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気温が下がる冬の間は、飼育しているメダカや金魚の消化能力が落ちやすくなる時期です。
冬眠中は餌を一切与えないのですが、11~13度など、微妙な水温では冬眠しないこともあります。
しかし金魚やメダカなどの魚類はすべて『変温動物』です。
水温が低下した冬では、活性だけでなく消化能力も大きく下がります。
「冬眠しておらず、餌をねだる場合には何を与えればよいのか…」というお悩みから、今回は、冬にメダカや金魚にあげるエサで、消化の良い餌について、ベスト5とエサの与え方をご紹介いたします。
目次
メダカ・金魚に与える冬の餌を動画で解説!
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寒い季節でも消化の良いメダカ・金魚の餌を音声付きで解説します。
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冬にメダカ・金魚にあげるエサは何がいい?消化の良い餌ベスト5と与え方
冬は注意!メダカや金魚の餌の消化が悪くなりやすい時期
メダカや金魚は、低水温になると活動が低下しやすい変温動物です。
冬時期は、暖房を切っている室内では、12~14℃程度までに水温が下がることが多いです。
つまり、冬は水槽用ヒーターを設置していない水槽では、餌切りをするほど完全には水温が下がりきらないものの、メダカや金魚のエサの消化が悪くなりやすい時期なんです。
冬はエサを与えないというアクアリストの方もいらっしゃいますが、室内飼育の水槽で、完全な餌切りは、メダカや金魚にとっては、栄養不足になりやすいです。
そんな冬時期の、消化活動の低下しやすい季節に、消化の良いエサを与えることは、当然のことといえますよね。
冬にメダカ・金魚にあげる消化の良い餌ベスト5
メダカや金魚に餌はあげなくちゃいけない、でも、普通のエサでは、消化の悪くなりやすい冬…であれば、『消化の良い餌』を与えるまでです。
冬向きの、メダカや金魚に向いている消化の良い餌ベスト5をご紹介いたします。
金魚編・消化の良い餌ベスト5
金魚にとって消化の良いエサは、細かい・薄いエサです。
キョーリン ゴールドプロス
ゴールドプロスは、消化に良い金魚のエサです。
色揚げ効果もあるので、赤い金魚に良いです。
浮上性のため、泳ぎが得意な和金やコメット、朱文金に特に向いています。
価格もリーズナブルで手に取りやすい、おすすめの餌です。
ミシロ 彩金魚 胚芽育成用
ミシロ 彩金魚 胚芽育成用は、普通のサイズのエサですが、低水温でも消化の良いエサです。
ただし、与え過ぎや、エサの酸化には注意が必要です。
餌を与える頻度を抑え、賞味期限に注意して与えるようにしましょう。
土佐姫 C 顆粒タイプ
土佐姫 C 顆粒タイプは、消化を妨げやすい、小麦粉を排除した、海藻類が多く含まれている金魚のエサです。
栄養バランスと品質が良いことで人気があります。
孵化した年の金魚やらんちゅうに向いているエサですが、冬の消化能力のさがりやすい大きな金魚にも向いているエサです。
ヒカリ 咲ひかり金魚 育成用
咲ひかり金魚 育成用は、消化を促す生菌剤が含まれており、排便だけでなく、フン自体の分解も早くなる餌です。
しかし、それでも低水温時にあげ過ぎると、やはり浮くフン(消化不良)になります。
どの餌も同じですが、低水温での与えすぎは厳禁です。
ニチドウ メディスーパーゴールド
メディスーパーゴールドは、消化酵素が配合されているエサで、金魚の色あげの効果もあります。
冬時期は、与え過ぎに注意が必要ですが、適正量を守って与えれば、金魚の消化を助けることができるエサです。
メダカ編・消化の良い餌ベスト5
メダカは金魚と比べると消化能力が高く、基本的に冬でも普通のエサを与えてもいいのですが、色あげ用や、太らせることを目的とした脂質の高いエサ、産卵用のエサなどは、こってりしすぎて消化が悪くなりやすいです。
キョーリン メダカのエサ
キョーリン メダカのエサは、粒が小さく、消化しやすいメダカのエサです。
冬は、食いつきや活性具合を確認しながら、エサの量を減らしていくようにしましょう。
ヒカリ メダカの舞 メンテナンス
ヒカリ メダカの舞 メンテナンスは、低水温期や体調不良時などでも消化できる餌です。
メダカの体調を整えることをテーマに作られているため、安心性が高いです。
すこし気温が低下してきた冬眠前の時期に、栄養を蓄えさせるのに向いている餌と言えるでしょう。
ヒカリ メダカの天然食
ヒカリ メダカの天然食は、イトミミズを食べやすくに加工した嗜好性の高いエサです。
浮上性の餌なのでメダカが食べやすく、食べ残しを回収しやすく扱いやすいエサです。
ヒカリ メダカプロス
メダカプロスは、メダカの消化を助けるW生菌が配合されている、水を汚しにくく食べやすいフレークタイプのエサです。
顆粒のエサに比べると浮いている時間が長く、メダカが食べやすいのがフレーク状のエサです。
水を汚しにくい成分と、消化を助ける成分が配合されているので、冬時期の消化能力の落ちやすい低水温期にむいているエサです。
ジェックス メダカ元気 パウダーフード
ジェックス メダカ元気 パウダーフードは、とても細かい顆粒のメダカのエサで、稚魚から成魚のメダカに与えることができます。
メダカの活動が活発な時期は、成魚に与えるとすぐにエサが無くなってしまうほど細かいエサですが、量を調整して与える必要のある、冬に向いた消化のいいエサです。
冬時期のメダカや金魚のエサの与え方 5つのポイント
冬時期のメダカや金魚に向いたエサの与え方には、5つのポイントがあります。
- 消化の良い餌でも、与えすぎは禁物。
- 低水温でも消化しやすいエサを、少量ずつ、与える頻度を落としながら食べさせる。
- 酸化したエサは、消化不良や病気を招きやすいため、エサの賞味期限に注意する。
- 赤虫は、水分を多く含んでいるので消化はイメージより悪くないが、15℃以下の水温では与えないようにする。
- 普通のエサを与えたい場合は、水槽用ヒーターを設置する。
魚が食べやすいサイズのエサであること、粒が小さく、消化しやすいエサを選ぶことも大切です。
まとめ:冬にメダカや金魚にあげるエサでおススメなのは?消化の良い餌ベスト5と与え方について
水温が下がりやすい冬は、メダカや金魚にとっては、水温が下がって活動が低下しやすい季節です。
冬眠させる場合には餌を徐々に減らしていきます。そして冬眠中は餌を一切与えないのですが、11~13度など、微妙な水温では冬眠しないこともあります。
そんな冬時期でも、消化しやすいエサを、量や頻度を落として与えることで、メダカや金魚の健康を守ることができます。
金魚の種類によっては、浮遊性のエサよりも沈降性のエサを好む場合もあるので、基本的に沈降性のエサを選ぶようにしておけば、転覆病などにかかりにくくなりますよ。
冬のメダカや金魚にとって消化の良い餌を選んで、春まで元気に過ごさせてあげてください。
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