日本淡水魚の人気種20選!タナゴやメダカなど水槽飼育できる魚種を紹介
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日本淡水魚は熱帯魚や金魚などと比べるとやや地味な印象があり、アクアリウムで飼育しているという方は少数派でした。
しかし、近頃のメダカブームの追い風を受けて、改めて日本淡水魚の鑑賞性が見直されてきています。
もともと日本に生息している魚ですので、季節の水温変化に強く無加温で飼育することができますし、繁殖期に見せる自然ながらも美しい体色は、熱帯魚とは違った趣があります。
川辺をイメージしたナチュラルなレイアウトの水槽にも、日本淡水魚が良く合うでしょう。
今回のコラムでは、日本淡水魚の人気種を20種類ご紹介します。
メダカやヒドジョウなどの定番種から、ウナギやナマズといった変わり種まで厳選しましたので、ぜひご覧になってみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに日本淡水魚の人気種20選を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
日本の河川に生息する日本淡水魚は、主張しすぎない自然な体色が魅力です。
水槽用ヒーター無しでも飼育がしやすいので、金魚やメダカ水槽のタンクメイトとしてもおすすめできます。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、日本淡水魚の人気種20選を解説します。
日本淡水魚の人気種20選
シルバーに黒の模様など、やや地味な印象がある日本淡水魚ですが、決して鑑賞性が低いというわけではありません。
繁殖期に見せる婚姻色は、緑や朱色、青色など様々な色が体表に現れてとても美しいですし、主張しすぎない色合いがナチュラルなレイアウトの水槽に良く合います。
メダカやドジョウなど、飼育がしやすいアクアリウムの定番種も豊富です。
ここでは、日本淡水魚の人気種20選を魅力や飼育時の注意点と共にご紹介します。
ヨシノボリ
ヨシノボリは、最大体長は8cm程度の淡水ハゼの仲間です。
色合いはやや地味な印象ですが、お腹にある吸盤を使って水槽のガラス面やレイアウトに張り付いていたり、胸ビレを使って底を歩くような仕草を見せたりと、動きがユニークで見ていて飽きることがありません。
適水温は10~28℃と幅広く、1年を通して水槽用ヒーター無しで飼育ができます。
基本的には丈夫で飼育しやすい魚ですが、綺麗な清流を好む傾向にあるので、水槽で飼育する時も必ずろ過フィルターを設置して、水を綺麗に保ちながら、ほどよい水流を起こしてあげるのが良いでしょう。
餌は人工餌でも飼育できますが、餌付かないときは冷凍アカムシなどの活餌をメインに与えます。
性格は気性がやや荒く肉食性もあるので、ヨシノボリよりも小さな魚やエビ類などとの混泳には注意が必要です。
ちなみに、川遊びで簡単に捕まえることができますが地域によっては無許可での採取が禁止されていることがありますので、持ち帰る前によく確認しましょう。
ニッポンバラタナゴ
ニッポンバラタナゴは主に西日本に生息しているタナゴの仲間です。
体長は5~8cmほど、穏やかな性格で水槽でも飼育がしやすく、メダカなどの少し小さな魚との混泳も可能です。
群れでいることの多い魚なので、同種を数匹程度入れてあげると落ち着きやすくなります。反対に気の強い魚や泳ぎの早い魚と混泳するとストレスとなるので、注意してください。
食性は草食性の強い雑食性で、餌には川魚用の人工餌を与えます。たまに嗜好性の高い冷凍アカムシなども混ぜながら、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、ニッポンバラタナゴは水槽内でも繁殖を楽しめる魚です。
オスメス揃った状態で、水槽内に二枚貝を入れておくと、春先の水温上昇とともに貝に産卵することがあります。
代用の貝は、流通は多くないもののネット通販で見つけることができますし、アクアリウムショップや稀に道の駅などでも売られていることがあります。
オスは繁殖期になると胸から腹がピンク色に染まる姿が非常に美しいので、一見の価値ありです。
また、かならず繁殖するわけではないことと、二枚貝の飼育はタナゴ以上に難しいことから、飼育初心者にはお勧めできません。
なお、香川県ではニッポンバラタナゴの採取・飼育が禁止されているので、川釣りの際はご注意ください。
タイリクバラタナゴ
同じくタナゴの仲間であるタイリクバラタナゴは、中国大陸原産の外来種です。厳密には日本淡水魚ではありませんが、輸入された個体が河川に放流されて定着しているため、近年は日本全国で生息が確認されています。
観賞魚としての流通量が多く丈夫で飼育しやすいので、タナゴの入門種としておすすめです。
最大体長は8cmほど、基本的な飼育方法はニッポンバラタナゴと変わらず、水槽でも婚姻色や繁殖を楽しむことができます。
カネヒラ
カネヒラは体長8~15cm程度まで大きくなる、国内最大級のタナゴの仲間です。
オスの繁殖期に見ることができるメタリックな黄緑、ブルー、ピンクの婚姻色は、日本淡水魚の中でもトップクラスの美しさを誇ります。
三角形の背ビレに体高がある成魚の立派な体格は見応えは十分。中型魚クラスの大きさになるので、60cmサイズ以上の水槽を用意して、スペースに余裕を持って飼育してください。
餌は川魚用の人工餌で問題ありませんが、食性は草食性がかなり強いです。葉の柔らかい水草は大抵食べられてしまいますので、レイアウトには流木や石などを配置するのが良いでしょう。
混泳はカネヒラよりも大きな魚とならば成り立つ可能性があります。縄張り意識が強く気も強めなので、小さな魚や生き物との混泳は避けたほうが無難です。
アブラボテ
アブラボテは最大体長10cmほどの中型のタナゴの仲間です。
名前の通り、幼魚の頃から全身が黒みがかった重油のような色をしており、その渋みは他のタナゴ類と一線を画します。
繁殖期のオスが見せる、オリーブ色のような落ち着いた色味にヒレの淵がオレンジ色に染まる体色は、これもまた渋みのある独特の美しさです。
ちなみに、アブラボテは西日本の各所に分布しており、出身地によって婚姻色が異なることが知られています。
飼育に際しては、60cm以上の水槽とろ過フィルターを用意しましょう。丈夫で飼育しやすい魚ですが水が綺麗な方が状態良く飼育できるので、ろ過フィルターはパワーに余裕を持たせて、しっかり水質を管理するのがおすすめです。
餌は市販の人工餌を与えます。アブラボテも水草を食べてしまうことがあるのですが、自然下では水草や岩の影を好みますので、バリスネリアなどの背の高い水草や土管などの隠れ家をレイアウトして落ち着ける場所を作ってあげましょう。
アブラハヤ
福井県から岡山県の辺りに分布するコイの仲間、アブラハヤは体長15cmほどまで成長する比較的大きな淡水魚です。
体表がまるで油を塗ったかのようにぬめっていることから、この名前が付けられました。
流線型の体の真ん中に黒いラインが入るのが特徴で、シンプルな川魚らしいナチュラルな雰囲気が淡水魚水槽に良く合います。
アブラハヤは繁殖期でも色味が変化することがないので、オイカワやウグイなど同じ流域に生息する色味のある魚と混泳するのも良いでしょう。
遊泳力があるので、幅60cm以上、奥行き45cm以上の余裕のある水槽で飼育するのがおすすめです。
アカヒレタビラ
東北太平洋側~関東に生息するアカヒレタビラは、最大10cmほどのタナゴの仲間です。
名前の通り、繁殖期になると各ヒレが赤く色づきます。
タナゴ類にしては温和な性格で、混泳も基本的に問題ありません。ただし、繁殖期には同種のオス同士で小競り合いを起こすことがあるので、注意しましょう。
ちなみにアカヒレタビラには他に、東北日本海側に生息するキタノアカヒレタビラ、山陽地方に生息するミナミアカヒレタビラという亜種がおり、それぞれ微妙に特徴が異なります。
交雑を防ぐためにも、一度飼育した個体を適当な河川などに放流するのは絶対にやめましょう。
シロヒレタビラ
シロヒレタビラは西日本や琵琶湖周辺に生息するタナゴの仲間です。
こちらは繁殖期にはヒレが白く、全体的には青っぽいメタリック調の体色に変化します。多くのタナゴ類とはまた一味違った雰囲気があり人気です。
遊泳力の強い魚ですので、水槽は最低でも60cm以上のものを用意しましょう。
石がゴロゴロと転がった場所を好むので、水槽内にも石や流木でレイアウトするのがおすすめです。
やや臆病な面があるので、これらのレイアウトで隠れ家を作ってあげると落ち着きやすくなります。
同サイズ程度のタナゴ類とは混泳可能ですが、繁殖期には気性が荒くなるので注意してください。
ヤリタナゴ
ヤリタナゴは名前の通り体高がやや低く、槍の先端のような形をしたタナゴの仲間です。
繁殖期のオスはエラの後ろと背びれ、尾びれのフチが朱色に染まります。
日本全国に分布しており、釣り好きの間ではタナゴといえばヤリタナゴと言われるぐらいの代表種です。地域ごとに少しずつ婚姻色が違うため、地域ごとにコレクションしている愛好家も存在します。
最大体長は10cmほどで、丈夫なので初心者の方でも飼育もしやすいでしょう。
活発でよく泳ぎ回るので、60cm以上の水槽を用意してください。協調性があるので、他のタナゴ類はもちろん、オイカワやドジョウなどの川魚と混泳するのもおすすめです。
黒メダカ
改良品種も多く存在するメダカの中で、原種に近いシンプルなメダカが黒メダカです。
丈夫で飼育がしやすく、水質や水温の変化にも非常に強い性質を持ちます。そのため、室内の水槽だけでなく屋外のビオトープなどでもよく飼育されています。
温和な性格で、他種との混泳も問題ありませんが、黒メダカよりも大きな魚との混泳には注意しましょう。
オイカワ
オイカワは日本各地の河川の中流域に生息する、体長は15cm程度の大きめな淡水魚です。
繁殖期のオスに現れる水色ベースにランダムに入る薄赤の模様が非常に美しく、日本淡水魚の中でも特に高い鑑賞性を誇ります。
自然下では適度な流れがある河川に好んで生息しているため、水槽内でもしっかり水流を作ってあげるのが良いでしょう。
体が大きく遊泳力があるので、水槽は90cm以上の中型~大型のものが望ましいです。
これらを準備できれば飼育自体は難しくなく、同じ流域に生息するウグイやアブラハヤ、ドジョウなどとの混泳も可能です。
ツチフキ(スナモロコ)
ツチフキは関西以西に生息している、体長は最大で10cm前後の底生性の魚です。
雑食性で、砂の中に入り込んだ他の魚の食べ残しなどを食べてきれいにしてくれるので、淡水魚水槽のお掃除屋としても活躍します。
低層の砂がある場所を好むので、飼育するときは必ず田砂などの柔らかい底砂を敷いてあげましょう。
底砂に気を付ければ飼育自体は容易です。遊泳力も強くないので、それほど大きな水槽でなくても飼育できます。
性格は温和で混泳もしやすいです。ただしツチフキはゆったりとしているので、素早い動きをする魚種との混泳には注意してください。
ヒドジョウ
鮮やかな黄色の体色が可愛らしいヒドジョウ。
元々はマドジョウの変異個体で、日本淡水魚の中では珍しいカラフルな体色が水槽の良い色どりとなるため、アクアリウムでも良く飼育されている定番の品種です。
性格は穏やかで大抵の生き物と混泳ができます。最近はメダカ水槽のタンクメイト兼お掃除屋としても人気です。
丈夫で飼育がしやすので初心者の方でも容易に飼育できます。
スジシマドジョウ
スジシマドジョウは主に西日本に生息する、縞模様が特徴的なドジョウの仲間です。最大体長は10cmほどで、ドジョウらしい愛敬のある顔立ちや、砂から顔だけを出して辺りを伺う様子などがとても可愛らしく、人気が上昇しています。
温和な性格でメダカの混泳相手としても重宝されています。遊泳域が被らないので、スジシマドジョウよりも小さなメダカなどの小型魚とも、トラブルを起こすことはありません。
ただ、稀に空気を水に水面に出てきた際に勢いあまって飛び出してしまうことがありますので、飼育の際は必ず水槽にフタをしましょう。
ホトケドジョウ
ホトケドジョウは最大で6cmほどになるドジョウの仲間です。
特徴的丸みのある顔が仏のような優しい顔に見えることから名づけられました。
他のドジョウと比べて体が短く、どちらかというとナマズの仲間にも似た愛らしい姿をしています。
飼育は容易で、初心者の方でも育てやすいです。あまり大きくならないので小型の水槽でも飼育できるでしょう。
また、ホトケドジョウは水槽の中層域を泳ぐ習性があり、砂の中に潜ることはありません。そのため、細かな砂で無くても飼育ができますが、体が傷つかないように角が無いものを選んであげてください。
基本的には混泳水槽でも問題ありませんが、ドジョウ類の中ではやや気性が荒く肉食性があるため、メダカなどの小さな魚との混泳には注意が必要です。
ウナギ
食用のイメージが強いウナギですが、実は観賞魚としても人気があります。水質や水温の適応能力が高く丈夫で、とても飼育しやすい魚だからです。
最大で1mほどにまで成長しますが、体が柔らかくあまり活発に泳ぐことがないので、一般家庭でも120cmの大型水槽ならば飼育ができます。
餌も生餌から人工餌料まで幅広く食べるので手間もかかりません。
注意点としては、「こんなすき間を!?」と思うほど狭いすき間でもすり抜けて逃げ出してしまうことがあるので、水槽にはしっかりフタをして隙間を作らないようにしましょう。
アカメ
アカメは西日本の太平洋側にのみ生息する日本固有の淡水魚で、”日本三大怪魚”の1種にも数えられる非常に希少性の高い魚です。
熱帯魚として流通するバラマンディやナイルパーチの仲間で、その名の通り光を反射すると目が真っ赤に光る独特の見た目をしています。
体長は100cm以上で体高もあるので、日本淡水魚としては最大級の大きさです。
最終的には180cmクラスの超大型水槽が必要になる可能性がありますが、飼育環境下では50~80cm程度で成長が止まることが多いこと、成長がゆっくりなことから、幼魚の頃は90cm程度の水槽から始めて、成長具合に合わせて水槽を買い替えるのが良いでしょう。
大きな魚ですので、基本的には単独での飼育が推奨されています。
カワムツ
コイの仲間であるカワムツは、黄色ベースの体に黒のラインが入る、明るい色合いが魅力の川魚です。
最大体長は20cm以上で遊泳力があるので、飼育には60cm以上の水槽を用意しましょう。
きれいな水と水流を好むので、飼育時にもパワーのあるろ過フィルターを使って水質と水流を維持してください。
基本的には丈夫で飼育しやすい魚で、人工餌もよく食べます。
穏やかな性格なので、オイカワやアブラハヤ、ドジョウなどが泳ぐ日本淡水魚の混泳水槽にもおすすめです。
ナマズ
日本各地の河川や沼地に生息するナマズは、髭の生えた愛嬌のある顔立ちが可愛らしく、観賞魚としても人気があります。
最大で60cmほどに成長するので、飼育には最低でも90cm水槽以上を用意しましょう。
夜行性で昼間は隠れていることが多いので、流木や土管を入れて隠れ場所を作ってあげると水槽環境にも慣れやすいです。
肉食性が強い魚ですが、生餌はもちろん人工餌料にもよく餌付きます。ただ、昼間は活動が鈍いので餌やりは夜に消灯してから行いましょう。
また、肉食性の大食漢なので混泳にはあまり向いていません。単独飼育を基本に一匹をじっくり飼いこむのがおすすめの飼育方法です。
オヤニラミ
やや強面な印象のオヤニラミは、西日本を中心に流れの穏やかな河川に生息する、ケツギョの仲間です。
卵を守るオスがにらみを利かせているように見える姿から、このような名前が付けられました。
体長は最大で10~15cm程度の中型魚で、肉食性が強く、一般的に飼育できる日本淡水魚の中では唯一のフィッシュイーターです。このことから、アロワナなどの肉食魚好きのアクアリストにも人気があります。
飼育自体は容易で、人にも良く慣れるのでペットフィッシュとしてもおすすめです。
肉食性とはいえ人工餌にもよく慣れてくれるので、肉食魚用のペレットをメインに与えることができます。
ただし、縄張り意識が強いので混泳は難しく、単独飼育が基本となります。単独ならば45cm水槽から飼育が可能です。
スペースに余裕があれば複数匹での飼育もできますが、この場合は90cm以上の水槽を用意する必要があります。
まとめ:日本淡水魚の人気種20選!タナゴやメダカなど水槽飼育できる魚種を紹介
今回は、日本淡水魚の人気種20選をそれぞれの特徴と共にお伝えしました。
地味な印象が強い日本淡水魚ですが、詳しく見ていくととても個性豊かな魚が多いことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
特に一部の魚達に発現する婚姻色は、どれも美しく見応え抜群です。
また、熱帯魚に比べて丈夫で飼育がしやすいのもポイントで、ヒーターなどを使って環境を整える必要がないので、比較的手軽に飼育することができます。
自分で川に行って採取してきた魚を飼育するのも楽しいでしょう。
ただ、日本淡水魚は地域や品種によっては採取が禁止されていることがありますので、必ず条例等を確認してから持ち帰るようにしてください。
皆さんもぜひ日本淡水魚を飼育してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
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このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答
飼育の難しい二枚貝をタナゴの産卵用にと軽率に同時飼育を推奨するのはいかがなものかと思います。
二枚貝も生き物であり軽々しい消費は好ましくありません。
初心者では二枚貝を死なせて水槽の環境悪化を招く可能性もあります。
二枚貝の飼育の難しさや飼育法についても言及すべきです。
ご指摘いただきありがとうございます。
該当の箇所に追記を致しました。
よろしくお願いいたします。
うなぎを飼育しているんですが、口腐れ病にかかってしまったらしく、下顎の先端が白くて周りが少し充血してます。今はチモールブルー入れた塩分濃度1%の水で薬浴させていますが、あまり良くなっている感じがしません。どうしたらいいですか?
うなぎ 50cmほど
水槽 60×30×45
底砂 田砂
フィルター 上部式
薬浴水槽
30cmちょいのプラケース
エアーポンプ
うなぎ自体は元気でよく泳いだりしてますが、餌は食べてくれません
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
ウナギの治療は塩水浴で完了することが多いですが、今回の症状からするとカラムナリス感染の症状であると考えています。
その場合、チモールブルーをやめて、塩水とグリーンFゴールド顆粒かヒコサンZか観パラDを併用するのが良いです。
観パラDはアルカリ性の薬でカラムナリスにもある程度効果があります。
こちらのコラムもご参照ください。
・魚の治療薬はどうして効くの?魚病薬ごとの有効成分・効果の違いまとめ!
https://t-aquagarden.com/column/fish_medicine
確実に治療できるとは言えませんが、よろしくお願いいたします。
メダカを飼育ものです
1,5lで2匹飼育ます。エアレーションなしで飼育していて4日ごとに水換えしています
大丈夫でしょうか
実際に拝見していないため、正確な回答ではないことをご了承ください。
その水量と換水頻度でしたら問題なく飼育できます。
こちらのコラムもご参照ください。
・メダカが好む飼育水とは!pHなどメダカに良い水・悪い水を解説します!
https://t-aquagarden.com/column/medaka_ph
よろしくお願いします。
タナゴを採取し自宅の水槽に移動させるまでのプロセスについてお尋ねします。
下記でよろしいでしょうか。
①採取場所の水にタナゴを入れてエアレーションし持ち帰る
②所定水量に対するメチレンブルーを所定量投入しエアレーションし餌を与えず10日間程度薬浴させる
③点滴法で1.25倍に水量が増加したら1/4水を捨てる、これを4回程度繰り返し、その後魚だけをネットですくって本水槽に移動させる
そちらのプロセスで大丈夫ですが、トリートメントを行う前に、必ず水合わせを行いましょう。
トリートメントは新しい水で行います。また、白点病が厄介なので薬浴を行いますが、薬はメチレンブルーよりもヒコサンZやグリーンFクリアーがおすすめです。
こちらのコラムもご参照ください。
・川遊びで捕った魚を自宅で飼ってみよう!
https://t-aquagarden.com/column/river_creatures
よろしくお願いします。