アクアリウムのキスゴムを復活させるコツ!吸盤が外れる理由と対処法

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投稿日:2025.09.06|
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水温計やチューブなどを水槽に固定しておくためのキスゴムは、アクアリウムをすっきりと見せるために必須のアイテムです。
しかし意外と寿命が短い消耗品で、気が付いたら外れて落ちていたり、何度押し付けても吸い付かなかったりと、地味にイライラさせられることも。
水槽のレイアウトが崩れるだけならまだしも、固定していた水槽用ヒーターやフィルターのパイプが外れてしまうと、飼育生体にも関わる大きなトラブルに発展しかねません。
いつものことだからと後回しにせず、キスゴムが外れてしまったときは性質を理解した上で適切に対処していくことが重要です。
今回のコラムでは、キスゴムが外れる原因と復活させるコツ、さらに交換におすすめの商品までをご紹介します。
水槽管理のストレスを解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽のキスゴムが外れる原因と復活方法を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
アクアリウムでは機材を設置するなど様々な場面で吸盤を使用しますが、すぐに落ちてしまったり思ったところに貼り付かなかったりなど、管理面でストレスを感じることが多いのではないでしょうか。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽のキスゴムが外れる原因と復活方法を解説します。
アクアリウムのキスゴムが外れる理由

キスゴムは使用開始から時間が経つと劣化して、落ちやすくなるものです。
しかし吸着力が落ちる原因のすべて古くなったからというわけではなく、実際は複数の要因が絡み合って吸着力が落ちていきます。
原因によっては掃除などで復活させることもできるため、状態をよく確認してから応急処置ですむのか交換のタイミングなのかを判断しましょう。
ここではキスゴムが外れる代表的な原因を3つご紹介します。
経年劣化で変形した
ゴム製品は使用を続けていくうちに形が変形して劣化してしまうことが多いです。
キスゴムも例外ではなく、大体1~2年ほどで柔軟性が低下して吸着力が落ちると言われています。
吸盤は本来、浅いお椀型のような形をしており、押し付けることで中心がへこんで真空状態になり物に密着する構造です。しかし、水槽に長時間取り付けていると時間の経過とともにゴムが水圧や機材の重さに押されて平らに変形し、壁面にうまく密着しなくなってしまいます。
キスゴムが取り付け直してもすぐに落ちてしまうようになったら、形状の変化が無いかを確認しましょう。
コケや汚れが付いた
水の中で発生したコケや微生物がキスゴムの接着面に付着すると、吸盤とガラスの間に薄い膜ができ、密着力が弱まることがあります。
わかりやすくキスゴムが変色する場合もありますし、見た目には変化が出ない汚れもありますので、吸着力が落ちていてキスゴムにぬめりがあったらコケや汚れが原因の不調を疑いましょう。
硬くなった
ゴムは素材の性質上、乾燥や水質の影響で硬化することがあります。
硬くなったキスゴムは柔軟性がなくなり、ガラス面のわずかな凹凸に吸着できず簡単にはがれてしまうようになるでしょう。
触ってみて硬いと感じたら硬化しているサインです。硬化は環境によって進行度が違うので、ときおり触ってチェックしてみてください。
キスゴムを復活させる方法

キスゴムが外れる=即交換と思いがちですが、実は工夫次第で一時的に復活させられる可能性があります。
応急処置の方法を知っておけば、予備が手元にないときでもトラブルを乗り切ることができて、とても便利です。
ここでは、キスゴムが外れたときに試したい応急処置法を3つご紹介します。
硬くなったキスゴムはお湯につける
硬くなったキスゴムを80℃前後のお湯に3~5分浸けると、柔らかくなって再び吸着するようになります。
これはゴムの内部構造が熱によって一時的にほぐれるためで、硬化で失われた柔軟性を回復できるのです。ただしこの方法はあくまで一時的な延命措置に過ぎません。
繰り返すと逆に劣化を早める可能性があるため、予備がないときの応急処置として行うのが良いでしょう。
しつこいコケや変色は漂白する
表面にこびりついたコケや汚れが原因で吸着力が落ちているときは、漂白剤を使ったクリーニングが有効です。界面活性剤の入っていない衣類用漂白剤(ハイターなど)を水で薄めて、数分間つけ置きすると頑固な汚れもするっと落とせます。
ポイントは短時間で済ませることと、使用後は徹底的にすすぐことです。漂白後は流水でよく洗い流し、最後にカルキ抜き剤を多めに入れた水にしばらくつけて、残留塩素を完全に除去しましょう。
塩素が残っていると魚にダメージを与えるため、少しでも塩素臭が残っていたり、ぬめりが残っていたりする場合は使用を控えると安全です。
メラミンスポンジなどで磨く
細かい水アカやざらつきが気になるときは、メラミンスポンジで磨くのが効果的です。
メラミンスポンジはスポンジ自体に研磨する効果があり、水で濡らしてこするだけで頑固な汚れをしっかり除去できます。薬剤に弱い生き物を飼育しているなどで、洗剤の使用を避けたいときに特におすすめです。
キスゴムをメラミンスポンジで磨くと、吸盤面が滑らかになって密着具合が大幅に改善します。
外れやすくなってしまった後はもちろん、普段から水槽掃除のついでにキスゴムを磨いておくと、吸着力の低下を抑えることができるでしょう。
アクアリウム用のキスゴム3選

復活法を試しても吸着力が戻らないときは、キスゴムが寿命を迎えたサインです。
無理に使い続けると、ある日突然外れて機材が落下するなど大きなトラブルにつながため、早めに新しいキスゴムに交換しましょう。
ここではアクアリウム用として高い信頼性を誇るキスゴムを3つご紹介します。
サイズ感や特徴が異なるため、用途に合わせて選んでみてください。
水作 フィルター共通キスゴムセット
『水作 フィルター共通キスゴムセット』は、同社のパネルフィルターや水中フィルターに対応した交換用の吸盤です。
専用品ではありますが、直径2cmと使い勝手のよい汎用的なサイズ感で、他のメーカーのパーツ交換にも流用できます。
カラーは水槽内のレイアウトに自然に馴染むブラックで、コケや汚れが目立ちにくいのもポイント。
6個入りでコストパフォーマンスにも優れているので、予備用に買い置きしておくと安心です。
スドー 共通キスゴム(白)
『スドー 共通キスゴム(白)』は直径2.5cmのやや大き目サイズで、ヒーターやパイプなどの重量がある機材を固定するのに向いています。
白色の吸盤は水槽で少し目立ちますが、目につく分設置やメンテナンスの時に状態をしっかり確認できるので、汚れや劣化に早めに気づけるのが利点です。
ゴムの厚みが十分にあり比較的長寿命なため、交換頻度を減らしたい方に特におすすめ。
見た目より実用性を重視したいアクアリストの間で愛用されている逸品です。
エーハイム キスゴム
『エーハイム キスゴム』は、外部フィルターで有名なエーハイムから販売されているキスゴムです。
同社からは各機材専用交換パーツのキスゴムが多数販売されていますが、中でも一番汎用性が高いのが直径4cmのもので、大型で安定感があり、重量のある吸水・排水パイプやポンプ類をしっかり支えられます。
長期使用にも耐えられる丈夫さも魅力です。
エーハイム製のキスゴムはその他にも、クリップ付きタイプや小型のものなどバリエーションが豊富なので、用途やサイズに合わせて最適のものを選びましょう。
まとめ:アクアリウムのキスゴムを長持ちさせるコツ!吸盤が外れる場合の対処法

水槽機材を設置するキスゴムの吸着力が低下する主な原因や、復活法、おすすめのキスゴムを解説しました。
キスゴムは小さなパーツですが、アクアリウムを安全かつ快適に楽しむうえで欠かせない存在です。
経年劣化で変形・硬化したり、吸着面にコケや汚れが付着したりすると、吸着力が落ちて落下してしまうため、こまめに状態を確認しましょう。
性能が落ちた吸盤は、熱湯処理や漂白、メラミンスポンジでの掃除などで一時的に復活させることができますが、長期的な解決には新品への交換が最も確実です。
特にヒーターやフィルターが落下すると、生体を危険にさらすことになりかねません。小さなトラブルを放置せず定期的に点検し、違和感を覚えたら早めに対処する姿勢が大切です。
アクアリウムの世界では水草や魚に目を向けがちですが、こうした消耗品への気配りこそが水槽全体の安定と美しさを支える基盤になります。
ぜひ今回紹介した方法を参考に、キスゴムをうまく管理して快適なアクアリウムを楽しんでください。
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