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金魚飼育の失敗例10個!初心者がやりがちな例を知って長生きさせよう!

金魚飼育で起こりがちなトラブルや失敗例を対策と共にご紹介します。

ショップや専門店はもちろん、金魚すくいなどで入手しやすい点からも、アクアリウム初心者が最初に金魚を飼育するという例は多いです。

しかし、初めて金魚を飼育する場合だと、金魚に餌を与えすぎてしまったり、掃除の方法を誤って水質を不安定にしてしまったりすることがあります。

金魚を飼育する場合は、「ここに気を付けたい」という失敗例を事前に知っておくと、長生きにつながります。
このコラムではそれぞれの失敗例がどのようなものか、対策方法などをお話ししていきますので参考にしてください。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

プロアクアリストたちの意見をもとに解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

金魚すくいの金魚などは短命なイメージが強いと思いますが、上手に飼育すると10年以上も長生きできる長寿な魚です。

今回は金魚飼育において初心者がやってしまいがちな失敗例とその対策方法について解説していきますので、金魚を飼育されている方や、今後飼育予定の方はぜひ参考にしてください。

金魚飼育の失敗例を動画で見る!

金魚飼育については、YouTube動画でもご覧いただけます。

音声付きでわかりやすく金魚飼育でやってしまいがちな失敗について解説しています。

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初心者がやりがち!金魚飼育の失敗例10個!

金魚の飼育をしたことがあるというアクアリストは多いと思いますが、熱帯魚などさまざまな生き物を飼育してから金魚を初めて飼いはじめるという人は少ないように感じます。
アクアリウムの入門として金魚を飼う人が多いということは、金魚の飼育をアクアリストとしての原点と捉えている人が多いということです。

金魚はそれだけ身近で気軽に飼育できる生き物な反面、飼い方を間違えると失敗しやすい生き物でもあります。
特に初心者がやつてしまいがちなのは、以下の10個の失敗です。

  1. 小さい水槽で飼いはじめる
  2. 弱い濾過フィルターで飼育してしまう
  3. テーブル等の家具に水槽を置いて飼育する
  4. エサのあげ過ぎ・飼育初日から餌をあげてしまう
  5. フタをしない
  6. 水温を急激に変えてしまう
  7. 掃除のために水を全部抜いてしまう
  8. 底砂まで掃除しない
  9. 栄養剤などをたくさん使う
  10. 混泳でいじめがおきる

金魚をきちんと飼育し長生きさせるには、このような失敗例を事前に学び、避けることがとても大切です

ここからは金魚飼育にありがちな失敗例とその対策方法について解説していきます。

失敗例1:小さい水槽で飼いはじめる

金魚すくいで持って帰ってくる金魚は体が小さめなものが多いことや、金魚鉢にいるイメージが強いせいか、小さい水槽で飼いはじめる人が多いです。

しかし、実は金魚は見た目以上にたくさんのフンを出し水を汚します。
意外にも多くの水量が必要な生き物なので、金魚鉢などの小さい水槽では3~4cm程度の幼魚を1~2匹飼育するのが限界なのです。

また、金魚は15cm程度まで成長し、品種によってはかなりの体長になることも珍しくありません。

すぐに水量に余裕がなくなる可能性もあるため、飼い始めからある程度の水量を確保できる60㎝水槽のようなサイズの水槽を用意するのがおすすめです。

とはいえ、小さな水槽でも幼魚の間なら問題なく飼育できます。
小さな水槽で飼育をはじめる場合は、成長に合わせて水槽サイズをランクアップしてあげると良いです。

失敗例2:弱いろ過フィルターで飼育してしまう

これは、弱いろ過フィルターでの飼育そのものが悪いというわけではなく、メンテナンス頻度の低い水槽で弱いろ過フィルターを使って金魚を飼育するのは良くないということです。
むしろ週1~2回とこまめに掃除ができるのであれば、金魚水槽にはそれほどろ過能力の高いフィルターを設置しなくても良いと言われています。

上述したように金魚はたくさんのフンを出して水を汚すので、メンテナンス頻度を下げたい場合はなるべく大きな水槽でろ過フィルターを回しましょう。

ただし、金魚の中には泳ぎが苦手な品種もいるため、ろ過フィルターからの水流によって泳ぎ疲れてしまう個体もいます。
琉金やランチュウなど丸型の金魚を飼育する際は、水流の強さも加味してろ過フィルターを選定するのがおすすめです。

金魚飼育でおすすめなフィルターは『上部式』と『投げ込み式』です。
どちらも酸素供給力が高く、設置やメンテナンスが簡単で、水漏れの心配がほとんどありません。
投げ込み式はこまめなフン掃除が必要ですが、砂利に埋め込んで使用すると、ろ過能力がアップします。

失敗例3:テーブル等の家具に水槽を置いて飼育する

玄関先の靴棚やリビングのテーブルに水槽を置いているという方は結構多いと思います。

耐荷重が満たされていれば家具の上に水槽を置いても問題ないのですが、耐荷重がギリギリ、もしくはわからないような場合は、家具ではなく専用の水槽台に置いたほうが安心です

水を満たした水槽は意外と重くなります。
30cm水槽であれば15kg前後ですが、60cm水槽ともなると70~80kg、底砂を敷いたり照明器具を設置すると100kg近い重さになってしまうのです。

水槽の重さに耐えられる、つまり耐荷重を十分に満たしている家具であれば問題ありませんが、耐荷重が満たされていないと家具ごと壊れてしまう可能性があります。
さらに地震が起きた際は揺れによる動的荷重も加わるため、本当は小型水槽でも水槽台に設置するのが理想的です。

もし水槽を設置している・もしくは設置予定の家具の耐荷重が心配な場合は、水槽台の購入を検討してみましょう。

失敗例4:エサの与え過ぎ・飼育初日から餌をあげてしまった

金魚は大食漢なので与えればその分餌を食べますし、食べる姿も可愛いのでついつい多めに餌を与えてしまいがちです。
しかし、餌を食べすぎると人間と同じように消化不良を起こしてしまうことがありますし、それが原因で肥満や転覆病などの病気に発展することも珍しくありません

与えすぎに注意しつつ、適量を守って餌やりをしましょう。

また、餌のあげ過ぎと同様に注意しなければならないのが、飼育初日に餌やりをすることです。
金魚からしてみれば突然新しい飼育環境に移り変わることとなるため、環境に馴染むまでかなりの時間がかかります。

まだ新しい環境に慣れてない中で餌を与えると、うまく消化できないどころかストレスをかけてしまうことにもなるので、飼育を始めてから3日間は金魚に餌を与えないようにしましょう

健康的な体型の金魚であれば1週間くらいは餌を食べなくても大丈夫なので、まずは環境に慣れさせてやることが大切です。

金魚とストレスの関係や、餌のあげ過ぎによる病気については、以下の記事も参考にしてください。

失敗例5:フタを閉めていなかった

金魚は金魚鉢で飼育されているイメージが根強いせいか、「水槽にフタをしなくても大丈夫」と思われがちです。
しかし、意外にも金魚はジャンプ力があるため、何かの拍子に水槽の外へ飛び出てしまうことがまれにあります

そういった飛び出し事故を防ぐため、水槽には必ずフタを設置しましょう。

もしお手持ちの水槽にフタが付属していなかった場合は、塩化ビニールやアクリルなどを使って自作することが可能ですし、オーダー制作することもできます。
自作する場合は必ず空気の通り道となるカット部分を作りましょう。

水槽フタの自作やオーダーメイドの方法については以下の記事で解説していますので、ご覧になってみてください。

失敗例6:水温を急激に変えてしまった

金魚は水温の変化に耐性があるため、15~28℃の間でしたら問題なく飼育ができます。
たとえば冬の間は16℃前後、夏場は27℃前後といった具合で、季節による水温の変動があっても問題はありません。

ただし注意しなければならないのが、水温の急変です。
水温が短時間で急激に変わってしまうと、金魚は体調を崩してしまいます。
水換えで使用する新しい水は、もともとの飼育水の温度と同じくらいにしておくなど、水温が急激に変化しないような工夫をしましょう。

また、水温が28℃を超えると金魚はバテてしまいます。
水温が上昇してしまいそうなときは、水槽用の冷却ファンを使用するのもおすすめです。

失敗例7:掃除の為に水を全部抜いてしまう

水換えの際、飼育水をすべて新しい水と交換してしまうと、水質が急激に変化してしまうため注意が必要です。

飼育水の中には水質の安定化に役立つバクテリア(硝化バクテリア)が存在するのですが、水換え時にすべての水を捨ててしまうと、バクテリアの数が激減してしまいます
そうすると水質が不安定な状態になり、飼育水も汚れやすくなってしまうため、金魚にストレスを与えてしまう可能性があるのです。

水換えや掃除をする際は飼育水を4/5~2/3程度、少なくても半分程度残しつつ、新しい水を注ぎ足しましょう。

失敗例8:底砂の掃除が不十分だった

金魚はフンを多く出す魚です。
つまり金魚水槽の底面には、たくさんの汚れがたまります。

底砂に入り込んだ汚れをそのまま放置してしまうと、水槽内が富栄養化したり、金魚が病気にかかってしまう可能性があります。
水換えの際にはプロホースや砂利クリーナーを使用して、底砂の汚れをきれいに掃除しましょう。

失敗例9:栄養剤をたくさん使ってしまった

最近では金魚用の栄養剤などが売られていて、水質や金魚の体調を整えやすいということで人気です。

しかし栄養剤も、大量に入れたり無闇に投入すると金魚にとって逆効果になる可能性があります。
水質が安定しづらくなってしまったり、水が富栄養化してコケが繁茂してしまうこともあるので、使用する場合は適量を守るようにしましょう

金魚の調子を上げたい場合は、塩を0.05%程度の濃度にした水で飼育するのもおすすめです。

0.05%にするには水10Lに5gの割合で塩をいれます。
にがり入りの塩や調味料入りの塩は水質を急変させてしまう恐れがあるため使用せず、普通の食塩や観賞魚用の塩を用意しましょう

失敗例10:混泳でいじめがおきる

金魚は大まかに分類すると、細長い体型のものと丸い体型のものに分けることができます。

和金やコメットをはじめとする細長体型の金魚は、動きが俊敏で泳ぎも早いという特徴があります。
一方、琉金やランチュウなど丸型の金魚は、動きが遅く泳ぎも苦手です。

この細長体型の金魚と丸型の金魚を同じ水槽に入れてしまうと、泳ぎの得意な金魚たちが餌を食べ尽くしてしまったり、丸型の金魚たちを追い回してしまうといったことが起こりえます。

金魚を混泳させる際は細長体型同士、丸型同士といった具合で同じような体型の品種を揃え、餌の奪い合いやいじめが起きないように工夫をしましょう。

金魚の混泳を考えている人は、こちらの記事もご参考ください。

まとめ:金魚飼育の失敗例10個!初心者がやりがちな例を知って長生きさせよう!


今回はアクアリウム初心者が金魚飼育で失敗しがちなポイントと、その対策方法について解説をしてきました。

金魚は昔から日本人になじみ深い生体ですが、入手しやすいからこそ、多くの人が飼育で失敗をしてきた魚でもあります。
今回ご紹介した10個の失敗例を参考に、皆さんも元気で長生きな金魚を育ててみてください。

金魚飼育のトラブルについて良くあるご質問

金魚の飼育トラブルとは?

金魚飼育のトラブルで多いのが消化不良と水質悪化で、こじらせると病気を発症してしまうことがあります。
金魚は約15cm程度にまで成長する中型魚ですので、想定より大きく成長してしまった…ということもありますので、あらかじめ大きめの水槽で飼育を開始するのがおすすめです。

金魚飼育で適切な水換えペースとは?

金魚はフンの多い魚ですので、こまめな掃除と水換えが飼育の大きなポイントです。
特に水温の高い季節は、水換え回数を増やすことをおすすめします。
ペースは1~2週間に1回、水換え量は1/5~1/3程度で行います。金魚の体長に対して飼育容器が小さな場合は、回数を増やして維持します。

金魚の餌はどれくらい与えればよいですか?

1回3~5分で食べきれる程度の量がおすすめですが、健康を重視するならもっと少ない量でも問題ないです。
金魚は与えるだけ食べてしまいますが、消化不良の原因になります。
また、給餌回数を増やすと、より大きく成長しやすくなりますので、飼育の目的に合わせて調節しても良いでしょう。

金魚が病気になってしまいました

金魚はストレスから病気になりやすいです。

  • 初期の尾ぐされ病
  • 水カビ病
  • 赤斑病
  • エラ病

これらは初期なら水換えや塩水浴で治癒できる場合があります。白点病などの寄生虫や、中程度以上の症状の場合は、魚病薬を使用しましょう。

 

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  • 商品・製品に関するご質問はメーカーや販売店にお問い合わせください。
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