コリドラスに与える餌の適量とは!痩せてきたコリドラスを太らせよう

投稿日:2025.09.20|
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南米産の小型ナマズの仲間であるコリドラスは、愛らしい表情とコミカルな動きからアクアリウムで飼育される熱帯魚の中でも特に高い人気を誇ります。
体の模様やカラーバリエーションが豊富なため、コレクションをして楽しむ愛好家も多いです。
もちろん温和な性格と丈夫な性質から初心者の方でも飼育が容易ですが、一方痩せやすい傾向があり、気づいたら餌を食べられておらずに体調を崩してしまっていたということが少なくありません。
特に、お掃除生体として導入している場合は、汚れを食べて欲しいからと餌の量を制限しすぎるとすぐに痩せてしまうため、餌の量の調整や食べさせる工夫が重要です。
今回のコラムでは、コリドラスに与える餌の適量と痩せてしまったコリドラスを太らせる方法を解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにコリドラスの餌量と痩せたときの対処法を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
コリドラスを健康的に飼育するためのポイントは、痩せないように適切な量の餌を与えることです。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、コリドラスの餌量と痩せたときの対処法を解説します。
コリドラスは痩せやすい?

コリドラスは底砂をつついて餌を探し回っている姿を良く見かけることから、給餌の際に食べている様子が無くても「どこかで食べられているだろう…」と考えてしまいがち。
しかし実際は餌にありつけておらず、気づいたらやせ細っていたということ起こりやすいです。
ここでは、コリドラスが痩せやすいと言われる理由と痩せ具合を確認するときのチェックポイントをご紹介します。
コリドラスは動きが活発で大食漢
コリドラスが痩せやすいと言われる大きな理由として、
- 消費エネルギーが多くたくさんの餌が必要
- 餌が回ってくる順番が遅く、食いっぱぐれやすい
という2つの特徴が挙げられます。
おっとりしている印象があるコリドラスですがよく観察してみると、実際は休みなくちょこちょこと動き続けており、常に多くのエネルギーを消費していることがわかります。
エネルギーを補給するためにたくさんの餌を食べなければなりませんが、水槽の中では低層にいるがゆえに餌が回ってくる順番が遅く、餌を探すスピードもゆっくりしているため、上層を泳ぐ小型魚やすばしっこいエビに餌を食べられてしまうことが少なくありません。
また、コリドラスは群れで生活することを好む魚なので、飼育匹数が少ないと神経質になって食欲が低下してしまうこともあります。
運動量が多いコリドラスは、餌を食べられないとすぐに痩せてきてしまうため、餌をしっかり食べられているか常に気を配ってあげる必要があるでしょう。
頭の大きさとお腹で痩せ具合を見極めよう
コリドラスが餌を食べられているかは、頭の大きさとお腹のふっくら具合で確認できます。
健康的なコリドラスは全体的にずんぐりした体型で、コロッと丸みを帯びた外見です。
痩せてくるとまず頭部周りの肉が落ちて、こめかみや頬が角張って見えるようになります。ぱっとみて頭が大きいと感じるコリドラスは痩せ気味のことが多いので、餌を食べられているか確認するようにしてください。
また、全体のシルエットがごつごつとした印象になり、腹部が凹んだようになるのも痩せているコリドラスの特徴です。
コリドラスが痩せたときの対処法

コリドラスが痩せてきてしまったら、早急に対処が必要です。
放置していると餓死してしまう危険もあるため、太らせる工夫をして体調を回復させましょう。
ここでは、コリドラスが痩せてしまったときの対処法を解説します。
餌は少ない量をこまめに与える
コリドラスを太らせたいときは、一度に与える量は少なめにしつつ、与える回数を増やして対応するのがおすすめです。
つい、たくさん餌を与えたくなってしまいますが、一度に食べられる量は決まっているため、過剰に餌量を増やしても食べ残しが増えてしまいます。
給餌の回数は1日2回程度が目安です。餌を与えたら、痩せている個体がしっかり餌を食べられているか、食べ残しは無いかを確認しましょう。
活餌中心の餌に切り替える
コリドラスは、人工餌以外にも冷凍アカムシやイトミミズなどの活餌<を好んで食べます。 活餌は栄養価が高く増体に向いているため、痩せ方が深刻なコリドラスは活餌中心の食事に切り替えて、体調を回復させましょう。
ただ、活餌は人工餌に比べてどうしても飼育水を汚すため、底砂掃除や水換えをこまめに行い、水質をきれいに保つことを心がけてください。
体形が戻ってきたらメインを人工餌に戻しますが、コリドラスの食いつきを維持するために数種類の人工飼料と冷凍赤虫を組み合わせてローテーションで与え、再び痩せてしまうことがないか様子を注意深く観察しましょう。
コリドラスの健康を守る!基本の給餌法

お掃除目的で導入している場合は、コリドラスに個別に餌を与えていないという方もいるかもしれません。
しかし、ご紹介した通りコリドラスはその特性から痩せやすく、健康的に飼育を続けるにはコリドラスのペースに合わせて必要な餌をしっかり与えることが重要です。
ここでは、コリドラスの適切な餌の量や与え方を解説します。
適切な餌量
コリドラスに与える餌の量は、60cm水槽ならば約10分以内に食べきれる程度が目安です。
水槽サイズが大きい場合やコリドラスの飼育数が多めのときは、さらに時間を取って20分程度かけても問題ありません。
一般的な熱帯魚飼育では2~3分で食べきれる量を基準としますが、コリドラスは口が小さい上に夜行性の傾向が強く、餌を食べるのに時間がかかるため、給餌時間を長めに設けてあげると良いでしょう。
ただ、砂の中に残った餌などを食べていると給餌をしたときに思ったよりも食いつかないこともあります。
頻繁に餌を残すときは給餌量を調整して食べ残しが出ないように工夫をしてください。
また、大きな水槽でも餌が20分以上残っている場合には、水が汚れるのを防ぐために回収するのがおすすめです。
コリドラスに餌を食べさせる工夫をしよう
水槽の低層にいるコリドラスに餌を届けるには、沈下性に餌をピンポイントで落としてあげるといった工夫をするのがおすすめです。
人工餌には浮上性と沈下性があり、与える魚種の遊泳域に合わせて使い分ける必要があります。
コリドラスに向いているのは底までしっかり沈む沈下性です。中でも底棲魚用のタブレットタイプならば、他の魚に奪われることなく確実にコリドラスに餌やりができます。
一方”ゆっくり沈む”と謳われているタイプは、上層~中層を泳ぐ魚の視認性が高く食べつくされてしまうことがあるため、コリドラスが食べられているかを確認してあげると安心です。
餌を与えるときは、コリドラスが食べやすいように目の前に餌を落としてあげると、ヒゲを動かしながら一生懸命に吸いつく姿を観察することができます。
コリドラスの健康を守る水質管理

餌の与えすぎは飼育水の水質を著しく悪化させる原因になります。
コリドラスの体型を維持しながら、水質を管理するための適切な給餌量について解説します。
餌の与え過ぎに注意!
コリドラスの体型が気になるからと言って、過剰に餌を与えるのは厳禁です。
餌量が多いと食べ残しが増えて底砂の内部に汚れが溜まり、病気や水質悪化の原因になります。
コリドラスはこうした環境由来の不調がヒゲに現れやすく、飼育水や底砂の汚れが原因でヒゲが短くなったりすり切れたりすることがあるため、ヒゲに異常が見られたら増体中でも餌の量を元に戻して、環境の改善を優先しましょう。
底砂掃除を小まめに行おう
水槽の低層で暮らすコリドラスにとって、底砂の汚れは健康を害す大きな問題になりかねません。
底砂にはフンや餌の食べ残しなどの有機的な汚れが溜まりやすいため、定期的に掃除をしてきれいな状態を維持しましょう。
底砂は水換えをするときにクリーナーポンプを使って掃除をします。クリーナーポンプを砂の中に挿し込み、汚れを水と一緒に吸い出すと清潔に保ちやすいです。
また水槽環境を安定させるという点では、水温管理もコリドラスが痩せないための大切な要素です。
コリドラス好むは26℃前後で、水温が不安定になると食欲が落ちてしまうため、水槽用ヒーターやクーラー、室内用のエアコンなどを使って、一年を通して水温を安定させましょう。
まとめ:コリドラスに与える餌の適量とは!痩せてきたコリドラスを太らせよう

丈夫で初心者から飼育が楽しめるコリドラスですが、大食漢で活動量が多いという特徴から、餌を食べられないとすぐに痩せてしまいやすいです。
お掃除生体として導入していると給餌の優先順位が下がってしまったり、低層にいることから餌が行き届かなかったりと、餌を食べ損ねてしまうことも多いため、意識して餌を食べさせる工夫をしましょう。
痩せてしまったコリドラスには1日2回を目安に、増体が狙える活餌を組み合わせながら給餌します。上手く食べられていないときは目の前にピンポイントで落としてあげると、食いつきやすくなるでしょう。
また、コリドラスを痩せさせないためには、タブレットタイプの沈下性人工飼料を中心に、10分~20分以内に食べきれる量の餌を与えるのが効果的です。
メインで用いる餌を栄養バランスに優れたコリドラス専用の人工飼料にすれば、健康的に増体させることができます。
餌の食べ方など生態を理解し適切な餌を適量与えて、理想のコリドラスに育て上げていきましょう。
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