
ビッグアイメダカは、その名の通りに目が大きな改良品種です。
体長に対して眼径が大きく、目力とインパクトがあります。
ユニークな形質ですが、実は固定化もされているビッグアイメダカについてご紹介します。

ビッグアイメダカの基本情報
ビッグアイメダカは
眼球が普通のメダカよりも1~2回りほど大きなメダカです。
同じように大きな目を持つ『
出目』や『
水泡眼』は眼が突出しているのに対して、
ビッグアイは平面的で目で眼径が大きくなります。
『出目ビッグアイ』などのように
品種としては、他の形質、特に目の形質と組み合わされて表現されます。『ビッグアイ星河』やビッグアイ+水泡眼+青幹之の形質を併せ持つ『Hitomiメダカ』なども美しいです。
しかし、もともと次世代への固定化が難しかったことから現在でもレアな改良メダカと言えます。
また、
組み合わされる形質が多いほど高価になります。体型 | 普通体型など |
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ヒレの形 | ベースになった品種による。 |
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体色 | 幹之など。すべての品種で産まれる可能性がある。 |
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
目が大きくなることで、メタリックな眼の美しさが際立つメダカです。
メダカの目は光を反射する虹色素胞(グアニン)が集まることで、瞳と白目部分がわかれ、独特の表情が生まれます。
目のグアニンが少ないと、白目部分がなくなり『パンダ』の品種になり、眼球を包みこむように現れると『ブルーアイ』のメダカになるなど、メダカの形質を大きく左右する成分でしょう。
キラキラと輝く「ラメ鱗」も、グアニンを多く含む鱗によって表現されています。
ちなみに、ビッグアイメダカは眼が大きいですが、特別に視力が良い・悪いというわけではありません。
もともと、メダカ自体が視力の良い魚なので、他の品種と変わらずに給餌などを行うことが可能です。
ビッグアイメダカは飼育しやすさは変わらず、ユニークな形質を楽しめる品種ですので今後の新品種にも期待が高まります。
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