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ビオトープは、水生生物・植物・水草を同時に楽しむことができます。
なかでも、メダカのビオトープを美しく彩る植物は人気です。
メダカのビオトープで育てられ、花が咲きやすく美しい植物をご紹介します。
肥料を必要とする種類には注意が必要ですが、育てやすく手に入れやすい種類がたくさんあります。
花の色、形、葉の形なのでお好みのものをぜひ育ててみましょう。
目次
ビオトープにおすすめの花が咲く水草・植物7選+1
ビオトープにおすすめの「花が咲く」水草は以下の7つと番外でプラス1つになります。
- 姫睡蓮
- ナガバオモダカ
- ウォーターポピー
- ロタラ・インディカ
- ホテイソウ
- アサザ
- ポンテデリア・コルダータ(ナガバミズアオイ)
- 番外編:アナカリス
それぞれの特徴、育て方、花の形や色について見ていきましょう。
姫睡蓮
ビオトープにピッタリの植物で花が愛らしいと言えば推薦を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「睡蓮」という名前は、花が午後になると閉じることから、午睡(ごすい:昼寝のこと)をしているように見えるからなのです。
睡蓮は大きくなる品種もありますが、姫睡蓮であればさほど大きくなりません。葉も花も小さく、5cm程度なので小さい容器で育てることが可能ですし、ビオトープの中を陰らせてしまうことも防げます。メダカのビオトープによく調和します。
花の色も白、黄、桃、青など多くあるので、好みのものを探しやすいのも嬉しいポイントです。
日光を好む植物なので、葉が日に当たるように気を付けてあげるとよく花をつけます。
メダカや生き物がいる場合の肥料について
日光だけでは花をつけない場合は、肥料を与える必要があります。
こちらの肥料はメダカや生き物がいても比較的安全に使えるものです。
『比較的安全』と書くのは、完全に影響がないとは言い切れないからです。基本的にメダカや生き物を飼育しているビオトープには肥料はNGです。
直接、メダカたちが死んでしまう成分が含まれているわけではないですが水中の養分が急激に増加し、結果として水質が不安定になる=メダカたちが弱る可能性があるからです。
しかし、全く平気という話もよく聞きます。これは、肥料の入れ方がポイントです。
肥料を土にしっかり埋めてしまうことで、水中への養分の溶けだしをマイルドにして影響を弱めることができるという方法・考え方があります。
自己責任になってしまうため、メダカやエビなどの生き物たちが泳ぐビオトープに肥料を入れる際は、その考えを踏まえてご注意ください。
ナガバオモダカ
ナガバオモダカは、上の画像のような可憐な白い花をつける、水辺で茂る植物です。日本と気候の似ている地域が原産ですので、育てやすいでしょう。
ほっそりとした葉が繊細で涼やかなイメージを与えてくれます。
ナガバオモダカは水中葉としても水上葉としても育てることができるので、水中でメダカたちの良い隠れ家となってくれます。
水上葉と水中葉については、こちらのコラムでご紹介しています。
ウォーターポピー
まるでポピーのような、優しい雰囲気の花を咲かせる植物です。葉は水面に浮かぶスタイルで、やや楕円形の愛らしい形の葉を広げてくれます。
メダカの隠れ家や日よけにも適しています。
南米原産なので、寒さにはやや弱めです。寒い時期は水量を増やし、水深30cm程度に保ち、株を休眠させるイメージで乗り切りましょう。
寒さに強い水草については、こちらのコラムをご覧ください。
ロタラ・インディカ
ロタラインディカは水中で育てることが多く、赤い繊細な葉を広げることで有名な種類です。
しかし水上葉でも強く育つため、ビオトープでの育成にも向いています。
水上葉として育てると5月頃に、紫色の穂のような形状の花をつけてくれます。
ホテイソウ
紫~青の花をつけることで有名なホテイソウもメダカのビオトープにおすすめです。花の形がヒヤシンスに似ているため、ウォーターヒヤシンスと呼ばれることもあります。
茎の根元に浮袋のような器官があり、水面を漂いながら生活するスタイルです。なお、成長する力がとても強く、外来生物法で要注意外来生物に指定されていますので、増えすぎたとしても近所の川や池に流すことは厳禁です。
植物体全体も20cm~40cmほどに成長することがあります。
それでは大きすぎて扱いづらい…という場合は、そこまで大きくならないミニホテイソウという種類も販売されています。
アサザ
日本でも自生している多年草植物です。根を地中に張り、葉を水面に浮かべて生活する浮葉植物です。
花は上記のような黄色で、花びらに細かな裂け目が入り、デリケートな雰囲気を楽しむことができます。直径3~4cmほどの花です。花の時期が長く、6月から10月まで断続的に楽しむことができます。
葉も小さめなので、小型のビオトープにも向いています。
ポンテデリア・コルダータ(ナガバミズアオイ)
上へ上へとスッと伸びる草姿が印象的な抽水植物です。
花は薄紫色で穂状になります。草丈60~90cmと大きく成長するので、ビオトープの容器には注意が必要です。
深めに植え付け、メダカの遊泳域が10~15cm確保できるようにしてください。
番外編:アナカリス
非常にポピュラーな水草で、アナカリスを扱っていないアクアショップは無いと言えるほど人気のある種類ですが、なんと白く可憐な花が咲きます。
しかし、花をつけさせるのは難易度は高めです。
狙って咲かせると言うよりは、環境が合っていると気づいたら咲いているという報告をよく目にしますので、咲いてくれたらラッキー!程度に考えておくと良いでしょう。
まとめ:メダカのビオトープで花を育てよう!睡蓮などおすすめの植物・水草7選!
白、黄、桃、青、紫など、多彩な色を見せてくれるメダカのビオトープに合う植物をご紹介しました。
季節の花々を楽しめるのも、屋外飼育とビオトープの楽しみと言えるでしょう。
肥料がネックになりますが、自己責任になるものの、メダカや生き物がいる場合も土に埋め込めば比較的安全に使うことができます。
美しい花々で、ビオトープを彩ってください。
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