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赤虫はユスリカの幼虫で、たんぱく質が豊富です!嗜好性も高く魚やエビのエサとして重宝されていますよね。
熱帯魚や金魚のエサとして販売されている赤虫は、大まかに分けて3種類あります。
冷凍赤虫、乾燥赤虫(ドライタイプ)、半生タイプです。
赤虫の与え方としては、飼育している生体の大きさや、食性にあわせて、赤虫のタイプを選んで与えるのがおすすめです。
赤虫のおすすめベスト7や与え方について、詳しくご紹介させていただきます。
目次
赤虫について動画で知る!
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赤虫の与え方や、おすすめ商品などを音声付きで解説しています。
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赤虫を与えるがおすすめな生体
赤虫を与えるのにおすすめな生体といえば、ほとんどの熱帯魚と金魚全般(特に成長期のランチュウ)、川魚、エビ、両生類などです。
たんぱく質が豊富な赤虫は、嗜好性も高く、たいていの魚が飛びつきます!
草食性のプレコやオトシンクルスすらも美味しそうに食べます。
そのため、拒食症に陥った生体への対策としても利用されています。まさに『みんな大好き』といえる餌です。
タイプ別!赤虫の与え方について
赤虫の与え方は、冷凍・乾燥・半生の赤虫の種類ごとに違います。
赤虫をエサとしてあげる場合は、5分以内で食べきれる量を、1日に2~3回を目安に与えます。
赤虫は人工飼料と違って殻に覆われているため、水槽内で分解されるのに時間がかかります。また、冷凍タイプの場合は解凍時に出る水分(ドリップ)により、水質の悪化を招きやすいです。
エサとしてあげる際は、水質管理に注意が必要です。
▼水質管理に関してはこちらもご参考にしてください。
冷凍赤虫の場合
冷凍赤虫は、通常は冷凍で保存し、解凍してからエサとして与えます。冷凍状態のまま水槽に入れる派の方もいますが、生体が小さかったり消化不良気味だったりするときは解凍しましょう。食べ残した赤虫は、水質の悪化をおさえるため、水槽からスポイトなどで取り除くようにします。
解凍するときは1ブロックずつがおすすめです。いったん解凍した赤虫は、再冷凍すると品質が維持できないためです。必ず一度に与える量だけを解凍して使い切りましょう。
与える時に問題になるのが、赤虫が水槽内でばらけてしまうことです。ばらばらと水槽内を漂うと魚も食べ難いですし、そのままフィルターに吸い込まれてしまう事もあります。
与える時は冷凍赤虫の専用フィーダーを使うと安定して与えられますよ。
しかし、大型魚などフィーダーに入れられるとむしろ食いつきにくくなる魚種もいます。与える生体にあった方法で食べさせてあげてくださいね。
小型水槽で冷凍赤虫を与える
小型水槽や、小型の熱帯魚に冷凍赤虫を与える場合は、赤虫の成分の脂質などで、水質が悪化しやすいです。
冷凍赤虫を解凍したあとに、軽く水洗いなどをしてから与えるのがおすすめな方法です。食べ残しはスポイトなどで取り除きましょう。
大型水槽で冷凍赤虫を与える
大型水槽は、ろ過力が安定していることが多いので、その場合は、水質の悪化をさほど気にする必要はありませんが、食べ残した冷凍赤虫は、やはり取り除くようにします。
アロワナなどの大型魚の場合は、冷凍赤虫のサイズが小さければ、解凍しなくてもそのまま与えることも可能です。
しかし基本的には、冷凍赤虫は解凍してから、エサとして与えるようにしましょう。
乾燥赤虫の場合
乾燥赤虫は、乾燥しているため、水に浮きやすいのが特徴です。というより、ほぼずっと水に浮いています。
保存性がいいことから、雑食性の金魚やウーパールーパーのエサとして人気があります。与えたい分量だけ取り出せるのも大きなメリットです。
しかし、乾燥赤虫をエサとしてあげた場合の食いつきは、冷凍赤虫よりは劣る場合があるらしく、飼育している魚の嗜好によって食いつきは違ってきます。
また、コリドラスやランチュウなど、浮いている餌が苦手な魚種や生体には、向いていません。
乾燥赤虫の与え方
水に浮きやすく溶けにくい性質があるエサなので、食べ残した乾燥赤虫は取り除くようにします。
乾燥赤虫の栄養価は、冷凍赤虫よりは下がるため、いろいろな餌と混ぜて、食べきれる量を与えるのがおすすめです。
どちらかといえば主食ではなく、おやつ感覚の赤虫ですね。
半生赤虫の場合
半生(ソフト)タイプの赤虫は、フリーズドライされた赤虫が使用されており、消化吸収に優れた成分が配合されている半生タイプの赤虫も販売されています。
しかし、半生の赤虫は、嗜好性の面では食べ残す魚も多いらしく、雑食性の金魚や熱帯魚、フグなどに向いているエサです。
ソフトタイプの赤虫は、水に浮きやすく、栄養価の面では、乾燥赤虫よりも栄養成分が多く含まれています。
半生赤虫の与え方
他のタイプのエサと同様、5分以内に食べきれる量を1日/2~3回を目安に与えます。
食べ残した半生赤虫は、他のタイプ同様に水槽から取り除くようにします。
おすすめの赤虫ベスト7!
おすすめの赤虫ベスト7をご紹介します!与えやすさや安全性を考慮してランキングにしました。
1位:キョーリン ビタクリンアカムシ
こちらは殺菌処理を行いビタミンを添加した冷凍赤虫です。
室内で飼育されている生体に向いた赤虫です。特に金魚などで問題になることがあるのですが、室内飼育は屋外飼育よりも日光に当たらない・栄養豊富な餌(植物性プランクトンなど)が食べられないため、どうしてもビタミン不足に陥ることがあります。
それを解消することができる、豊富なビタミンが魅力です。
2位:キョーリン UV赤虫
キョーリンのUV赤虫は、量が多く、幅広い種類の熱帯魚や淡水魚、両生類などの嗜好性や食いつきがいいことから人気のある商品です。
赤虫そのままの栄養素を閉じ込め、強力な紫外線で殺菌したもので、水の汚しにくさ・安全性の高さから長年愛されています。
また、冷凍赤虫の強みである緩慢な沈下性も、生体にとっては食べやすいため、迷ったらこちらを購入すると良いでしょう。
3位:ヒカリ ひかりFD ビタミン赤虫
ひかりFDビタミン赤虫は、乾燥タイプの赤虫です。
浮上性なので、底面に生息するコリドラスやエビがいる場合は、沈下性のエサを別に与えるのがおすすめです。
沈めても良いのですがなかなか手間ですので、底ものの生体がいる場合は、沈降する冷凍赤虫を与えると良いですね。
4位:ヒカリ 乾燥赤虫
ヒカリの乾燥赤虫は、保存性の高さとコスパのよさからおすすめな赤虫です。
使いきれなかった場合も長期的に保存することができます。
もちろん、乾燥タイプなので浮上します。
5位:ビタクリンアカムシ ミニキューブ
ビタクリンアカムシのミニキューブは、小型の熱帯魚や金魚、両生類が食べ切りやすい、ミニサイズでパックされている冷凍赤虫です。
パックごとのサイズが小さいため、たくさんの量を必要としない、小型魚や単独飼育時の餌に向いています。
6位:コメット アカムシ
コメットアカムシは、ヒカリ(キョーリン)の赤虫よりは知名度が下がりますが、エサとしての食いつきがいいことで知られています。
イモリなどの両生類のエサとしても向いている、やわらかめの半生タイプに近い乾燥の赤虫です。乾燥タイプなので浮上性であることは念頭に置きましょう。
7位:ジェックス パックDE赤虫
半生(ソフト)タイプの赤虫です。
赤虫以外にオキアミや大豆タンパクなどの原料と、色揚げに効果のあるアスタキサンチンが含まれています。浮上性ですが、ほどよく柔らかいため様々な生体に与えることができます。
チャック付きのビニールに入っているので手軽に使えることろも良いです。
赤虫味のジャーキーのような存在ですね。
食いつきがよいとされる赤虫のタイプ
食いつきの良さを順位にすると以下の通りです。
- 冷凍赤虫
- 乾燥赤虫
- 半生赤虫
嗜好性や栄養価、食いつきのよさで評判がいいのは、冷凍赤虫です。
冷凍赤虫には、パッケージに大小のサイズがあるので、飼育している魚やエビのサイズに合わせて一度に食べきれる量を選ぶのがおすすめです。
乾燥赤虫は、保存性に優れているので、使いまわしがききます。
半生(ソフト)赤虫は、冷凍赤虫と乾燥赤虫のいいとこどりのエサで、エサの食いつきにばらつきはありますが、ビタミンBや消化酵素などの栄養素が添加されているものもあります。
それぞれのタイプの赤虫を与えてみて、食いつきのよい赤虫を知るのも大切なことです。
まとめ・赤虫の与え方とおすすめベスト7をご紹介!冷凍・ドライ・半生などタイプもご紹介します
赤虫といっても、冷凍、乾燥、半生などの種類があり、それぞれ飼育している淡水魚や、両生類によって食いつき具合が違います。
赤虫を与える際は、あげ過ぎと水質悪化に注意しながら適正量を与えるようにしましょう!
食べ残した赤虫は、必ず取り除くようにしてあげてくださいね。
コスパと栄養面に優れた赤虫で、水槽の熱帯魚や金魚を大きく育ててみてくださいね!
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