四つ葉のクローバーの水草版といった草姿で、和名は『田字草(でんじそう)』と呼ばれる多年草です!しかし実はシダ植物の仲間というちょっと特殊な植物とも言えます。
和名を見ると想像できるかもしれませんが、昔は日本の田んぼに生えていた植物です。ですが、現在では激レアとなってしまいました…。
今、流通しているのは『ムチカ』『ヨーロピアン』『ベトナム』『クレナタ』など海外から輸入されてきた品種です。
ウォータークローバーは、横に広がりながら成長し、こんもりとした茂みを作るのが特徴で、ビオトープに入れれば、にぎやかで楽し気な外観に仕上がります!
どんどん広がっていくので、水底に植え付けるのではなく、鉢に植えこんでから根元を水中に沈めて育成しましょう。
四葉は水上では分離していますが、水面に浮かんだ場合は隙間がくっついて丸みが増したように見え、とても可愛らしいです。このような水面に浮いた姿を鑑賞したい場合は、水深を5cm以上に維持し、水位を高くして鉢を沈めるようにしましょう。
また、ウォータークローバーは屋外飼育の水草としても定番です。
メダカや金魚の隠れ家になりますし、そこそこ遮光(保温)効果もあります。
ただ、メダカの卵を回収しづらく、産卵床としてはあまり活躍しません。
産卵床としては『ホテイソウ(ホテイアオイ)』や小型品種の『ミニホテイソウ』が向いていますね。
とはいえ、メダカ鉢やビオトープの可愛いアクセントとしておすすめですよ!
ウォータークローバー
No.
014
ウォータークローバーは、四つ葉の草姿が可愛い水草・抽水植物(水底に根を張り、葉が水上に伸びる植物)です。
寒さに強くビオトープや睡蓮鉢でも越冬が可能で、通念を通して栽培を楽しむことができます。
ウォータークローバーの基本情報や特徴などをスタッフのコメントとともにご紹介します!
ウォータークローバーの基本情報
水質 | GH6程度まで、pH7.5あたりまで対応できる。 水温は20~28度の範囲で、一度枯れるが越冬も可能。 |
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サイズ | 最大約15~20cmほど。水中に根を張る抽水植物。 |
底床材 | 赤玉土、荒木田土、ソイル。鉢栽培で育てよう! |
Co2 | CO2添加は無くても育つ。十分な日光を当てて育てるのが良い。 |
混泳生体 | メダカなど小型魚やエビ、金魚など。ビオトープでの育成がおすすめ! |
特徴 | ウォータークローバーはデンジソウ科のシダ植物です。 |
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント

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