熱帯魚の飼い方

ベタ水槽のコケ対策5選!お掃除生体が入れられないベタ水槽の対策を解説

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鮮やかな体色に長いヒレをなびかせる姿がとても美しいベタは、酸欠に強く超小型水槽やボトルでも飼育ができることから、特にアクアリウム初心者の方から人気があります。
そんなベタを飼育する水槽で、お悩みの種になりやすいのがコケ対策です。

大きな水槽ならばスポンジやスクレーパー、コケ取り生体などを駆使して多方面からコケにアプローチすることができますが、容器が小さなベタ水槽では、掃除道具が大きすぎたり、水量の問題でベタ以外の生体を飼育できなかったりといった理由から、コケ予防や除去がやりづらいケースも。

とはいえ掃除をしないとせっかくのベタの美しさが半減してしまいますので、水槽の特性に合わせた対策を行いましょう。

そこで今回は、ベタ水槽におけるコケ対策5つを分かりやすく解説します。
初心者の方でも実践しやすい内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

プロアクアリストたちの意見をもとにベタ水槽のコケ対策5選を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

小さなベタ水槽では、掃除のしにくさや機材の設置状況などからコケが問題になりやすいです。
繁茂したコケを除去するのは大変ですが、しっかり対策をしてきれいな水槽を維持しましょう

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ベタ水槽のコケ対策5選を解説します。

ベタ水槽のコケ対策5選

ベタ水槽はコンパクトで手軽に楽しめる反面、水量が少なく環境が不安定になりやすいという特徴があります。
水流が苦手なベタに合わせてろ過フィルターを設置していないことも多い上に、お掃除生体の導入にも気を使うため、コケ対策が課題となるケースが多いのではないでしょうか。

そこでここでは、ベタ水槽でできるコケ対策を5つご紹介します

対策1:コケ抑制剤を使用する

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除去しても短期間で再発生するしつこいコケには、コケ抑制剤の使用がおすすめです。
薬剤に抵抗を感じる人もいるかと思いますが、安全性の高い製品を選べばベタや水草にも悪影響を与えにくく、初めてでも安心して使用ができます

例えば『Bioコケクリア』は、水生生物の中でも特に薬剤に敏感なエビ水槽でも使用ができるほど生体に優しいコケ抑制剤です。
抑制剤の成分がコケの栄養分の吸収を抑え、コケの増殖を防いでくれます

ただし、どんなに安全な薬剤でも必ず使用量を守り、取り扱いには十分注意することが重要です。
また、抑制剤だけで完全にコケをコントロールすることは不可能ですので、定期的に水換えをしながら補助的に使用することを意識しましょう。

対策2:照明時間を減らす

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照明の照射時間を見直すのも有効なコケ対策。
植物であるコケは水草などと同じく太陽や照明の光を栄養に成長するため、コケの成育が早いときは照射時間が長すぎる可能性があるのです。

一般的な熱帯魚水槽では、照明は一日8時間程度照射するのが適切と言われますが、小さなベタ水槽でコケが生えるときは、照射時間を6時間程度に抑えてみましょう。

タイマーを使って照射時間をコントロールすれば、毎日の管理も楽になります。

明るさを確保しつつ、ベタの観賞や水草の育成に支障が出ない範囲で調整することがポイントです。

対策3:水草を増やす

(ビオトープ)水辺植物 ドワーフフロッグビット(無農薬)(5株)

水槽内のスペースに余裕があるときは、水草を増やして水槽内の養分を消費してもらうのも良い方法です。

水草は光合成によって硝酸塩などの養分を吸収し、コケの栄養源を奪ってくれます。コケが成長に必要な養分を減らすことで、コケを抑制するのです。
水草を入れることで鑑賞性が向上し、ベタの隠れ家になるなどのメリットもあります。

コケ対策として入れる水草は、養分をたくさん消費する成長が早い種類を選ぶとより高い効果が見込めます。
もし開口部に余裕があるのであれば、ドワーフフロッグビットなどの小型の浮草を浮かべるのもよいでしょう。

いずれにしても、メンテナンスをしやすい種類を選ぶのがポイントです。

対策4:水換えや掃除をルーティンにする

コケの予防や除去に欠かせない作業の一つである水換えや掃除は、頻度を決めて定期的に行うのが良いです。

飼育容器が小さくて強力なろ過フィルターを設置しないベタ水槽は、水が汚れるのが早く、硝酸塩があっという間に溜まってしまいます

水槽のサイズにもよりますが、週に1回1/3程度の水量を目安に換水をしましょう。ガラス面や底砂が汚れているときは一緒に掃除を行ってください。

また、ろ過フィルターを使用していない水槽では3日おきに全換水をして水質を保つという方法もあります。

高頻度で飼育水をすべて入れ換えるのでコケの抑制力はかなり高いですが、手間がかかるのも事実。
水換えは続けることに意味があるため、大変なときは無理をせずできる頻度で行いましょう

また、アンモニアを吸着し、コケ発生を抑制しながら水質安定をサポートする稚内珪藻砂利などを活用するのもおすすめです。

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対策5:水量を増やす

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水槽の設置スペースが確保できるのであれば、飼育容器をサイズアップして水量を増やすのもコケ対策に効果的です。

例えばボトルアクアリウムで使用される小型容器は水質がすぐに悪化しがちですが、30cmキューブ水槽ぐらいまでサイズを上げれば、汚れの進行が緩やかになります
水質が安定すればコケも発生しにくくなり、ベタにとっても快適な環境を維持できるでしょう。

飼育容器のサイズアップと合わせてその他のコケ対策をするのも有効です。

ベタ水槽に生えやすいコケの種類


ベタ水槽で発生しやすいコケはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しておくと、原因に合わせた対策が取りやすくなるでしょう。

ここでは、ベタ水槽で問題になりやすいコケの具体的な種類をご紹介します。

茶コケ(珪藻)

茶コケは、名前の通り茶色のコケでガラスやレイアウトを覆うように付着します
主な発生原因は水中に溶け込むケイ素や栄養塩で、水質が安定していない水槽立ち上げ初期によく見られるコケです。

光が少ない環境でも成長することから照明の調整だけでは撃退しきれない点が厄介ですが、掃除用スポンジやスクレーパーで簡単に落とせるため、こまめな拭き取りと換水で対応しましょう。
水をきれいにしてくれるバクテリア定着する、立ち上げから数週間〜数か月で自然に減少することが多いので、慌てず管理を続けることが大切です。

緑コケ(緑藻)

緑コケは、適度な栄養と照明が揃った環境でよく繁茂する糸状のコケです。

水草が好む環境と生育環境が一致するため、あらゆる淡水水槽で発生する可能性があります。
環境の崩れなどが原因で生えてくるものではないので、ベタに直接害があるわけではありませんが、鑑賞性を損なうことからしっかり対処したいコケの一つと言えるでしょう。

緑コケを抑制するには照明時間の短縮や、ベタに与える餌の量を控えめにする、水換えの頻度を上げるといった対策が有効です。

ガラス面に付いた場合はスクレーパーで簡単に除去できます。
水草育成と両立させるには、照明と栄養のバランスを取ることがポイントです。

藍藻

藍藻はコケではなくシアノバクテリアという細菌の仲間で、青緑色の膜状に広がり、独特の悪臭を放ちます。
毒素を持っており、放置すると生体に悪影響を及ぼすことがある厄介な存在です。

ベタ水槽のような水流が弱く淀みやすい環境は特に藍藻が発生しやすいため、早めに対策をしましょう。

藍藻が発生したら、藍藻を水と一緒に徹底的に取り除き、水換えをして水質の回復に努めます。光合成で繁殖するため、数日間消灯して光量を制限するのも効果的です。

また、藍藻は水質の悪化ととも発生する傾向があるため、日ごろから掃除や水換えを怠らず、常に清潔な環境を整えて発生を予防しましょう。

こまめなメンテナンスで清潔なベタ水槽を維持しよう


ベタや金魚、アロワナなどのお掃除生体の導入が難しい水槽では、コケ対策が後手に回りがちです。
お掃除生体がいれば生え始めのコケを食べて除去してくれますが、入れられない場合は飼育者の手で環境を整えていかなければなりません

発生してからでも対処は可能ですが、日頃から適切な管理を行うことでコケの繁茂を最低限に抑えることができます
気づいたら水槽がコケだらけになっていた、ということのないよう毎日の観察や水換え、掃除などを習慣化しましょう。

まとめ:ベタ水槽のコケ対策5選!お掃除生体が入れられないベタ水槽の対策を解説

ベタ水槽のコケ対策について解説しました。

小型のボトルなどを使用することが多いベタ水槽では、ろ過フィルターが使用できなかったりあまり多くのお掃除生体を導入できなかったりといった事情から、コケが繁茂しやすいです。
コケに覆われた水槽はやはり見栄えが良くないため、飼育者自身で工夫をしてコケを予防しましょう。

  • コケ抑制剤を活用する
  • 照明時間を調整する
  • 水草を増やして栄養分を消費させる
  • 水換えと掃除をルーティン化する
  • 水量を増やして安定した環境を作る

今回紹介したこれらの対策を上手に組み合わせて実践すれば、ベタ水槽のコケを効果的に抑えることが可能です。

大切なのは「コケをゼロにする」ことではなく、管理しやすいレベルに抑えることです。
飼育者自身がベタが一層美しく見える環境を整え、日々の観賞を楽しみましょう。

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執筆者 アクアガーデン

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