「隠れ場所として!」「日よけとして!」「産卵床として!」など様々な用途で活躍するホテイソウは、屋外飼育のマストアイテムともいえる浮草です。
もともとは南米原産の水生植物で、高水温や強い日差しにも耐えられるタフさを持っています!
逆に、寒さには弱いので秋口には枯れてしまうことが多いです。
屋外での越冬は難しいため、寒くなってきたら室内に入れるか、ワンシーズン限りの消耗品として割り切りましょう。
暖かい季節には、水中の余分な養分を吸収してどんどん成長します。水中の養分は多すぎると、コケや藻がたくさん生えたり、生き物が病気になったりして、トラブルの元になることも。ホテイソウはそんな養分を吸収してくれるので、飼育環境を維持する上でも重要な存在ですね。
メダカとの相性は抜群で、ポピュラーな産卵床として愛用されています。
浮草なので回収が非常に楽で、産卵シーズンにおすすめです。
一方育成する上での注意点もあります。浮き草であるホテイソウは、そのほとんどの部位が水上に出ているため、アブラムシなどの昆虫に食害されやすいです。
もし虫が付いたら、水中にしばらく沈めて撃退しましょう!
ちなみに、おちたアブラムシは魚やエビが食べてくるので心配ありません。
ところで、ホテイソウには浮袋がついていますよね。
この浮袋をもつシルエットが「布袋のような、ふくよかさ」をイメージさせることが名前の由来です。
浮き袋は水中で押すと空気が「ポコッ」と出てきます。特徴的なので、つい触りたくなりますが、潰れると枯れてしまうので、むやみに触れるのはやめましょう。
環境があっていると薄紫色のキレイな花を咲かせてくれますよ。
ホテイソウ
No.
013
ホテイソウは、ぷっくりとした浮袋が特徴の浮草です。
十分な太陽光を好むことから、屋外のビオトープや睡蓮鉢でよく栽培されます。
ホテイソウの基本情報や特徴、メダカと相性などをスタッフのコメントを交えながらご紹介します!
ホテイソウの基本情報
水質 | GH6程度まで、pH7.0あたりが良い。 水温は20~34度の範囲で、夏の高水温にも強い。 |
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サイズ | 約10~20cmほど。育成環境によっては最大60cmほどまで成長することもある。 |
底床材 | 底床材は不要。浮き草なので、水に浮かべて育成できる。 |
Co2 | CO2添加は無くても育つ。日光が必要なため、屋外で育成しよう! |
混泳生体 | 小型魚~中型魚まで。メダカや金魚、ドジョウ、ヌマエビなど、屋外飼育できる生体と一緒に育てられる。 |
特徴 | ホテイソウは別名『ホテイアオイ』とも呼ばれる、ミズアオイ科の水草です。 |
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
メダカと相性のいい水草!おすすめ15選を動画でご紹介!
メダカと相性のいい水草15選をご紹介する動画です。
ホテイソウを含む、メダカのビオトープ・水槽飼育にぴったりの水草を解説しています。
ぜひご参考ください。
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読みもの
ホテイソウについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。
コラム
ホテイソウと一緒に育てられる、ビオトープに向いた水草・植物やビオトープの始め方を解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
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