自宅におしゃれなアクアリウムを置こう！写真で見るインテリア水槽の事例

アクアリウム好きの方ならば、誰もが一度は「自宅に水槽を置きたい」「理想のアクアリウムを自分の手で作ってみたい」と思うものではないでしょうか。

華やかなアクアリウムは、リビング、玄関、寝室、子供部屋など、どんな場所に置いても絵になりますし、自宅に癒しのアクアリウムがある光景はとても素敵で、想像が膨らみます。

そこで今回は、様々な理由でご自宅に水槽が置けていない方、なかなか最初の一歩が踏み出せないという方に向けて、実際にご自宅に設置している水槽レイアウト事例をご紹介します。

プロアクアリストたちの意見をもとにご紹介

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

東京アクアガーデンでは、ご自宅への水槽設置も行っており、ご依頼件数は年々増加しています。
この記事では、豊富な設置実績の中から厳選した事例をご紹介いたします。具体例を見ることで水槽を設置した後のイメージがしやすくなりますので、水槽を置きたいとお考えの方はぜひご覧になってみてください。

30cm小型水槽：部屋に溶け込むインテリア水槽

「大きな水槽を置くスペースが確保できない」「水槽の管理はお金がかかりそう」そんな不安をお持ちの方は、まずは30cmクラスの小型水槽から始めてみてはいかがでしょうか。

小さくても立派なアクアリウム、癒し効果は抜群ですし、十分に楽しむことができます。

まずは、30cm小型水槽の設置事例をご紹介していきましょう。

■観葉植物と楽しむエンゼルフィッシュの30cm水槽

観葉植物の間に30cm小型水槽を設置した事例です。
水草をふんだんに使用した水槽レイアウトは、両脇の観葉植物の緑と融合することで、ナチュラルな空間が演出されています。

水草の合間を泳ぐのはネオンテトラなどの小型熱帯魚とプラチナエンゼルフィッシュです。
30cm水槽では小型熱帯魚しか飼育できないと思われがちですが、生体数を絞るなどの工夫次第でエンゼルフィッシュも飼育することができます。

■リビングに設置した家族だんらんを楽しめる30cm水槽

こちらはお子様のいるご家族のリビングに設置した水槽の事例です。
小型サイズでもボリューム感のある水草レイアウト、熱帯魚の群泳を楽しむことができます。

こちらの事例では、壁面が白いのに対して水槽台をブラックにすることで引き締め効果が見られます。空間全体がグッとしまっておしゃれな空間に仕上がっています。

30cmの小型水槽ならば省スペースで設置できるため、スペースを確保するのが難しいマンションやアパートにも設置が可能です。
また、ペットの飼育できない物件でも熱帯魚水槽ならば設置が許可されている場合があるため、アクアリウムは生き物を飼育してみたいお子様いるご家庭にも人気があります。

■小さな水族館！小型30cmの海水魚水槽

こちらは30cmの海水魚水槽を設置した事例です。
海水魚はポップで明るい色合いの魚が多く、空間をとても華やかに演出します。カラフルな色合いが特徴的なレイアウト水槽です。

まるで水族館のような素敵な水槽に仕上がっています。

30cm水槽でも海水魚が飼育できるというのは驚きではないでしょうか。実は小型水槽でも、工夫次第で様々なアクアリウムに挑戦することができます。

45cm水槽：スタイリッシュなおしゃれさが魅力

先ほどより少し大きな45cm水槽は、水槽の中ではまだまだ小型サイズになります。
そのため、30cm水槽と同じく省スペースで気軽に設置できるのが一番のメリットです。インテリアとしてさりげなく設置するのにはちょうど良いサイズといえるでしょう。

小さいながらも工夫次第で迫力のあるレイアウトを作ることができる45cm水槽は、初めてアクアリウムに触れる方に特におすすめのサイズです。

■迫力ある岩のアーチが目を引く45cm海水魚水槽

こちらは、リビングに設置した45cm海水魚水槽の事例です。

黒い革張りのソファーの横に黒い水槽台を設置し、シックで格好良いインテリアに仕上げました。
海水魚水槽の幻想的な雰囲気と合わさり、大人のリラックス空間を演出しています。

レイアウトのメインは岩を山のように組んだアーチです。迫力のある岩の周りには飾りサンゴやカラフルなアイテムを配置して、海水魚らしいポップさも取り入れています。

アーチをくぐる海水魚の姿は、とても可愛らしく人の目を楽しませてくれます。

60cm水槽：存在感のあるレイアウトが楽しめる

60cm水槽は、サイズが大きくなる分水量を十分に確保できるので、水質が安定しやすく管理しやすいサイズといわれています。
水槽内のスペースが広くなるため、小型魚の迫力ある群泳や、中型魚の長期飼育も可能です。

設置するのにスペースが必要というデメリットはありますが、アクアリウムを存分に楽しみたい方にはおすすめのサイズです。
また、一般に一番広く普及しているサイズでもあるため、アクアリウムを管理するための機材、フィルター、照明などもこのサイズに適したものが多く販売されています。水槽本体だけでなく、周辺機材が手に入れやすいの面もメリットの1つでしょう。

■白い水槽台がナチュラルな60cmの熱帯魚水槽

白い水槽台を使用して、生活空間に溶け込むナチュラルな水槽を設置した事例です。
周囲の家具や壁紙ともなじみやすい白い水槽台は、悪目立ちすることなく、自宅に置くインテリア水槽としておすすめです。

また、白は周囲を明るく見せる効果もあるので、明るくて爽やかなリビングづくりに水槽が一役買ってくれます。

水槽の中にはしなやかな流木を配置し、軽やかな印象を演出しました。クリアな水にナチュラルな淡水魚が癒し効果をもたらします。

■重厚感のあるゴージャスな60cm海水魚水槽

こちらは、周囲のインテリアに合わせて木製の水槽台を使用した海水魚水槽の事例です。
同じ60cm水槽でも、レイアウトや使用する素材、内容によって雰囲気がガラッと変わることがお分かりいただけるでしょうか。

水槽の中を覗き込むと、そこには魚たちの楽園が広がっているようです。

■小型熱帯魚の群泳が楽しめる60cmの淡水魚水槽

こちらの事例では、リビングの一画に水槽を設置し、癒し空間を作り出しています。

ネオンテトラやラスボラ・エスペイの群泳が楽しめるのも60cm水槽の魅力です。
少し疲れたときには、水槽の水音に静かに耳を傾けるのも良いですね。

■日常に幻想的な空間をもたらす60cm海水魚水槽

どこの家にもあるテレビの隣に水槽を設置し、日常に幻想空間を取り入れた事例です。
家の中でも見えやすい位置に設置した水槽は、ふとした時に目に入るとそっと心を和ませてくれます。

青いシートをバックに黄色や赤の鮮やかな海水魚が泳ぐ様は、別空間にトリップしたような気持ちにさせてくれて、非日常を体感できます。

90cm水槽：大型ならではの存在感

サイズとしては中型ですが、自宅に置くには大きなサイズとなる90cm水槽は、海水・淡水に関わらず、様々な生き物を飼育できるようになります。

また、本格派の水草水槽やサンゴ水槽など、迫力のあるレイアウトも自由自在です。

■ダイナミックな岩組が魅力の90cm海水魚水槽

見た人が歓声をあげそうな迫力と奥行きのあるレイアウトが魅力の海水魚水槽を、リビングに設置した事例です。

あえてバックスクリーンを貼らずに、後ろの風景が水槽に透けるようにしたことで、より奥行きを感じれるよう工夫がされています。

■小型熱帯魚の群泳と水草が調和する90cm熱帯魚水槽

温かみのあるファブリックを引き締める、水草が印象的な水槽設置例です。

小さな熱帯魚たちの迫力ある群泳も90cm水槽ならでは。生き物の自然な姿を思う存分楽しむことができます。
水草も多くの種類を植え込めますので、飽きのこない多彩な美しさがあります。

■ナチュラルな魅力があふれる90cm淡水魚水槽

こちらは壁面のナチュラル木目を生かしながら、より一層雰囲気を引き立てるインテリア水槽です。
白を基調とした水槽に、岩組と水草を合わせることで、自然で透明感のある水槽に仕上げました。

中に入れる熱帯魚の種類を統一したことで、シンプルな中にも上品な美しさを楽しめます。

■イソギンチャクとカクレクマノミの共生が楽しめる90cm海水魚水槽

90cm水槽になると、自宅でイソギンチャクとクマノミ共生させることもできるようになります。
こちらは、イソギンチャクと戯れるクマノミ愛らしさを堪能できる水槽です。

クマノミは海水性熱帯魚の中でも特に人気が高いです。鮮やかな体色、可愛らしい見た目が人気のポイントです。

■水槽を2つ使って豪華な空間を実現する90cm熱帯魚水槽

90cm水槽を2つ並べて設置することで、まるで水族館のような豪華な水槽を実現しました。
120cmを超える大型の水槽はなかなか市販されていませんが、この方法ならば、市販されている水槽で本格的なアクアリウムを楽しむことができます。テーブル面に映り込む水槽も格別の美しさです。

こちらの事例では、水草育成メインの水槽と熱帯魚メインの水槽に分けて管理し、それぞれの異なる雰囲気を楽しめるようになっていますが、同じテーマの水槽を2つつなげてレイアウトすることで、広々とした一つの水槽のように見せることも可能です。

■水槽用ライトもインテリアの一つに！90cm海水魚水槽

水槽の上に設置したライトがおしゃれな水槽設置例です。
吊り下げ式の照明はまるで撮影スタジオのようなスタイリッシュな雰囲気を演出します。

水槽の中には、カクレクマノミをはじめとした美しい海水魚たちが優雅に泳ぎます。

100cm～水槽：水槽内のレイアウトが自由自在

横幅120cmの大型水槽なら、どんなレイアウトも自由に作り出すことができます。
アロワナをはじめとした大型魚や肉食魚も飼育可能となり、自宅にいながら水族館気分を味わえる、贅沢なアクアリウムサイズとなります。

■書斎に水族館！120cm海水魚水槽

こちらは、書斎に120cm海水魚水槽を設置した事例です。仕事や読書の合間に海水魚を見て一息つけるような水槽に仕上げました。

自宅にいながら、水族館のような気分が味わえるのは120cm大型水槽の醍醐味です。

まるで海の中のような豪華なレイアウトは、迫力満点です。

■まるで中世のお城のような豪華な水槽台が魅力の110cm海水魚水槽

暖炉のマントルピースを思わせる水槽台が印象的な110cm海水魚水槽の設置事例です。周囲の明るく優しい印象のインテリアと非常によく調和しています。

カラフルな水槽レイアウトは、豪華な水槽台にも負けない華やかさと優雅さを兼ね備えています。

■木目の水槽台が優しい雰囲気を演出する120cm海水魚水槽

こちらの事例では、木目の優しい風合いが魅力的な水槽台を使用しました。ウッディーな室内にマッチする水槽台を使用することでインテリアとしっかり調和しています。

木目調は優しく自然な空間を演出してくれるため、ほっとできるリラックス空間になっています。

150cm～水槽事例　迫力満点! まさに自宅水族館

150cm以上の水槽はなかなか市販されておらず、オーダーメイドで作製することになります。

ここまで大型の水槽を自宅に設置するとなると、水槽台だけでなく床にも水槽の重さに耐えられるよう補強が必要です。
またかなり大きなスペースも必要となるため、まさに水槽を置くための住居を構える必要があると言えるでしょう。

しかし、他のサイズにはない抜群の存在感を放つ大きさです。もし可能ならば挑戦してみたいというアクアリストは多い、憧れの150cm大型水槽の設置事例をみていきましょう。

■広いリビングを彩る魅惑の大型150cm海水魚水槽

誰もが憧れる広々としたリビングの彩りに、大きな海水魚水槽を設置した事例です。

豪華な家具や調度品の雰囲気を壊さぬよう、水槽台はシックに黒を選びました。

青い照明に照らされたクリアな水の中を、色とりどりの海水魚が優雅に泳ぐ姿は、まさに圧巻の一言です。

■水が流れる特注水槽！200cmの超大型サンゴ水槽

こちらのご自宅では、200cm幅の特殊水槽を設置することで空間に広がりを持たせることに成功しています。

前面に水が流れるよう特注された200cmの水槽は、自宅とは思えない幻想的な世界を作り出しています。

大型水槽では本格的なサンゴ飼育もお手の物。サンゴの合間を華麗に泳ぐ海水魚の姿を鑑賞することができます。

大型水槽を設置したけれどメンテナンスが大変で手に負えなくなってしまった、というようなときにはメンテナンスだけをプロにお願いすることも可能です。
普段のメンテナンスは自分で行いながら、定期的にプロの手を入れると大型水槽でも安心して管理していくことができます。

番外編：大型水槽を使った空間レイアウト

自宅にオフィスを構えている場合、住居スペースと事務所スペースの間にパーテーションを置いて空間を区切っているということがあるかと思います。
このパーテーションの代わりに大型水槽を設置することで、殺風景だったオフィスに彩りをもたらしスタイリッシュな空間に変貌させることが可能です。

こちらの設置事例では、オフィス（自宅兼事務所）にW2397×D657×H800mmというサイズの大型インテリア水槽を設置しました。
赤いソファとグリーン系の水槽のコントラストが美しく、おしゃれな空間が広がっています。

自宅にオフィスを構えているとプライベート空間と仕事場の区切りが難しく、仕事に身が入らないということがありますが、こうしたアクアリウムを設置することで「ここからはオフィスだからしっかり仕事をしよう」という気持ちの切り替えにも役立ちます。

一般の水槽は背面にシートを貼ることが多いのですが、こちらの水槽は両面仕様となっており、壁に接している面を除いた3面から水槽をのぞき込むことができます。水槽越しに部屋の風景が広がることで、空間の広さを損なわずに水槽も楽しめるという工夫がなされました。

水槽の中では、小型の美しい熱帯魚の群泳を見ることができます。大型水槽で味わう群泳は格別の美しさ、迫力があります。
水草も流木の間に多くの種類を配置し、自然な雰囲気を作り出しています。

こちらは、プライベートスペースから見た水槽です。水槽の水音を聞きながら魚の泳ぐ様子を眺め、マッサージも行える、非常に贅沢な夢のようなアクアリウム空間です。

自宅に水槽を置くメリットとは

「いつでも好きな時に好きなだけ水槽を眺めることができる」
「自分のこだわりの魚だけを集めて楽しむことができる」
「おしゃれで高級感のあるインテリアになる」

など、自宅に水槽を置くとさまざまなメリットがありますが、やはりリラックスした空間でアクアリウムを楽しめるというのが一番の魅力ではないでしょうか。

自宅という一番くつろげる空間にアクアリウムが加わることで、癒し効果は格段に上がります。
美しいアクアリウムはただ眺めているだけでも楽しく、時間がたつのを忘れてしまうぐらいです。

また、好みの熱帯魚を飼育したり、水草や流木などのレイアウト素材を使って自分の好きなように水槽をレイアウトできるのも醍醐味といえます。
コツをつかめば、お店や水族館にあるような、迫力のあるレイアウトやゴージャスなレイアウトも作ることができます。

まとめ：自宅におしゃれなアクアリウムを置こう！写真で見るインテリア水槽の事例

自宅に水槽を設置するメリットや魅力を事例とともにご紹介しました。
水槽を初めて設置する時、ぼんやりとしたプランのままアクアリウムを初めてしまうと思い通りにいかないことも多いです。
具体例を見ることで、実際に水槽を設置した時のイメージがしやすく、また自分の目指すアクアリウムを思い描きやすくなりますので、水槽を置きたいと考えている方は、ぜひご紹介した内容を参考にしてみてください。

もし、自分で管理していけるか不安だったり、あまり水槽に手を掛けられない事情があったりする場合は、プロの手を借りてみるのも一つの方法です。

例えば、東京アクアガーデンでは、ご自宅への水槽レンタルが可能です。水槽の設置～メンテナンスや水槽の管理はすべてプロにお任せできるので、自分の手を煩わせることなくアクアリウムを楽しむことができます。
もし水槽の設置を検討するならば、水槽のレンタルも選択肢に入れてみるとアクアリウムの幅が広がります。

自宅に水槽を置いて、素敵なアクアリウムライフを送りましょう。