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淡水エイの飼育と必要な水槽設備!おすすめのエイもご紹介!

海釣りをしているとたまに釣れることのあるエイですが、淡水に生息する種類も存在します。
大型に成長し、高価な種類も多いですがアクアリウム水槽で飼育することが可能です。

エイは毒を持っている・危険というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、淡水のエイは大人しい性格で水槽掃除や混泳などで注意する点を抑えておけば、飼育自体はそんなに難しいものではありません。

今回はエイの中でも気軽に自宅の淡水水槽で飼うことができる、淡水エイについてお話していきたいと思います。

エイの飼育方法

淡水エイを丈夫で長生きさせるには、ちょっとしたポイントがあります。

淡水エイを飼育するときの水槽の準備や餌、混泳などについてお話していきます。

水槽の準備

種類にもよるのですが、幅が120cmで奥行きが60cmくらいの水槽を用意しましょう。もちろん大きさが15cmくらいであれば90cmの水槽でも飼育は可能です。

あまり知られていませんが、淡水エイは水質の変化に非常に敏感な魚です。ショップから購入したばかりの淡水エイや新しい水槽に移動する際は、水合わせはじっくりと時間をかけて行う必要があります。

エイの飼育に最適な水質は中性(PH6.0~7.0)です。エイは見た目に反して水を汚しやすい生き物なので、水質チェックの試薬などを使用して水質管理を徹底して行う必要があります。

水質チェックのための試薬などに関してはこちらの記事で詳しく書いています。

水温は一般の熱帯魚よりもやや高めの25~30℃くらいが健康状態が安定し一番元気な状態で飼育できます。エアレーションもあったほうがよいです。

ろ過フィルター

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淡水エイは生餌を好んで食べます。

生餌は他の餌と比べると水を汚しやすいため、ろ過能力の高いオーバーフロー水槽での飼育がおすすめです。オーバーフロー以外だと、上部フィルターがおすすめですが、1種類だけだと飼育している数や種類によってはろ過能力が追い付かないこともあります。

そんなときは上部フィルターと外部フィルターを組み合わせるなど、サブフィルターの導入をおすすめします。

フィルターについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

淡水エイの寿命

淡水エイは実はとても長生きする魚です。自然の中にいる淡水エイだと40年以上生きていたというものもいます。飼育環境でも5~10年は生きるといわれています。もちろん飼育環境がよければそれ以上長生きすることもあるんです。

ショップで販売されているときは、5~10cmと小さな稚魚の状態でも、飼育していくうちに育って最終的には種類にはよりますが30cm~1mと大きくなってしまいます。

成長したときのことを考えずに購入すると、後々水槽を置く場所を確保できない、世話ができないといったことにもなりかねません。

淡水エイの飼育を考えているのであれば、購入前にその種類の大きさや特徴、必要な水槽の大きさなどをしっかりと確認して最後まで責任をもって飼育しましょう。

【生体】(淡水魚)生餌 エサ用ドジョウ/どじょう(30匹) S 10cm前後 川魚 釣り餌 emuwai

餌はアカムシ、金魚、ザリガニ、ドジョウなどの生餌を与えます。

しかし生餌は水槽をすぐに汚してしまいます。

なので、慣れてきたら「ひかりクレスト キャット」などの人工飼料に変えるのも栄養バランスがとれておすすめです。

人工飼料に変えるためには生餌と人工飼料を与えていき徐々に慣れさせていくようにしましょう。

混泳は古代魚と可能

エイは攻撃性があまりないため、基本的にはいろんな魚との混泳ができます。それでも、口に入る生体は食べてしまうことがあります。

ただ逆にエイを攻撃したりする生き物も混泳することは避けましょう。

例えば、アロワナやパロットファイヤーなど生活圏が異なる魚とはうまくいくケースが多いです。

画像では底面に淡水エイとポリプテルスがいますが、基本的に底層にいる魚や生き物との混泳は望ましくないです。

画像の水槽はW1800 × D600 × H400 mmとサイズがかなり大きいため、水槽内に余裕があります。さらに淡水エイとポリプテルスのサイズがほぼ同じくらいなため、噛みつきなどのトラブルが発生していない状態です。

このように底層の生物でも、淡水エイと同じくらいのサイズのもの、かつ水槽内に余裕があるという絶妙なバランスの場合は混泳が可能な場合があります。

そのほかにもプレコは、大人しいエイの体表を舐めて弱らせてしまう可能性が高いので、混泳はおすすめできません。

飼育時は毒に注意!

エイは淡水のものでも毒針を持っているため、同じ水槽内にいる生き物だけでなく、飼い主も水槽のメンテナンス時に刺されるというトラブルが起こりやすいです。

そのため淡水エイは素手で触れるのはやめたほうがよいです。

エイの毒針は数か月ごとに生え変わるので折れたりなくなっていても、いずれ生え変わって鋭い針になってしまいます。

エイの毒針防止作としては、ゴムキャップをかぶせる・トゲの先端を切断するという方法があります。

万が一エイに刺されてしまった場合は、毒の効果で発汗・激痛・めまいや酷い場合だと呼吸困難を起こすこともあります。毒自体は熱に弱いため、刺された場所を45℃前後のお湯で温めて、すぐに病院で治療を受けましょう。

底層を泳ぐ淡水エイですが、水槽のレイアウトで石組みを使用すると崩してしまうことがあります。そのためできるだけ水槽レイアウトはシンプルに、底砂を敷くだけのほうがいいです。

また、種類によっては砂の中に潜る種類もいるためより一層飼育が楽しくなります。

エイは卵胎生で繁殖します

淡水エイは卵を産まず、メスの体の中で卵が孵化する卵胎生の生物です。稚魚はメスのお腹の中で卵の中の卵黄から栄養をもらいある程度まで大きくなってから、メスの体の外に出ます。

繁殖をする際は当然ペアで飼育する必要がありますが、繁殖期のオスは嫌がるメスをしつこく追い回すという習性があるので、オス・メスの相性が悪い場合は水槽を別々にしてあげたほうがよい場合があります。

普段からペアの様子を観察しておく必要がありますが、繁殖時期は特に注意してあげましょう。

淡水エイの紹介

アクアリウムで一般的に名前が知られている淡水エイは5種類ほどいます。

大きさや値段などはピンキリで、飼育難易度も種類によって異なるので、初心者の方はきちんと情報を集めてから購入することをおすすめします。

アマゾン淡水エイ

ヒストリックスともよばれていて古くから知られている、淡水エイです。

比較的価格が安くて買いやすいのですが、とてもデリケートな種類なので飼育は難しい種類です。

モトロ

オレンジ色のスポットが入っていて、淡水エイの中では丈夫な種類です。

また、砂に潜りやすいので底砂などを引いてあげるととても面白いです。

ただ、丈夫な種類と言っても水質の変化には敏感であるため、水合わせはしっかりと行うようにしてください。

マユゲエイ

他のエイと比べ目が非常に小さく体が薄いのが特徴です。

なんといっても目の上にある模様が名前の由来となっていて最大の特徴です。

やや神経質なので落ち着いた環境で飼育することをおすすめします。
値段は少し高いです。

マンチャデオーロ

マンチャデオーロは体が黒く、黄色いスポットが入っています。

値段は高いもので、数十万くらいするので飼育設備を万全にしてお迎えするようにしましょう。

飼育も簡単ではないので飼育する際は管理をしっかりとするようにしたほうがいいです。

ダイヤモンドポルカ

淡水エイは熱帯魚の中でも比較的高価な魚ですが、その中でも飛びぬけているのがこのダイヤモンドポルカです。

テレビ番組でも超高級魚として紹介されたことがあるのですが、安いものでも数十万円、高いものだと数百万円もします。値段的にも初心者の方にはおすすめできない淡水エイです。

飼育する場合、きさは1mを超えますし、寿命も10年以上と長いので最後まで飼育できる環境があるかをしっかりと考えてから購入してください。

まとめ:淡水エイは飼育難易度が高く毒があるので上級者向け!

淡水エイを飼育するための水槽や、水質、餌など飼育についての説明や、種類によっての違いなどについて説明してきました。

淡水エイは水質にうるさく飼育難易度が高いうえに値段も高いため、初めて魚を飼うアクアリウム初心者にはハードルが高い魚です

しかし淡水エイはとても大人しい性格の種類が多いので、アカヒレなどから飼ってみて、大型魚の飼育にも慣れてきたころにチャレンジしてみるといいのかもしれません。

淡水エイは大きくなるため、120cm以上の水槽が置ける場所が必要ですし、寿命がとても長いため飼育すると決めたら最後まできちんと面倒を見てあげましょう。

間違っても飼育できないからといって、近くの河川に放流するなどといったことはしないでください。日本の環境ではまず生き残れる可能性はないですし、仮に生き残ってそこで繁殖してしまえば生体環境を壊しかねません。

どうしても飼育できないときは、ショップに引き取ってもらう・知り合いに譲るといった方法で対処していきましょう。

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