水槽を処分する方法とは!譲る・売る・捨てる、もう困らない5つの選択肢
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水槽は熱帯魚飼育に欠かせないアイテムです。しかし、ある程度の大きさがある割れ物(危険物)のために、処分しようと思った時に戸惑ってしまう方も多いかと思われます。
実際、水槽の処分に困ってインターネット検索をしたら、この記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、大切に使用していた「まだ使用できる水槽」も、壊れてどうしようもなくなってしまった「ボロボロの水槽」も、安全に処分できる方法をおすすめ順に5つ紹介します。
引越しや結婚&子育てなどの、様々な事情で水槽を処分しないといけない方は必見です。
目次
水槽をリユースする選択肢
せっかく大切にしていた水槽なのですから、まずは自分以外の人にも喜んでもらえる方法を考えてみましょう。インターネットが発達した今の時代では、大型水槽も、超小型水槽も、変形水槽も、水を入れて普通に使える水槽なら、喜んで再利用してくれる相手がすぐに見つかります。
選択肢1:水槽を知人に譲る
熱帯魚や両生類などの生き物を飼育する趣味を持っている知人がいれば、まずは水槽を引き取ってくれないか話をしてみてください。
相手の方にも飼育スペースや同居している家族の許可といった事情があるでしょうが、あなたが水槽を処分することを共に悲しみつつ、水槽や器具を喜んで引き取ってくれることと思います。
この方法には、気心の知れた相手に水槽を託すことができるというメリットがあります。また、水槽の中身や生体を一緒に譲ることができるというメリットもあります。
その一方で、大量に水槽を処分する場合や水槽を売却してお金に換えたい場合には不向きな方法でもあります。不要な水槽を無理やり押し付けるのは論外ですし、知人と金銭をやり取りするのはトラブルの元にもなりやすいですから。
選択肢2:水槽をネットオークションやフリマアプリで売却
水槽や飼育器具をお金に換えたい場合には、ネットオークションやフリマアプリが最適です。20cmほどの小さな水槽から120cmを超える大型の水槽まで、インターネットを使用すれば「それなりの価格(中古相場)」で売却することが可能です。
処分までに時間の余裕がある場合には、自分が納得いく金額で価格を決めれば良いですし、可能な限り早く処分したい場合には、価格を1円とか100円で設定したら、すぐに売れてくれます。
なお、水槽の輸送は宅配便業者が請け負ってくれます。しかし、個人が差出人の場合は、原則として60cm水槽までしか運んでくれませんし、水槽の梱包には緩衝材を大量に使うので余計な出費が掛かります。
対策としては、水槽をネットオークションなどに出す場合には「発送不可」「〇〇市/直接引き取り希望」というキーワードを商品ページのタイトルに入れることです。それによって、落札した方が直接、水槽を受け取りに来てくれます。場合によっては、生体も引き取ってくれる方もいます。
なお、水槽の底や側面にヒビが入っている「一見、使えそうにない水槽」でさえも、爬虫類飼育や改造用などに使えるので、格安で出品すれば売れることがあります。
私も、ビバリウムを心置きなく改造(ガラス面にシリコンでコルクを張るなど)できるフレームレスの60cm水槽が1本欲しいなぁと思っていたりします。正面さえ生き残っていれば、他の面のガラスはシリコンで補修できるので、ヒビが入っていても問題ありませんから。
オークションで生体を売る時には、こちらのリンクを参考にして梱包しなさってください。
選択肢3:水槽をリサイクルショップで売却・引き取り
ちなみに「ネットオークションはちょっと怖い」もしくは「手間が面倒だ」と感じる方は、リサイクルショップに引き取りに来てもらうというのも1つの手段です。
最近ではアクアリウムに特化したリサイクルショップも存在し、満足のいく買取を行ってもらえる機会が増えました。
しかし、一般のリサイクルショップでは、ネットオークションのように「相場」で売れることは、まずありません。新しい60cm水槽のフルセットでも、せいぜい1000円程になれば良い方です。
さらに、小さなお店では展示スペースが少ないこともあり、下手したら水槽の処分料を求められることもあります。トラブル防止や二度手間の防止のためにも、事前に電話などで「買い取り金額の実績を聞いておくこと」は絶対に必要です。
水槽をゴミとして廃棄する選択肢
ネットオークションに1円で出品しても誰も買ってくれないボロボロの水槽や、ガラスが大きく割れて補修不可能になった水槽は、残念ですがゴミとして処分する選択肢を取ることになります。
選択肢4:水槽を燃えないゴミに出す
意外と一般には知られていないことですが、多くの自治体で「小型の水槽」は不燃ゴミ(燃えないゴミ)として出すことが可能です。
例をあげると、鹿児島市では45リットルの透明ゴミ袋に入るまでの水槽は、ゴミ集積場に出しておけば無料で回収してくれます。
しかし、自治体によっては、水槽を不燃ゴミに出せない場所もあるみたいです。
大きな水槽を廃棄する場合には、「〇〇市/粗大ゴミ」でインターネット検索をして、自治体のホームページを確認してみましょう。不燃ゴミと粗大ゴミの区分が一覧になった表が提示されています。
なお、不燃ゴミとして回収してくれない大きなサイズの水槽は、「粗大ゴミ」として処分することが可能です。
鹿児島市の場合では
- 「粗大ゴミ受付窓口」に電話で回収を申し込む。
- コンビニなどの「粗大ゴミ処理手数料券取扱所」で「粗大ゴミ処理手数料券(シール)」を購入する。
- 水槽に処理手数料券を貼り付ける。
- 収集日の朝に、指定された場所へ粗大ゴミ(水槽)を出す。
- 市が収集。
という流れで回収してもらえます。
他にも、軽トラなどで運べる粗大ゴミは、自分で自治体の処分場に持ち込むことも可能です。その場合には、規定の重さまでなら無料で処理してくれる自治体もあります。
鹿児島市の場合では、100キロまで無料で処分してくれます。100キロ以上は、10キロごとに70円の手数料が必要です。
選択肢5:水槽を不用品回収業者に引き取ってもらう
本当に急いで「大量の水槽を処分したい」「大型の水槽を処理したい」という時には、不用品回収業者を利用する方法もあります。
費用の目安としては、私が電話で問い合わせた業者では「90cm水槽1本で3,000円」もしくは「軽トラに積めるだけ積んで15,000円」と、それなりの処分料金が必要だと言われました。
さらに不用品回収業者の中には、「処分料金を高額に設定している業者」や「水槽を運び込んだ上で、処理費用とは別に人件費を請求してくる業者」など、こちらの足元を見てくる悪徳業者も残念ながら存在するようです。
事前にインターネットなどで利用する業者の評判を確認した上で、支払い額が後から変動しない「確定見積もり」を事前に取ることを忘れないで下さい。
まとめ:水槽を処分する方法とは?もう困らない5つの選択肢
ここまで、いかがだったでしょうか。
使えそうな水槽は再使用してくれる人へ引き継ぎ、使えなくなった水槽は適切な方法で廃棄する。
そのための選択肢を、おすすめ順に5つ紹介しました。
本来なら、水槽を処分するようなことが無いのが一番良いのでしょうが、形あるものは必ず壊れますし、人間の生活も毎日、少しずつ変化していくものです。
そんな時に、今回の記事が少しでも参考になったとしたら嬉しいです。
知人からもらった水槽の掃除については、下のリンクを参照してみて下さい。
水槽をレンタルするという選択肢もあります。詳細は下の記事を参照ください。
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