餌の栄養素もチェックしよう

熱帯魚の餌には日常使いに向いたバランスの良いものから、増体用、繁殖用、色揚げ用など様々な種類が販売されており、それぞれ含まれている栄養素のバランスが異なります。
例えば増体用は高たんぱく高脂質で体を大きく育てるのに向いていますが、その分消化器官に負担がかかるなどのデメリットがあることも。
餌の特徴をよく理解し、魚の状態や目的に合わせて、餌の種類や与え方を変えることを心がけましょう。
ここでは、餌の種類に合わせた与え方や注意点をご紹介します。
高たんぱくな餌は控えめが良い
熱帯魚の餌で栄養価が高いというと、多くが高たんぱくな餌のことを指します。
特に たんぱく質が47%以上含まれている餌は少しの量でも十分に栄養が摂取できることから、普段はやや控えめを意識して与えると、太り過ぎなどを予防できるでしょう。
ただ、繁殖前や増体中など理由があって太らせたいときは、この限りではありませんので目的に合わせて量を調整してください。
色揚げの餌は消化に悪い?
色揚げを目的とした餌に含まれる色素成分は高たんぱく・高脂質なものが多く、以前は色揚げ用の餌=消化に悪いという意見をよく耳にしました。
確かに色揚げ用の餌は普段使いするものではなく、鑑賞性を強化したいときに集中して与えるものなので、あまり消化面には配慮されていないものもあったのかもしれません。
しかし、最近は「魚の健康を守りながら鑑賞性を上げる」という考えのもと、整腸作用や消化を助ける微生物が配合された色揚げ用の餌が数多く登場しており、普段使いしても体調を崩すことがかなり少なくなっているように感じます。
例えばこちらは金魚用ですが『咲ひかり金魚色揚用 浮上』には、プロバイオティクス効果のあるバクテリアが含まれており、腸内で活性化して整腸作用を促す効果が期待できます。
もちろん体調や魚種によって向き不向きはありますので、初めて与える餌は注意書きをよく確認してから与えるようにしましょう。
まとめ:熱帯魚の餌は毎日与えるべき?与える頻度と飼育魚の健康を見分ける方法!

熱帯魚に餌を与える頻度や量、餌が足りているか確認する方法などについて解説しました。
熱帯魚が餌をねだったり食べたりする姿はとても可愛らしいものですが、与え過ぎは良くありません。
基本的には1日1回、3分程度で食べきれる量を与えます。
餌を撒いたら、全体に餌が行き渡っているか、食べ残しは無いかをよく確認してください。
餌を食べ終わった後の魚のお腹がふっくらとしていたら、ちょうど良い量を食べられているという目安です。
また餌の成分にも注目し、高たんぱくなものは控えめに、バランスよく与えることを心がけてください。
餌は、熱帯魚の健康を守る基本です。餌の量や種類をしっかり管理して、長期飼育に繋げましょう。
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