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水草水槽に二酸化炭素(CO2)を添加する方法はいくつかありますが、化学反応式はその中の一つの手法です。クエン酸と重曹、それぞれの水溶液が接触した際にCO2が発生する化学反応を利用する方法で、手軽かつランニングコストを抑えられる点が魅力です。
従来では圧力が弱いため、特に大型水槽では満足な量を添加しづらい欠点がありましたが、現在では大容量ステンレスボンベを使用することで、低圧の欠点を克服した商品がいくつか発売されています。
ステンレスボンベは丈夫な造りなために初期費用は掛かってしまいますが、それを差し引いても得られる利点が多いので、水草水槽を本格的に運用しようとお考えの方におすすめできるCO2添加法です。
ここでは、水草水槽における有力なCO2添加法になり得る、「化学反応式CO2ボンベ」についてご紹介します。
目次
CO2添加方法!『化学反応式』とは
クエン酸と重曹、それぞれの水溶液が接触した際に、二酸化炭素(CO2)が発生する化学反応を利用する形式です。CO2を発生させるためのクエン酸と重曹、水に加えて、それらを収容して水槽に添加するための耐圧容器や電磁弁、チューブなどの機材があればCO2の添加が行えます。
CO2ボンベを用いる方式や発酵式と同程度に手軽に導入できるうえに、CO2の発生にはクエン酸・重曹・水の3点があれば良いので、特に維持費の面でコストパフォーマンスに優れています。
さらなる利点として、発酵式は気温の影響でCO2の産出量が変化するのに対し、化学反応式はその影響を受けないので年間を通してCO2の添加量を一定にすることが可能です。
また、CO2ボンベの場合、ご自宅でのCO2の再装填は一般的には不可能ですが、化学反応式は上記の3点を入れれば良いので、耐圧容器をご自宅で繰り返し使用できます。
しかし、従来型では圧力が低いために、特に大きな水槽ではCO2を添加しにくい欠点がありました。そこで、化学反応式をより使いやすくするために考案されたのが、「化学反応式CO2ボンベ」の存在です。
化学反応式CO2ボンベで快適に添加!
大容量ステンレスボンベで圧力問題を解消!
従来の化学反応式では、小型のボンベやペットボトルなどの耐圧容器でCO2を生成・添加していましたが、小型容器ではあまり圧を上げることができません。そのため、特に大型の水槽では十分な量のCO2を添加できないことが問題でした。
その問題を解消するために考案されたのが大容量ステンレスボンベの使用です。丈夫なステンレス製のボンベの中で、一度に大量のクエン酸と重曹を反応させて多量のCO2を産出し、その圧力を利用することで低圧の問題をクリアしたのです。
また、産出されたCO2はボンベ内で保存もできるので、CO2を長期にわたり安定して水槽水へ供給することも可能になりました。
組立がわかりやすくすぐに添加できる!
化学反応式CO2ボンベは、基本的に電磁弁とバブルカウンターが一体化しており、その他のCO2添加に必要な物も一式がセットになって販売されています。構造がシンプルなため組み立ても容易で分かりやすく、CO2の添加をすぐに始めることが可能です。
初期費用こそ掛かりますがランニングコストは非常に安く、「ミドボン」などのCO2ボンベを使用する方法よりも安価です。
ボンベを繰り返し使える!
クエン酸と重曹が反応し切るとCO2が発生しなくなりますが、その場合でも再びボンベの中にクエン酸・重曹・水を投入すればCO2を発生させられます。
そのため、ご自宅でボンベの再利用が可能で、使い切りのCO2ボンベを使用する方法やミドボンのように、ボンベを処分したり再充填を行うために業者に依頼する手間が省けます。
おすすめ化学反応式CO2ボンベ
CO2ジェネレーター PRO-D701s
バブルカウンター一体型の電磁弁やディフューザー、それらをつなぐためのパイプやチューブ、CO2を発生させるためのクエン酸と重曹に至るまでが揃ったセット商品です。CO2添加に必要な機材がすべて揃っているので、これ一つですぐに添加を始められます。
「D701」はボンベが厚く作られており耐圧性に優れます。
その分だけ価格は上昇していますが、より多くのCO2を一度に発生させられるため、クエン酸などの再投入の手間を省いたり、複数の水槽への同時添加が可能になります。水草水槽の規模や数によって適切な方を選択すると良いでしょう。
アクロ 化学反応式CO2ジェネレーターセット
こちらもすべてが揃ったセット商品なので、これだけあればすぐに添加が可能です。見た目もすっきりとしており、水槽周りの景観を損ねることもありません。
ボンベ内にクエン酸などを入れるための、簡易漏斗が付属している点も心遣いが感じられてうれしいところです。
まとめ:ランニングコストが安い!水草水槽に化学反応式CO2ボンベが超おすすめ!
化学反応式とは、クエン酸と重曹が反応する時に発生するCO2を利用する添加方法です。クエン酸・重曹・水の3点と機材があれば添加が可能なので、他の方法よりもランニングコストを抑えられることが大きな利点です。
また、気温の影響を受けなかったり、自宅でボンベの再利用が可能な点も見逃せません。大容量のステンレスボンベを使用しているため初期費用は掛かってしまいますが、その分だけ得られる恩恵も多いです。
水草水槽を本格的に運用したいとお考えの方は、ぜひ化学反応式CO2ボンベの導入を検討してみてください。
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