幼稚園・保育園に熱帯魚水槽を設置する理由と安全な楽しみ方!
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幼稚園・保育園へ熱帯魚水槽を設置する理由や安全対策、おすすめのアクアリウムについてご紹介します。
鮮やかな熱帯魚は子供たちに人気です。
最近では、様々な事情で動物飼育が行えない施設もあり、省スペースで手軽に管理ができるアクアリウムは、生き物飼育の選択肢となってきています。
実際に多くいただくお問い合わせをご紹介しつつ、子供たちにとって安全性が高い水槽とはどのようなものかを解説いたします。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにご紹介します
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
東京アクアガーデンは、幼稚園・保育園への水槽設置実績も多数あります。
幼稚園・保育園への設置を通じて、熱帯魚水槽は施設の明るいインテリアとしてだけでなく、子供たちも興味関心を惹く『楽しみ』であると実感しています。
多くの設置実績を持つスタッフの意見を参考に、おすすめなアクアリウムについてご紹介していきます。
幼稚園・保育園に水槽を置く理由とは?お問い合わせ例からご紹介
近年、水槽を置く幼稚園や保育園が増えており、東京アクアガーデンでも、経営者様からご相談を受けることがあります。
いただいたお問い合わせの中から、特に多い3つの理由を例としてご紹介します。
お問い合わせ例1:園内で動物を飼育したい
東京アクアガーデンへのお問い合わせで多いのが「園内で動物を飼育したい」というご相談です。
動物との触れ合いや観察は、子供たちにとって大切な体験です。
しかし、もともと小さな幼稚園である・周辺住宅が増加したなどの理由で、動物の飼育スペースを確保できないことが増えています。
- 動物を飼育するスタッフがいない
- 動物の鳴き声・臭いが気になる
- 飼育する場所がない など
こういった問題を気にすることなく飼育できるのが、観賞魚や熱帯魚です。
決まったスペースで飼育でき、いつでも清潔に管理できるため、アクアリウムは幼稚園や保育園での人気が高まっています。
飼育も水換えなどが手間ですが、掃除ペースを決めて慣れてしまえば、十分に管理できます。
お問い合わせ例2:子供たちの興味を刺激したい
次に多いお問い合わせが「子供たちの興味を刺激する仕掛けが欲しい」というご相談です。
子供たちは動物が大好きです。
元気に泳ぐ魚たちは、興味を大きく刺激します。
特に熱帯魚や海水魚は色とりどりの姿かたちが可愛らしく、絵に描く・よく観察するなど子供たちの感性を高めます。
熱帯魚だけでなく、タナゴなどの日本淡水魚を飼育するのもおすすめです。
お問い合わせ例3:楽しい雰囲気づくりをしたい
広い園内のエントランスなどを、明るく演出したいというお問い合わせもあります。
エントランスや玄関は、子供たちだけでなく保護者も最初に目にする場所です。
明るい熱帯魚水槽を配置することで、幼稚園・保育園のイメージアップに繋げることができます。
もちろん、アクアリウム以外にもオブジェや子供たちの描いた作品、植物など、さまざまな展示が考えられます。
そのなかでアクアウムが注目されている理由として、お問い合わせ例1と2の理由も兼ねることができるためです。
このように、水槽を置く理由には共通して「子供たちを楽しませたい」という思いがあります。
幼稚園・保育園で安全に水槽を楽しむには
小さな子供たちが通う幼稚園・保育園では、安全に楽しめるかもポイントになります。
ここでは、水槽を設置して起こりがちなトラブルと予防策をご紹介します。
幼稚園・保育園におすすめの水槽構造
親しまれるアクアリウムを作るには、子供たちが覗き込みやすいサイズ感だけでなく、関心を集める仕掛け作りがおすすめです。
■幼稚園・保育園におすすめの水槽仕様
- 1人以上で観賞できる横幅がある
- 水槽台の高さを低くする
- 生き物の説明カードなどがある
- 季節にあわせたレイアウトを行う
東京アクアガーデンでは、水槽に泳いでいる魚やエビなどの生き物たちを紹介したカードをご用意しています。
生き物の名前が分かるだけで、ぐっと親しみを感じることができますし、楽しく観賞できます。
水槽にぶつかる!子供たちの動線を考慮しよう
水槽は重量が大きいため、基本的に移動させることができません。
そのため、子供たちの行動範囲や動線を考慮して設置する必要があります。
■水槽の設置を控えたい場所
- 廊下
- 扉の横
- 曲がり角
このように行動が制限される場所の近くでは、ぶつかってしまうことなどを防ぐために、設置を控えたほうが安全です。
とはいえ、十分に周囲の余裕をとれている場合は問題ないことも多いので、水槽のサイズや周囲の状況などを加味して設置場所を考えましょう。
東京アクアガーデンでも水槽の周囲には、可能なら一人分以上の余裕を取り、壁からは約10cmほど離すなど密着させないように設置しています。
水槽に手を入れてしまう!内部に触れられない工夫
生き物を見ると触ってみたくなる…これは、子供たちなら当然の反応です。
しかし、水槽には水が入っていますし、長い時間触れてしまうと魚たちは人間の体温で弱ってしまいます。
それ以外にも循環装置(ろ過フィルター)の電源に触ってしまうことも、トラブルのもとです。
水槽には必ずフタをして、手を入れないように説明をしましょう。
東京アクアガーデンで水槽をレンタルする際も、子供たちがいる施設では下記のような仕様で設置しています。
■水槽内部を触れない対策
- キャノピー(天蓋)をつける
- 水槽台に鍵を付ける
- バックスクリーンを貼り、配線を隠す
鍵は取付式のものなら、簡単に取り付けることができます。
地震や振動が心配!地震対策を行おう
水槽管理で最も心配されるのが地震対策です。
水槽自体の重量が大きく、設置台よりも上部に重心がかかりますので、揺れに弱い構造といえます。
■水槽の地震対策
- 水槽台のなかに重りを入れる
- 耐震バンドを付ける
- 水槽台に加工をする など
手軽にできる対策は、設置台のなかに重りを入れる方法と、耐震バンドを取り付ける方法があります。
どちらもコストがそれほどかからないため、できれば行っておきたい対策です。
根本的に地震に強い水槽にするには、加工を施した水槽台を使用します。
■地震に強い水槽台の加工
- 落とし込み加工:水槽底面を囲む、枠を付けた水槽台
- 免震水槽:設置部に耐震設計を施した水槽台
こうした加工を施した水槽台は、水槽の固定力が強く地震時にバラバラに揺れてしまうことを防ぎやすくなります。
特注でしか購入できないのが難点ですが、安全性を高めることができます。
水槽の地震対策については、こちらのコラムで詳しく解説しています。
地震に強い加工の水槽台はオンラインショップで取り扱っており、構造などを詳しく解説してます。
ご参考になさってください。
幼稚園・保育園におすすめのアクアリウムとは
幼稚園や保育園に設置する水槽としておすすめなアクアリウムの種類をご紹介します。
淡水熱帯魚水槽
淡水域の川などに生息する熱帯魚のアクアリウムです。
■淡水熱帯魚の代表的な魚種
- ネオンテトラ
- グッピー
- エンゼルフィッシュ など
小型で温和な魚種が多く、群れで泳ぐ姿を観賞することもできます。
もともと川に棲んでいるため、水草や流木と相性が抜群で緑豊かなレイアウトの水槽に仕上がります。
熱帯魚だけでなく、小さなエビや貝など水槽のお掃除をしてくれる生き物もいるので、生き物たちの活躍を楽しめます。
海水熱帯魚水槽
南洋の海に住む、海水魚たちのアクアリウムです。
■海水熱帯魚の代表的な魚種
- カクレクマノミ
- ナンヨウハギ
- チョウチョウウオ など
カラフルな体色とユニークな体型の海水魚たちは注目度が高く、子供たちだけでなく、保護者たちの目も引きます。
海水魚は飼育設備が淡水魚よりも多く、やや飼育難易度の高い魚種たちです。
しかし、独特な泳ぎ方や顔立ちなどを観察できる、水族館のような楽しい水槽に仕上がります。
金魚水槽
日本で昔から親しまれている観賞魚のアクアリウムです。
■金魚の代表的な品種
- 琉金
- コメット
- 朱文金 など
馴染にある和金や丸く可愛らしい琉金、泳ぎが活発で元気なコメットなどの品種は丈夫で、複数飼育にも向いています。
金魚はあくびをする・食いしん坊など、じっくり観察すると大きな魅力に気付く魚です。
メダカ水槽
日本に在来する小型淡水魚のアクアリウムです。
■メダカの代表的な品種
- ヒメダカ
- 白メダカ
- 黒メダカ など
近年、改良品種の人気が高まっていますが、ヒメダカや黒メダカなど馴染み深い品種は、子供たちからも根強い人気を持っています。
自然に近いのは屋外での飼育ですが、室内の水槽飼育では横からメダカの姿を観察でき、産卵する姿も見ることができます。
メダカ以外にもドジョウやタニシ、ミナミヌマエビなどの生き物を一緒に飼育するのと賑やかな水槽になります。
まとめ:幼稚園・保育園に熱帯魚水槽を設置する理由と安全な楽しみ方!
幼稚園や保育園へ水槽を設置する理由や安全対策、おすすめの水槽についてご紹介しました。
子供たちに登園を楽しんでもらうことで、自然と明るい雰囲気作りができると考えています。
それはアクアリウムの設置に限ったことではありませんが、幼稚園の目印になるようなインテリアがあると子供たちの注目も高まります。
アクアリウムは魅力にあふれたインテリアです。
こちらのコラムでは、東京アクアガーデンで設置した幼稚園・保育園の水槽事例をご紹介しておりますので、レイアウトのご参考などになさってください。
「水槽の管理が大変…」という場合には水槽の専門業者に管理を委託できるレンタル水槽がおすすめです。
導入をご検討の際には、ぜひこちらもご覧ください。
幼稚園・保育園の水槽設置について良くある質問
幼稚園・保育園に水槽を設置するメリットとは?
水槽は決まった場所で楽しめるため、少ないスペースでも生き物を飼育が可能です。
玄関やエントランスに設置すれば、楽しい雰囲気を演出するインテリアとしても活用できます。
水槽を幼稚園・保育園に置くときの注意点とは?
水槽周りに十分な余裕を取れないドア・廊下・曲り角のそばなどへの設置は控えましょう。
また、水槽内に手を入れられないように、フタは必ずします。設置台へ鍵を付けるのも、トラブルを防ぐことに有効です。
幼稚園にはどんな水槽がおすすめですか?
水槽は院内のどこに設置すると効果的ですか?
- 受付・エントランス
- 玄関
- 食堂
- ホール など
子供たちや保護者の目に必ず入る、玄関(下駄箱のそばなど)が特におすすめです。
登園のたびに水槽を楽しんでいただけます。
受付やエントランスへ水槽を設置すると、園内の雰囲気を明るく演出する効果も得られやすいです。
お問い合わせ
水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
お手持ちの水槽をプロのアクアリストがメンテナンスしてくれる水槽メンテナンスサービス、
水槽リニューアルサービスや水槽引っ越しサービスなど様々なサービスがございます。
お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。