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介護施設・老人ホームに熱帯魚水槽を置く理由と設置のポイント

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介護施設・老人ホームに熱帯魚水槽を設置する理由とメリット、設置する際のポイント、おすすめのアクアリウムについてご紹介します。

水槽は、ご利用者の目を惹くことによってアニマルセラピーのような癒し効果だけでなく、会話のきっかけなどのコミュニケーションを促進するツールとして、エントランスなどの美しいインテリアとして活用されています。

東京アクアガーデンのお問い合わせのなかで、特に多いご要望3つを取り上げつつ、効果的な設置場所などについても解説していきます。

プロアクアリストたちの意見をもとにご紹介します

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

東京アクアガーデンでは、さまざまな施設にアクアリウムを設置しています。
介護施設・老人ホームへの設置を通じて、熱帯魚水槽は観賞者の心をいやすインテリアであると感じています。

多くの設置実績を持つスタッフの意見を参考に、設置のメリットなどをご紹介します。

介護施設・老人ホームに水槽を置く理由とメリットとは?お問い合わせ例からご紹介

介護施設や老人ホーム・養護施設では、アクアリウムの持つ「癒し」が注目されています
東京アクアガーデンでもさまざまな施設に水槽設置を行ってまいりましたが、そのなかで多いお問い合わせを例として、設置する理由をご紹介していきます。

お問い合わせ例1:施設内で自然・生き物を楽しんでほしい

「施設のなかでも、緑や自然を感じたり生き物を楽しめるようにしたい」というご要望から、水槽のお問い合わせを良くいただきます。

ご利用者の心を刺激する・癒す効果のある『アニマルセラピー』が採り入れられているように、アクアリウムを設置する介護施設も多くあります。
熱帯魚や観賞魚が泳ぐ水槽は、いつでも身近に生き物を目にすることができますので、和みのインテリアとして人気です。
少しづつ成長していく水草や魚たちの様子を観察することで、楽しみが生まれるため、ご利用者の表情などに変化を感じることができます。

■施設内に水槽を設置するメリット

魚たちの泳ぎやエビたちの動き、そして水草が揺らぐ様子はどこかユーモラスであり、施設内に明るい雰囲気を演出できます。
管理されている水槽は清潔で嫌な臭いもしませんから安全に観賞でき、決まったスペースで楽しめるのも大きなメリットです。

お問い合わせ例2:広間に明るいインテリアが欲しい

「広間にスペースがあり、明るい気持ちになるインテリアとして水槽を考えています」というお問い合わせをいただくこともあります。

可愛らしい熱帯魚などの生き物や優しい照明の光など、アクアリウムは明るさを演出できるインテリアとしての要素を備えています
実際に、空間演出のために…という理由で設置・レンタルを行った水槽は数多くあります。

アクアリウムには横幅30cm程度の小型~150cm以上の大型水槽までと幅広いサイズ展開があるので、さまざまなスペースに設置が可能な点も、利用しやすいポイントと言えるでしょう。

■広間・空いているスペースに水槽を設置するメリット

自然や生き物を楽しめる場所を作れるだけでなく、空いているスペースを減らすことで賑やかな雰囲気が生まれ、明るい施設づくりができます。
また、「水槽のある介護施設・老人ホーム」として、イメージアップが図れます。

お問い合わせ例3:コミュニケーションや毎日の変化に

「会話が増えるきっかけになるような水槽が良いです」というご相談も多くいただきます。
毎日新しい刺激を感じることは、ご利用者にとっても非常に良いことです。

色とりどりの生き物たちは視覚的にも楽しく、会話やコミュニケーションのきっかけになります。
魚や水草などの生き物たちが少しづつ成長するなど、毎日違ったさまざまな表情を見せてくれますので、動きのあるオブジェとしてもアクアリウムは採用されています。

特に、食堂や談話コーナー、カフェスペースなどへの設置がおすすめです。

■食堂などに水槽を設置するメリット

食堂など、毎日利用する場所では、ご利用者が変化に気付きやすいです。
観賞しやすい位置に配置すれば、日々の変化を感じることができ、会話などのコミュニケーションを促します。

設置場所についてはこちらのページをご覧ください。

介護施設にアクアリウムを設置する際のポイント

効果的な設置場所を検討しよう

コミュニケーションの促進などのためにアクアリウムを設置するならご利用者が目にしやすい場所・位置に設置する工夫が必要です。
そして、施設のイメージ作りのためのインテリア水槽の場合は、受付や玄関・エントランスへの設置を検討するなど目的に応じた設置場所を検討します

    ■ご利用者が観賞しやすい場所

  • 談話コーナー
  • 食堂・カフェスペース
  • ホール など

水槽台の高さは低めに設定し、着席した状態で観賞できるように設置を行ったほうが効果的です。
反対に、受付などにインテリアとして設置する場合は、立った状態で観賞しやすいハイタイプの水槽台がおすすめです。

    ■施設を演出しやすい場所

  • 玄関・エントランス
  • 受付
  • ホール など

ホールは施設で最も広い場所です。
ご利用者やご家族の方の目に入りやすい場所ですので、用途に沿った高さで設置しましょう。

動線を考慮した設置

移動や歩行時にぶつかってしまわない位置や、観賞しやすい高さ・大きさなどの要素を考慮して設置します。
曲り角付近やドアの周囲などは避けて設置しましょう。

水槽サイズは、設置場所に通行できる余裕が確保できる程度に抑えることで、トラブルを防げます。
例えば、横幅1mほどのスペースなら、横幅60cmほどの水槽に抑えるなどです。
しかし、動線が確保できるなどの条件が揃えば、大きなサイズの水槽の設置も可能です。

インテリアとしては、埋め込み型水槽なら壁に埋め込むため、ぶつかる心配がありません。

角の無い、円柱水槽も安全性が高く人気です。

地震対策は万全にする

水槽は水を多く入れることと電源を使用することから、水漏れに弱いです。
地震や大きな振動には弱いため、地震対策は必ず行いましょう。

    ■水槽の地震対策

  • 加工付きの水槽台を使用する
  • 水槽はアクリル製にする
  • 耐震ベルトや重りを利用する
  • フタをする

水槽は上部が重い構造のため、下部である設置台を強化することで耐震性能が向上します。
手軽に行えるのは耐震ベルトや重りを利用することですが、最も確実なのは地震に強い加工を施した水槽台を使用することです。

水槽と水槽台は重さの違う別の物体のため、揺れが起きるとバラバラに動いてしまいます。
水槽株を囲みこんで一体感を高める『落とし込み加工』の付いた水槽台なら、どちらも同時に揺れるため倒壊の可能性が下がります。

そして、水槽はアクリル製のものがおすすめです。
割れに強く軽量で、水槽上部には『フランジ』と呼ばれる補強枠が内側に向かって付属しているため、水の飛び跳ねを防げます。

フタの他にも、『キャノピー(上蓋)』という水槽上部のカバーを併用すると水漏れをガードできます。

東京アクアガーデンでも介護施設や老人ホーム、病院への水槽設置は数多く行っておりますが、このように水槽の構造自体を耐震仕様にすることで、トラブルの可能性を減少させています。
落とし込み加工などの水槽台については、オンラインショップの解説ページで詳しくご紹介しています。

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介護施設・老人ホームにおすすめのアクアリウムとは

淡水熱帯魚水槽

グッピーやプラティ、エンゼルフィッシュなどの、淡水にすむ熱帯魚たちの水槽です。
暖かい水温に保つ水槽のため、多種多様な水草を育成でき、豊かな緑を楽しめます。

このように、密度のあるレイアウトを行えば、観葉植物のような役割も果たせるため施設の緑化にもおすすめです。

水草を入れず生体の実を楽しむ水槽もあり、その場合はアロワナのような見ごたえのある大型魚が好まれています。

海水熱帯魚水槽

カクレクマノミやスズメダイ、ベラなどの鮮やかな海水魚たちの水槽です。
南の海にすむため、サンゴやイソギンチャクとも好相性です。

美しい魚種が多く、観賞者の目を惹く存在感抜群のアクアリウムに仕上がります
なかでもカクレクマノミはオレンジの体色だけでなく泳ぎ方もユニークで愛嬌があり、人気の魚種です。

金魚水槽・錦鯉水槽

歴史の長い観賞魚の金魚と錦鯉は、どなたでも馴染みやすい魚種です。
丸い体型の品種や、泳ぎが早く元気いっぱいの品種など、それぞれに特徴があります。

餌をおねだりする姿は愛らしく、人懐っこさが魅力的です。

日本淡水魚水槽

メダカ、フナやタナゴ、ドジョウ、ヌマエビ、タニシなどの日本に在来する生き物たちの水槽です。
熱帯魚のように鮮やかな体色ではありませんが、成長と共に味わいが増していく観賞性の高い魚たちです。

どこか懐かしい雰囲気に仕上がるため、高齢者の方にもなじみやすいアクアリウムになります。

アクアリウムの種類についてはこちらもご覧ください。

まとめ:介護施設・老人ホームに熱帯魚水槽を置く理由と設置のポイント

介護施設や老人ホームへ水槽を設置する理由や設置の際に気を付けておきたいポイント、おすすめの水槽についてご紹介しました。

アクアリウムは目で楽しむインテリアです。ご利用者の目線で観賞しやすい水槽の位置や高さに合わせて設置すると、より効果的です。
導入をご検討の場合は、水平のとれた設置場所などを準備しましょう。

下記のページでは東京アクアガーデンで設置した老人ホーム・介護施設の水槽事例をご紹介しておりますので、配置場所のご参考になさってください。

「水槽を管理するスタッフがいない」という場合には水槽の専門業者に管理を委託できるレンタル水槽がおすすめです。

導入をご検討の際には、ぜひお問い合わせください。

サービス内容

[bread] アクアガーデンのサービス水槽レンタル・リース、水槽のメンテナンスや引っ越しなどアクアガーデングループのサービスをご紹介します 東京アクアガーデンは水槽のレンタルサービスやメンテナンス、水槽のオーダーメイド販売など様々なサービ…

https://t-aquagarden.com/service/

介護施設・老人ホームの水槽設置について良くある質問

介護施設・老人ホームに水槽を設置するメリットとは?

介護施設で水槽はインテリアとしてだけでなく、アニマルセラピーの一環としても採り入れられています。
アクアリムは魚たちの成長など変化があるため観賞性が高く、会話などのコミュニケーションを促すツールとしても活用できます。
水草が豊富な淡水魚水槽は、施設の緑化にも貢献します。

水槽を介護施設・老人ホームで利用する際の注意点とは?

観賞者の目の高さに合わせた設置が望ましいです。
そのため、着席して観賞する場所では高さの低い水槽台を使用したり、目線に入りやすい位置に設置したりするのがおすすめです。
立ちながら観賞するような場所(受付など)では、背の高い水槽台や水槽を使用すると目線に合わせやすくなります。

介護施設におすすめな水槽はどんなものですか?

介護施設におすすめな水槽の種類は、

  1. 淡水魚水槽
  2. 海水魚水槽
  3. 観賞魚水槽
  4. アクアテラリウム
  5. 日本淡水魚水槽

など、大まかに分けて5種類あります。いずれもそれぞれに特徴がありおすすめですが、緑豊かな水草が楽しめる淡水魚水槽が人気です。

水槽は施設のどんな場所に設置すると良いですか?

  • ホール
  • 談話スペース
  • 食堂
  • 受付
  • エントランス など

利用する場所・人が集まる場所で、目に入りやすい位置への設置がおすすめです。
水槽は直射日光に弱い性質があるため、窓に近い場所への設置は控えましょう。

 

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  • 商品・製品に関するご質問はメーカーや販売店にお問い合わせください。
  • アクアリウムの管理、熱帯魚に関するお電話でのご質問は承っておりません。
  • 魚の病気・トラブルに関するご質問は、飼育環境ごとに対策が異なるため、正確にお答えすることはできません。
  • 1つのご相談内容につき、1回のご返信とさせていただきます。
  • コメントへの回答はお時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。
  • 返信はコメントをご投稿いただいたページ上でさせていただきます。

執筆者 中島

金魚に愛を注いでいるWeb担当。
かわいい金魚の為なら腰痛も何のその。金魚のテンションがMAXになる魔法の餌・アカムシを与えることに喜びを感じています!アクアリウムに親しめる、良い情報をお届けできるように勉強&実践中です。文章づくりも頑張ります!

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