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目次
水槽のバックスクリーンとは
- 水槽の背面に貼るシート
- 水槽内の見た目が変わる効果、熱帯魚の警戒心を弱める効果がある
さまざまな色や模様で、水槽全体の印象を変えることができるアイテムを意味します。
バックスクリーンで熱帯魚水槽の印象は変わります!
水槽(アクアリウム) の後ろ(裏面)に貼る「バックスクリーン」
バックスクリーンを何色にするかで、水槽全体のイメージがガラッと変わります。
逆にバックスクリーンを貼らないことによって、水槽の圧迫感を失くしたり、両面から見えたりと良いこともあるので、貼らない選択肢もあります。
お魚にとっては、シートを貼ることで水槽内が落ち着ける空間になり、安心して泳ぐことができるでしょう。
レイアウト水槽は、熱帯魚や照明(ライト)との色バランス、アイテムや水槽内の演出、何か一つを変えるだけで雰囲気が変わります。
中でもバックスクリーンは、水槽の全体的な印象を決めてしまうので大変重要な存在です。
水槽を買ってきたら、最初はもちろん背面なしの透明です。
水槽の背景をどんな色にするか好みは人それぞれですが、
水槽の背景を何色にするか迷っている方のために、代表的な色と見え方(写真)をご紹介します。
さまざまなタイプのバックスクリーンを見て、ぜひ参考になさってください。
バックスクリーンの貼り方については、こちらの記事をご覧ください。
『青』のバックスクリーンを貼った熱帯魚水槽
『青』のバックスクリーンを貼るメリット・デメリット
私は、バックスクリーンの色として青を一番おすすめします。初心者向きとも言えるでしょう。青色バックスクリーンを貼るメリット・デメリットは?
■『青』を貼るメリット
- 手軽に海の雰囲気を演出できる
- 水槽が明るい印象になる
- 水槽背面に付くコケがそれほど目立たない(黒よりは目立つ)
■『青』を貼るデメリット
- 背面から水槽の中が見えない(当たり前ですね)
- 水槽の印象が『青』になってしまう(結構、青色が主張します)
海水魚水槽編(青のバックスクリーン)
海水魚水槽で使用されることが多い青色。
水槽全体がパッと明るい印象になるブルーは、華やかな海のイメージにピッタリです。
色鮮やかな海水魚やカラフルな水槽アイテムとも相性抜群です。
60cmの海水魚水槽です。やはり海水魚水槽には青のバックスクリーンがよく似合います。海の中にいるような世界観が演出されていますね。
120cmの海水魚水槽です。飲食店の待合室でよく見る水槽ですね。青色のバックスクリーンで小さな水族館のようです。
90cmの海水魚水槽です。飾りサンゴの白色などが、青のバックスクリーンに引き立ちます。見事なコントラストですね。
120cmの海水魚水槽です。歯科クリニックの待合室に設置しました。ブルーに輝くレイアウト水槽は、白を基調としたインテリアともマッチしています。
淡水魚水槽編(青のバックスクリーン)
淡水魚水槽にも青色はよく合います。黒のバックスクリーンより、明るいイメージになりますね。
90cmの淡水魚水槽です。白色の水槽台や青のバックスリーンを取り入れて、全体的に明るいイメージを演出しています。
30cmの淡水魚水槽です。水草のグリーンとバックスクリーンの青は相性抜群。全体的にパッと明るい印象になりますね。
60cmの淡水魚水槽です。ボリューム感のある水草レイアウトが青いバックスクリーンによく映えます。水草をより美しく魅せる照明にもこだわっています。
青色のバックスクリーンは、何色にしようか悩んでいるという初心者の方にもおすすめの色です。
『黒』のバックスクリーンを貼った熱帯魚水槽
『黒』色のバックスクリーンを貼るメリット・デメリット
黒色は青色の次におすすめできる色です。玄人好みとも言えるでしょう。落ち着いた雰囲気になりますね。
■『黒』を貼るメリット
- アクアリウムが落ち着いたイメージになる
- 水槽内の装飾や魚、水草が目立つ(目が行く)
- 周辺の色や雰囲気に合わせやすい
■『黒』を貼るデメリット
- 水槽全体が暗く見えることがある
- 海水魚水槽には向かない
- 明るさを演出するのは難しい
海水魚水槽(黒のバックスクリーン)
残念ながら、海水魚水槽にはほとんどと言っていいほど、黒のバックスクリーンは貼りません。
やはり、海の中をイメージさせる水槽が多いので、黒色は向かないのですね。
淡水魚水槽編(黒のバックスクリーン)
淡水魚水槽には、黒のバックスクリーンが一番似合います。どちらかと言うと、初心者より玄人好みと言ったところでしょうか。
シックで落ち着いたイメージが醸し出されます。
90cm淡水魚水槽です。黒色のバックスクリーンでシックに落ち着いた感じがよく出ていますね。青色のバックスクリーンとの差が一目瞭然ではないでしょうか。落ち着いた雰囲気を好まれる方にオススメです。
淡水魚水槽は、黒色のバックスクリーンを貼っても、水草の緑や熱帯魚の色があるので暗くなりすぎません。
黒色のバックスクリーンに明るい色の砂を合わせた結構珍しいパターンの水槽です。
バックスクリーンの黒と、砂の白の対比が美しいですね。
黒いバックスクリーンは、淡水魚水槽におすすめです。バックがブラックだと、水槽全体がとても締まって見えます。
熱帯魚の色彩をより鮮やかに見せたいときは、黒系にしましょう。水草のグリーンもよく映えます。
魚の種類やレイアウトの種類は選びません。
バックスクリーン『無し』の熱帯魚水槽
バックスクリーン『無し』のメリット・デメリット
バックスクリーンをあえて貼らないという選択もあります。こちらは、バックスクリーンで水槽全体の印象を付けにくいので、照明の色や当て方も工夫しましょう。
■『無し』のメリット
- 一番のメリットは、水槽内を背後からも見ることができることです
- 水槽の透明感を演出できます
- 部屋の奥行きをうまく見せることができる
■『無し』のデメリット
- ぱっと見た時の色の印象が薄い
- 水槽の内側表面につくコケが目立つ
- 壁を背にして水槽を設置すると、投影して壁が見える(汚いと目立ちます)
海水魚水槽編(バックスクリーン無しの水槽)
実はこの水槽は8メートルもあります。大型だからこそバックスクリーンは貼らずに、存在感を見せています。
120cmの生きたサンゴが入った海水魚水槽です。朝の海をイメージしたような透明感あふれる水槽に見えますね。清潔感も感じられる水槽です。
180cmの海水魚水槽です。病院に設置しています。バックスクリーンを貼っていないので、両面から水槽を楽しめます。
120cmの水槽を2台つなげた形になっています。水槽の壁ができていますが、バックスクリーンを貼らないことによって、これだけ大きな水槽でも圧迫感がありません。
イベント会場に設置した120cm海水魚水槽です。バックスクリーンがないことで、奥行き感を演出できます。たくさんの光を取り入れた華やかな印象ですね。
おまけです。円柱水槽なので、当然バックスクリーンは貼れませんよね。照明などで海のイメージを演出します。
淡水魚水槽(バックスクリーン無しの水槽)
リビングに設置した90cmの淡水魚水槽です。あえてバックスクリーンは貼らずに透明感を演出しています。
介護施設に設置した淡水魚水槽です。バックスクリーンを貼らないことで圧迫感を少なくしています。両面から見える仕様です。
ホテルの客室に設置した180cmの金魚水槽です。バックスクリーンを貼っていないので、寝室とシャワールームから水槽を楽しむことができます。
バックスクリーンを貼らないことで、両面仕様にすることもできます。
部屋の壁紙をバックスクリーン替わりにしたり、お店やオフィスの仕切り(目隠し)にしたり、用途はさまざまです。
晴れれば青空、夜には夜景がバックスクリーンになることも。とても素敵ですね。
鏡面仕様のバックスクリーンを貼った水槽
モデルルームに設置したシクリッドの水槽です。鏡面仕様にすることによって高級感を演出しています。
シェラトンホテルに設置した水槽です。魚が鏡面に写ったり、外の景色も反射して幻想的な雰囲気になりました。
鏡面シートを貼ると、奥行き感を演出できます。
写真では、伝わりにくいですが、水槽全体がとても綺麗になり高級感が出ます。
すりガラス調のバックスクリーンを貼った熱帯魚水槽
磨りガラス(すりがらす)は、表面に微細な凹凸をつけたガラス。
磨りガラス(ミスト風)のバックスクリーンを貼ると、背景に遠近感を出しやすくなり、
水槽自体も奥行き感が違って見えます。
また、写真の水槽のように裏から光を当てることで、水槽内がより明るく見えるようになります。
自作バックスクリーンに挑戦!
- こんな背景を入れたい
- お気に入りのフィギュアを入れたい
- 自分だけのオリジナルレイアウトにしたい
とことんこだわりたい方は、バックスクリーンを自作をしてみましょう。
大きい水槽では難しいですが、小さい水槽でしたら簡単にできます。
- 背景にしたい写真やイラストをコピー
- ラミネート加工をする
これだけです。
その日の気分や季節に合わせて背景を簡単に変えることができます。
夕焼けや晴天な海の写真を貼れば、まるで海にいるような気分になれます。
ちょっと手を加えれば、こんなにユニークな水槽も作れます。
バックスクリーンの簡単な貼り方ご紹介
貼り方は簡単ステップ3
- 水槽を綺麗に洗い、水をふき取ります。
- フィルム(バックシート)を水槽のはじにあてゆっくりと貼りつけます。
- 気泡をぬいて、フィルムを水槽面に密着させます。
お部屋の模様替えのように、気分次第でお手軽にレイアウトアクアリウムを楽しむことができますね。
水槽の背景 イメージの参考になれば幸いです
他にも、赤、緑、紫、金、銀、大理石、レンガ、など、水槽のバックシートにはたくさんのバリエーションがあります。
グラデーションや自作でもおしゃれですね。
最近ではホームセンター等で和柄の物や海底風など、色々な柄のものを見かけます。
どんなバックシートにするか、考えるだけでワクワクしてきますね。
水槽レイアウトは、奥が深くてとても面白いです。
より一層こだわりのある水景を作って、最高のアクアリウムライフを送ってください。
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水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
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