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大型ナマズ特集!水槽飼育できる大型ナマズ10選!推奨水槽サイズも紹介

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ナマズの仲間は、世界各地の淡水に生息しています。
愛嬌のある表情や丸みを帯びたフォルム、個性的なシルエットなどから、観賞魚としても高い人気を誇る魚種です。

その中でも、今回は大型ナマズに注目し、特徴と飼育する際の推奨水槽サイズについて解説します。

大型ナマズは、購入時はミニサイズですが、最終的に大きな水槽が必要となる種類ばかりです。そのため、最後までお世話が可能かどうか、コラムを参考によく考えてから購入しましょう。

プロアクアリストたちの意見をもとに大型ナマズと推奨する水槽サイズを解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

大型ナマズの中には、サイズや動きの活発さから、個人レベルでは飼育が難しいナマズもいます。
今回は、水槽飼育が可能で、比較的飼育もしやすい大型ナマズをピックアップしました。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、大型ナマズと推奨する水槽サイズを解説します。

大型ナマズ特集!飼育できる10選と推奨水槽サイズ

大型ナマズは、十分なスペースを用意して飼育すれば、餌もよく食べてくれて飼育しやすい魅力的な魚種ばかりです。

飼育できる大型ナマズ10種について、飼育のポイントと推奨水槽サイズをご紹介します。

レッドテールキャット:180cm水槽~


『レッドテールキャット』は、南米アマゾン川流域に生息する大型ナマズです。成長とともに尾びれが赤くなることから名づけられており、ワイルド個体ではその特徴が特に顕著に表れます。

寿命は10年〜15年ほどが一般的で、飼育者にもよく馴れるのでペットフィッシュとして長いお付き合いができるナマズです。

5cm前後の可愛らしいブリード個体が安価で販売されていますが、成長スピードが非常に速いため、すぐに90cm以上の水槽が必要になるでしょう。
飼育下では最大80cm〜1mほどまで成長し、原産地では体長180cmに達する個体もいます。

水槽は180cmが推奨サイズですが、じっとしていることも多いため、150cm水槽でも奥行き60cmの水槽なら飼育は可能です。単独飼育が基本となります。

ナマズ(マナマズ):90cm水槽~


日本在来種の『マナマズ』は、約60〜80cmまで成長する大型ナマズです。

成魚を飼育するなら、120cm水槽が理想的でしょう。
ただし、シェルターの中でじっとしていることが多く、活発に泳ぎ回るわけでもありません。そのため、90cm水槽でも飼育は可能ですが、できるだけ大きな水槽を用意してあげるのが望ましいです。

成長速度は、水温と餌の与え方によって大きく変化します。ゆっくり成長させたい場合には、水温を15〜20℃前後にキープするとサイズを管理しやすくなるでしょう。

パカモン:120cm水槽


『パカモン(パカモンキャット)』は南米に生息する平たい体を持つ大型ナマズで、見た目は海水魚のアンコウに似たような雰囲気をしています。

飼育下では約50〜70cm程度で成長が止まる個体が多いため、水槽サイズは120cmで終生飼育できるでしょう。頭上を通る小魚を捕食する待ち伏せ型のナマズなので、活発に泳ぎ回るタイプではなく、水槽サイズは抑えやすいです。

ただし、他の大型ナマズに比べると水質にデリケートな面もあります。できるだけ水量を多く確保できる水槽で飼育するのがベストです。

餌については、他の大型ナマズに比べるとやや人工飼料に餌付きにくい傾向があるため、小赤などの活餌がメインになります。価格自体が高く、飼育にもコストがかかることも覚えておきましょう。

オキシドラス:150cm水槽~


『オキシドラス』は、装甲車のような硬い皮膚とトゲトゲを持つ大型ナマズです。

水族館などで飼育されていることも多く、広い水槽では飼育下でも1m近くまで成長しますが、一般的な水槽では60〜70cm前後で成長が止まります。

コリドラスを大きくしたような見た目の通り、体が固く柔軟性はあまりないです。また、成長速度が速く、体高と厚みのある体型をしていることから、終生飼育には幅150cm・奥行き60cm以上の水槽がベストでしょう。

性格は温和で雑食性のため、水族館では大型魚水槽のお掃除係としてよく導入されています。

メガロドラス:120cm水槽


『メガロドラス』は同じドラス科に属するオキシドラスと似た、鎧のような皮膚を持つナマズです。

オキシドラスと比べると、メガロドラスは成長がゆっくりです。最終サイズも50cmほどなので、単独飼育なら120cm水槽で十分でしょう。

ドラス科のナマズは、攻撃的な性質の魚種が少ないです。メガロドラスも温和で、150cm以上の水槽であれば他の大型魚との混泳も可能です。

タンダンキャット:120cm水槽~


『タンダンキャット』は、オーストラリアに生息する大型ナマズです。

体長は50〜80cmほどまで成長しますが、柔軟性があるので120cm水槽が用意できれば終生飼育できます。

流通量はあまり多くはありませんが、細長い体と平たい頭は、他の淡水ナマズとは一線を画すシルエットで根強い人気があります。実はタンダンキャットはゴンズイの仲間のため、特徴的なシルエットにも納得できますね。
また、つぶらな瞳も可愛らしいです。

なお、ヒレには強い毒を持っており、メンテナンスの際にはヒレに触れないように、厚手のゴム手袋を使用するなど注意しましょう。

シャベルノーズキャット:180cm水槽~

(熱帯魚)ナマズ タイガーシャベルノーズキャット Mサイズ 約8-10cm 1匹

『シャベルノーズキャット』は、体長80cm〜1mほどまで成長する、南米アマゾン川流域に生息するナマズです。脱皮する魚としても知られています。

東南アジアでブリーディングが行われ、最近では可愛らしい10cm前後のベビーサイズが安価で販売されるようになりました。

体はシャープな流線型をしており遊泳力も強いため、最後まで飼いきるには180cm以上の水槽サイズが必要になります。また、体の柔軟性もあまりなく、驚くと突進する傾向もあるため、奥行きも75cm以上あるとベストでしょう。

広い水槽でゆったり飼育されたシャベルノーズキャットは各ヒレが伸長して、とても優雅な泳ぎを見せてくれます。

混泳も可能ですが、同サイズ程度の魚種でないとできない点には注意しましょう。

デンキナマズ:120cm水槽~


『デンキナマズ』は放電する魚として有名な、むっちりした体型と小さな目が可愛らしい印象を与えてくれるナマズです。

最大400ボルトの電気を放電するためメンテナンス時には注意が必要ですが、実は人懐っこい性格の持ち主で、飼育者にもよく馴れます。

放電の危険があるため単独飼育が基本となり、飼育下でも最大60cmほどまで成長するため水槽は120cm以上がおすすめです。

ゼブラキャット:180cm水槽


『ゼブラキャット』は、シマウマを連想させる美しいゼブラ模様を持つ大型ナマズで、シャベルノーズキャットと同じくスマートな流線型の体をしています。

体長は飼育下で約60〜80cmほどまで成長し、性質は温和なので他の大型魚とも混泳可能です。混泳させる場合は、体長が同じくらいの魚種と混泳させましょう。

酸素濃度の高い環境を好み、振動や水質変化などにやや神経質な面もあります。そのため、できるだけ豊富な水量が確保できる180cm水槽がおすすめです。

セルフィンキャット:120cmワイド水槽~


古くから親しまれている『セルフィンキャット』は、大きな背ビレと長く伸長するヒゲが特徴の大型ナマズです。

南米原産のナマズの中では気の荒い部類に入り、体長も60〜80cmまで成長するため単独飼育が基本となるでしょう。

セルフィンキャットは、ずんぐりした体型でありながら、ある程度の遊泳力も持っています。そのため、水槽サイズは幅120cm、奥行き・高さがどちらも60cm以上のワイドタイプがおすすめです。体長によっては150cm水槽も検討しましょう。

まとめ:大型ナマズ特集!水槽飼育できる大型ナマズ10選!推奨水槽サイズも紹介

ナマズの仲間は世界中の河川や湖沼に生息しており、その環境に応じてさまざまな特徴を持ちます。

大型ナマズもその類に漏れず体型や性質がバラエティーに富んでおり、飼育してみたくなるような魅力的な魚種ばかりです。

ただし、ほとんどの大型ナマズは大食漢で成長スピードがとても速いため、小さなベビーサイズを購入してもすぐに大型水槽が必要になるでしょう。
アクアリウムショップでもよく目にするレッドテールキャットやシャベルノーズキャットなどは、特に大型に成長する魚種です。最低でも、180cm水槽を用意する必要があります。

大型ナマズの持つ魅力を最大限引き出すためにも、まずは特徴や推奨水槽サイズなどの知識を取り入れ、飼育環境を整えてから購入しましょう。

大型ナマズを飼育してみたいと思ったときには、このコラムを参考にしてみてください。

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執筆者 Hara.kazu

子どもの頃から魚や昆虫を飼育し、アクアリウム歴は約30年になります。
グッピーやプラティ、ネオンテトラなどの入門魚飼育から始まり、シクリッドのブリーディングなどを経て、最近ではアクアテラリウムのレイアウトを楽しんでいます。

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