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プロ選定!水槽バックスクリーンのベスト10ときれいに貼る方法・道具を解説

水槽内の雰囲気を変えたい、少し賑やかにしたいときや、ろ過機材の配線を隠したい時などには、バックスクリーンを使用すると良いでしょう。

バックスクリーンは水槽の背面や側面に貼るスクリーンフィルムです。カラーバリエーションが豊富な上に、無地だけでなく水景がプリントされているものもあります。
また、保温効果などの機能性があるものもあり、用途によって使い分けるのがおすすめです。

今回は、人気のあるバックスクリーンからおすすめのものを10種類ご紹介します。
バックスクリーンの貼り方やあると便利な道具の解説とともに、自作方法にも触れているので、是非目を通してみてください。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

プロアクアリストたちの意見をもとにご紹介

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

バックスクリーンは、水槽の雰囲気をガラっと変えることのできる便利なアイテムです。
水槽のレイアウトにあまり自信のない方、シンプルなレイアウトに飽きた方などは是非バックスクリーンを活用しましょう。

バックスクリーンの選び方


おすすめのバックスクリーンをご紹介しましたが、種類が多くどれを選んでよいのか悩んでしまうという方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、バックスクリーンの選び方についてポイントを3つご紹介していきます。

■水槽の雰囲気に合わせたカラーを選ぶ

単色のバックスクリーンはカラーがとても豊富です。

同じブルーでも深い色味のインディゴ~明るいスカイブルーまでありますし、他にもグリーンやブラック、サンドやクリアなど本当に様々な色が販売されています。
光沢加工かマット加工かによっても雰囲気はだいぶ変ってきますので、作りたい水槽の雰囲気に合う色を探してみると良いでしょう。

例えば、ブラックは全体を引き締めてくれるので格好の良い水槽になりますし、スカイブルーならば明るくポップな印象になります。
また、ブルー系は海水魚、グリーンがかったブルーは水草メインの水槽にマッチしますので、アクアリウムの種類によって選ぶのもおすすめです。

バックスクリーンのカラーについてはこちらの記事を参考にしてください。

■水槽レイアウトが苦手な人はプリントものがおすすめ

水槽内のレイアウトにお悩みの方は、プリントタイプのバックスクリーンがおすすめです。
水槽内のレイアウトをしっかり作りこむには、繊細なセンスが求められます。何となくで作っていくのはとても難しい作業です。

しかし、背景がプリントされたバックスクリーンを貼れば、水草やアマゾン、飼育できないような生き物の風景を水槽内に取り込むことができます。
手前に少し水草や岩組などのレイアウトを置くと水槽に奥行きが出て、更に良いでしょう。

簡単なレイアウトでも華やかに見えるのは、プリントタイプのバックスクリーンの優れた部分です。

■バックスクリーンの機能にも注目!

バックスクリーンの中には鑑賞性に優れているだけでなく、機能性の高いものも販売されています。保温性や断熱性に優れたバックスクリーンは、水温の変化を抑えるのに一役買ってくれるでしょう。

明るくオシャレなバックスクリーンと機能性に優れたバックスクリーン、どちらも使いたいときには、2枚を重ねて使用するのがおすすめです。
こうすることで水槽の印象を変えつつ、保温や断熱の効果を得ることができます。

プロ選定!水槽バックスクリーンのベスト10

バックスクリーンは、熱帯魚店やホームセンター、通販で購入することができます。

各メーカーから水槽用に販売されているもののほか、汎用的なカッティングシートもバックスクリーンとして活用できますので探してみてください。

おすすめの水槽用バックスクリーンをランキング形式で10種類ご紹介していきます。いろいろなタイプがあり取り付け方も違うので、ご紹介する内容を参考に目的にあったものや、取り付けやすいタイプのものを選んでみてください。

■1位:Leaf Corp ARTI(アルティ) アクアブルー

Leaf Corpの「ARTI(アルティ) アクアブルー」は、海水魚を飼育している人におすすめのバックスクリーンです。

このARTIシリーズは耐久性と程よい粘着力で扱いやすく、人気です。

水槽内のレイアウトにもよりますが、アクアブルーのバックスクリーンを貼ることで、水槽内に奥行きを感じさせることができます。特にサンゴやイソギンチャク、ライブロックを多用しているレイアウトでは奥行き感を出しやすいです。

また、スカイブルーよりも深い青色なので、水槽背面のパイプ類などの目隠しにも適しています。

■2位:Leaf Corp 塩ビ製バックスクリーン 黒

リーズナブルな黒いバックスクリーンならこちらがおすすめです。
バックスクリーンを綺麗に貼り付けるのが苦手という方には、Leaf Corpの「塩ビ製バックスクリーン」がおすすめです。

厚さ1mmの厚みがある塩ビ製なので、しわになったり丸まったりしにくく、バックスクリーンを始めて扱う人でも簡単に貼り付けることができます。

また黒色のバックスクリーンは、水槽の雰囲気を引き締め、水草や熱帯魚・海水魚などの色を引き立ててくれますので、じっくり鑑賞したい水槽におすすめです。

■3位:Leaf Corp ARTI(アルティ) サンド

Leaf Corpの「ARTARTI(アルティ) サンド」は擦りガラス状の背景を演出できるバックスクリーンです。
ほのかに透ける半透明なシートで、ほどよく熱帯魚やレイアウトを際立たせ、洗練され雰囲気の水槽に仕上がります。

サンドタイプはその質感から『ミスト風バックスクリーン』とも呼ばれます。

特に、水草の緑が映えるため、淡水魚水槽と相性が良いです。

■4位:寿工芸 3Dスクリーン アマゾン

寿工芸の「3Dスクリーン アマゾン」は、アマゾンをイメージした熱帯植物がプリントされたバックスクリーンです。

実物の水草が無くても、このバックスクリーンを貼りつければとても賑やかな雰囲気を作ることができます。
水槽に水草を入れられないときはもちろん、ネオンテトラなどの南米原産の熱帯魚にぴったりなプリントです。

こうしたプリント柄のバックスクリーンは、水槽内のレイアウトとうまく組み合わせると、手軽に奥行きを演出できます。

ただし、ノリがついていないので水槽に貼るときはテープなどで固定して使用しましょう。

■5位:寿工芸 3Dスクリーン 岩石

寿工芸の「3Dスクリーン 岩石」は、岩壁を再現したプリントタイプのバックスクリーンです。

岩壁を作成するには初期費用とスキルが必要なため、こうしたアイテムは手軽にレイアウトの幅を広げられるメリットがあります。

プリント柄のバックスクリーンはチープな印象と思われがちですが、照明や水草など他のレイアウトアイテムの配置により重厚な世界観を演出することができます。
本物の岩組と違い、メンテナンスに手間がかからない点もおすすめです

模様がプリントされたタイプはシワが少しでも寄ると目立ちやすいため、貼り直すのが難しいので、スクレーパーをしっかりと使い、貼りつけましょう。

■6位:Leaf Corp ARTI(アルティ) インディゴ

アルティの「インディゴ」は、濃いブルーが特徴です。
濃い色のバックスクリーンは水草や熱帯魚・海水魚のカラーを引き立ててくれますし、水槽内の配管が目立ちにくくなるという特徴があります。また、青色なので黒よりも光が反射しづらく使いやすいです。

貼り直しはできませんが、適度な粘着力で剥がれることが少ないのも、おすすめできるポイントでしょう。

■7位:Leaf Corp ARTI(アルティ) クリアグレー

グレーのバックスクリーンは、岩や流木をメインにレイアウトした水槽に向いています。奥行きを感じさせつつ、水草や水槽のカラーもしっかりと映えますし、派手な色ではないので生き物を刺激することが少なく、落ち着きやすいです。

海水魚・熱帯魚どちらにも合う万能なカラーで、配管や壁などの要素ともケンカすることが少ないです。

■8位:寿工芸 2カラーバックスクリーン

寿工芸の「ツーカラーバックスクリーン」は、ブルーとブラックのリバーシブルタイプのバックスクリーンです。

ノリがついていないタイプなので、貼り替えができますし、どちらのカラーもしっかりと配管や配線を隠してくれるので、水槽周りをすっきりと見せることができます。

ブルーの面を使えば、水中らしい涼しさを演出することができ、ブラックなら水槽全体を引き締めて落ち着きのある印象を与えてくれるでしょう。
リーズナブルな価格もうれしいポイントです。

■9位:キョーリン 節電バックスクリーン

水槽を管理していて気になるのが電気代です。少しでも節電したいとお考えの方は、キョーリンの「節電バックスクリーン」を試してみてはいかがでしょうか。

このバックスクリーンは、水槽に貼り付けるだけで太陽の光を遮断し水温の変化を緩やかにする効果が期待できます。

夏のクーラー使用時には保冷、冬のヒーター使用時には保温の役割も果たすので、電気代を節約できるという仕組みです。
メーカー独自で行った測定では、約30%の節電が期待できるとの調査結果もあるとのこと。

マット加工が施されているので、落ち着いた雰囲気の水槽にぴったりです。また、プリントタイプや厚手で透けないタイプのバックスクリーンの裏に貼って、節電効果を得るという使い方もできます。

■10位:寿工芸 断熱エコスクリーン

観賞性を上げるバックスクリーンとは用途が異なりますが、無加温時の保温対策に有効です。

寿工芸の「断熱エコスクリーン」は、素材にアルミシートとウレタンを使用しており、夏は太陽の光を遮断することで水温上昇を防ぎ、冬は保温性がとても高いバックスクリーンです。
水温の変化を防ぐことで節電効果が期待できる商品なので、水温の変化に敏感な生き物を飼育しているときや、電気代を少しでも節約したいときにおすすめです。

素材はとても柔らかくはさみで簡単にカットすることができます。またノリはついていないので、セロハンテープなどで水槽に固定する仕様となっており、バックスクリーン貼りが苦手な人でも気軽に使うことができます。

バックスクリーンは自作できる?


バックスクリーンは自作することができます。
100円ショップの材料でも作ることができるので、市販されているものに気に入ったデザインや色がないときは、オリジナルのバックスクリーン作りに挑戦してみると良いでしょう。
自分好みのものができますし、自作することで愛着もわいて、よりアクアリウムが楽しむことができます。

バックスクリーンを貼る前の事前準備


バックスクリーンはあらかじめ貼り付け面にノリのついているシート状のものと、ノリのついていないペーパー状の2つのタイプがあります。

ペーパータイプのものは、セロハンテープや両面テープで水槽に貼り付けるので貼り直しがきき、初心者でも扱いやすいです。一方シート状のものは貼り方にちょっとしたコツがいります。

ここからは、シートタイプのバックスクリーンの貼り方についてみていきましょう。まずは貼る前の事前準備について解説します。

バックスクリーン貼り付けに使用する6つの道具

貼り付けをする前に道具をそろえておきましょう。どれも特別なものではなく家の中にあるものを使用することができます。

■1.タオル


よく水を吸うタオルがおすすめです。

■2.スプレーボトル


100円ショップなどでも購入できる、スプレーボトルです。

■3.中性洗剤

中性洗剤は、水で薄めてスプレーボトルに入れておきます。濃度の目安は、水に対して洗剤数パーセント程度の薄めの濃度で問題ありません。

■4.90cm以上の定規

長いものがあると作業がしやすいですが、無い場合は短い定規で代用できます。
カッターを使うので、金属製がおすすめです。

■5.カッター

ご自宅にあるカッターで作業可能ですが、切れ味の良いものを選びましょう。

■6.ゴムヘラやスクレーパー

貼りつけ用のゴムヘラやスクレーパーはホームセンターなどで購入できます。
素材は、シリコンやゴム、しなりのあるプラスチック製などの柔らかいものを選びましょう。バックスクリーンに傷をつけずらいので、扱いやすいです。

フィルム貼りつけ用のものなどが向いています。

水槽のガラス面は綺麗にしておく

バックスクリーンを貼る前に、水槽の汚れを取り除きます。

バックスクリーンを貼る面を、乾いたタオルで拭いておいてください。
ホコリや小さなゴミなどが残っていると、バックスクリーンを貼り付けた時にでこぼこと浮き上がってきてしまいます。仕上がりに影響しますのでしっかり拭いておきましょう。

バックスクリーンをきれいに貼る方法5ステップ!

準備が整ったら、さっそくバックスクリーンを貼り付けていきましょう。

ここでは、実際に東京アクアガーデンのスタッフがバックスクリーンを貼っている画像を参照しながら、手順をご説明します。

ステップ1.中性洗剤を吹き付ける


スプレーボトルに入れた中性洗剤を、水槽のガラス面とバックスクリーンに吹き付けます

たっぷりまんべんなく吹きかけましょう。


ガラス面のみでも貼り付けることはできますが、バックスクリーン側もスプレーしておくと貼りやすくなります。

ステップ2.バックスクリーンを水槽に貼り付ける


バックススクリーンを貼っていきます。あらかじめ余分なバックスクリーンを大まかにカットしておくと、貼りやすくなります。


なるべく時間を掛けずに、スーッと貼ると上手くいきます。


まずはこのような形になりました。

この時点では、水槽にバックスクリーンを置いただけの状態です。しっかり貼り付ける前に、折れ目や目立つシワなどがないか確認しましょう。もしあった場合は、その部分の近くから剥がして貼り直しておきましょう。

ステップ3.バックスクリーンから気泡を取り除く


バックスクリーンを貼った個所に気泡が見えますので、こちらを取り除いていきます。


ゴムヘラやスクレーパーを使用して、水槽とバックスクリーンの間にある洗剤を押し出していきましょう。中央から外側に向かって気泡を追い出すイメージでスクレーパーを動かすと、きれいに気泡を除去できます。

この時、注意していただきたいのが力加減です。

スクレーパーを使う際は、強く押しつけないようにしてください。乱暴に扱うと、バックスクリーンが破けてしまう事があります。焦らず優しく押し出すと上手くいきやすいです。


さて、作業の途中で少し問題が発生しました。画像中央に出っ張りができてしまったのがわかるでしょうか。
タオルでガラス面を拭いたときにゴミが残ってしまったのが原因です。

このままだとあまり見た目が美しくないので、ゴミを取り除きます。


指で示している場所にゴミがあるのですが、洗剤の泡で隠れて見えにくくなっています。貼り直したり手で除去するのは難しいので、スプレーを使います。


見当をつけてゴミに向かってスプレーを噴射し外に追い出すと、綺麗にゴミを取ることができます。

ステップ4.バックスクリーンの端(余り部分)をカット


カッターを使ってバックスクリーンの余っている部分をカットします。角がわかりやすくなるように、少し下に引っ張りながらカットするとやりやすいです。


ガラスに沿ってスーッと、ためらわずに切っていきましょう。画像のように片手で切った部分を支えているとスムーズに切れます。


一通り切り終わったところです。
すでに完成のように見えますが、よく見るとまだ気泡が残っている部分がありますので再度スクレーパーを使って気泡を取り除きます。

少しくらい気泡が残っていても大丈夫なように思うかもしれませんが、実際に水を入れて正面から見てみると気泡は目立ってしまう事が多いです。妥協せず、しっかり気泡を抜いていきましょう。

ステップ5.仕上げ


最後に泡をスクレーパーで外に追い出します。取り除いた泡は、タオルで受けとめましょう。


気泡がなくなったら完成です。

まとめ:プロ選定!水槽バックスクリーンのベスト10ときれいに貼る方法・道具を解説

今回は、おすすめのバックスクリーンのご紹介と、バックスクリーンの貼り方について解説しました。

バックスクリーンには、シンプルなワンカラーのものからプリントアウトされているもの、機能性に優れているものなど、様々なものがあります。
ワンカラーのバックスクリーンでも、水槽に取り付けてみると雰囲気がガラっと変わるので、水槽の鑑賞性を高めるためにも、バックスクリーンを使用することをおすすめします。

初めてバックスクリーンを扱うという方も、ここでご紹介した内容を参考に自分のイメージに合わせたバックスクリーンを選んでみてください。

【関連記事】

水槽のバックスクリーンについて良くあるご質問

水槽のバックスクリーンとは何ですか?

バックスクリーンは水槽に貼り付けるシートです。主に背面に利用されます。
水槽背後を隠して水槽内レイアウトの一体感を生み出すことができる他、別水槽の魚への目隠しとしても使用できます。
素材は塩ビ製などで、カラーバリエーションも豊富で、水槽のイメージ作りにも活用できます。

水槽にバックスクリーンがうまく貼れません

バックスクリーンの貼り付けでの一番のお悩みは、空気が残ってしまうことです。

  • フィルム貼り用のスクレーパー
  • タオル
  • 霧吹き

アクアガーデンでは、これらの道具を活用してきれいに貼りつけています。
スクレーパーは柔らかいゴムやシリコン素材のものを選び、ゆっくりと空気を抜いていきましょう。

水槽に貼り付けるバックスクリーンは何色が良いですか?

海水水槽なら海を連想できる青系、魚の体色や水草を際立たせるなら黒系など、水槽のメインとなっている要素を活かす色を選定します。
半透明な『ミスト風』と呼ばれる、すりガラス状の質感を持つバックスクリーンもおしゃれな雰囲気で人気です。
水槽の完成図をイメージして選びましょう。

水槽にバックスクリーンを貼ると得られる効果とは?

水槽の背後に通る配管やコードなど、余分な要素を隠して水槽レイアウトの完成度を上げる効果があります。
色ごとに観賞者に与える印象を変えることもできます。
水草などの模様がプリントされたタイプは、水槽レイアウトの密度を高め、手軽に奥行を演出できます。

 

トロピカライターの長嶋です。
金魚すくいで連れて帰った、和金の『よしえ(名前)』を飼育してました。
可愛らしい魚とワニが大好きです。
生物を飼う楽しさを伝えていけたらな、と思います!

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