水槽の使い方とは!ガラス・アクリル・プラスチック水槽の主な使用方法

投稿日:2025.11.08|
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水槽はアクアリウムの基本アイテムですが、素材によって特徴が異なります。
ガラス・アクリル・プラスチックなどの種類があり、用途に応じて選べば飼育の快適さや楽しみ方が大きく変化します。魚やエビの飼育はもちろん、爬虫類や両生類の飼育、観察容器やインテリアとしての活用まで、幅広い使い道があるのです。
このコラムでは、素材別の水槽の使い方と使用時の注意点を分かりやすく解説します。
これから水槽を購入する方をはじめ、すでに持っている水槽をより活用したいという方も、ぜひ参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽の使い方と注意点を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水槽用の主な素材として、ガラス・アクリル・プラスチックが挙げられますが、使い方や用途、メリットやデメリット、注意点などがそれぞれ異なります。
各水槽についての理解を深めれば、アクアリウムの楽しみ方の幅がさらに広がるでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽の使い方と注意点を解説します。
水槽の使い方とは

水槽は生き物の飼育容器でありながら、観賞性を高めるインテリアの役割も果たします。
素材ごとの強みや弱みを理解すれば、自分の目的に合った水槽を選べるうえ、失敗や無駄な買い替えを防ぐことにもつながるでしょう。
ここでは、ガラス・アクリル・プラスチックのそれぞれの水槽の特性を踏まえつつ、実際の使い方を紹介していきます。
ガラス水槽の使い方
ガラス水槽は最もポピュラーで、初心者からベテランまで幅広く支持されています。
傷がつきにくい特性から飼育できる生き物も幅広く、透明感が高いのでレイアウト素材の自由度も高めです。
重量はありますが、その分安定感もあるため、安心して使える点も魅力といえるでしょう。
アクアリウムを楽しむ
ガラス水槽といえば、やはり魚やエビなどを飼育するアクアリウムで使うのが一番です。
メダカやサワガニなどの身近な生き物から、金魚、淡水熱帯魚、小型海水魚など、淡水・海水生体を幅広く飼育できます。
水草をレイアウトする際も、透明度の高いガラス水槽なら景観がクリアになりおすすめです。
小型水槽なら、机や棚の上に置いてインテリアの一部として取り入れられます。
また、60cm以上のサイズでは、迫力ある本格的なレイアウトを組み上げられるでしょう。
ただし、ガラスは衝撃に弱く、水槽そのものも重いため、設置場所は安定感と耐荷重を備えていることが大切です。
アクアテラリウムなど、土を入れることも可能

ガラスはモース硬度約6〜7と、強度があり小傷がつきにくいため、底に砂利やソイル、赤玉土などを入れるのに向いています。また、掃除で磨いても小傷がつくことはほぼありません。
水辺の植物を植え、陸地部分に苔や流木を配置するといったアクアテラリウムでは、まるで小さな自然を切り取ったような空間を作れます。
また、ガラス水槽は湿度が保ちやすいので、熱帯雨林風のレイアウトにも最適です。
パルダリウムとして、観葉植物やシダを中心にしたレイアウトを楽しむ方も増えています。水槽が、インテリア性の高い「小さな温室」として活躍してくれるでしょう。
テラリウムについては、こちらのコラムも参考にしてください。
爬虫類・両生類飼育にもおすすめ
ガラス水槽は、爬虫類や両生類の飼育ケージとしてもおすすめです。
トカゲやカメは爪で引っかくことが多いですが、ガラスなら傷がつきにくいため視界を妨げません。
またカメやヘビ・トカゲなど、UVライトが必要な種類を飼う場合も、ガラスなら紫外線に比較的強いため飼育しやすいでしょう。
イモリやカエルといった両生類の飼育でも、湿度管理がしやすく観察性に優れているガラス水槽は、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
アクリル水槽の使い方
アクリル水槽はガラスよりも軽く、透明度も高いのが大きな魅力です。
加工が容易で、大型や特殊な形状の水槽も作れるため、アクアリウムショップや展示施設でも多用されています。自宅で使用する場合も、設置場所に合わせた水槽をオーダーメイドできるのが嬉しいです。
また、耐震用の水槽としても重宝されています。
海水魚飼育に最適

アクリル水槽は、海水魚飼育によく使われます。
塩分による腐食や塩だれに強く、フランジ(補強枠)が付いているため水跳ねも防ぎやすいのが利点です。海水魚は鮮やかな体色を持つ種類が多く、透明度の高いアクリル越しに観察するとより美しく映えるでしょう。
また、アクリル水槽は加工がしやすいため、オーバーフロー式の加工が施された水槽も数多く流通しています。アロワナ用の大型水槽などでは、ほとんどの場合でアクリル製です。
なお、大型水槽では水圧が強くかかりますが、アクリルはしなやかさがあるため破損のリスクが低く、安心して使用できます。
展示用水槽にもおすすめ

アクリルはフロートガラス(一般的なガラス)よりも光の透過率が高いため、展示用の水槽としてもよく利用されます。
実際に水族館やアクアリウムショップでは、アクリル水槽を採用している例が多いです。また、東京アクアガーデンでも、作品展示用の水槽や花器などをオーダーメイドで製作したことがあります。
軽量であるため持ち運びが容易で、イベント展示や臨時の設営にも便利です。そのため、移動水族館などでもよく使用されています。
衝撃を受けたときなどにも、アクリル水槽は割れにくいため、万が一の事故も防ぎやすいのもメリットです。
魚やサンゴの色彩をより鮮明に見せられるので、観賞性を重視したい場合にも向いているでしょう。また、エアーカーテンを設置したいときにも最適です。
耐震用水槽として

日本のように地震の多い地域では、水槽の耐震性も大切です。アクリル水槽は軽くて割れにくいため、マンションや高層住宅でも安心して設置できます。
硬度は約3〜4とガラスの約半分ではあるものの、柔軟性があるので衝撃に強く、地震の揺れにも耐えやすいのです。
そのため、大型水槽を検討している方や、耐震性を重視する方にはアクリルが適しています。
また、フランジが付いているので、水撥ねにも強いというメリットも。
アクリル水槽については、こちらのコラムも参考にしてください。
プラスチック水槽の使い方
プラスチック水槽は軽量で扱いやすく、価格も手頃です。短期間の飼育や観察にぴったりで、初心者や子どもの学習用途にもよく使われます。
さらに持ち運びもしやすいため、屋外での採集や、一時的な移動容器としても活用できるでしょう。
少ない水量で良い生き物の飼育を楽しむ

メダカやエビ、イモリといった、小型の生き物を少量の水で飼育するのに向いています。持ち運びが簡単なので、庭やベランダに設置して気軽に観察を楽しめるのもメリットでしょう。
ただし、大量の水を入れて使うことは想定されていません。そのため、7割以上など、多くの水量を入れての使用は難しいです。
また、透明度が低く傷がつきやすいため、長期的な観賞には不向きといえます。
保温性が低く温度が変化しやすいため、冬季飼育には向かないです。水槽用ヒーターも使用できないので、必要な場合はガラスまたはアクリル水槽への移行を検討しましょう。
生き物の観察や採集容器にぴったり
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プラスチック水槽は、観察や採集にぴったりです。川や池で捕まえた魚やエビを一時的に入れて観察したり、昆虫やカブトムシの採集容器にしたりと、活用できます。
軽量で持ち運びしやすく、生き物の状態が分かりやすいのは大きなメリットでしょう。
ペットショップや学校でも観察用としてよく利用されており、入門編としては非常に扱いやすい水槽です。
水槽使用時の注意点

水槽を安全に長く使うためには、いくつかの注意点があります。
素材ごとに共通するものもあれば、素材特有の弱点もあるのです。
ここでは、水槽使用時の主な注意点をご紹介します。
フチに重いものを載せてはいけない!
水槽のフチやフレーム、フランジなどは、物を載せるための部位ではなく、あくまで補強のためのパーツです。
そのため、あまりに重いものを載せると、ひび割れや接着面の剥離につながります。
また、レイアウト資材なども、フチや前面ガラスに当てない運用を徹底しましょう。
水槽の寿命を縮める原因になるため、フチなどに重いものを載せるのはNGです。
50度以上の高温はNG!
アクリルやプラスチックは高温で軟化・変形・白濁のリスクがあります。
ガラス水槽も接合部分の部分のシリコンが劣化するため、熱湯での洗浄は控えましょう。
掃除の際はぬるま湯や専用のクリーナーを使い、50度以上の熱湯洗浄や過剰な熱源は避けましょう。
メンテナンス時には、急激な温度変化を与えないように注意することが大切です。
直射日光で劣化が早まる!
アクリルやプラスチックは紫外線に弱いため、直射日光が当たる場所に設置すると劣化が進みやすいです。ガラス水槽でもシリコン部分が劣化します。
また、直射日光はコケの大量発生の原因にもなるため、設置場所は日差しを避けた位置を選びましょう。
屋外飼育で太陽光は非常に大切な要素ですが、透明度の高い水槽だと、生き物にとっては日光が強すぎるのです。そのため、透明ではないプラ舟や発泡スチロール箱、睡蓮鉢など、専用のものを使用しましょう。
保管時も、屋外の直射日光の当たる場所や高温になる場所は避けてください。日陰で、かつ温度変化の少ない場所がおすすめです。
まとめ:水槽の使い方とは!ガラス・アクリル・プラスチック水槽の主な使用方法

ガラス・アクリル・プラスチック水槽の、素材ごとの水槽の使い方や使用時の注意点について解説しました。
水槽は素材ごとに長所と短所があり、使い方も大きく変わります。
ガラス水槽は観賞性と耐久性が高く、幅広い生き物の飼育に対応可能です。
アクリル水槽は軽さと透明度に優れ、大型水槽や展示用、耐震性を重視する環境で特におすすめします。プラスチック水槽は観察や採集など短期的な用途で活躍し、気軽に使用できるでしょう。
それぞれの特徴を理解して正しく使えば、快適な飼育環境を整えられます。
目的や設置場所に合った水槽を選んで、生き物との暮らしをより楽しんでみてください。
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