
アロワナのエサおすすめ10選!人工餌と生餌はどちらが良いのか・最適の餌をご紹介
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アロワナは、淡水域に生息する魚の中でも大型に育つことで知られている古代魚です。
成長すると90cmを超えることもある大型魚のアロワナは、メインの餌として人工飼料の他にコウロギやミルワームといった昆虫や、小エビやザリガニなどの甲殻類、金魚の小赤といった小魚を与えるのがおすすめです。
その理由は、同じ人工飼料ばかり食べていると稀に飽きてしまうことがあるため、嗜好性の高い生餌を与えることで餌への食いつきを維持するためです。
しかし生餌ばかり与えていると栄養が偏るため、人工飼料との給餌バランスが大切です。
大型の淡水古代魚、アロワナに最適なエサを徹底比較してご紹介します。
目次
アロワナにおすすめの餌とは?給餌のポイント
身体が大きく高水温を好むアロワナは、たんぱく質などの栄養が豊富な餌を好みます。
基本的には栄養バランスが優れている人工飼料を中心に育てたほうが、体型を保ちやすく長生きする傾向にあります。
しかし、最初に生餌を与えてしまうと生餌しか食べなくなることもあります。
アロワナを購入する際はどんなエサを食べていたかを事前に確認し、生餌中心だった場合は人工飼料を与えるタイミングを作り、少しづつ頻度を上げていくと良いです。
アジアアロワナは、エサの嗜好が変わりやすい傾向があるため、人工飼料を食べなくなることがあります。
そのため生餌をストックしておく必要があり、アジアアロワナの敷居が高いとされる理由でもあります。
拒食になった場合は、嗜好性の高いデュビアやジャイアントミルワームなどの生餌を与えると改善できることがあります。
ただし、嗜好性の高い餌は同時に高カロリーです。与えすぎはアロワナの体型が崩れたり、肥満の原因になるので量にはご注意ください。
アロワナの給餌で注意したいポイント
アロワナは、迫力ある見た目とは裏腹に消化不良をおこしやすい魚です。
消化不良が続くと、腹部のあたりが膨張してそのまま死んでしまうこともあります。
そのため、アロワナ飼育の水温は24~30度ほどと、高めが向いています。
冷凍マウスなどの大きな冷凍餌を与える場合は、解凍を行ってから与えてください。
柔らかく食べやすくもなります。
次に、拒食の原因として多いのが、水質が酸性に傾いていることです。
その場合はpH上げるため、水換えやpHを調整するろ材などを使用するのがおすすめです。
そして、アロワナはストレスや栄養不足によって、顎ずれなどの症状がでることがあります。
エサの栄養価に偏りがないように、人工飼料を中心にしながら、複数の種類のエサを混ぜて与えるのがおすすめなエサやり方法です。
アロワナにおすすめのエサ・おすすめ10選
1:ひかりクレスト カーニバル
大型魚飼育の定番人工飼料です。
栄養バランスが良く、メインの餌としておすすめしたい製品です。
カーニバルで飼育すると、アロワナが肥満になる危険性を下げられます。
生餌から切り替えることでメリットが多いですが、拒食時は昆虫などを与えて食欲を刺激してやるのが良いです。
生餌とは違い、餌となる生き物自体が想定外に増えすぎてしまう危険性がないため、管理が非常に楽な餌です。
2:テトラ クリル E
クリルは乾燥エビ(オキアミ)で、アスタキサンチンが含まれているため、アロワナの色揚げをサポートできる飼料です。
紅龍などの赤みのあるアロワナに効果的で、給餌のローテーションに加えるのがおすすめです。
クリルは人工飼料に分類されますが生餌に近い嗜好性があり、与えやすいのに保存が楽な点も高ポイントです。
3:デュビア
デュビアはゴキブリの仲間なので抵抗のある方も多いですが、餌として与えるとアロワナの光沢が良くなります。
デュビアは生命力が強いため、自家繁殖やストックがしやすく栄養価の良い餌で育てることで、餌としてのクオリティをさらに高めることも可能です。
このように養殖することを『ガットローディング』といいます。
餌としてのサイズは5cm以上になり、たんぱく質も豊富なので大きなアロワナに向いています。
壁を登れないため、飼育容器がかさばりにくいのも魅力です。ただし、繁殖力が高いのであっという間に殖えてしまうことがあります。
また、飛ぶことがある点も注意です。
4:ジャイアントミルワーム
ジャイアントミルワームは、アロワナの生餌の中でもリーズナブルなので費用の面で優れています。
嗜好性も高くおすすめなのですが、ジャイアントミルワームだけを食べさせていると、アロワナの栄養バランスが偏りがちになります。
脂質が高いので肥満の原因になりやすいため、いろいろな餌と交互に与えるようにします。
5:コオロギ
コオロギは程よいサイズ感なので、それほど大きくないアロワナも食べることができます。
アロワナは昆虫食を好む熱帯魚です。しかし、コオロギなどの昆虫をエサに与える場合は野山で採集してくるのではなく、必ず餌用として販売されている生体を与えるようにしましょう。
採集場所によっては農薬などの影響が懸念されるためです。
また、餌用に育成された昆虫は、栄養価も良いです。
しかし、コオロギは臭いと鳴き声が問題になりやすいため、コオロギの飼育環境自体も整える必要がある点には注意しましょう。
6:レッドローチ
レッドローチはアロワナのエサとしては、食べやすい硬さで、デュビア同様に自宅で繁殖できます。
脚の構造上、壁を上ることができないため省スペースで養殖できるのが魅力です。
飼育時に多少の匂いはありますが、コオロギよりは匂いが少なく嗜好性が高いです。
拒食時などにも与えやすい餌と言えるでしょう。
7:小赤
餌用とされている個体は寄生虫などのリスクが少ないため、安心して与えられます。
小赤は比較的購入しやすく、費用面でも優れています。
ストックには水槽が必要ですが、臭いや音が少ない点では管理しやすい生餌です。
ただ、金魚特有の病気や水質悪化による細菌感染などには気を付ける必要があります。
8:アフリカツメガエル
アフリカツメガエルは、たんぱく質が豊富なエサとして人気があり、通販や専門店でアロワナのサイズに合わせて、セット販売されていることも多いです。
水槽とエアレーションだけで育てられ、雑食性でなんでも食べるため、維持管理の難易度が低いためアロワナの餌として重宝されています。
ただし、殖えすぎる傾向があるため要注意です。
9:冷凍赤虫
冷凍赤虫は、体の小さな稚魚のアロワナに向いています。
乾燥タイプと違い冷凍赤虫は程よく沈降するため、食べやすいです。
細かく砕いた人工飼料を混ぜて与えるのがおすすめです。
10:冷凍マウス
ピンクマウスなどの冷凍保存されたマウスは、大型のアロワナのエサに向いています。
大きめの餌ですが冷凍保存が可能なので、養殖やストックの手間がかからない点が魅力です。
栄養価を考慮して週1回くらいの頻度で、アロワナが食べ残さないくらいの量のマウスをエサとして与えるのがベストです。
しかしアロワナによって食いつきが違うので、調整して与えるようにしてください。
まとめ:アロワナのエサおすすめ10選!人工餌と生餌はどちらが良いのか・最適の餌をご紹介
人気の古代魚・アロワナは肉食性が強いため、さまざまな餌があります。
しかし、アロワナにエサを与える際は、栄養バランスを考量した上で、人工飼料を中心に、昆虫やマウス、カエルといった生餌を混ぜてあげると体型を整えることができます。
また、飼育の費用を抑えたいという方にも、人工飼料はおすすめです。
アロワナは自宅で飼育できる中でも、非常に大型に成長する魚種なので、大型の水槽で飼育を開始しましょう。
東京アクアガーデンでは、アロワナ飼育専用の水槽販売も行っています。
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アロワナ水槽の選定方法や考え方のコラムもあります。
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