水槽用ウールマットの使い方!再利用?節約?効果的な使用方法とメリット
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水槽管理をした経験がある方なら、一度はウールマットを使ったことがある方も多いかとおもいます。
ウールマットの一般的な使用方法は、恐らく2週間、3週間経過し汚れてきたら交換というイメージではないでしょうか。
しかし、本当にそれがベストなのでしょうか。
じつは、水槽の仕様や状況に合わせてウールマットの使い方を変えていくことが、水槽管理の上手にする方法でもあると考えております。
再利用などできれば、経済的にもお得です。
ここでは、水槽用ウールマットにおけるプロならではの使い方について解説していきます。
目次
水槽用ウールマットの使い方やお得な節約テクニック、メリットや効果を動画で紹介!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
プロだからこそ知っている水槽用ウールマットの効果的な使い方、節約方法などを動画で解説しています。
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水槽用ウールマットの使い方について
ここでは、水槽に合わせたウールマットの使い方から節約方法まで解説していきます。
ウールマットをカットして使用する
上部フィルターの場合は、上部フィルター用ウールマットをそのまま使用すると丁度良いサイズですが、オーバーフローろ過槽に使用するウールマットの場合は不適合サイズとなります。
この場合、折りたたんで使用するより、水槽上から落水してくる落水場所に合わせてカットしてウールマットを使用するようにしましょう。
もし、半分にカットして使用するようにすれば経済的には50%お得になります。
落水場所が広く1枚必要な場合以外は、カットして使用することをおすすめします。
ウールマットを再利用する
ウールマットの再利用をしたことがありますか。
2、3週間経過しウールマットが汚れてきたら交換するのではなく、取り出して水道水で汚れが無くなるまで綺麗にもみ洗いしましょう。
最初、茶色かったウールマットが限りなく白い色に近づけばOKです。
後ほどご紹介しますが、高密度のファインマットなどのウールマットであれば2、3回洗って再利用することもできますので、おすすめです。
ただし、最初の頃より汚れの吸着力はやや劣りますので、水槽の調子を見ながら新しいものに交換できる準備はしておきましょう。
ウールマットを2枚使用する
ウールマットを2枚使用する方法もおすすめです。
この方法は最初の水槽設置時点からウールマットを上下に重ねて2枚使用します。
交換する際は2枚同時に交換するのではなく、重ねた上のウールマットのみ交換をします。
そして、新しく用意したウールマットをまず敷いて、その上にもともと下に敷いていたウールマットを置きます。
これをすることで、ウールマットの汚れがつきにくくなることで長持ちしますし、2重に敷くことで物理ろ過の強化にもつながり水槽管理にもメリットがあります。
ただし、ウールマットを重ねると厚みが増すため、水が排出される場所を圧迫しないように気を付けましょう。
上部フィルターなどは、排水シャワーパイプにウールマットが密着しすぎると水が流れなくなりトラブルとなります。
それでは、最後にわたしがおすすめするウールマットを2種類ご紹介します。
プロがおすすめするウールマットとは!?
上部フィルターやオーバーフローろ過槽に使用するウールマットをどのように選んでいますか。
数あるアクアリウム用品の中でも、ウールマットは各メーカーから発売されており熱帯魚専門店に行くとその種類の多さにどれを選んだら良いか分からない方も多いかとおもいます。
値段が高いものと安いもので何がどう違うのか、中にはバクテリアやコケの除去効果も謳う商品まで様々あり、余計混乱してしまうのではないでしょうか。
ここでは、おすすめのウールマットを2種に限定しご紹介していきます。
おすすめNO.1!ファインマット
株式会社サンミューズから発売されている上部フィルター用7枚入りのウールマットです。
このウールマットのどこが優れているのかと言えば、何と言っても汚れを取り除く力が強力だからという点につきます。
それを可能にするのが、高密度でウールが構成された仕様によるものです。
ウールマットは高密度になると汚れをキャッチする能力が高まり、ろ過材に汚れを行きにくくするメリットがあり、水が透明になりやすくなります。
高密度マットには高密度ゆえにすぐに目詰まりしやすいという難点もあります。しかし、このファインマットはその点において、高密度にしては目詰まりしにくい印象を受けます。
数あるウールマットと比較し、決して安い部類では無いかもしれませんが、水槽管理を楽にすることを考えれば、とてもおすすめのウールマットです。
コスパ重視ならこれ! 徳用6枚入りウールマット
株式会社ジェックスのウールマットです。
こちらの商品は何と言っても安いということです。
ウールマットを頻繁に交換して水槽管理したい方は経済的にもってこいです。
ただし、当然安いということはファインマットと比較して、当然ながら質は落ちてしまいます。
ウールマットの密度が薄く目が粗いため、長持ちしません。
それが顕著にわかるのが、オーバーフローろ過槽で落水の勢いが強いとウールマットのすぐに穴があいてしまうことがありますので注意しましょう。
まとめ:水槽用ウールマットの使い方!再利用?節約?効果的な使用方法とメリット!
ウールマットの使い方について解説しました。
今までウールマットを頻繁に交換していた方は、是非一度チャレンジしてみてください。
また、あまり知られていませんがウールマットを使う際は、そのまま使用するのではなくウールマットを一旦飼育水、またはカルキ抜きした水道水に浸して、水を染み込ませてから使用しましょう。
そうすることで、すぐにウールマット全体に水が行き渡り、ウールマットを無駄なく使用することができます。
ウールマットを上手に利用し、経済的にも水槽管理においても無理なく運用していきましょう。
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